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| なお、元々複座型ではないためか、カットインからコクピットはかなり狭い事が解る('''ヒビキがスズネに対して肩車をしているような状態になっている。'''このコクピットからか、ユーザーからは「[[ゴーダンナー]]のようだ」という感想が見受けられている。もっとも向こうとは男女・メインとサブの位置関係が逆だが)。 | | なお、元々複座型ではないためか、カットインからコクピットはかなり狭い事が解る('''ヒビキがスズネに対して肩車をしているような状態になっている。'''このコクピットからか、ユーザーからは「[[ゴーダンナー]]のようだ」という感想が見受けられている。もっとも向こうとは男女・メインとサブの位置関係が逆だが)。 |
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− | === ジェニオン・ガイ === | + | === ジェニオン・ガイ(Jenion Glitter Armament Infinity) === |
| ヒビキの「ブーストアップ」に呼応して発動する強襲形態。パーソナルトルーパーを連想させるスマートなノーマルモードと異なり、全身が展開・肥大化してスーパーロボットと化している。サイズが倍近く増加している上にどう見てもパーツが増えているが、どういう変形をしているのか不明。ビルレストのように変形用パーツを召喚している事も考えられるが、'''重量は変わらないのでその可能性は低い'''。<br/> | | ヒビキの「ブーストアップ」に呼応して発動する強襲形態。パーソナルトルーパーを連想させるスマートなノーマルモードと異なり、全身が展開・肥大化してスーパーロボットと化している。サイズが倍近く増加している上にどう見てもパーツが増えているが、どういう変形をしているのか不明。ビルレストのように変形用パーツを召喚している事も考えられるが、'''重量は変わらないのでその可能性は低い'''。<br/> |
− | 「ガイ」は「GAI」と書き、AGが「光り輝く無限の武器」つまり「Glitter Armament Infinity」からネーミングした。また、「規格外」と「鎧」という意味も持たされている。
| + | 「ガイ」は「GAI」と書き、AGが「光り輝く無限の武器」つまり「'''G'''litter '''A'''rmament '''I'''nfinity」からネーミングした。また、「規格外」と「鎧」という意味も持たされている。 |
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| あくまで動力源としての使用にとどまったノーマルモードと違い、ガイは次元力の本領たる「事象の制御」を基本とした武装を多く持つ。また、胸部に緑のクリスタル状のパーツが存在するが、当初はスフィア搭載機ではなかった。 | | あくまで動力源としての使用にとどまったノーマルモードと違い、ガイは次元力の本領たる「事象の制御」を基本とした武装を多く持つ。また、胸部に緑のクリスタル状のパーツが存在するが、当初はスフィア搭載機ではなかった。 |
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| 中枢制御システムである「TS-DEMON」には段階が存在し、これは搭乗者の意志や感情を読み取り、次元力をより強く引き出すセカンドモードの起動によって発動する。発動コード「フル・ブーストアップ」の音声認識により起動する。 | | 中枢制御システムである「TS-DEMON」には段階が存在し、これは搭乗者の意志や感情を読み取り、次元力をより強く引き出すセカンドモードの起動によって発動する。発動コード「フル・ブーストアップ」の音声認識により起動する。 |
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− | 当初は引き出せる次元力の限界から、1~2分程度しか稼働できなかった。しかし、ガドライトとの最終決戦の際に最後のリミッターが解除されセカンドモードの無制限稼働(ただし、代償としてジェニオンの動力源の限界を超えた物なので戦闘終了後に完全停止に陥ることになり事実[[ジェミニア]]撃墜後停止している)、その後[[アドヴェント]]を殺したことで感情のバランスを失ったガドライトのジェミニアから奪い取った「いがみ合う双子のスフィア」によって次元力を無尽蔵に引き出すことが可能となり、それによって稼働時間の問題は解消された。
