1行目: |
1行目: |
| == ロジャー・スミス(Roger Smith) == | | == ロジャー・スミス(Roger Smith) == |
− |
| |
| *[[登場作品]] | | *[[登場作品]] |
| **[[THE ビッグオー]] | | **[[THE ビッグオー]] |
14行目: |
13行目: |
| *キャラクターデザイン:さとうけいいち | | *キャラクターデザイン:さとうけいいち |
| | | |
− | 『[[THE ビッグオー]]』、『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』の[[主人公]]。 | + | 『[[THE ビッグオー]]』並びに『[[THE ビッグオー 2nd SEASON]]』の[[主人公]]。 |
| | | |
| [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグ・オー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては軍警察に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン|ダストン]]はその時の上司である。 | | [[パラダイムシティ]]でも指折りの[[ネゴシエイター]]。世間から黒い[[メガデウス]]と呼ばれる[[ビッグ・オー]]を操縦する[[メモリー]]を持つ[[ドミュナス]](操縦者)。かつては軍警察に在籍していた事もあり、その手のコネには強い。[[ダン・ダストン|ダストン]]はその時の上司である。 |
20行目: |
19行目: |
| 劇中では凄腕の交渉人と言われている割に、成功率は6割程度。ビッグ・オーを持ち出して力ずくで解決する事が多いため「交渉しない交渉人」などと呼ばれることもある。しかし、[[ジェイソン・ベック|ベック]]や[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]などロジャーを利用するか陥れる前提で接触を図ってくる者、[[シュバルツ・バルト]]のような無茶すぎる依頼、[[イール]]を初めとする異形の怪獣といった事情のせいでもある。相手が誠意を持って交渉に応じる相手ならば意外と成功率は高く、漫画版では、学校の立ち退き問題でパラダイム側のネゴシエイターと対決し、その手腕に感服させるシーンなどがある。 | | 劇中では凄腕の交渉人と言われている割に、成功率は6割程度。ビッグ・オーを持ち出して力ずくで解決する事が多いため「交渉しない交渉人」などと呼ばれることもある。しかし、[[ジェイソン・ベック|ベック]]や[[アレックス・ローズウォーター|アレックス]]などロジャーを利用するか陥れる前提で接触を図ってくる者、[[シュバルツ・バルト]]のような無茶すぎる依頼、[[イール]]を初めとする異形の怪獣といった事情のせいでもある。相手が誠意を持って交渉に応じる相手ならば意外と成功率は高く、漫画版では、学校の立ち退き問題でパラダイム側のネゴシエイターと対決し、その手腕に感服させるシーンなどがある。 |
| | | |
− | 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする…と人間味に溢れるエセ紳士である。<br />
| + | 性格は一見紳士的でクールに見えるが、実際はかなり短気で頑固者でお人好し、しかし女性と老人は大切にする……と人間味に溢れるエセ紳士である。<br /> |
| 様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。<br /> | | 様々な拘りを持つが、中でも黒に強い拘りを示す。車や服……果ては家人の服まで全てを黒色でコーディネイトしている。<br /> |
| 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去にトラウマがある。漫画版だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトの[[メモリー]]をなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグ・オーのディスプレイに少し表示されただけで茫然自失に陥った。 | | 苦手な物は地下とトマト、バーコードで、過去にトラウマがある。漫画版だと[[ジェイソン・ベック|べック]]もトラウマ。トマトに関しては彼がトマト(元老院議員の[[クローン]]人間)だからだと思われたが、終盤にて否定されたので単に好き嫌いなのかもしれない。しかし、トマトの[[メモリー]]をなぜか持っており、彼がトマトだという暗示だったと思われる。そして、それ故にトマトが嫌いなのかもしれない。バーコードに関してもトマトと同様。テーブルナイフのギザギザ部分を見たり、ビッグ・オーのディスプレイに少し表示されただけで茫然自失に陥った。 |
