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、 2012年8月4日 (土) 23:39
== ボルテスV(Voltes V) ==
*[[登場作品]]:[[超電磁マシーン ボルテスV]]
*分類:対ボアザン専用[[スーパーロボット]]
*全長:58 m
*重量:600 t
<!-- *装甲材質: -->
*動力:超電磁エネルギー(原子力エンジンから発生させる)
*開発者:[[剛健太郎]]([[ラ・ゴール]])
*主なパイロット
**[[剛健一]](メイン)
**[[峰一平]]
**[[剛大次郎]]
**[[剛日吉]]
**[[岡めぐみ]]
=== 機体概要 ===
アニメ『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』に登場する[[スーパーロボット]]。[[ボアザン星人]]の襲来を予期していた[[剛健太郎]]博士が、[[浜口博士]]や妻の[[剛光代|光代]]と協力して開発していた。
普段はボルトマシンと呼ばれる5台の戦闘メカに[[分離]]している。また、[[コン・バトラーV]]とは異なり、声紋認証でパイロットを認識している。[[合体]]時は5台すべてが宙に浮いてV字型の編隊を組み(Vトゥギャザー)、その後に「レッツ、ボルトイン」のキーワードとともに[[合体]]する。メインパイロットは、[[ボルト・クルーザー]]のパイロットで[[剛健太郎]]博士の[[地球]]での長男でもある[[剛健一]]。5機[[合体]]、武器の多さなど、[[コン・バトラーV]]とかぶる点が多いが、コン・バトラーと違い合体後の[[分離]]が自由であるため、アニメではボルテスVが相手の技で拘束された際に、ランダーだけ分離して単機で拘束を解いたりするなど、この点を有効に利用していた。ちなみにいざという時に気持ちの上で甘えないように、脱出装置は付いていない。このことは剛健太郎の前で偽ボルテスが破壊された時乗員が脱出し、見破られる要因となっている。さすがに脱出装置完備のスパロボではそんなことはないが。
なお、ボルテスVは「剣技での必殺技による決着」を定着させた[[スーパーロボット]]として有名であり、「○○剣××斬り」という必殺技の定番は、ボルテスVが生み出したと言える。
因みに最後のVはアルファベットの「ヴイ」ではなく、ローマ数字の「'''5'''」。ローマ数字は機種依存文字であるため、ネット等では代用としてアルファベットが使用される。本項目もそれにならう。
放送当時発売された玩具「超合金」では、コン・バトラー同様「重戦車形態」への変形が可能だったが、コン・バトラーと違ってこれは玩具オリジナルギミックに終わっている。
漫画作品『超電磁大戦ビクトリーファイブ』ではボルト・スピナー、ボルト・ローラーと追加合体し「'''ボルテスVII'''(セブン)」になっている。
=== スパロボシリーズにおいて ===
[[スーパーロボット大戦シリーズ]]では、初登場が『[[新スーパーロボット大戦]]』で、[[コン・バトラーV]]と共演するようになったのは[[スーパーロボット大戦α|α]]以降である。ボルトマシンの[[合体]]や[[分離]]まで再現する作品が少ないのもコン・バトラーVと同じであり、大抵は1ユニットとしてのみ登場する。1ユニットに5人のパイロットが搭乗しているため、[[精神コマンド]]が5人分使用できるという大きな利点がある。
[[分離]]可能な作品では[[コン・バトラーV]]同様に[[ボルト・フリゲート]]が[[修理装置]]を搭載しているため、分離→修理→合体というコンボが可能。
能力としては[[コン・バトラーV]]とほぼ同等。性能で言えば機体サイズを考慮してか本機の方が僅かにHP・EN・装甲が高く設定されていることが多い。また本機は近接武器だけでなく、射撃武器の性能も悪くなく、[[剛健一|健一]]の[[射撃]]も高いため、反撃によって敵を削ることも可能。一方でバランスを取るためか、最大攻撃力で見ればコン・バトラーの最強武器「超電磁スピン」の方が本機の最強武器「超電磁ボールVの字斬り」より優れていることが多い。
== 登場作品と操縦者 ==
=== αシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:初めて[[コン・バトラーV]]との競演を果たす。CGによる合体デモもあった。コン・バトラーと同じく武器数は多いが、攻撃力の低い武器が多く役立つ武器は限られる。後半で超電磁ボールVの字斬りが追加される。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:武器性能がα外伝仕様になった。初期攻撃力が軒並み引き上げられたおかげで無改造でもかなり戦える。一部武器の射程が伸びているのもありがたい。シリーズで初めて[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]が追加された。超電磁スピンVの字斬りをメインで使うなら超電磁ボールVの字斬りではなく天空剣Vの字斬りを改造するように。
