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セレスチアル・リアクターと完全に同調した事で人間性が一切排除されたユキムラは'''人間でありながら人間味が一切無く、純粋な狂気と破壊本能のみで行動しており'''、それがまた彼の恐ろしさや不気味さを醸し出している(更に狂気に満ちた本性でありながら常に冷静、かつ理知的に思考し、行動しており、非常に奸知に長けているのだから余計に恐ろしく、始末が悪い)。その膨張した破壊本能は'''世界そのものの滅却を求めるまでに至っており'''、ユキムラは自身に関して「'''既に人間はやめている'''」と語っている。まさに'''人の皮を被った悪魔'''と呼ぶに相応しい人物と言える。
 
セレスチアル・リアクターと完全に同調した事で人間性が一切排除されたユキムラは'''人間でありながら人間味が一切無く、純粋な狂気と破壊本能のみで行動しており'''、それがまた彼の恐ろしさや不気味さを醸し出している(更に狂気に満ちた本性でありながら常に冷静、かつ理知的に思考し、行動しており、非常に奸知に長けているのだから余計に恐ろしく、始末が悪い)。その膨張した破壊本能は'''世界そのものの滅却を求めるまでに至っており'''、ユキムラは自身に関して「'''既に人間はやめている'''」と語っている。まさに'''人の皮を被った悪魔'''と呼ぶに相応しい人物と言える。
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また何よりも特筆すべきは、最終的に修復されたとはいえ、彼が「'''全ての[[平行世界]]を滅亡させた'''」点が挙げられる(ただし、彼の力すら超えた世界の存在を完全には否定できない)。
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また何よりも特筆すべきは、最終的に修復されたとはいえ、彼が「'''全ての[[平行世界]]を滅亡させた'''」点が挙げられる(ただし、彼の力すら超えた世界に対しては、その存在を完全には否定できない)。
SRWはおろか二次創作作品全体を見てもほとんど例がなく(暴挙と言えるような事態は大抵惑星上での世界征服、銀河消滅の危機、歴史改変、最悪でも全宇宙崩壊止まり)あのイデですら全宇宙を因果地平の彼方に飛ばしたレベルに留まったことを考慮すればいかに狂った力であるかがわかるだろうか
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ここまでの事態はSRWはおろか二次創作作品全体を見てもほとんど例がなく(暴挙と言えるような事態は大抵惑星上での世界征服、銀河消滅の危機、歴史改変、最悪でも全宇宙崩壊止まり)あのイデですら'''ひとつの宇宙すべて'''を因果地平の彼方に飛ばしたレベルに留まったことを考慮すればいかに狂った力であるかがわかるだろうか。
    
これまでのスパロボシリーズのラスボスでも、[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ペルフェクティオ]]は劇中の舞台となっている宇宙を滅ぼそうとしたが、未然に[[αナンバーズ]]や[[ブルー・スウェア]]([[鋼龍戦隊]])によって防がれている(ペルフェクティオに関しては物語が開始する以前から数え切れないほどの宇宙を滅ぼしていると思われるが、少なくとも[[平行世界]]全てを滅亡させてはいない)。しかし、ユキムラは劇中の舞台となったSC2世界の宇宙はおろか、全ての平行宇宙の滅亡を一旦ではあるが成し遂げてしまっている。その為、彼はユーザーからはケイサル・エフェスやペルフェクティオと同格の存在として扱われることも多い(ペルフェクティオとは「最終決戦の最後の最後まで優勢を保ち、自軍部隊を絶望の底へと追いやりながらも、土壇場で[[トレーズ・クシュリナーダ|一人の]][[ウェントス|人物]]による[[特攻]]を受けて撃破された」という点も共通している)。
 