| | | |
− | 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されている(名前からしてRoger Smith、つまり「R・スミス」である)など、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。 | + | 作中で最も謎の多い人物であり、130kgもする[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]を軽々と抱えたり、垣間見た本来の歴史や別の歴史では浮浪者、死人であったり、何人もの「ロジャー」が存在するかのような描写、更には工場で大量生産されている(名前からしてRoger Smith、つまり「R・スミス」である)など、'''人間かどうかも疑わしい'''人物である。これらの謎は暗示こそされているものの最後まで明らかにされておらず、視聴者の判断に任せられている。 |
| | | |
− | ちなみにロジャーは自らがフィギュアとして大量生産されている様や、ビッグ・オーがテレビの中で活躍する様を見ている訳だが、パラダイムシティの真実と照らし合わせる限り、ロジャーがシュバルツ・バルトと同じ「真実の一つに到達し得る者」である事を示していると思われる。 | + | ちなみにロジャーは自らがフィギュアとして大量生産されている様や、ビッグ・オーがテレビの中で活躍する様を見ている訳だが、パラダイムシティの真実と照らし合わせる限り、ロジャーがシュバルツ・バルトと同じ「真実の一つに到達し得る者」である事を示していると思われる。<br/> |
| また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、エンジェルのみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 | | また、真のドミュナスがロジャー、シュバルツ、エンジェルのみである事も合わせて考えると、ドミュナスの資格=真実の一つに到達し得る者である事とも考えられる。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− |
| |
| === [[Zシリーズ]] === | | === [[Zシリーズ]] === |
| ;[[スーパーロボット大戦Z]] | | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :初の声付き(宮本氏はこれがスパロボ初参加)で登場。[[ネゴシエイター]]が[[特殊技能]]として実装され、他ユニットの修理費を0にする[[ZEUTH]]の切り札。最初から[[ガード]]を持っており、[[ビッグ・オー]]もシールドを持つ為に驚異的な硬さを誇るが、[[ブロッキング]]と[[底力]]が無い為、防御面を高めたいのならば[[パイロット養成]]が必要。ガードだけで事足りると思うなら、攻撃に偏重した育成をするという手もある。<br />[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグ・オーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグ・オーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグ・オーの弱点もカバーできる。<br />[[D]]程ではないが交渉成功率は低い上に、今回もドロシーから服装について最低の烙印が押されている。終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。<br/>戦う機会のない[[破嵐万丈|万丈]]に対しての戦闘台詞が存在しており、こちらはスペシャルディスクで聞くことが可能。 | + | :初の声付き(宮本氏は本作がスパロボ初参加)で登場。[[ネゴシエイター]]が[[特殊技能]]として実装され、他ユニットの修理費を0にする[[ZEUTH]]の切り札。最初から[[ガード]]を持っており、[[ビッグ・オー]]もシールドを持つ為に驚異的な硬さを誇るが、[[ブロッキング]]と[[底力]]が無い為、防御面を高めたいのならば[[パイロット養成]]が必要。ガードだけで事足りると思うなら、攻撃に偏重した育成をするという手もある。 |