| + | 当初は引き出せる次元力の限界から、1~2分程度しか稼働できなかった。しかし、ガドライトとの最終決戦の際に最後のリミッターが解除されセカンドモードの無制限稼働を起こし(ただし、動力源の限界を超えたオーバーワークであり、[[ジェミニア]]撃墜後に停止している)、ジェミニアから奪い取った「いがみ合う双子のスフィア」によって次元力を無尽蔵に引き出すことが可能となり、それによって稼働時間の問題は解消された。 |
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− | 惑星ジェミナイの科学の集大成であるジェミナス隊長機・[[ジェミニア]]に酷似したフォルムを持つ。そのため、[[ガドライト・メオンサム]]を始めとするジェミナスの人間は、この機体を自分達の誇りを汚す存在として忌み嫌っている。
| + | 惑星ジェミナイの科学の集大成であるジェミニス隊長機・[[ジェミニア]]に酷似したフォルムを持つ。そのため、[[ガドライト・メオンサム]]を始めとするジェミニスの人間は、この機体を自分達の誇りを汚す存在として忌み嫌っている。 |
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| また、どうやら[[シュロウガ]]同様スフィアを奪う機構を搭載しているらしい。AGの推測によれば、ジェニオン・ガイは意図的にジェミニアに似せて作られ、類似性から来る収斂進化の利用(同様の性質を持つものは形も似通うという性質を使い、ジェミニアに似た形を持たせることでジェニオン・ガイに同様の性質を持たせようとした)により、「いがみ合う双子のスフィア」を奪取するために作られたらしい。事実として、ジェニオンはこのジェニオン・ガイこそが本来の姿であり、次元力の抽出が不完全であったためにリミッターを設け、ジェニオンとして運用していたという。つまり、この機体は「いがみ合う双子」を搭載した姿こそが想定された状態であり、ガドライトを倒したことで完全に完成したことになる。 | | また、どうやら[[シュロウガ]]同様スフィアを奪う機構を搭載しているらしい。AGの推測によれば、ジェニオン・ガイは意図的にジェミニアに似せて作られ、類似性から来る収斂進化の利用(同様の性質を持つものは形も似通うという性質を使い、ジェミニアに似た形を持たせることでジェニオン・ガイに同様の性質を持たせようとした)により、「いがみ合う双子のスフィア」を奪取するために作られたらしい。事実として、ジェニオンはこのジェニオン・ガイこそが本来の姿であり、次元力の抽出が不完全であったためにリミッターを設け、ジェニオンとして運用していたという。つまり、この機体は「いがみ合う双子」を搭載した姿こそが想定された状態であり、ガドライトを倒したことで完全に完成したことになる。 |
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| ;ニーベルング・アナイレーション | | ;ニーベルング・アナイレーション |
| :58話で追加される最強技。TS-DEMONをニーベルング・モードにシフト、「いがみ合う双子」の力を限界まで行使することで膨大な次元力を抽出、それを攻撃と駆動系の強化にまわすことで、ヒビキのジークンドーを完全トレースしたアクロバティックな格闘コンボを繰り出す。 | | :58話で追加される最強技。TS-DEMONをニーベルング・モードにシフト、「いがみ合う双子」の力を限界まで行使することで膨大な次元力を抽出、それを攻撃と駆動系の強化にまわすことで、ヒビキのジークンドーを完全トレースしたアクロバティックな格闘コンボを繰り出す。 |
− | :まず指パッチンで敵を遠隔爆破、その間に間合いを詰めて裏拳で吹き飛ばし、そこからフックとキックを組み合わせた格闘コンボで翻弄した後ミドガルズオルムで打ち上げ、ジャンプで肉薄しつつ「いがみ合う双子」を解放、それを表すニーベルングの指輪一組を両手で鷲掴みにして吸収、螺旋軌道で落下しつ蹴り落として〆。 | + | :まず指パッチンで敵を遠隔爆破、その間に間合いを詰めて裏拳で吹き飛ばし、そこからフックとキックを組み合わせた格闘コンボで翻弄した後蹴り上げ、ジャンプで肉薄しつつ「いがみ合う双子」を解放、それを表すニーベルングの指輪一組を両手で鷲掴みにして吸収、ミドガルズオルムで地面に叩き落し、螺旋軌道で落下しつつ蹴りつけて〆。 |
