24行目:
24行目:
生来の魔力については実父アルザールを凌駕すると言われており、実母が王族関係者に悲惨な仕打ちを受けた際、その魔力を解放して周囲を驚かせた逸話がある。
生来の魔力については実父アルザールを凌駕すると言われており、実母が王族関係者に悲惨な仕打ちを受けた際、その魔力を解放して周囲を驚かせた逸話がある。
+
+
春秋戦争時、シュウのもとに身を寄せてからは彼が何をするかを見届けるために彼とともに行動している。
なお、彼が男系であるにもかかわらず姉のモニカより王位継承権が低いのは、母・ナタリアの出自に原因がある。ナタリアの祖先にあたるノーランザ家は何かの悲劇に見舞われた結果、呪われた一族という評価を下され、グラン(王族の証)と名乗ることを禁じられたといわれている。テリウスは母親であるナタリアを王家の血に連なる人間として深く敬愛しており、母(と自身のなか)に流れるノーランザの血を誇りと感じている。そのためナタリアを侮辱する相手には実力行使も厭わない。
なお、彼が男系であるにもかかわらず姉のモニカより王位継承権が低いのは、母・ナタリアの出自に原因がある。ナタリアの祖先にあたるノーランザ家は何かの悲劇に見舞われた結果、呪われた一族という評価を下され、グラン(王族の証)と名乗ることを禁じられたといわれている。テリウスは母親であるナタリアを王家の血に連なる人間として深く敬愛しており、母(と自身のなか)に流れるノーランザの血を誇りと感じている。そのためナタリアを侮辱する相手には実力行使も厭わない。
−
−
=== 魔力弾事件~[[春秋戦争]]([[地上人召喚事件]]) ===
−
−
シュテドニアス連合軍の偽装テロ(魔力弾事件)で王都ラングランと王宮グランパレスが破壊されてから、各地を転々と渡り歩く逃亡生活を送っていた。その流離の日々も、バランタイン州(クサカ市)の隠れ家をカークス軍に捕捉されたことで終わりを告げる。
−
−
自身を政治的に祭り上げ、影武者までたてるカークスに苛立ちと怖れを感じたテリウスは脱走を決意。ブルクセン州で追手の追撃を振り切れず「影縛りの術」を施されるも、秘めた才覚で術を打ち破り、テリウス勧誘のため姿を現したシュウの言葉に感銘を受け、他者に束縛されない自由を求めてシュウの仲間となる。
−
−
シュウが彼を保護したのも目的があってのことだが、シュウの場合は彼の潜在能力を開花させて[[ヴォルクルス]]復活の儀式を滞りなく行うというものであった。また、彼は上述したようなテリウスの魔力の素質を見抜いており、彼に自身の才覚を認識させて自律的な判断をさせてやりたいという兄弟愛的な側面(あるいは、実力のある者は相応に自由を愛し尊ぶべきというシュウ自身の姿勢を、潜在的な実力がある彼にも分からせたかったという心情)もあったのかもしれない。結果、彼はヴォルクルスとの戦いの後も、自身の判断でシュウについていくことを決めるのであった。
−
−
=== [[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]]([[封印戦争]]) ===
−
シュウに従い、地上と宇宙を転戦。『[[チーム・ジェルバ]]』の面々と共闘して[[ゴライクンル]]の侵略に立ち向かう。
−
−
=== [[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] 第二章([[三國戦争]]) ===
−
シュウとともにルオゾールの暗躍にあたる。街中で突然老人(邪教の刺客)に剣で斬りつけられるなど、命を脅かされるスリリングな体験をしている。
−
−
=== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD~魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ===
−
「[[シュテドニアス南北戦争]]」で久々に前線に立つ。IIIでは第二章同様、隠密活動に従事しており、南宗家の執事ロスポールの救出に関与した。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦EX]]
;[[スーパーロボット大戦EX]]
−
:「シュウの章」で仲間になる。仲間になった時点では実力不足のため、数回特訓シナリオを繰り返してレベルを上げる必要がある。
+
:「シュウの章」で仲間になる。各地を転々と渡り歩く逃亡生活を送っていたがカークス軍に保護される。シュウに発破をかけられカークスに政治的に祭り上げられるのを嫌いカークスの下から脱走。シュウに保護され彼の仲間になる。仲間になった時点では実力不足のため、数回特訓シナリオを繰り返してレベルを上げる必要がある。