| + | :[[小隊長能力|隊長能力]]は[[クリティカル]]率+30%、[[精神コマンド]]に[[魂]]を覚える……と、高い攻撃力を持つが、ビッグ・オーは対空面に弱点を抱えているので、優先的に[[強化パーツ]]を付けた方が良い。後半、ビッグ・オーのサブパイロットに[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]が加入するので、ビッグ・オーの弱点もカバーできる。 |
| + | :[[D]]程ではないが交渉成功率は低い上に、今回もドロシーから服装について最低の烙印が押されている。終盤では[[コペルニクス会談]]の進行役を任されている他、作中でも最重要の存在との交渉を行う事になるキーパーソン。彼の選択によりENDポイントが-15されてしまう場合がある為、エンディングを大きく左右するキャラクターになっている。 |
| + | :戦う機会のない[[破嵐万丈|万丈]]に対しての戦闘台詞が存在しており、こちらはスペシャルディスクで聞くことが可能。 |
| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
| :他のZEUTHメンバーに数話遅れて合流。既に各地で[[新帝国インペリウム]]が破壊の限りを尽くしていたため、[[ネゴシエイター]]として活躍の余地はなかった。[[ZEXIS]]のメンバーに[[ZEUTH]]のメンバーを紹介をするのもロジャーの役目。パイロットとしての基本能力に変化はないが、エースボーナスでネゴシエイターのスキルが強化される。反面、ファイナルステージを撃てないので攻撃力は低下。 | | :他のZEUTHメンバーに数話遅れて合流。既に各地で[[新帝国インペリウム]]が破壊の限りを尽くしていたため、[[ネゴシエイター]]として活躍の余地はなかった。[[ZEXIS]]のメンバーに[[ZEUTH]]のメンバーを紹介をするのもロジャーの役目。パイロットとしての基本能力に変化はないが、エースボーナスでネゴシエイターのスキルが強化される。反面、ファイナルステージを撃てないので攻撃力は低下。 |
39行目: |
40行目: |
| :ドロシーと一緒の汎用新カットインが追加された。[[黒の騎士団]]ルートでは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]へと辿り着き、更には[[破嵐万丈|万丈]]と共に[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を助けるなどの活躍を見せる。 | | :ドロシーと一緒の汎用新カットインが追加された。[[黒の騎士団]]ルートでは[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]へと辿り着き、更には[[破嵐万丈|万丈]]と共に[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を助けるなどの活躍を見せる。 |
| ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] |
− | :PV1で確認。パラダイムシティで戦闘を行っている。 | + | :声が新録された。烙印とその立場の特異性から、他の仲間達とは異なり中途半端にメモリーを残して浮浪者と化し、パラダイムシティを彷徨っていた。また、その中で[[ガドライト・メオンサム]]とよく酒を飲んでいたらしい(殆どガドライトに奢られっ放しだったようだが)。 |
− | :肝心の本編では、烙印とその立場の特異性から、他の仲間達とは異なり中途半端にメモリーを残して浮浪者と化し、パラダイムシティをさまよっていた。また、その中で[[ガドライト・メオンサム]]とよく酒を飲んでいたらしい(ほとんどガドライトに奢られっ放しだったようだが)。
| |
| | | |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦D]] | | ;[[スーパーロボット大戦D]] |
