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*本体重量:65.2t
 
*本体重量:65.2t
 
*主動力:[[GNドライヴ[Τ]]]×2
 
*主動力:[[GNドライヴ[Τ]]]×2
*開発組織:[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]](旧[[ユニオン]]陣営、旧[[AEU]]陣営)
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*所属:[[地球連邦軍 (00)|地球連邦平和維持軍]]
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*開発組織:旧[[ユニオン (00)|ユニオン]]陣営、旧[[AEU]]陣営
 
*主なパイロット:[[グラハム・エーカー]]
 
*主なパイロット:[[グラハム・エーカー]]
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地球連邦軍の試作型疑似太陽炉搭載MS。緊急展開部隊の編制を目的として旧ユニオン、AEU陣営によって開発された。
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地球連邦軍の試作型疑似太陽炉搭載MS。緊急展開部隊の編制を目的として旧ユニオン([[ビリー・カタギリ]]が主任)、AEU陣営によって開発された。
[[ソレスタルビーイング]]の技術を基礎とする[[GN-X]]系統に対し、本機にはオリジナルの技術が多分に盛り込まれている。劇中では専任の試験部隊「ソルブレイヴス隊」に配備され、性能評価が行われている。また、ELSとの最終決戦時には型式番号から試作機を示す「Y」が外された。
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[[ソレスタルビーイング]]の技術を基礎とする[[GN-X]]系統に対し、本機にはオリジナルの技術が多分に盛り込まれている。劇中では専任の試験部隊「ソルブレイヴス隊」に配備され、性能評価が行われている。また、[[ELS]]との最終決戦時には型式番号から試作機を示す「Y」が外された。
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グラハムが[[ミスター・ブシドー|アロウズ時代]]に搭乗した専用機である[[マスラオ]]、[[スサノオ]]がベースとなっているが、本機は汎用性および量産化を考慮した設計であり、マスラオには無かった変形機構の復活、手持ち火器の使用およびそれを用いた火力で圧倒するコンセプトとなっている。これらのコンセプトが導入された理由は軍縮の流れが進んでいく中で、少数の機体で迅速に戦場に展開し、速やかに問題を解決するという戦術要求が生まれたためである。なお、機体名の'''「ブレイヴ(Brave)」は「勇敢な者」を意味する「マスラオ(益荒男)」を似た意味の[[英語]]に置き換えたもの'''である。
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[[グラハム・エーカー|グラハム]]が[[ミスター・ブシドー|アロウズ時代]]に搭乗した専用機である[[マスラオ]]、[[スサノオ]]がベースとなっているが、本機は汎用性および量産化を考慮した設計であり、マスラオには無かった変形機構の復活、手持ち火器の使用およびそれを用いた火力で圧倒するコンセプトとなっている。これらのコンセプトが導入された理由は軍縮の流れが進んでいく中で、少数の機体で迅速に戦場に展開し、速やかに問題を解決するという戦術要求が生まれたためである。なお、機体名の'''「ブレイヴ(Brave)」は「勇敢な者」を意味する「マスラオ(益荒男)」を似た意味の[[英語]]に置き換えたもの'''である。
    
変形機構は[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]のものを踏襲しているが、剥き出しだった両腕が両脚の間に格納されるなどの改善が施されたほか、機体制御OS「[[レイフ・エイフマン|LEIF]]」の導入により戦闘中の変形が容易に行えるようになった。なお、変形した状態なら、[[ガンダムハルート]](最終決戦仕様ではないが)と互角の飛行速度を誇る。
 
変形機構は[[ユニオンフラッグ|フラッグ]]のものを踏襲しているが、剥き出しだった両腕が両脚の間に格納されるなどの改善が施されたほか、機体制御OS「[[レイフ・エイフマン|LEIF]]」の導入により戦闘中の変形が容易に行えるようになった。なお、変形した状態なら、[[ガンダムハルート]](最終決戦仕様ではないが)と互角の飛行速度を誇る。
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パイロットはソルブレイヴス隊隊長に就任した[[グラハム・エーカー|グラハム]]で、彼の利き腕に合わせて武装を左手で保持し、緑の一般機との識別のため青く塗装している。この指揮官用試験機は一般機とは異なり[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を2基搭載したダブルドライヴ式であり、一般機と比較してパワーや機動性は上だがその分扱いは難しく、事実上彼の専用機となっている。制式化の際には一般機で統一するか、パイロットの熟練度によって指揮官機を用意するかという案がソルブレイヴス隊の運用結果によって決定される予定であった。
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パイロットはソルブレイヴス隊隊長に就任したグラハムで、彼の利き腕に合わせて武装を左手で保持し、緑の一般機との識別のため青く塗装している。この指揮官用試験機は一般機とは異なり[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]を2基搭載したダブルドライヴ式であり、一般機と比較してパワーや機動性は上だがその分扱いは難しく、事実上彼の専用機となっている。制式化の際には一般機で統一するか、パイロットの熟練度によって指揮官機を用意するかという案がソルブレイヴス隊の運用結果によって決定される予定であった。
    