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
:未来世界にワープ後序盤に復帰するユニットの一つであり、使う機会が多い。コン・バトラーと同様に武器[[改造]]費の高さの割に攻撃力の上昇値が低い。後半は[[激励]]、[[覚醒]]、[[再動]]、[[祝福]]&[[期待]]、[[かく乱]]といったサポート精神をそれぞれ分散して覚えるため、戦闘でなくサポートのために期待を送るという手も有効。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:DC版αにあった[[合体攻撃]]は追加されず。移動後に撃てる[[全体攻撃]]であるグランドファイヤーが強い。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]ではなかった[[コン・バトラーV]]との合体攻撃が追加、またシリーズで初めて[[コン・バトラーV]]と[[ダイモス]]3体での[[合体攻撃]]が追加された。<br />全体攻撃の重要性が上がったため、[[コン・バトラーV]]と比べて相対的に強くなったと言える。<br />[[コン・バトラーV]]よりも参戦が遅いが、グランドファイヤーが強力なので、撃墜数は稼ぎやすい。
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:携帯機シリーズでは初の[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]が追加。武装追加は[[コン・バトラーV]]と[[ダイモス]]との3択になる。[[合体攻撃]]を持たず、単体最強武装が追加される[[ダイモス]]が最優先となり、本機はまだ[[合体攻撃]]があるため、武装追加の優先順位は2番となる。武装が追加されない場合、単機能力では[[コン・バトラーV]]に劣り、合体攻撃もシステム上ボルテス側から放った場合、威力が落ちてしまう。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:[[合体攻撃]]のシステムの変更に伴い、[[コン・バトラーV]]との差は縮まった。本作では健一の[[ガンファイト]]Lvが上昇するので最終的に射程が非常に長いスーパー系ユニットになる。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:[[スーパーロボット大戦A|A]]とほぼ同性能だが、[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]に「超電磁スマッシュ」が追加された。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:[[合体攻撃]]「超電磁スピンVの字斬り」がパワーアップ前から使えるが、内容は違っている。[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]で実力は申し分ないが、序盤から登場するコン・バトラーと比べて撃墜数が稼ぎ辛いのが難点か。
;[[スーパーロボット大戦L]]
:プロローグに登場後、しばらくして正式加入。最初から超電磁ボールまで使えるので序盤からダメージソースとして活躍する。ボルトマシン・スピンやコン・バトラーとの合体攻撃は後半に入ってから。
=== 単独作品 ===
;[[新スーパーロボット大戦]]
:初登場作品。宇宙編では序盤のみで、地上編では最後まで参戦。健一は射撃が強くボルテスVは格闘が強いというチグハグな面はあるものの、サブパイロットの一平が魂持ちのため、破壊力は参戦ユニット中最強クラスである。
== 装備・機能 ==
ボルテスVは多数の武器を搭載していることになっているが、印象としてはせいぜい10種類程度であろう。そういう意味では、コン・バトラーVより武装が削られているユニットという印象がない。
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 射撃兵装 ====
;ガトリングミサイル
:指先から多数の小型ミサイルを発射する。収納場所は謎。反撃・ダメージ調節に便利。
;ボルテスバズーカ
:巨大バズーカ。腕が丸ごと砲身になる。射程の短さをカバーする貴重な武器であり、弾数制限があるものの、反撃の際にはとても有用である。射撃が得意な健一の能力とも相まって使い出のある武器。PSP版Aでは健一の[[ガンファイト]]によりかなりの射程距離になる。
==== 格闘兵装 ====
;超電磁ストリングス
:腰部に装備された粘着性あるワイヤー。ムチのように撓り、相手を撥ね退ける。[[αシリーズ]]ではなぜか射程1。
;超電磁ゴマ
:燃費抜群の近距離汎用武器。超電磁ストリングによって弾き出されたコマから刃が飛び出し、相手を切り裂く。ストリングだけを鞭のようにして使うこともできる。スパロボではP属性有射程の武器として、使用頻度の高い武器である。
;グランドファイヤー
:腹部の火炎放射器。単純に火を噴くだけではなく、球状にして放ったり、噴射の勢いで相手を吹っ飛ばしたりもできる。第2次αではALL兵器となり、一気に使いやすくなった。
