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:この頃から、すでに高いニュータイプとしての資質があったのである。また、同じ頃グリプス付近宙域を[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に乗りながら偵察していた、後に人生の師匠ともなる[[クワトロ・バジーナ]]もこの時のカミーユの波動を感じていた……。
:この頃から、すでに高いニュータイプとしての資質があったのである。また、同じ頃グリプス付近宙域を[[リック・ディアス (クワトロ専用)|リック・ディアス]]に乗りながら偵察していた、後に人生の師匠ともなる[[クワトロ・バジーナ]]もこの時のカミーユの波動を感じていた……。
;「怖いんです、怒鳴る人は……」
;「怖いんです、怒鳴る人は……」
:釈放が決まり、マトッシュに同行していた紳士が、カミーユの手錠を外しながら「君が身分不詳のスペースノイドなら、4、5日は彼に可愛がられるところだ」と忠告。それに「そうなんですか? スペースノイドって」と返す。
:釈放が決まり、マトッシュに同行していた紳士が、カミーユの手錠を外しながら「君が身分不詳のスペースノイドなら、4、5日は彼に可愛がられるところだ」と忠告。それに「そうなんですか? スペースノイドって」と返す。[[一年戦争]]が締結してから7年が経過した現在でも、[[ジオン公国]]が敗れた事も重なって[[スペースノイド]]は、[[アースノイド]]や[[地球連邦政府]]から冷遇されている事が伺える。
:すかさずマトッシュが「釈放が決まればしゃべるのか? 現金な奴だ」と嫌味を浴びせると、カミーユはこう返した。このしれっとした態度がマトッシュの癪に触り……。
:すかさずマトッシュが「釈放が決まればしゃべるのか? 現金な奴だ」と嫌味を浴びせると、カミーユはこう返した。このしれっとした態度がマトッシュの癪に触り……。
;「煽ったのは、そちらでしょう!」
;「煽ったのは、そちらでしょう!」
:半ば成り行きだったとはいえMk-IIを奪って、ティターンズを相手に散々暴れまわったあげく、ようやく頭が冷え冷静さを取り戻したカミーユの目に飛び込んできたのは、しっちゃかめっちゃかになったグリーンノアの惨状であり、倒壊した自宅であった。
:半ば成り行きだったとはいえMk-IIを奪って、ティターンズを相手に散々暴れまわったあげく、ようやく頭が冷え冷静さを取り戻したカミーユの目に飛び込んできたのは、しっちゃかめっちゃかになったグリーンノアの惨状であり、倒壊した自宅であった。
:以前からティターンズが気に入らなかったとはいえ、ジェリドに名前を馬鹿にされた事から始まり、頭に血が上って感情任せにマトッシュに仕返ししようと後先考えずに行動した結果、巻き添えを食らった幼馴染のファは泣く泣く母と逃げながら避難しており、家庭にいい思い出がなく両親にも失望しており、帰りたいとも思っていなかった自分の家もジムIIの爆発で完全に倒壊していたのをモニターで確認して、呆然と呟く。
:以前からティターンズが気に入らなかったとはいえ、ジェリドに名前を馬鹿にされた事から始まり、頭に血が上って感情任せにマトッシュに仕返ししようと後先考えずに行動した結果、巻き添えを食らった幼馴染のファは泣く泣く母と逃げながら避難しており、家庭にいい思い出がなく両親にも失望しており、帰りたいとも思っていなかった自分の家もジムIIの爆発で完全に倒壊していたのをモニターで確認して、呆然と呟く。
:自分が取り返しのつかない事をしてしまったと自覚するのと同時に、もはやこうなった以上カミーユに残されていた選択肢は、グリーンノアを出て行き、[[エゥーゴ]]のクワトロらについていく他はなかったのである。
;「いえ、行きます。連邦軍は嫌いですし、何よりもティターンズはもっと嫌いなんです」
:Mk-IIを無傷の状態で2機も捕獲する事に成功し、クワトロ達リック・ディアス隊がグリーンノアから脱出しようとした時に、クワトロから「どうした?付いてこないのか?」と声をかけられて時の返答。
:自分が取り返しのつかない事をしてしまったと自覚するのと同時に、もはやこうなった以上カミーユに残されていた選択肢は、グリーンノアを出て行き、エゥーゴのクワトロらについていく他はなかったのである。なお、今回の件でティターンズとの直接的な因縁が生まれたわけだが、以前からカミーユが連邦軍やティターンズを嫌っていた本当の理由は別のところにあり、それが明かされるのは後の話になってからである。
;「いつもそうだ……いつもそうだ。いつもそうやって、あなたは何やってんです、そんなとこで!」
;「いつもそうだ……いつもそうだ。いつもそうやって、あなたは何やってんです、そんなとこで!」
:3話で、カミーユの両親を人質にとったティターンズの総司令官[[バスク・オム]]から「Mk-IIを返さなければ両親を殺す」というヤクザ顔負けの脅迫を受け、助けるべくMk-IIで無断出撃したものの、カプセルの中に入れられて何か叫んでいる母ヒルダを見て苦々しく呟く。
:3話で、カミーユの両親を人質にとったティターンズの総司令官[[バスク・オム]]から「Mk-IIを返さなければ両親を殺す」というヤクザ顔負けの脅迫を受け、助けるべくMk-IIで無断出撃したものの、カプセルの中に入れられて何か叫んでいる母ヒルダを見て苦々しく呟く。