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616 バイト追加 、 2014年8月3日 (日) 17:52
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その結果、ガドライトとの最後の激突において、感情のバランスを崩しスフィアの制御を失ったガドライトから、搭乗機の類似による収斂進化現象もあいまって直接「いがみ合う双子」を奪取、新たなスフィア・リアクターとなった。リアクターである以上反作用は避けられないのだが、ガドライトによって既に「いがみ合う双子」は覚醒状態であるため、この先どうなるのかは不透明。
 
その結果、ガドライトとの最後の激突において、感情のバランスを崩しスフィアの制御を失ったガドライトから、搭乗機の類似による収斂進化現象もあいまって直接「いがみ合う双子」を奪取、新たなスフィア・リアクターとなった。リアクターである以上反作用は避けられないのだが、ガドライトによって既に「いがみ合う双子」は覚醒状態であるため、この先どうなるのかは不透明。
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また、テンシとの邂逅の影響なのか、ジェニオンの影響なのかは不明だが、そのほかに「ブーストアップ」という特殊能力を持っている。これは、身体能力・思考速度などを10秒前後の間10倍以上に跳ね上げて行動するというもので、使用後にはヒビキの体に大きな疲労として負荷がかかり、ジェニオンの転送も回復までは不可能。その割には、結構どうでもいいタイミングで使っていることがある。この「ブーストアップ」はジェニオンのTS-DEMONともある程度リンクしているようだが、時獄篇の完結辞典ではテンシ関連の事柄ともども詳細は不明。また、[[不動ZEN]]はこれを「呪い」と評しているが、同時にどう使うのかはヒビキ次第だとも述べている。
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=== ブーストアップ能力 ===
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テンシとの邂逅の影響なのか、ジェニオンの影響なのかは不明だが、そのほかに「ブーストアップ」という特殊能力を持っている。これは、身体能力・思考速度などを10秒前後の間10倍以上に跳ね上げて行動するというもので、使用後にはヒビキの体に大きな疲労として負荷がかかり、ジェニオンの転送も回復までは不可能(その割には甲児やAGへの威嚇など、どうでもいいタイミングで使っていることがある)。この「ブーストアップ」は任意発動のほか、ジェニオン・ガイの初起動時、「いがみ合う双子」を奪い取った際など、TS-DEMONの起動や「いがみ合う双子」の発動と同じ「相反する二つの感情の衝突」を感知すると勝手に発動するらしい。また、[[不動ZEN]]はこれを「呪い」と評しているが、同時にどう使うのかはヒビキ次第だとも述べている。
    
ガドライトの最期の言葉からすると、どうやら母の死にも何かしらの背景があるようだが詳細は不明。
 
ガドライトの最期の言葉からすると、どうやら母の死にも何かしらの背景があるようだが詳細は不明。
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;家族
 
;家族
:両親と姉が一人いたが、いずれも本編開始前に死別。父親は元[[ブリタニア・ユニオン]]のブラックベレーに所属していた軍人で、ジークンドーは彼譲り。
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:両親と姉が一人いたが、いずれも本編開始前に死別。父親は元[[ブリタニア・ユニオン]]のブラックベレーに所属していた軍人で、ジークンドーは彼譲り。「ナイト」のハンドルネームは姉からもらったもの。
 
:母については事故死した以外不明だが、なぜかガドライトが死に際に彼女のことを口にしている。これは何を意味するのか……?
 
:母については事故死した以外不明だが、なぜかガドライトが死に際に彼女のことを口にしている。これは何を意味するのか……?
 
;[[西条涼音]]
 
;[[西条涼音]]
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:[[ジェニオン]]を受け渡したDEMのエージェントロボ。胡散臭く思いながらも、段々と腐れ縁の様な信頼関係を築いていく。
 
:[[ジェニオン]]を受け渡したDEMのエージェントロボ。胡散臭く思いながらも、段々と腐れ縁の様な信頼関係を築いていく。
 
;[[柏葉真紀]]
 