これまでのスパロボシリーズのラスボスでも、[[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]や[[ペルフェクティオ]]は劇中の舞台となっている宇宙を滅ぼそうとしたが、未然に[[αナンバーズ]]や[[ブルー・スウェア]]([[鋼龍戦隊]])によって防がれている(ペルフェクティオに関しては物語が開始する以前から数え切れないほどの宇宙を滅ぼしていると思われるが、少なくとも[[平行世界]]全てを滅亡させてはいない)。しかし、ユキムラは劇中の舞台となったSC2世界の宇宙はおろか、全ての平行宇宙の滅亡を一旦ではあるが成し遂げてしまっている。その為、彼はユーザーからはケイサル・エフェスやペルフェクティオと同格の存在として扱われることも多い(ペルフェクティオとは「最終決戦の最後の最後まで優勢を保ち、自軍部隊を絶望の底へと追いやりながらも、土壇場で[[トレーズ・クシュリナーダ|一人の]][[ウェントス|人物]]による[[特攻]]を受けて撃破された」という点も共通している)。
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以上を踏まえても、'''生身の人間でありながら人智を超越した力を得た上で、その力を用いて劇中の舞台となっている世界を完全に滅ぼした[[バンプレストオリジナル]]キャラは、ユキムラ以外には例が無い'''。おまけに彼は[[テイニクェット・ゼゼーナン|異星人]]や[[カリ・ユガ|人智を越えた超然的な存在]]ではなく、一人の[[地球]]人である。そういった意味でも、彼は歴代[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスの中でも、特に異端の存在であるといえる。
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以上を踏まえても、'''生身の人間でありながら人智を超越した力を得た上で、その力を用いて劇中の舞台となっている世界を完全に滅ぼした[[バンプレストオリジナル]]キャラは、ユキムラ以外には例が無い'''。おまけに彼は[[テイニクェット・ゼゼーナン|異星人]]や[[カリ・ユガ|人智を越えた超然的な存在]]ではなく、取り立てて特殊な生まれでもない、一人の[[地球]]人である。そういった意味でも、彼は歴代[[バンプレストオリジナル]]キャラのラスボスの中でも、特に異端の存在であるといえる。
    
しかし、ここまで圧倒的な存在となったユキムラでも、彼はあくまでも命ある者「人間」であるという事実には変わりなく、命ある者の宿命たる「'''死'''」から逃れることだけはできなかったのである。
 
しかし、ここまで圧倒的な存在となったユキムラでも、彼はあくまでも命ある者「人間」であるという事実には変わりなく、命ある者の宿命たる「'''死'''」から逃れることだけはできなかったのである。
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;「ふ…いつにも増して気丈な事だ。だが言ったはずだがね。もはや君達になど興味はないのだよ。それに…。」<br />「さっきのエネルギーでこの空間を形成し、崩壊から彼らを守っているのは君の力だろう?君さえ倒せば、彼らに成す術などない。ククク…!」
 
;「ふ…いつにも増して気丈な事だ。だが言ったはずだがね。もはや君達になど興味はないのだよ。それに…。」<br />「さっきのエネルギーでこの空間を形成し、崩壊から彼らを守っているのは君の力だろう?君さえ倒せば、彼らに成す術などない。ククク…!」
 
:世界を滅ぼされた事への怒りを露にする[[Aフォース]]など、既にユキムラにとっては眼中に無い存在だった。ユキムラは虫の息となった[[神名綾人|綾人]]にトドメを刺さんとする。[[真聖ラーゼフォン]]を遙かに凌駕する巨体の[[アゾエーブ]]が彼を羽交い絞めにする光景は、見る者全てを絶望させるのにはあまりにも充分な光景である。
 
:世界を滅ぼされた事への怒りを露にする[[Aフォース]]など、既にユキムラにとっては眼中に無い存在だった。ユキムラは虫の息となった[[神名綾人|綾人]]にトドメを刺さんとする。[[真聖ラーゼフォン]]を遙かに凌駕する巨体の[[アゾエーブ]]が彼を羽交い絞めにする光景は、見る者全てを絶望させるのにはあまりにも充分な光景である。
;「これだからゴミは困る…オリジン・ユニットの接続ラインがいくつか切れてしまったじゃないか。」
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;「これだからゴミは困る…オリジン・ユニットの接続ラインがいくつか切れてしまったじゃないか」
 
:[[神名綾人|綾人]]を救う為に[[特攻]]してきた[[紫東遙|遙]]と[[バレンティナ・レアニカ|バレンティナ]]を爆殺し、顔色一つ変えずに言い放った台詞。世界を滅ぼされ、大切な仲間を二人も殺された事で、[[Aフォース]]の面々の怒りは頂点に達した。
 
:[[神名綾人|綾人]]を救う為に[[特攻]]してきた[[紫東遙|遙]]と[[バレンティナ・レアニカ|バレンティナ]]を爆殺し、顔色一つ変えずに言い放った台詞。世界を滅ぼされ、大切な仲間を二人も殺された事で、[[Aフォース]]の面々の怒りは頂点に達した。
 
;「やる気かね…やれやれ。滅ぶべき運命が理解できんとは…。仕方ない…オリジン・ユニットの自己修復機能が働くまでしばらく相手をしてさしあげよう。時空間崩壊波は使えずとも、このオリジン・ユニットには…この最後のネメシス『アゾエーブ』には悪魔の力が備わっているのだから!」
 
;「やる気かね…やれやれ。滅ぶべき運命が理解できんとは…。仕方ない…オリジン・ユニットの自己修復機能が働くまでしばらく相手をしてさしあげよう。時空間崩壊波は使えずとも、このオリジン・ユニットには…この最後のネメシス『アゾエーブ』には悪魔の力が備わっているのだから!」
 
:この台詞と共に守るべきもの、帰るべき世界を失った[[Aフォース]]との最終決戦の幕が切って落とされた。
 
:この台詞と共に守るべきもの、帰るべき世界を失った[[Aフォース]]との最終決戦の幕が切って落とされた。
;「今なら私にもわかる…。マヤン島の伝承に残るという滅びの歌とは何だったのかを…。それはこの兵器の事ではない。この兵器を作り出した人類の憎しみや恐れ…恐怖そのものだ!それこそが滅びの歌なのだよ!遥かな太古から、人類という種は滅びの歌を歌い続けてきたのだ。見たまえ!この私を!見たまえ!このマシンを!!この私こそ…そしてこのマシン、アゾエーブこそが!今なお残る、その歌の残響なのだ!残るは貴様達…!貴様達さえ片付けばこの宇宙の滅却は終わる!」
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;「今なら私にもわかる…。マヤン島の伝承に残るという滅びの歌とは何だったのかを…。それはこの兵器の事ではない。この兵器を作り出した人類の憎しみや恐れ…恐怖そのものだ! それこそが滅びの歌なのだよ! 遥かな太古から、人類という種は滅びの歌を歌い続けてきたのだ。見たまえ! この私を! 見たまえ! このマシンを!! この私こそ…そしてこのマシン、アゾエーブこそが! 今なお残る、その歌の残響なのだ! 残るは貴様達…! 貴様達さえ片付けばこの宇宙の滅却は終わる!」
:最終決戦にて。もはや人間の言葉ではなく、完全に破壊神の如きそれである。
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:最終決戦にて。そこにいたのは確かに人間だった。そして、そこに在ったのは全ての破壊のみを存在理由とする本物の悪魔だった……。
 
;「貴様…こそ…!消えろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
 
;「貴様…こそ…!消えろぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
 
:[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]と相討ちになる寸前の最期の台詞。最期の瞬間まで、その狂気の力で全てを圧倒したユキムラだったが、彼も「死」の運命にだけは逆らう事が出来なかった。
 
:[[ケイジ・タチバナ|ケイジ]]と相討ちになる寸前の最期の台詞。最期の瞬間まで、その狂気の力で全てを圧倒したユキムラだったが、彼も「死」の運命にだけは逆らう事が出来なかった。
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