;天空剣
:ボルテスVの代名詞ともいえる必殺の武器。胸パーツが分離して柄と刃を展開するため、使う時の胸部もゲーム中きっちり再現されている。アニメでは様々な攻撃方法があったが、SRWでは以降に挙げる3種類が主に登場する。
;天空剣・一文字斬り
:「天空剣」と表記されている場合、基本は横に一閃する『一文字斬り』である。通常、それほどENが必要ない割には攻撃力が高く、コストパフォーマンスがいい。Jでは[[コンボ]]版もある。
;天空剣・Vの字斬り
:最も印象に残るであろう、ボルテスVの必殺技。天空剣を袈裟斬りに振り下ろし、途中で止めて両刃の特性を生かし、別方向に切り上げる。この時、超電磁フィールドのエネルギーが残留し、剣筋がまるでV字に輝いているように見える。
;天空剣・超電磁ボールVの字斬り
:原作途中で追加された超電磁ボールを相手に当て、その上で天空剣・Vの字斬りを見舞う、ボルテスVの最終必殺技。原作では、天空剣の効かない[[マキシンガル合金]]鎧を装備した鎧獣士を、この技を使って撃破した。
;ボルトマシン・スピン
:一旦合体を解除し、合体時のフォーメーションを組んだまま全機体が高速スピン状態となって突撃し相手を穿つという、ボルテス版の変則超電磁スピンとも呼べる技。止め演出として、本編そのままの再合体シーンが挿入されるのが特徴。Lで初めて追加された。
=== [[合体攻撃]] ===
;超電磁スマッシュ
:[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]。初登場はDC版α。超電磁ヨーヨーと超電磁コマの連携技。
;超電磁烈風正拳突き
:[[コン・バトラーV]]と[[ダイモス]]との合体攻撃。[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]で登場。超電磁ボールで敵を拘束し、グランダッシャーのレールの上をトランザーが疾走、ダイモスに変形して烈風正拳突きを叩き込む。
;超電磁スピンVの字斬り
:[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]。「超電磁タツマキ→超電磁ボール→天空剣・Vの字斬り→超電磁スピン」のように攻撃する。攻撃の順番は、作品により多少のばらつきがある。気力条件やEN消費が非常に厳しいものの、攻撃力は折り紙つきである。[[スーパーロボット大戦A|A]]から登場。ちなみにJでは超電磁ボールが使われず、タツマキでボルテスVを打ち上げるとともに敵を拘束し、Vの字斬りとスピンを叩き込むというもの。
;グランダッシャー天空剣
:[[コン・バトラーV]]との[[合体攻撃]]。グランダッシャーに変形したコン・バトラーの上にボルテスが乗って天空剣で斬りにかかる。上記超電磁スピンVの字斬りよりも攻撃力は低いが、燃費は良く最大[[射程]]も3で使いやすい。[[スーパーロボット大戦J|J]]で登場。
=== [[特殊能力]] ===
;剣装備
:[[切り払い]]を発動。
;[[分離]]
:5機の[[ボルトマシン]]に分離する。α外伝以降の作品では実装されていない。
=== 移動タイプ ===
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]可能。
=== [[サイズ]] ===
;L
:
=== カスタムボーナス ===
;「[[特殊能力]]『[[対ビームコーティング|ビームコート]]』装備」
:A PORTABLEにて。他のカスタムボーナスに比べ貧相感がぬぐえない。
== 機体[[BGM]] ==
;「ボルテスVの歌」
:
== 関連機体 ==
;[[ボルト・クルーザー]]
:ボルトマシン1号機。ボルテスVのメインコントロールを担う。
;[[ボルト・ボンバー]]
:ボルトマシン2号機。ボルテスVの攻撃セクションを担う。
;[[ボルト・パンザー]]
:ボルトマシン3号機。ボルテスVのエネルギーセクションを担う。
;[[ボルト・フリゲート]]
:ボルトマシン4号機。ボルテスVの修理・補修セクションを担う。
;[[ボルト・ランダー]]
:ボルトマシン5号機。ボルテスVの偵察・分析セクションを担う。
;ボルト・スピナー
:ボルトマシン6号機。ボルテスVIIへの追加合体用無人(有人操縦も可)機。SRW未登場。
;ボルト・ローラー
:ボルトマシン7号機。ボルテスVIIへの追加合体用無人機。SRW未登場。
== 他作品の関連機体 ==
;[[コン・バトラーV]]
:
;[[ダイモス]]
:
<!-- == 対決 == -->
<!-- == 名場面 == -->
== 商品情報 ==
<amazon>B000EPF7J0</amazon>
== 話題まとめ ==
最初は"銃"による必殺技で敵を倒す予定だったが、スポンサーの急な要望で“剣”になり、それまでの基本設定も白紙になった。
<!-- == 資料リンク == -->
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[[Category:登場メカは行]]
[[Category:超電磁マシーン ボルテスV]]