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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=== Zシリーズ ===
 
=== Zシリーズ ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:PV1にて登場。序盤の宇宙ルートでスポット参戦した後、48話で正式参戦。今作では未完成の状態とのことでUXに比べてかなり武装が減ってしまっているが、その代りなのか今回はグラハムが[[極]]を引っ下げて参戦してくれる上にエースボーナスの効果もあって数値以上の火力を発揮する。GNビームサーベルが全体攻撃かつ移動後使用可能なので雑魚相手とボス戦両方でも戦える。
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:PV1にて登場。序盤の[[宇宙]]ルートで[[スポット参戦]]した後、第48話で正式参戦。今作では未完成の状態とのことで、UXに比べてかなり武装が減ってしまっているが、その代りなのか今回はグラハムが[[極]]を引っ下げて参戦してくれる上に[[エース|エースボーナス]]の効果もあって数値以上の火力を発揮する。GNビームサーベルが全体攻撃かつ移動後使用可能なので雑魚相手とボス戦両方でも戦える。
    
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:サイドバインダーに1門ずつ内蔵されている粒子ビーム砲。威力は最大出力のドレイクハウリングに劣るが、連射性が高い。基本的にはドレイクハウリングのチャージ時間を稼ぐために使用される。
 
:サイドバインダーに1門ずつ内蔵されている粒子ビーム砲。威力は最大出力のドレイクハウリングに劣るが、連射性が高い。基本的にはドレイクハウリングのチャージ時間を稼ぐために使用される。
 
;トライパニッシャー
 
;トライパニッシャー
:ドレイクハウリングと2門のGNキャノンの粒子ビームを収束して発射する攻撃。[[スサノオ]]から引き継がれた武装。スサノオの場合は球体状の圧縮ビームを放ったが、ブレイヴのものは高出力の照射ビームになっている。本機の武装の中で最大級の威力を誇るが、その分粒子消費量も増大している。スタンド、クルーズ両形態で使用可能だが、スタンドポジションでの使用は高い技量を要する。
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:ドレイクハウリングと2門のGNキャノンの粒子ビームを収束して発射する攻撃。[[スサノオ]]から引き継がれた武装。スサノオの場合は球体状の圧縮ビームを放ったが、ブレイヴのものは高出力の照射ビームになっている。本機の武装の中で最大級の威力を誇るが、その分粒子消費量も増大している。スタンド、クルーズ両形態で使用可能だが、スタンドポジションでの使用は高い[[技量]]を要する。
 
:UXでは低燃費で長射程だが、攻撃力は前述のドレイクハウリングの高出力モードに劣るという設定になっている。スタッフが武器の性能設定を間違えた可能性がある。
 
:UXでは低燃費で長射程だが、攻撃力は前述のドレイクハウリングの高出力モードに劣るという設定になっている。スタッフが武器の性能設定を間違えた可能性がある。
 
;GNビームサーベル
 
;GNビームサーベル
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:ちなみに、'''[[グラハム・エーカー|グラハム]]機の[[トランザム]]発動中の軌動で、乙女座を描いている'''シーンがある。
 
:ちなみに、'''[[グラハム・エーカー|グラハム]]機の[[トランザム]]発動中の軌動で、乙女座を描いている'''シーンがある。
 
;ソルブレイヴス一斉攻撃
 
;ソルブレイヴス一斉攻撃
:UXでグラハムが自軍に再加入した時に追加。その名の通り5機のブレイヴ一般機との連携攻撃。[[照準値]]ダウンの効果あり。後述の「ソルブレイヴス隊・フルブラスト」を再現している。
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:UXでグラハムが自軍に再加入した時に追加。その名の通り5機のブレイヴ一般機との連携攻撃。[[照準値]]ダウンの効果あり。後述の「ソルブレイヴス隊・フルブラスト」を再現している。
 
;自爆
 
;自爆
 
:トランザムした際にあえてオーバーロードさせて[[自爆]]する、最後の手段と言える機能。[[ガガ]]などを解析して搭載されたと思われる。
 
:トランザムした際にあえてオーバーロードさせて[[自爆]]する、最後の手段と言える機能。[[ガガ]]などを解析して搭載されたと思われる。
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:また、この時にソルブレイヴス隊は、ELSの大群に追われていた[[ソレスタルビーイング]]を救ってもいる。1stおよび2ndにおいて、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]とグラハムとの激闘を見てきた視聴者にとっては、感慨深い場面である。
 