− | :初登場。原作再現は殆どされないが、出番は多い。[[ザンスカール帝国]]や[[ズール皇帝]]との交渉に失敗するなど、残念な事に原作以下の交渉成功率を誇るが、展開上、当然とも言える。しかし、[[ネゴシエイター]]として無能という風には描かれておらず(そもそも、超一流のネゴシエイターだったからこそ[[リガ・ミリティア]]に雇われた)、序盤では[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との交渉に成功してリガ・ミリティアと[[OZ]]トレーズ派の地上部隊の共闘路線を確立し、さらにトレーズからの依頼でOZの反トレーズ派の地上部隊の8割との交渉を成功させたと発言しており、後の展開から残りも交渉に成功したと思われる。彼がいなければ[[ノヴァンブル条約]]の実現には時間がかかっていたのは間違いなく、[[ブルー・スウェア]]の陰の立役者と言える。 | + | :初登場。原作再現は殆どされないが、出番は多い。[[ザンスカール帝国]]や[[ズール皇帝]]との交渉に失敗するなど、残念な事に原作以下の交渉成功率を誇るが、展開上、当然とも言える。しかし[[ネゴシエイター]]として無能という風には描かれておらず(そもそも、超一流のネゴシエイターだったからこそ[[リガ・ミリティア]]に雇われた)、序盤では[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]との交渉に成功してリガ・ミリティアと[[OZ]]トレーズ派の地上部隊の共闘路線を確立し、さらにトレーズからの依頼でOZの反トレーズ派の地上部隊の8割との交渉を成功させたと発言しており、後の展開から残りも交渉に成功したと思われる。彼がいなければ[[ノヴァンブル条約]]の実現には時間がかかっていたのは間違いなく、[[ブルー・スウェア]]の陰の立役者と言える。 |
| | | |
| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− |
| |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
| [[ビッグ・オー]]に合わせたかの能力で[[射撃]]・[[格闘]]両方ともこなせ、[[防御]]も高い。また、スーパー系にしては[[技量]]も高め。[[地形適応]]は[[空]]の適応は低め。 | | [[ビッグ・オー]]に合わせたかの能力で[[射撃]]・[[格闘]]両方ともこなせ、[[防御]]も高い。また、スーパー系にしては[[技量]]も高め。[[地形適応]]は[[空]]の適応は低め。 |
62行目: |
61行目: |
| === [[特殊技能]](特殊スキル) === | | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
| ;[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[シールド防御]]、[[ネゴシエイター]]、[[ガード]]、[[戦意高揚]] | | ;[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[シールド防御]]、[[ネゴシエイター]]、[[ガード]]、[[戦意高揚]] |
− | :Zシリーズから実装された、ロジャー専用特殊能力「ネゴシエイター」を持つのが特徴。なお、発動条件は「ロジャーと戦闘すること」なので、'''再世篇でのバサラの歌に対しても発動する'''。激しい曲調の音楽は嫌いなんだろうが、そんなことしたら[[オズマ・リー|熱心な]][[ピエール・ヴィエラ|ファン達]]の怒りを買うのは確実だろう(ANGEL VOICEが採用されなかったのがある意味残念である)。また、[[底力]]はD以外デフォルトでは所持していない。第2次Z再世篇に至ってはスーパー系の主役陣で'''唯一人[[底力]]を持っていない'''。そんなに底力出すのが嫌か。 | + | :Zシリーズから実装された、ロジャー専用特殊能力「ネゴシエイター」を持つのが特徴。なお、発動条件は「ロジャーと戦闘すること」なので、'''再世篇でのバサラの歌に対しても発動する'''。激しい曲調の音楽は嫌いなんだろうが、そんなことしたら[[オズマ・リー|熱心な]][[ピエール・ヴィエラ|ファン達]]の怒りを買うのは確実だろう(ANGEL VOICEが採用されなかったのがある意味残念である)。また、[[底力]]はD以外デフォルトでは所持していない。第2次Z再世篇に至ってはスーパー系の主役陣で'''唯一人[[底力]]を持っていない'''。そんなに底力出すのが嫌か。 |
| | | |
| === [[小隊長能力]](隊長効果) === | | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
72行目: |
71行目: |
| :特殊スキル『ネゴシエイター』の気力低下-5。 | | :特殊スキル『ネゴシエイター』の気力低下-5。 |
| <!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == --> | | <!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == --> |
− | <!-- :「BGM名」:採用作品や解説など -->
| |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
94行目: |
92行目: |
| :『2nd SEASON』から登場。ロジャーに対して異常な憎悪と殺意を抱いており、彼を苦しめるためなら手段を選ばない。 | | :『2nd SEASON』から登場。ロジャーに対して異常な憎悪と殺意を抱いており、彼を苦しめるためなら手段を選ばない。 |
| ;R・インストル | | ;R・インストル |
− | :Act:06ゲスト。ビストロ「アマデウス」でピアニストをしているロジャーの顔なじみ。天才科学者アマデウスが作り上げたアンドロイドであり、繊細なタッチで鍵盤を弾く奇跡の指の持ち主だが、彼のメモリーには秘密が…。 | + | :SRW未登場。Act:06ゲスト。ビストロ「アマデウス」でピアニストをしているロジャーの顔なじみ。天才科学者アマデウスが作り上げたアンドロイドであり、繊細なタッチで鍵盤を弾く奇跡の指の持ち主だが、彼のメモリーには秘密が…… |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− |
| |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
− |
| |
| ==== ダイナミック系 ==== | | ==== ダイナミック系 ==== |
| ;[[デューク・フリード]] | | ;[[デューク・フリード]] |
− | :[[D]]では[[異星人]]でありながら[[ペルフェクティオ]]との戦いに同行する彼に感心し、フリード星絡みの交渉を最低限の必要経費のみで引き受けることを約束した。…必要経費だけでかなりかさみそうだが。 | + | :[[D]]では[[異星人]]でありながら[[ペルフェクティオ]]との戦いに同行する彼に感心し、フリード星絡みの交渉を最低限の必要経費のみで引き受けることを約束した。……必要経費だけでかなりかさみそうだが。 |
| ;[[独眼鬼]] | | ;[[独眼鬼]] |
| :[[Z]]では依頼主だったがクビにされてしまう。ちなみにロジャーはそうでもないが、独眼鬼の方には十分な伏線になった。 | | :[[Z]]では依頼主だったがクビにされてしまう。ちなみにロジャーはそうでもないが、独眼鬼の方には十分な伏線になった。 |
112行目: |
108行目: |
| :[[Z]]では彼と初めて対決した際、勝平から彼ら[[ガイゾック]]の非道ぶりを聞いていたので「知性の欠片も感じない輩」と容赦なく罵倒した。 | | :[[Z]]では彼と初めて対決した際、勝平から彼ら[[ガイゾック]]の非道ぶりを聞いていたので「知性の欠片も感じない輩」と容赦なく罵倒した。 |
| ;[[破嵐万丈]] | | ;[[破嵐万丈]] |
− | :色々と似た者同士。[[ZSPD]]ではバトルシアターのみ、彼との特殊戦闘台詞が存在している(後述)。ちなみに、二人とも'''人間かどうかも疑わしい'''という共通点がある。 | + | :色々と似た者同士。[[ZSPD]]ではバトルシアターのみ、彼との特殊戦闘台詞が存在している(後述)。 |
| | | |
| ==== その他のスーパー系 ==== | | ==== その他のスーパー系 ==== |
| ;[[クライン・サンドマン]] | | ;[[クライン・サンドマン]] |
− | :[[Z]]では色々とウマが合い、仲が良い。そしてドロシーにロジャー共々最低の烙印を押されてしまう。 | + | :[[Z]]では色々とウマが合うため仲が良い。そしてドロシーにロジャー共々最低の烙印を押されてしまう。 |
| | | |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
− |
| |
| ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== | | ==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ==== |
| ;[[シャア・アズナブル]] | | ;[[シャア・アズナブル]] |
− | :[[D]]ではトレーズと[[マクシミリアン・ジーナス|マックス]]も交えてオールバック紳士仲間。色々と頼りにされるが、時にはがっかりされる事も。 | + | :[[D]]ではトレーズと[[マクシミリアン・ジーナス|マックス]]も交えてオールバック紳士仲間。色々と頼りにされるが、時にはがっかりされる事も。第3次Z時獄篇でも最終的には共闘する。 |
| ;[[パプテマス・シロッコ]] | | ;[[パプテマス・シロッコ]] |
| :[[Z]]では彼に「女性の口説き方がなっていない」と皮肉を言う。 | | :[[Z]]では彼に「女性の口説き方がなっていない」と皮肉を言う。 |
138行目: |
133行目: |
| :[[D]]では共に交渉に赴いたりする。彼女の単刀直入な交渉術にロジャーは頭を痛めていた。 | | :[[D]]では共に交渉に赴いたりする。彼女の単刀直入な交渉術にロジャーは頭を痛めていた。 |
| ;[[フィクス・ブラッドマン]]、[[ザイデル・ラッソ]] | | ;[[フィクス・ブラッドマン]]、[[ザイデル・ラッソ]] |
− | :[[Z]]では[[D.O.M.E.]]にて言い争う彼らの姿に、「政治のトップに立つ人間でありながら知性が感じられない」と厳しく断じた。 | + | :[[Z]]では[[D.O.M.E.]]にて言い争う彼らの姿に「政治のトップに立つ人間でありながら知性が感じられない」と厳しく断じた。 |
| | | |
| ==== 正暦作品 ==== | | ==== 正暦作品 ==== |
153行目: |
148行目: |
| | | |
| === リアル系 === | | === リアル系 === |
− |
| |
| ==== [[富野作品]] ==== | | ==== [[富野作品]] ==== |
| ;[[アスハム・ブーン]]、[[ケジナン・ダッド]] | | ;[[アスハム・ブーン]]、[[ケジナン・ダッド]] |
164行目: |
158行目: |
| :[[Z]]において、ロジャーの紳士の定義を知りたがる。 | | :[[Z]]において、ロジャーの紳士の定義を知りたがる。 |
| ;[[マオ]] | | ;[[マオ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]終盤で、[[エリア11]]を訪れたロジャーを挑発。流石のネゴシエイターも彼の[[ギアス|能力]]の前には対応できなかったが、それでもその後に彼を「何らかの方法で相手の心を読むことが出来る」者であるという推測を即座に立ている。 | + | :第2次Z破界篇終盤で、[[エリア11]]を訪れたロジャーを挑発。流石のネゴシエイターも彼の[[ギアス|能力]]の前には対応できなかったが、それでもその後に彼を「何らかの方法で相手の心を読むことが出来る」者であるという推測を即座に立ている。 |
| ;[[ルルーシュ・ランペルージ]]/[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]]/[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] |
− | :『第2次Z破界篇』では後半の[[エリア11]]ルートで何度か行動を共にし、やがて彼の正体にも興味を抱くようになる。そして『再世篇』では[[黒の騎士団]]ルートのフラグが成立した場合、自力でゼロの正体に辿り着く事になる。彼の正体を知ったことを明かした上で、彼の人間性を信じ、期待する自身の偽らざる本心を告げている。 | + | :第2次Z破界篇では後半の[[エリア11]]ルートで何度か行動を共にし、やがて彼の正体にも興味を抱くようになる。そして『再世篇』では[[黒の騎士団]]ルートのフラグが成立した場合、自力でゼロの正体に辿り着く事になる。彼の正体を知ったことを明かした上で、彼の人間性を信じ、期待する自身の偽らざる本心を告げている。 |
| :後に、ゼロの正体が露見した事で彼が黒の騎士団のメンバーから一方的に責め立られ排除されようとした際に、それを[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と共に庇い、黒の騎士団の行いをアンフェアなものとして否定した。また、原作ルートで皇帝となったルルーシュと対峙した際には、黒の騎士団を止められなかった自身の無力さを謝罪している。 | | :後に、ゼロの正体が露見した事で彼が黒の騎士団のメンバーから一方的に責め立られ排除されようとした際に、それを[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]と共に庇い、黒の騎士団の行いをアンフェアなものとして否定した。また、原作ルートで皇帝となったルルーシュと対峙した際には、黒の騎士団を止められなかった自身の無力さを謝罪している。 |
| ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] | | ;[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] |
| :直接面識はないが、テレビ中継で「行政特区日本」設立の提唱をした彼女を高貴で信頼できる人物と評価した。それ故、彼女が日本人虐殺命令を下したときは驚愕したが、それでも自分の見解を信じ、彼女に何か異変が起きたことを感じ取っており、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では推測レベルではあるが他人を操る[[ギアス]]の存在に自力で辿り着く。 | | :直接面識はないが、テレビ中継で「行政特区日本」設立の提唱をした彼女を高貴で信頼できる人物と評価した。それ故、彼女が日本人虐殺命令を下したときは驚愕したが、それでも自分の見解を信じ、彼女に何か異変が起きたことを感じ取っており、[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]では推測レベルではあるが他人を操る[[ギアス]]の存在に自力で辿り着く。 |
| ;[[シャーリー・フェネット]] | | ;[[シャーリー・フェネット]] |
− | :『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では黒の騎士団ルートのフラグが成立した場合、万丈と共に彼女の命を救う。 | + | :第2次Z再世篇では黒の騎士団ルートのフラグが成立した場合、万丈と共に彼女の命を救う。 |
| ;[[ロロ・ランペルージ]] | | ;[[ロロ・ランペルージ]] |
| :再世篇では展開次第で彼のシャーリー殺害を阻止し、彼に説教を行う。 | | :再世篇では展開次第で彼のシャーリー殺害を阻止し、彼に説教を行う。 |
| ;[[扇要]] | | ;[[扇要]] |
− | :『第2次Z再世篇』では、彼が一方的にゼロ(ルルーシュ)を排除しようとした行為を、アンフェアなものとしてスメラギと共に否定する。 | + | :第2次Z再世篇では彼が一方的にゼロ(ルルーシュ)を排除しようとした行為を、アンフェアなものとしてスメラギと共に否定する。 |
| | | |
| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
189行目: |
183行目: |
| :彼らの生き様に大きな感銘を受ける。 | | :彼らの生き様に大きな感銘を受ける。 |
| ;[[クロウ・ブルースト]] | | ;[[クロウ・ブルースト]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]では[[スフィア]]の脅威に怯む事無く、「借金返済の為に戦い続ける」と断言した彼に半ば呆れながらも、「誠実な男」と賞賛した。…が、彼の借金エピソードについては完全に話の種扱いにしている(さすがにトライアに無理矢理200万Gの借金を背負わされたのを目の前で見た時には絶句していたが)。 | + | :第2次Z破界篇では[[スフィア]]の脅威に怯む事無く、「借金返済の為に戦い続ける」と断言した彼に半ば呆れながらも「誠実な男」と賞賛した。……が、彼の借金エピソードについては完全に話の種扱いにしている(流石にトライアに無理矢理200万Gの借金を背負わされたのを目の前で見た時には絶句していたが)。 |
| ;[[アイム・ライアード]] | | ;[[アイム・ライアード]] |
| :第2次Z破界篇より時空振動でべック共々[[ZEXIS]]世界に飛ばされてきた当初は彼によって保護されていたが、後にその目論見を看破し袂を分かつ。ロジャーの言動は、アイムに明確な屈辱を与えた模様。<br/>再世篇終盤では大技「ファイナルステージ」をアイムの駆るアリエティスにぶつける。 | | :第2次Z破界篇より時空振動でべック共々[[ZEXIS]]世界に飛ばされてきた当初は彼によって保護されていたが、後にその目論見を看破し袂を分かつ。ロジャーの言動は、アイムに明確な屈辱を与えた模様。<br/>再世篇終盤では大技「ファイナルステージ」をアイムの駆るアリエティスにぶつける。 |
| ;[[ガドライト・メオンサム]] | | ;[[ガドライト・メオンサム]] |
− | :時獄篇ではメモリー喪失時、彼とよく酒を飲んでいた。ただし、ロジャーは自らの存在を問うことでいっぱいだったため、ほとんどガドライトの奢りだったらしい。 | + | :第3次Z時獄篇ではメモリー喪失時、彼とよく酒を飲んでいた。ただしロジャーは自らの存在を問うことでいっぱいだったため、殆どガドライトの奢りだったらしい。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− |
| |
| === THE ビッグオー === | | === THE ビッグオー === |
| ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) | | ;(私の名は、ロジャー・スミス。この記憶喪失の街には、必要な仕事をしている) |
353行目: |
346行目: |
| :海底の更なる闇へと沈んでいくビッグ・オー。コックピット内も浸水していく中、薄れる意識のロジャーが見たものは… | | :海底の更なる闇へと沈んでいくビッグ・オー。コックピット内も浸水していく中、薄れる意識のロジャーが見たものは… |
| ;「待て、ビッグ・オー。これは私の仕事なのだよ」<br />「エンジェル! 人にとって、メモリーは大切なものだ。それがあるから人は自分の存在を確認できる。それが失われれば、人は不安から逃れられない。だが聞いてくれ! いまここに生きている人間は、決して過去のメモリーだけが形作っているものではない。この私は、己がどういう存在なのかもわからない。私には、自分自身のメモリーすらないのだ。だが、おそらく私は、自分自身の意思で、メモリーを消し去ったのだ。その選択をしたのは、私自身だ。私自身のために、今と、そしてこれからを生きるために。自分という存在を信じたいがために!」<br />「エンジェル! 私のメモリーの中にある君を、私は決して失いはしない。私とふれあった、自分のすべきことに信念をもっていた君を、誰よりも自分自身を愛していた君を、そして、その気持ちが揺らいでいた、エンジェルという女を。自分自身の存在を否定してはいけない。人として生きるんだ」 | | ;「待て、ビッグ・オー。これは私の仕事なのだよ」<br />「エンジェル! 人にとって、メモリーは大切なものだ。それがあるから人は自分の存在を確認できる。それが失われれば、人は不安から逃れられない。だが聞いてくれ! いまここに生きている人間は、決して過去のメモリーだけが形作っているものではない。この私は、己がどういう存在なのかもわからない。私には、自分自身のメモリーすらないのだ。だが、おそらく私は、自分自身の意思で、メモリーを消し去ったのだ。その選択をしたのは、私自身だ。私自身のために、今と、そしてこれからを生きるために。自分という存在を信じたいがために!」<br />「エンジェル! 私のメモリーの中にある君を、私は決して失いはしない。私とふれあった、自分のすべきことに信念をもっていた君を、誰よりも自分自身を愛していた君を、そして、その気持ちが揺らいでいた、エンジェルという女を。自分自身の存在を否定してはいけない。人として生きるんだ」 |
− | :2ndシーズン最終話であるAct:26のラストシーンより。ビッグ・ヴィヌスに搭乗しパラダイムシティのすべてを文字通り白紙のごとく消滅させていくエンジェル。ロジャーはビッグ・オーのコックピットから身を乗り出し、最後の『交渉』に挑む。宮本氏渾身の長台詞である。[[Z]]ではビッグヴィヌスが登場せず、さらにエンジェルや[[パラダイムシティ]]の設定が原作と異なるため、異なるシチュエーションで再現されている。 | + | :2ndシーズン最終話であるAct:26のラストシーンより。[[ビッグ・ヴィヌス]]に搭乗しパラダイムシティのすべてを文字通り白紙のごとく消滅させていくエンジェル。ロジャーはビッグ・オーのコックピットから身を乗り出し、最後の『交渉』に挑む。宮本氏渾身の長台詞である。 |
| + | :[[Z]]ではビッグ・ヴィヌスが登場せず、さらにエンジェルや[[パラダイムシティ]]の設定が原作と異なるため、異なるシチュエーションで再現されている。 |
| | | |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
428行目: |
422行目: |
| <!-- == 商品情報 == --> | | <!-- == 商品情報 == --> |
| <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> | | <!-- *<amazon>B000BUNV78</amazon> --> |
− |
| |
− | == 話題まとめ ==
| |
− | <!-- *[[namazu:ロジャー・スミス]] (全文検索結果) -->
| |
− |
| |
− | == 資料リンク ==
| |
− | <!-- *[[一覧:ロジャー・スミス]] -->
| |
| {{DEFAULTSORT:ろしやあ すみす}} | | {{DEFAULTSORT:ろしやあ すみす}} |
| [[Category:登場人物ら行]] | | [[Category:登場人物ら行]] |
| [[Category:THE ビッグオー]] | | [[Category:THE ビッグオー]] |