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
:今回はいるだけで戦わない。
:今回はいるだけで戦わない。
59行目:
44行目:
:「シュウの章」から久々に操者として参戦する。[[精神コマンド]]はなかなかいいものを持っているが、パイロット能力がイマイチなのと乗機がガディフォールなのがいただけない。そもそも仲間になったことすらシナリオ中で語られない。
:「シュウの章」から久々に操者として参戦する。[[精神コマンド]]はなかなかいいものを持っているが、パイロット能力がイマイチなのと乗機がガディフォールなのがいただけない。そもそも仲間になったことすらシナリオ中で語られない。
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]]
−
:主な出番はラングランルートのみに集中している。
+
:本編での活躍はロスポールを救う時だけだが、DLCではたびたび登場する。
=== [[OGシリーズ]] ===
=== [[OGシリーズ]] ===
108行目:
93行目:
;[[シュウ・シラカワ]](クリストフ・グラン・マクソード)
;[[シュウ・シラカワ]](クリストフ・グラン・マクソード)
:従兄。彼の元でより強くなりたいとの思いから同行。ヴォルクルスを滅ぼした後は、彼の行動を観察したいとの理由で引き続きついていくことにした。
:従兄。彼の元でより強くなりたいとの思いから同行。ヴォルクルスを滅ぼした後は、彼の行動を観察したいとの理由で引き続きついていくことにした。
+
;[[モニカ・グラニア・ビルセイア]]
+
:異母兄弟の姉で、王位継承権第二継承者。彼女もテリウスと同じくシュウの下で行動しているが、彼は彼女にも引っ張られているようである。
+
;[[サフィーネ・グレイス]]
+
:旅の仲間。当初は振り回されていたが最近は気軽に話せる仲になっている。
=== [[神聖ラングラン王国]] ===
=== [[神聖ラングラン王国]] ===
118行目:
107行目:
;[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
;[[セニア・グラニア・ビルセイア]]
:異母兄弟の姉。幼い頃に遊び相手していたが、結構いじめられていたようである(彼女に悪気はない)。
:異母兄弟の姉。幼い頃に遊び相手していたが、結構いじめられていたようである(彼女に悪気はない)。
−
;[[モニカ・グラニア・ビルセイア]]
−
:異母兄弟の姉で、王位継承権第二継承者。彼女もテリウスと同じくシュウの下で行動しているが、彼は彼女にも引っ張られているようである。
;[[カークス・ザン・ヴァルハレヴィア]]
;[[カークス・ザン・ヴァルハレヴィア]]
:自身の保護者であるが、彼が自身を政治的に利用しようとしたことを嫌って彼の下から去り、シュウの下へつく。なお、影武者テリウスが戴冠式で母親の名前を「ゾラム・ラクシュミー」と呼ばれた際に何も反応がなかったことを見て、フェイルはカークスの下にいるテリウスが影武者であると看破した。
:自身の保護者であるが、彼が自身を政治的に利用しようとしたことを嫌って彼の下から去り、シュウの下へつく。なお、影武者テリウスが戴冠式で母親の名前を「ゾラム・ラクシュミー」と呼ばれた際に何も反応がなかったことを見て、フェイルはカークスの下にいるテリウスが影武者であると看破した。
+
+
=== その他 ===
+
;[[ロスポール・ザン・ウェルバー]]
+
:彼の命を救った。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
−
<!--
=== 戦闘台詞 ===
=== 戦闘台詞 ===
−
-->
;「反撃、反撃。一応やっとかないとね」
;「反撃、反撃。一応やっとかないとね」
:『DP』での反撃時汎用台詞。全く勢いのない適当な口調である。
:『DP』での反撃時汎用台詞。全く勢いのない適当な口調である。
−
<!--
+
=== 旧シリーズ ===
+
;「さっき、カークスが説明したとおりだよ。ぼくは新ラングラン王国の初代国王になる」
+
:フェイルとカークスの会談に姿を現して。OGDPでは影武者が発言したことになっている。
+
;「はあ、はあ・・・ぼくは・・・ぼくは、もういやだ!! 人の言いなりに動くのはもう・・・」<br />「・・・ぼくは今まで、いつもだれかの陰に隠れていたような気がする・・・でも・・・クリストフ、ぼくを連れて行ってくれ!」<br />「マサキ、ぼくはクリストフと一緒に行く。もう、決めたんだ。ジャマしないでくれ!」