:また、この時にソルブレイヴス隊は、ELSの大群に追われていた[[ソレスタルビーイング]]を救ってもいる。1stおよび2ndにおいて、[[刹那・F・セイエイ|刹那]]とグラハムとの激闘を見てきた視聴者にとっては、感慨深い場面である。
 
;未来への水先案内人
 
;未来への水先案内人
:[[ELS]]との対話に向かう[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を助けるために、[[グラハム・エーカー|グラハム]]はコックピット内部にまでELSに侵食されていた乗機ブレイヴをオーバーロードに至るまで[[トランザム]]させ、超大型ELSの外壁に[[特攻]]する。
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:[[ELS]]との対話に向かう[[刹那・F・セイエイ|刹那]]を助けるために、グラハムはコックピット内部にまでELSに侵食されていた乗機ブレイヴをオーバーロードに至るまで[[トランザム]]させ、超大型ELSの外壁に[[特攻]]する。
 
:このグラハムの命を賭した行為によって、超大型ELS中枢部への道が開かれることになり、刹那はELSとの「来るべき対話」を成し遂げることができたのであった。
 
:このグラハムの命を賭した行為によって、超大型ELS中枢部への道が開かれることになり、刹那はELSとの「来るべき対話」を成し遂げることができたのであった。
 
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
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:本機のベース機。スサノオに搭載された「トライパニッシャー」はこの機体のための試作武器だった。また量産化のための試作機である関係上、スペックを一部スサノオより落としている箇所もある。
 
:本機のベース機。スサノオに搭載された「トライパニッシャー」はこの機体のための試作武器だった。また量産化のための試作機である関係上、スペックを一部スサノオより落としている箇所もある。
 
;[[GN-X IV]]
 
;[[GN-X IV]]
:同じ[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]の次期主力機。誤解されがちだが同じ量産機でもこちらはコストや汎用性重視、ブレイヴは性能重視と役割が違うため(いわゆるハイローミックス)競合相手ではない。
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:同じ[[地球連邦軍 (00)|連邦軍]]の次期主力機。誤解されがちだが、同じ量産機でもGN-X IVはコストや汎用性重視、ブレイヴは性能重視と役割が違うため(いわゆるハイローミックス)競合相手ではない。
 
;[[ガデラーザ]]
 
;[[ガデラーザ]]
:連邦軍の[[イノベイター]]専用機。少数で戦場に急行し、問題を解決するというブレイヴと同じ戦術を実行するための機体という側面がある。機体の運用構想としては、ガデラーザの武装の一部を外し、そこにブレイヴを搭載して戦場に突入するというプランもあったという。
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:連邦軍の[[イノベイター]]専用機。少数で戦場に急行し、問題を解決するというブレイヴと同じ戦術を実行するための機体という側面がある。
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:なお、機体の運用構想としては、ガデラーザの武装の一部を外し、そこにブレイヴを搭載して戦場に突入するというプランもあったという。
 
;[[ドレッドノートガンダム]] / [[Xアストレイ]]
 
;[[ドレッドノートガンダム]] / [[Xアストレイ]]
 
:同じ意味合いの言葉を機体名に持つMS。その縁なのか、UXでは'''ドレッドノートの兄弟機の後継機にあたるストライクフリーダム&インフィニットジャスティスと共にブレイヴが味方参戦する'''。
 
:同じ意味合いの言葉を機体名に持つMS。その縁なのか、UXでは'''ドレッドノートの兄弟機の後継機にあたるストライクフリーダム&インフィニットジャスティスと共にブレイヴが味方参戦する'''。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- |劇場版]]の脚本第一稿では「フラッグ・グロリアス」という名称だった。
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*[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- |劇場版]]の脚本第一稿では、ブレイヴは「フラッグ・グロリアス」という名称だった。ブレイヴと命名したのは、本機のメカニックデザイナーである福地仁氏である。
*ブレイヴと命名したのは、本機のメカニックデザイナーである福地仁氏である。ちなみに、ソルブレイヴス隊メンバー(ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ)の命名もまた、福地仁氏によるものである。
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**ちなみに、ソルブレイヴス隊メンバー(ヴィクトル・レオーノフ、ルドルフ・シュライバー、アキラ・タケイ、イェーガン・クロウ、ネフェル・ナギーブ)の命名もまた、福地仁氏によるものである。
 
   
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{{ガンダムシリーズ}}
 
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[[Category:登場メカは行]]
 
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[[Category:ガンダムシリーズの登場メカ]]
 
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