| :とどめ演出では蹴り落としの勢いのまま敵を地中深くまで叩き落し、最後に自分だけ脱出して指パッチンで爆砕する。名の由来は某伝説の指輪……だけではなく、やはり北欧神話由来で、冥界「ニブルヘイム」の別名に「滅殺」の意味の単語を付けた造語。訳すれば「冥界送り」と言ったところか。ちなみにデモにはしっかり指輪が出てくる。 | | :とどめ演出では蹴り落としの勢いのまま敵を地中深くまで叩き落し、最後に自分だけ脱出して指パッチンで爆砕する。名の由来は某伝説の指輪……だけではなく、やはり北欧神話由来で、冥界「ニブルヘイム」の別名に「滅殺」の意味の単語を付けた造語。訳すれば「冥界送り」と言ったところか。ちなみにデモにはしっかり指輪が出てくる。 |
| :威力はケタ違いだが追加が遅く、使えるのは実質59話・最終話・エピローグの3ステージ。おまけに消費が80と重く、射程も1なのでボス戦向き。[[グランゼボーマ]]や[[尸逝天]]に遠慮なく叩き込んでやろう。 | | :威力はケタ違いだが追加が遅く、使えるのは実質59話・最終話・エピローグの3ステージ。おまけに消費が80と重く、射程も1なのでボス戦向き。[[グランゼボーマ]]や[[尸逝天]]に遠慮なく叩き込んでやろう。 |
− | :なお[[カオス・レムレース]]の使用する攻撃「天獄」にも指パッチンが存在することから、何らかの関連性が見受けられる。天獄篇で明かされるだろうか。 | + | :なお[[カオス・レムレース]]の使用する攻撃「天獄」にも指パッチンが存在し、何らかの関連性が見受けられる。天獄篇で明かされるだろうか。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| ;TS-DEMON(ティーエス・デーモン) | | ;TS-DEMON(ティーエス・デーモン) |
| :次元力を抽出する動力源。「デモン」と略される。 | | :次元力を抽出する動力源。「デモン」と略される。 |
− | :DEMが開発した次世代型次元力制御機構であるが、その正体は「いがみ合う双子」を模して造られた人造スフィアとも言うべき動力源。現在存在する人造スフィアの中では恐らく[[カオス・レムレース]]に比肩するレベルであるが、属性まで模しているあたり完成度はかなり高い模様。 | + | :DEMが開発した次世代型次元力制御機構であるが、その正体は「いがみ合う双子」を模して造られた人造スフィアとも言うべき動力。現在存在する人造スフィアの中では恐らく[[カオス・レムレース]]に比肩するレベルであるが、属性まで模しているあたり完成度はかなり高い模様。 |
| :ジェミニアから「いがみ合う双子」を奪った際、ヒビキがリアクターとしての資質を持っていたことが影響してそのスフィアに同調、出力を制御するようになった。 | | :ジェミニアから「いがみ合う双子」を奪った際、ヒビキがリアクターとしての資質を持っていたことが影響してそのスフィアに同調、出力を制御するようになった。 |
− | :単純な動力としてのファーストモード、G.A.I.モードを起動するセカンドモードが存在。さらにセカンドモードは直接攻撃に転用する「ヘルヘイム」、機動性を強化する「ミドガルズオルム」オプション武装・ビルレストを召喚・使用する「ヴァナルガンド」、機体本体の攻撃性能をブーストする「ニーベルング」の4種類が存在し、それぞれを切り替えることでさまざまな形での事象制御を行う。当初は出力不足でニーベルングは封印されていたが、「いがみ合う双子」奪取により解禁されている。 | + | :単純な動力としてのファーストモード、G.A.I.モードを起動するセカンドモードが存在。さらにセカンドモードは直接攻撃に転用する「ヘルヘイム」、機動性を強化する「ミドガルズオルム」、オプション武装のビルレストを召喚・使用する「ヴァナルガンド」、機体本体の攻撃性能をブーストする「ニーベルング」の4種類が存在し、それぞれを切り替えることでさまざまな形での事象制御を行う。当初は出力不足でニーベルングは封印されていたが、「いがみ合う双子」奪取により解禁されている。 |
| + | :なお、この名前は略称であり正式名称は不明。「S」は恐らく「Sphere」であろうと思われる。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |