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=== 太陽系の地球でこそ、力を引き出せる ===
=== 太陽系の地球でこそ、力を引き出せる ===
*太陽の通り道である黄道12宮の星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには地球上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、どの世界においても地球に存在する(ただしこの条件の場合、12の星座のほかに同じく黄道に位置し、[[アスクレプス]]が関連すると思われるへびつかい座とへび座が含まれる)。
*太陽の通り道である黄道12宮の星座に対応し、太陽に集約されたそれぞれの星座の次元力を引き出す効果を持つ。また、それには地球上にあることが最良であり、そこに引き寄せられる。なので、どの世界においても地球に存在する(ただしこの条件の場合、12の星座のほかに同じく黄道に位置し、[[アスクレプス]]が関連すると思われるへびつかい座とへび座が含まれる)。
**ただし、「いがみ合う双子」だけはなぜかジェミナイに存在していた。
**ただし、「いがみ合う双子」だけはなぜかジェミナイに存在していた。逆説的に言えば、ジェミナイは時空を超えた地球であった可能性がある。
== 十二のスフィア ==
== 十二のスフィア ==
:『'''偽りの黒羊'''』のスフィアとして[[アイム・ライアード]]が所持。[[アリエティス]]により運用が可能。
:『'''偽りの黒羊'''』のスフィアとして[[アイム・ライアード]]が所持。[[アリエティス]]により運用が可能。
:'''「現実から逃避する意志」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「嘘」'''によって活性化する。
:'''「現実から逃避する意志」'''によって覚醒し、自身・他者問わず'''「嘘」'''によって活性化する。
:同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って意味のある事が喋れなくなり、サード・ステージに入ると'''単語としてすら成立しなくなる'''。このためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする'''(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きない、'''つまり感情の平静を保つこと自体が反作用対策になるため。劇中では言及されなかったが、手話や筆談で克服できる可能性も高い''')。
:同調が進むとリアクターは感情の高ぶりに伴って意味のある事が喋れなくなり、サード・ステージに入ると'''単語としてすら成立しなくなる'''。このためクロウをして「相当なもの」と言わしめたが、この反作用に限れば'''実は現状一番安全なスフィアだったりする'''(他のスフィアの反作用が肉体か精神への重大な負荷であるのに対し、このスフィアの反作用は比較的だがある意味非常に軽い上に感情が高ぶらなければ起きない、'''つまり感情の平静を保つこと自体が反作用対策になるため。劇中では言及されなかったが、手話や筆談で克服できる可能性も高い''')。もっとも、最終的に誰も彼に見向きもしなくなれば「嘘」という概念自体が成立しなくなってしまうが。
:更に同調が進むと「'''真偽の境界の歪曲'''」が可能となり、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得ていた(明言されてはいないが恐らくサード・ステージにおけるスフィア・アクトだと思われる)。また、「相反する感情を意志で制御する⇒己の意志を偽る」という側面から、「相反する感情の衝突=己の意志と向き合うこと」を力とする『いがみ合う双子』の力を完全に封じることが出来る。
:更に同調が進むと「'''真偽の境界の歪曲'''」が可能となり、自らの死を偽り、自身の嘘(=偽物。要は実体を伴った分身)をいくらでも生成できる能力を得ていた(明言されてはいないが恐らくサード・ステージにおけるスフィア・アクトだと思われる)。また、「相反する感情を意志で制御する⇒己の意志を偽る」という側面から、「相反する感情の衝突=己の意志と向き合うこと」を力とする『いがみ合う双子』の力を完全に封じることが出来る。
:対の位置にある『揺れる天秤』の力が「思考の貫徹=己を偽らない力」であるのに対し、こちらは「'''己を偽る力'''」と言える。
:対の位置にある『揺れる天秤』の力が「思考の貫徹=己を偽らない力」であるのに対し、こちらは「'''己を偽る力'''」と言える。
:'''「相反する二つの意志」'''('''より正確には、ある感情の裏にある対極の意志。'''ガドライトの場合は'''「母星を失った憤怒とそれができない自分に対する諦観(プラスの中のマイナス)」'''、ヒビキの場合は'''「運命に屈する絶望とそれを覆す希望(マイナスの中のプラス)」''')によって覚醒・活性化する。
:'''「相反する二つの意志」'''('''より正確には、ある感情の裏にある対極の意志。'''ガドライトの場合は'''「母星を失った憤怒とそれができない自分に対する諦観(プラスの中のマイナス)」'''、ヒビキの場合は'''「運命に屈する絶望とそれを覆す希望(マイナスの中のプラス)」''')によって覚醒・活性化する。
:同調が進むと、リアクターは活性化に使用される感情のうちマイナス面が増幅されていく。このため、力を引き出すには対極に存在するプラスの感情を自らの意志で無理やりにでも励起させねばならず、「サイデリアルに勝てない」という諦念を増幅されたガドライトは怒りの根源を「ジェミナイの滅亡」から「ジェミナイが滅び、地球が守られる理不尽」へと変えることで強引にスフィアを稼動させていたが、その結果行動が逆恨みからの八つ当たりと化し、引きずられる形で人間性そのものも、かつてとはかけ離れた退廃的なものへと変貌していった。
:同調が進むと、リアクターは活性化に使用される感情のうちマイナス面が増幅されていく。このため、力を引き出すには対極に存在するプラスの感情を自らの意志で無理やりにでも励起させねばならず、「サイデリアルに勝てない」という諦念を増幅されたガドライトは怒りの根源を「ジェミナイの滅亡」から「ジェミナイが滅び、地球が守られる理不尽」へと変えることで強引にスフィアを稼動させていたが、その結果行動が逆恨みからの八つ当たりと化し、引きずられる形で人間性そのものも、かつてとはかけ離れた退廃的なものへと変貌していった。
:スフィア・アクトは「'''表面化する感情の逆転'''」であり、ガドライトはこの力で、他者の表面化しているもののさかしまに当たる感情(怒りなら恐れ、喜びなら悲しみなど)を顕在化させることでスペースノイドとアースノイドの対立を煽って開戦に仕向け、Z-BLUEの戦意を諦観へと変換した。実質、裏の欲求を表出化させるものであるため、能力解除後にもスイッチされた感情に対して違和感を感じることはない模様。
:スフィア・アクトは「'''表面化する感情の逆転'''」であり、ガドライトはこの力で、他者の表面化しているもののさかしまに当たる感情(怒りなら恐れ、喜びなら悲しみなど)を顕在化させることでスペースノイドとアースノイドの対立を煽って開戦に仕向け、Z-BLUEの戦意を諦観へと変換した。実質、裏の欲求を表出化させるものであるため、能力解除後にもスイッチされた感情に対して違和感を感じることはない模様。また、本人の言や代償から、顕在化する感情は元の感情と同程度の強さとなる模様(要は絶対値が同じ)。
:ただし、あまりに強い意志の持ち主に対しては完全に意志を交代させることは出来ず、スズネのように二面性を持つ人間の場合、隠されていた別の側面が出てくることもある。さらに感情の一部分のみを反転させることもできないため、連邦軍兵士が持っていた「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に対する不信感」が「[[信頼]]」に反転したことで、ゼロは連邦軍に対し、ギアスを使うことなく撤退させることに成功している。
:ただし、あまりに強い意志の持ち主に対しては完全に意志を交代させることは出来ず、スズネのように二面性を持つ人間の場合、隠されていた別の側面が出てくることもある。さらに感情の一部分のみを反転させることもできないため、連邦軍兵士が持っていた「[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]に対する不信感」が「[[信頼]]」に反転したことで、ゼロは連邦軍に対してギアスを使うことなく撤退させることに成功している。
:釣り合った二つの感情の衝突を力とするこのスフィアの特性は、さしずめ「'''対極を否定する力'''」と言える。
:釣り合った二つの感情の衝突を力とするこのスフィアの特性は、さしずめ「'''対極を否定する力'''」と言える。
:力を引き出すために必要なのは「相反する意志の衝突⇒己の感情と向き合う意志」。そのため、「己の感情に向き合わず逃避する」ことを強制する「偽りの黒羊」との相性が最悪(感情の衝突自体が起きなくなる)。また、二つの感情が釣り合った状態でないとやはり停止してしまうため、リアクターは常に己の感情のバランスを保つ必要がある。絶えず己と向き合い、勝つことも負けることも許されないという意味では、ある意味リアクターにかかる精神的負担がもっとも大きいスフィアとも言える。
:力を引き出すために必要なのは「相反する意志の衝突⇒己の感情と向き合う意志」。そのため、「己の感情に向き合わず逃避する」ことを強制する「偽りの黒羊」との相性が最悪(感情の衝突自体が起きなくなる)。また、二つの感情が釣り合った状態でないとやはり停止してしまうため、リアクターは常に己の感情のバランスを保つ必要がある。絶えず己と向き合い、勝つことも負けることも許されないという意味では、ある意味リアクターにかかる精神的負担がもっとも大きいスフィアとも言える。さらに、偽りの黒羊同様にリアクターに対して勝手に「感情の反転」を発動している節がある(無駄な戦いを仕掛ける・特異点の情報をばらすなど、やらなくていいどころかやってはいけないことをやらかしている)。
:星座のモチーフは、カストールとポリデュークスという双子。
:星座のモチーフは、カストールとポリデュークスという双子。
:性格分類においては、「社交性と神経質さの二面性」を司る。すなわち、相反する2側面を意味し、まさにその代償やスフィア・アクトを指し示していると言える。
:性格分類においては、「社交性と神経質さの二面性」を司る。すなわち、相反する2側面を意味し、まさにその代償やスフィア・アクトを指し示していると言える。
:なお、このスフィアについては「双子」という名前、そしてガドライトとヒビキの存在から「'''一対であり、二つ存在するのではないか(ジェニオンは元々片割れを持っていたのではないか)'''」という説がまことしやかに囁かれているが、そうだとすると、半分ずつとは言え覚醒の条件を満たし、同じくリアクターの資質を持っていながら、ガドライトは自在に扱いこなし、ヒビキは扱うどころか存在自体気づかない、というのは明らかにおかしく、ジェミニアが無制限に稼動するのに対し、ジェニオン・ガイが出力不足でまともに運用できなかったことからも否定できる(半分ずつ持っていたとすると、スフィアは共鳴せずとも単純動力としては使用できる点から鑑みて、ジェミニアだけが稼動できてジェニオン・ガイが出力不足、という事態は普通ありえない)。
:なお、このスフィアについては「双子」という名前、そしてガドライトとヒビキの存在から「'''一対であり、二つ存在するのではないか(ジェニオンは元々片割れを持っていたのではないか)'''」という説がまことしやかに囁かれているが、そうだとすると、半分ずつとは言え覚醒の条件を満たし、同じくリアクターの資質を持っていながら、ガドライトは自在に扱いこなし、ヒビキは扱うどころか存在自体気づかない、というのは明らかにおかしく、ジェミニアが無制限に稼動するのに対し、ジェニオン・ガイが出力不足でまともに運用できなかったことからも否定できる(半分ずつ持っていたとすると、スフィアは共鳴せずとも単純動力としては使用できる点から鑑みて、ジェミニアだけが稼動できてジェニオン・ガイが出力不足、という事態は普通ありえない)。スズネが乗った途端に出力が上昇した点や「欠片」なる何かを搭載しているらしい話からして、あるとすれば遠隔的・断片的に双子座の力を引き出す端末のようなものが搭載されていると思われる。
:このスフィアには他との根本的な違いとして、'''地球ではない別の星に存在していた'''という点がある。
:このスフィアには他との根本的な違いとして、'''地球ではない別の星に存在していた'''という点がある。
:このカードは水瓶座と関連があるとされ、描かれている女性は「相反する二つの要素を結びつける仲介者」という役割を持ち、また翼を持つことから「天使」とされている。割り振りは男性。
:このカードは水瓶座と関連があるとされ、描かれている女性は「相反する二つの要素を結びつける仲介者」という役割を持ち、また翼を持つことから「天使」とされている。割り振りは男性。
:「節制」のタロットが示す寓意は正位置が'''『調和』『自制』『献身』'''、逆位置が'''『浪費』『消耗』'''。
:「節制」のタロットが示す寓意は正位置が'''『調和』『自制』『献身』'''、逆位置が'''『浪費』『消耗』'''。
:「相反する感情の衝突」を力とする『いがみ合う双子』の対の位置にある。<!--対の性質を持つというスフィアの特徴と性格分類から考えると、その能力は「抑圧の開放」と思われる。即ち、相反する意思のスイッチである双子座に対して、射手座はぶつかり合って拮抗・抑圧されている意思を解き放つものと推測される(射手座は心の赴くままに行動するという性格がある)。-->
:「相反する感情の衝突」を力とする『いがみ合う双子』の対の位置にある。<!--対の性質を持つというスフィアの特徴と性格分類から考えると、その能力は「抑制の開放」と思われる。即ち、相反する意思のスイッチである双子座に対して、射手座はぶつかり合って拮抗・抑圧されている何かを解き放つものと推測される(射手座は心の赴くままに行動するという性格がある)。-->
:星座のモチーフは弓の名手であったケンタウルスの青年・ケイローン。
:星座のモチーフは弓の名手であったケンタウルスの青年・ケイローン。
:アポロンとアルテミスから数々の叡智を授かり、それを以って後の英雄達の師となったが、ヘラクレスの放った毒矢が偶然刺さってしまい、苦しみに耐えかねて不死の権能をプロメテウスに渡して落命した。
:アポロンとアルテミスから数々の叡智を授かり、それを以って後の英雄達の師となったが、ヘラクレスの放った毒矢が偶然刺さってしまい、苦しみに耐えかねて不死の権能をプロメテウスに渡して落命した。余談だが、プロメテウスはそれ以前に'''禁忌を犯したことで神の怒りに触れ、永きに渡り苛まれ続ける刑罰を受けている'''(プロメテウスはこの時点で既に不死だったという説がある)。
;山羊座(カプリコーン)
;山羊座(カプリコーン)
*アークセイバーシリーズはその全てがジ・インサーを源流としたコピー機の側面を持ち、限定的ながら次元力制御を可能としている。後に、アークセイバーの機体は搭乗者の意思に反応して出力を高める疑似スフィアとでもいうべきDエクストラクターを搭載し、さながら量産型スフィア搭載機になっている。ちなみにアークセイバーシリーズは[[黄道十二星座|誕生月の星座]]と関連がある[[金属・宝石|誕生石]]をモチーフにしてある。
*アークセイバーシリーズはその全てがジ・インサーを源流としたコピー機の側面を持ち、限定的ながら次元力制御を可能としている。後に、アークセイバーの機体は搭乗者の意思に反応して出力を高める疑似スフィアとでもいうべきDエクストラクターを搭載し、さながら量産型スフィア搭載機になっている。ちなみにアークセイバーシリーズは[[黄道十二星座|誕生月の星座]]と関連がある[[金属・宝石|誕生石]]をモチーフにしてある。
*シリーズ第1作のZ発売前に、「今回のロボットには何か路線があるのか?」などといった記者の質問を受けた際、寺田Pより「主人公機の武器は聖闘士星矢のような昔のジャンプのノリ」という回答があったが、ノリどころかそのまんまである(特に[[尸逝天]])。
*シリーズ第1作のZ発売前に、「今回のロボットには何か路線があるのか?」などといった記者の質問を受けた際、寺田Pより「主人公機の武器は聖闘士星矢のような昔のジャンプのノリ」という回答があったが、ノリどころかそのまんまである(特に[[尸逝天]])。
*12基+1基からなり、全てが機能し揃うことで宇宙全体の命運を握るアイテムで、パイロット&機動兵器と融合することで効果を発揮、機体を変質させて生物的な意匠をもたらす、という設定は、ゼノギアス(SRW未参戦)のアニマの器と良く似ているといわれる。同作品のアニマの器と結合した特殊機体、ギア・バーラーとして「シューティア(ドイツ語で牡牛座)」「レンマーツォ(射手を中国語読み)」「レグルス(獅子座の心臓の星)」なども登場している。
*12基+1基からなり、超常の領域から無尽蔵にエネルギーを引き出し全てが機能し揃うことで宇宙全体の命運を握るアイテムで、適合するパイロット&機動兵器と融合することで効果を発揮、機体を変質させて生物的な意匠をもたらすという設定は、ゼノギアス(SRW未参戦)のアニマの器と良く似ているといわれる。同作品のアニマの器と結合した特殊機体、ギア・バーラーとして「シューティア(ドイツ語で牡牛座)」「レンマーツォ(射手を中国語読み)」「レグルス(獅子座の心臓の星)」「アンドヴァリ(ニーベルングの指環の作成者)」なども登場している。ただし、「ヴィエルジェ(フランス語で乙女座)」という機体もあるがこちらはギア・バーラーではない他、全てのギア・バーラーが同傾向ではない。
== 関連人物 ==
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