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、 2012年8月3日 (金) 00:42
== アストラギウス銀河(Astragius Galaxy) ==
『[[ボトムズシリーズ]]』の舞台となる宇宙。外周から中心部まで約13万光年におよぶ渦状銀河で、銀河系とは別の宇宙とも、遥か未来の姿とも言われているが詳細は不明。
=== 特徴 ===
記録に残っている限り、8万5千年前に銀河中心に位置する惑星クエントにおいて最初に文明が発生したとされており、古代[[クエント人]]の創り上げた文明は3000年前に最高潮に達し外宇宙へと進出、銀河全体に勃興していた原始文明にその技術が波及したことによって、銀河全体に広く人類が分布するようになった。
その中でいち早く銀河に勢力を拡大した[[バララント同盟]]と、それに抵抗する星々が寄り集まった[[ギルガメス連合]]という二大勢力が発生し、2000年にも及ぶ戦争の歴史が始まることとなる。
この古代クエントの技術の波及は古代クエント人から生まれた[[異能生存体|異能者]]達(後の[[ワイズマン]])によって意図的に引き起こされたものであり、高度な恒星間航行技術やテラフォーミング技術が普及している反面、人々の生活水準や文明レベルは20世紀後半から21世紀初頭の[[地球]]のそれと大差ないといういびつな技術体系が生まれることとなった。
=== 主な勢力 ===
;[[バララント同盟]]
:首星は惑星バラン。大バラン主義という国家主義思想を掲げる星間国家同盟で、ギルガメス連合と比べて国力に勝る。ボトムズシリーズの物語ではほとんど背景として描かれており、詳細は明らかになっていない。
;[[ギルガメス連合]]
:大バラン主義に反抗する星々によって結ばれた軍事通商連合。連合の名となった惑星ギルガメスはすでに消滅しており、現在の首星は惑星メルキアがその座に付いている。
;[[惑星クエント]]
:かつて古代クエント文明としてアストラギウス銀河に隆盛を誇ったクエント人の母星。現在では文明を捨て去り原始的な生活を送っている。
;汎銀河宗教結社マーティアル
:アストラギウス銀河全域において信奉され、ギルガメス・バララント双方に強い影響力を持つ巨大宗教。「闘争こそ調和と進化の源」が教義であり、惑星ジアゴノを総本山とする。<br />元々はジアゴノの原始宗教に過ぎなかったのだが、闘争(戦争)のコントロールによるアストラギウス銀河の間接支配を目論んだ異能者達の密かな援助を受け、現在に至る。その教義故に軍人に信者が多く、教団幹部も退役軍人が多数を占めている。<br />全体のアストラギウス銀河で用いられる共通暦「アストラギウス暦」はジアゴノにおいて神の啓示を記した碑石が発見された年を元年としてる。<br />なお、TVシリーズに登場した[[秘密結社]]は、破門されたマーティアルの一教区が母体になっている。
=== アストラギウス銀河の軍事兵器 ===
元来、宇宙戦艦と恒星間航行ミサイルを主体としていたが、アストラギウス暦7113年に勃発した第三次銀河大戦、後の[[百年戦争]]において[[AT]]とよばれる人型兵器が開発された。
詳細は「[[アーマード・トルーパー]]」を参照。
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