+
:カークスの下から脱走するが、追跡部隊につかまり影縛りで動けなくなってしまう。しかし、それを自力で逃れ突然現れたシュウと共に行くことを宣言した。OGではハガネに乗艦していたフェイルにも宣言する。
+
;「ふん・・・こんな事をして何になるっていうんだ。どうせぼくは、かざりものの王位につけられるだけなんだ・・・」<br />「昔からそうだ・・・いつも兄さんとくらべられて・・・どうせぼくなんか、何の役にも立たないんだ・・・」
+
:シュウの章でカークス軍に保護されて愚痴を呟いていたが突如現れたシュウに発破をかけられ上記の行動につながる。
+
;「そりゃね。でも・・・なんだろうな・・・少し、わくわくするような・・・そんな気もする」
+
:デモンゴーレムを使った修行を終えて。DPでは修行の前に発言している。
+
;「・・・ガラじゃないよ。それに今は、王位なんかより、よっぽど面白そうな事を見つけたからね。シュウ、君がこれから何をするのか、ぼくが見とどけてやるよ」
+
:ヴォルクルスとの戦いを終えて。ラングランに戻ることもできたがシュウとともに行くことを選んだ。
+
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
=== [[魔装機神シリーズ]] ===
+
==== 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL ====
+
;「それがさ、どうやら地上にいるらしいんだよ。さっき、グラム外務卿とラフィット中将の話を偶然耳にしたんだ」
+
:シュウに関する話をモニカに伝えて。何故この二人がシュウの居場所を知っていたかは不明。テリウスは何らかの命令を受けていると考えている。
+
+
==== 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD ====
+
;「へぇ、ラングランを出奔してバゴニアについた君が、それを言うんだ?」
+
:ファングとの戦闘前会話。痛いところを突かれたファングは黙ってしまった。
+
;「あいてて……ガディフォールじゃこの辺が限界かな……僕ももう少し強くなった方がいいかも。悪いけど、ク……シュウ。脱出するから」
+
:ガディフォールでアンティラス隊に立ち向かうも撃墜され。Fでは姉達が乗り換えたが彼はどうなるか。
+
;「まさか。面倒臭いって思っただけさ」
+
:エルシーネの墓参りでサフィーネからヴォルクルスに怖気づいたかと言われ。シュウの代わりだが黙祷やサフィーネの心配をするなど気を利かしていたが彼の本質は変わっていなかった。
+
==== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ====
==== 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE ====
−
-->
+
;「……けど、人助けなんて、らしくない事しちゃったよな」
+
:ラングランルートでアンティラス隊との戦いを終えたシュウの前に現れて。後にロスポールを助けていたことが明らかになる。
+
;「ま、言ってみれば多分、無理に1人で頑張らなくてもよかった……そう言いたかったんじゃないかな」
+
:DLC「外法・傀儡召喚」でシュウの分かりづらいアドバイスをガエンに簡潔に説明する。
;「あの2人を怒らせるなんて。どこの誰だか知らないけど……随分とバカなことをしちゃったね」
;「あの2人を怒らせるなんて。どこの誰だか知らないけど……随分とバカなことをしちゃったね」
−
:魔装機神III「女の敵」にて、粗悪なコラ写真に憤慨したサフィーネとモニカの姿にテリウスはその犯人に向かって半ば呆れた表情で語った。
+
:DLC「女の敵」にて、粗悪なコラ写真に憤慨したサフィーネとモニカの姿にテリウスはその犯人に向かって半ば呆れた表情で語った。
:実際に、[[エリック・グレゴリック|主犯である]][[ズネロ・ホネーガ|バカ二人]]は戦闘終了後にサフィーネとモニカ両名によってキツイお仕置きを受けたそうだ。
:実際に、[[エリック・グレゴリック|主犯である]][[ズネロ・ホネーガ|バカ二人]]は戦闘終了後にサフィーネとモニカ両名によってキツイお仕置きを受けたそうだ。
+
+
== 搭乗機体・関連機体 ==
+
;[[ガディフォール]]
+
:砂塵の魔装機。量産機。春秋戦争で乗ってからずーっと乗り続けている。オールトのブローウェル・カスタムのように目立った改造もしていない。
{{魔装機神シリーズ}}
{{魔装機神シリーズ}}