;[[柏葉真紀]]
:同様の境遇におかれたシンヤ達が入院している病院の看護師。交際中だがジェニオンのことは明かしていない。
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:同様の境遇におかれたシンヤ達が入院している病院の看護師。交際中(ということになっている)だがジェニオンのことは明かしていない。
:一緒に出かけている姿を目撃されるなど(辞典も含めて)周囲は完全に恋人と見ているが、実の所ヒビキ自身がそう明言したことはない(そういったことを突っ込まれると途端にしどろもどろな口調となる)。というか、'''はっきりと真紀が好きとすら言っていない'''
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:一緒に出かけている姿を目撃されるなど(辞典も含めて)周囲は完全に恋人と見ているが、実の所ヒビキ自身がそう明言したことはない(そういったことを突っ込まれると途端にしどろもどろな口調となる)。というか、'''はっきりと真紀が好きとすら言っていない'''。マキ当人からのアプローチに対してもさらっと流してしまっており、関係は不透明。
 
;大原信也、白井美沙子
 
;大原信也、白井美沙子
 
:「血塗られた目」を発症した同類達。
 
:「血塗られた目」を発症した同類達。
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:仇敵。時空震動を受けて朦朧としていたところで目撃したため、大まかな印象だけで詳細がわかっていない。直視した者は精神を破壊されるため、現在のところそれに関する情報を持っているといえるのはヒビキ一人。その声は聞く者の心を蝕み、やがて完全に破壊して廃人にしてしまう。
 
:仇敵。時空震動を受けて朦朧としていたところで目撃したため、大まかな印象だけで詳細がわかっていない。直視した者は精神を破壊されるため、現在のところそれに関する情報を持っているといえるのはヒビキ一人。その声は聞く者の心を蝕み、やがて完全に破壊して廃人にしてしまう。
 
:どうも尸空やガドライトと同じくサイデリアルに属する何者かであるらしい。ヒビキの悪夢での不気味な笑い声は、[[カオス・レムレース]]の武装「天獄」の演出中に聞こえる笑い声と同じものであるが…。
 
:どうも尸空やガドライトと同じくサイデリアルに属する何者かであるらしい。ヒビキの悪夢での不気味な笑い声は、[[カオス・レムレース]]の武装「天獄」の演出中に聞こえる笑い声と同じものであるが…。
:なお、時獄篇ではエンジェル、コールサイン「天使」のかなめ、と関連する名前の人物が見事に世界観の根底にいる。
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:なお、時獄篇ではエンジェル、レジストコード「天使」のかなめ、と関連する名前の人物が見事に世界観の根底にいる。
 
:天使とは神の御使いであり、Z世界における神とは太極である。即ち、血塗られた目を発生させるのはセカンドステージを超えて太極に近づいたスフィア・リアクター全般が対象である可能性もある。
 
:天使とは神の御使いであり、Z世界における神とは太極である。即ち、血塗られた目を発生させるのはセカンドステージを超えて太極に近づいたスフィア・リアクター全般が対象である可能性もある。
 
;[[ガドライト・メオンサム]]
 
;[[ガドライト・メオンサム]]
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:ひょんなことから生身で素の彼女と邂逅した事によりその人間性への印象もだいぶ変わりはしたが、やって来たことまで許す気はなく、背後事情も「聞く気はない」として結局は敵対する事になる。
 
:ひょんなことから生身で素の彼女と邂逅した事によりその人間性への印象もだいぶ変わりはしたが、やって来たことまで許す気はなく、背後事情も「聞く気はない」として結局は敵対する事になる。
 
;[[アドヴェント]]
 
;[[アドヴェント]]
:随所でヒビキに力を貸す謎の青年。ヒビキ同様「テンシ」を追う人物で、クロノの革新派を率いている。最終的にはガドライトを倒すべく自ら犠牲となって死亡し、結局ヒビキとの関連は謎のまま。謎の真相は天獄篇に託された。
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:随所でヒビキに力を貸す謎の青年。ヒビキ同様「テンシ」を追う人物で、クロノの改革派を率いている。最終的にはガドライトを倒すべく自ら犠牲となって死亡し、結局ヒビキとの関連は謎のまま。謎の真相は天獄篇に託された。
 
;[[尸空]]
 
;[[尸空]]
 
:謎の組織「[[サイデリアル]]」に属するスフィア・リアクター。リアクターとなったヒビキを見て「俺達(サイデリアル)に迎えるには早い」と評したが……?
 
:謎の組織「[[サイデリアル]]」に属するスフィア・リアクター。リアクターとなったヒビキを見て「俺達(サイデリアル)に迎えるには早い」と評したが……?
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;[[相良宗介]]
 
;[[相良宗介]]
 
:陣代高校で初めて出来た友達。当初はかなめの追及を避けるためのカモフラージュとしての「友達」だったが、シナリオ終盤で「お前と友達になれて良かった」と語っている。
 
:陣代高校で初めて出来た友達。当初はかなめの追及を避けるためのカモフラージュとしての「友達」だったが、シナリオ終盤で「お前と友達になれて良かった」と語っている。
:顔に傷、生身での能力が高いなど共通点も多く、掛け合いも豊富で序盤から良く絡む。ヒビキも人付き合いが上手いほうではないが宗介よりはまともなため、かなめとは違う方向から宗介のフォローを担当する。彼からの評価は「野戦は一流だが機動兵器の操縦は素人レベル」。DLC『ハードミッション』では宗介と共にゴミ拾いの悦びに目覚めている。
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:顔に傷、生身での能力が高いなど共通点も多く、掛け合いも豊富で序盤から良く絡む。ヒビキも人付き合いが上手いほうではないが宗介よりはまともなため、かなめとは違う方向から宗介のフォローを担当する。彼からの評価は「野戦は一流だが機動兵器の操縦は素人レベル」。DLC『ハード・ミッション』では宗介と共にゴミ拾いの悦びに目覚めている。
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:基本的に彼のフォロー役なのだが、逆に乗っかってしまうことの方が多い。
 
;[[千鳥かなめ]]
 
;[[千鳥かなめ]]
 
:クラスメイトで隣の席同士。彼女から宗介のお目付け役を言い渡されている。宗介がもめ事を起こすとだいたい彼女経由でとばっちりが飛んでくる。
 
:クラスメイトで隣の席同士。彼女から宗介のお目付け役を言い渡されている。宗介がもめ事を起こすとだいたい彼女経由でとばっちりが飛んでくる。
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:49話クリア後、「運命を受け入れる」ならこちらの台詞が出る。覆せない運命の中でも全力で抗う、その意志にアドヴェントは希望を見出す。
 
:49話クリア後、「運命を受け入れる」ならこちらの台詞が出る。覆せない運命の中でも全力で抗う、その意志にアドヴェントは希望を見出す。
 
;「……確かにあなたの言うとおりかもしれない」<BR/>「だが、俺は運命に抗ってみせる。あらかじめ決まっている未来なんてものを受け入れるつもりはない」<BR/>「父さんや姉さんの死は天使の……ガドライトの仕業だ。寿命や病気とはわけが違う……そんなものを受け入れるつもりはない!」
 
;「……確かにあなたの言うとおりかもしれない」<BR/>「だが、俺は運命に抗ってみせる。あらかじめ決まっている未来なんてものを受け入れるつもりはない」<BR/>「父さんや姉さんの死は天使の……ガドライトの仕業だ。寿命や病気とはわけが違う……そんなものを受け入れるつもりはない!」
:「運命に抗う」ならこうなる。例え全てが決められていたとしても、そんなものは受け入れない。狂った未来も、仕組まれた野望も全て塗り替え、消し去ると断言するその意志は、絶望に抗う希望……根源を同じくしながらそれゆえに相容れない「いがみ合う双子」。
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:「運命に抗う」ならこうなる。例え全てが決められていたとしても、そんなものは受け入れない。狂った未来も、仕組まれた野望も全て塗り替え、消し去ると断言するその意志は、絶望に抗う希望……絶望に対峙してこその力。アドヴェントが希望を見出したその意志が指し示す道、その先に待つものは……。
 
;「俺の知ってる神様ってのはお前みたいな欲望丸出しの醜いブタじゃない」
 
;「俺の知ってる神様ってのはお前みたいな欲望丸出しの醜いブタじゃない」
 
:「神殺しの魔神」および「光の闘神Z」においてのハーデスとの戦闘前会話の一節。
 
:「神殺しの魔神」および「光の闘神Z」においてのハーデスとの戦闘前会話の一節。
:残念ながらスパロボどころか現実においても欲望丸出しの神などこれでもかという程存在しているのだが。
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:残念ながらスパロボどころか現実においても、欲望丸出しの神などこれでもかという程存在しているのだが。
 
;「要するにお前は嫉妬で地球を滅ぼそうとしていたのかよ」<br />「ついでに、いつもの余裕ぶった物言いも自分の中の諦めを隠すためだったとはな」<br />「そんな男が…俺の家族や多くの人の命を遊びで奪ってきたなんて…」<br />「お前の星が滅んでいようともそれがお前のやってきたことの理由になるのかよ!! 俺は絶対にお前を許さない!!」
 
;「要するにお前は嫉妬で地球を滅ぼそうとしていたのかよ」<br />「ついでに、いつもの余裕ぶった物言いも自分の中の諦めを隠すためだったとはな」<br />「そんな男が…俺の家族や多くの人の命を遊びで奪ってきたなんて…」<br />「お前の星が滅んでいようともそれがお前のやってきたことの理由になるのかよ!! 俺は絶対にお前を許さない!!」
 
:58話。ガドライトの今までの行動の真意を知ったヒビキは、こんな卑小な男に地球や自分達は弄ばれてきたのかとやりきれない怒りと軽蔑の言葉を吐きつける。
 
:58話。ガドライトの今までの行動の真意を知ったヒビキは、こんな卑小な男に地球や自分達は弄ばれてきたのかとやりきれない怒りと軽蔑の言葉を吐きつける。
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:スパロボの歴史を見ると結構な割合でいる「事情を背負う敵」に対するヒビキ流の答え。
 
:スパロボの歴史を見ると結構な割合でいる「事情を背負う敵」に対するヒビキ流の答え。
 
;「動け、ジェニオン! 動け! あと一撃なんだ!」<BR/>「アドヴェントが俺にチャンスをくれたんだ! 動けぇぇぇぇっ!!!」<BR/>「うああああああああああッ!!」
 
;「動け、ジェニオン! 動け! あと一撃なんだ!」<BR/>「アドヴェントが俺にチャンスをくれたんだ! 動けぇぇぇぇっ!!!」<BR/>「うああああああああああッ!!」
:命と引き換えに道を切り開いたアドヴェントの死に激昂し、ガドライトに襲い掛かるもジェニオンの動力は既に限界を迎えていた。ガドライトをまたも取り逃がすという絶望に抗うかのように絶叫したその瞬間、眼前の機体に力を与えていた双子座のスフィアが応え……。
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:命と引き換えに道を切り開いたアドヴェントの死に激昂し、ガドライトに襲い掛かるもジェニオンの動力は既に限界を迎えていた。ガドライトをまたも取り逃がすという絶望に抗うかのように絶叫したその瞬間、発動したブーストアップの光と共に、眼前の機体に力を与えていた双子座のスフィアが応え……。
 
;(ありがとう、アドヴェント……あなたのくれた希望……俺は必ず使いこなしてみせる)<BR/>(そして、ガドライト……お前の残した絶望に俺は屈しはしない……)<br/>(俺は絶望と希望の狭間で戦う。このジェニオンで……)
 
;(ありがとう、アドヴェント……あなたのくれた希望……俺は必ず使いこなしてみせる)<BR/>(そして、ガドライト……お前の残した絶望に俺は屈しはしない……)<br/>(俺は絶望と希望の狭間で戦う。このジェニオンで……)
 
:58話をしめくくるモノローグ。アドヴェントの残した未来を切り開く希望と、ガドライトの残した未来への絶望……その狭間に立ち、戦い続ける決意を新たにする。その手に振るう剣・ジェニオンに宿るは、「呪い」と称された無限の力、「いがみ合う双子」のスフィア……。
 
:58話をしめくくるモノローグ。アドヴェントの残した未来を切り開く希望と、ガドライトの残した未来への絶望……その狭間に立ち、戦い続ける決意を新たにする。その手に振るう剣・ジェニオンに宿るは、「呪い」と称された無限の力、「いがみ合う双子」のスフィア……。
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