差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
19行目:
19行目:
− +
35行目:
35行目:
− +
62行目:
62行目:
− +
− +
− +
74行目:
74行目:
− +
114行目:
114行目:
− +
124行目:
124行目:
− +
140行目:
140行目:
− +
人物説明の細かな修正及び関連人物の細かな修正。台詞の微修正。
これらの点から明らかなように、彼は極端な快楽追求主義者であり、他人の事を意に介さない自己中心・唯我独尊の性格であり、自分以外の存在全てを玩具やゴミクズとしか見ていない。また、極度のマゾヒストでもありサディストでもある。正義や悪という観念的な意見は一切意に介さず、また自身の行動に一切悪びれることがなく、自分以外の全てを嘲笑し、弄ぶ、歴代のスパロボシリーズのラスボスの中でも相当に異色な存在(性格に関しては俗に言う『高二病』のようである。ただし、振りかざす力を実際に持っているだけに非常に始末が悪い)。
これらの点から明らかなように、彼は極端な快楽追求主義者であり、他人の事を意に介さない自己中心・唯我独尊の性格であり、自分以外の存在全てを玩具やゴミクズとしか見ていない。また、極度のマゾヒストでもありサディストでもある。正義や悪という観念的な意見は一切意に介さず、また自身の行動に一切悪びれることがなく、自分以外の全てを嘲笑し、弄ぶ、歴代のスパロボシリーズのラスボスの中でも相当に異色な存在(性格に関しては俗に言う『高二病』のようである。ただし、振りかざす力を実際に持っているだけに非常に始末が悪い)。
次元力に手を出して複数の次元の彼の記憶が統合されているためか、思考や性格も様々に混在しており、その深層心理についてはっきりとは断言できない([[ティファ・アディール|ティファ]]曰く「複雑に絡み合って底が見えない」)。また、漫画版や[[流竜馬 (OVA)|OVA版]]における[[流竜馬]]の存在や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(SRW未参戦)で[[ハサウェイ・ノア]]が辿った末路を仄めかす等、多くの[[平行世界]]について精通している素振りが見られる。また、ジロンとの戦闘前会話では「ラスボスの僕を無視するっていうのかい!?」という妙な発言がある、自分を「ラスボス」と言ったラスボスはスパロボ史上でも初めてである。
次元力に手を出して複数の次元の彼の記憶が統合されているためか、思考や性格も様々に混在しており、その深層心理についてはっきりとは断言できない([[ティファ・アディール|ティファ]]曰く「複雑に絡み合って底が見えない」)。また、漫画版や[[流竜馬 (OVA)|OVA版]]における[[流竜馬]]の存在や『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(SRW未参戦)で[[ハサウェイ・ノア]]が辿った末路を仄めかす等、多くの[[平行世界]]について精通している素振りが見られる。また、ジロンとの戦闘前会話では「ラスボスの僕を無視するっていうのかい!?」というメタな発言がある。自分を「ラスボス」と言ったラスボスはスパロボ史上でも初めて。
科学者としての彼は天才的な素質を持っており、「[[次元力]]」(彼曰く「源理の力」)の一部解明と制御に成功している。尤もそれにより得られた力は、基本的に彼が楽しみを得るためにのみ行使され、時には[[ジエー・ベイベル]]として、また時には[[黒のカリスマ]]として快楽を貪り、[[多元世界]]を又に駆けて思うがまま楽しんでいた。
科学者としての彼は天才的な素質を持っており、「[[次元力]]」(彼曰く「源理の力」)の一部解明と制御に成功している。尤もそれにより得られた力は、基本的に彼が楽しみを得るためにのみ行使され、時には[[ジエー・ベイベル]]として、また時には[[黒のカリスマ]]として快楽を貪り、[[多元世界]]を又に駆けて思うがまま楽しんでいた。
実は並行世界などに関する膨大な知識は、並行存在の1人が[[黒の英知]]に触れた影響が伝播したものであり、このジ・エーデルはその影響を特に強く受けている。無数の並行存在の人格を統合しているのも恐らくはその影響であると思われ、ランド編で現れた同位体二人も同じらしい。エルガンやジエーという、外見・性格があまりに違いすぎるキャラが同位体のため、以降に出る別作品にも実は関わっていたりする可能性がある(キャラ的にいえば[[エリック・ワン|この人]]とか)。そして、ある種極端なまでの快楽主義は、黒の英知によって垣間見た「Zシリーズの生命体に待つ、根源的な災厄による絶望の未来」からの逃避であったとされる。
実は並行世界などに関する膨大な知識は、並行存在の1人が[[黒の英知]]に触れた影響が伝播したものであり、このジ・エーデルはその影響を特に強く受けている。無数の並行存在の人格を統合しているのも恐らくはその影響であると思われ、ランド編で現れた同位体二人も同じらしい。エルガンやジエーという、外見・性格があまりに違いすぎるキャラが同位体のため、以降に出る別作品にも実は関わっていたりする可能性がある(キャラ的にいえば[[エリック・ワン|この人]]とか)。そして、ある種極端なまでの快楽主義は、黒の英知によって垣間見た「Zシリーズの生命体に待つ、根源的な災厄による絶望の未来」からの逃避であったとされる。
『Z』の最終決戦において[[ZEUTH]]によって撃破されたが、その彼も現段階では生死不明で生存している可能性もあり、彼の同位体はまだ複数存在しており、その内の一人である[[エルガン・ローディック]]は、別の同位体と会話をしている様子が見受けられる。
『Z』の最終決戦において[[ZEUTH]]によって撃破されたが、その彼も現段階では生死不明で生存している可能性がある。また、彼の同位体はまだ複数存在しており、その内の一人である[[エルガン・ローディック]]は、別の同位体と会話をしている様子が見受けられる。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
;[[スーパーロボット大戦Z]]
;[[スーパーロボット大戦Z]]
ジエー時の人間関係は「[[ジエー・ベイベル]]」を、黒のカリスマ時の人間関係は「[[黒のカリスマ]]」を参照。
ジエー時の人間関係は「[[ジエー・ベイベル]]」を、黒のカリスマ時の人間関係は「[[黒のカリスマ]]」を参照。
;[[ジエー・ベイベル]]
;[[ジエー・ベイベル]]
:次元力により姿を変えた老人のジ・エーデル。本人曰く「どちらも本来のボク」と発言しているからして、どちらも「[[平行世界]]」における自分。しかし、性格や言動はやや異なっており、同一人物でも容姿などその他の要素は違うようである(Zシリーズで該当する人物は平行世界における流竜馬とレントン。後にエルガンが証明した)。
:次元力により姿を変えた老人のジ・エーデル。本人の「どちらも本来のボク」という発言からして、こちらも「[[平行世界]]」における自分なのだろう。しかし、性格や言動はやや異なっており、同一人物でも容姿を始めとした様々な要素に違いがあるようである(Zシリーズで該当する人物は平行世界における流竜馬とレントン。後にエルガンが証明した)。
;[[エーデル・ベルナル]]
;[[エーデル・ベルナル]]
:彼女を作りだして、[[多元世界]]を混乱させる。そしてジエーの姿となって、彼女に罵倒される行為を快楽としていた。
:彼女を作りだして、[[多元世界]]を混乱させる。そしてジエーの姿となって、自らの被造物である彼女に罵倒される行為を快楽としていた。
;[[ランド・トラビス]]
;[[ランド・トラビス]]
:ジエーを「じいさん」と語り、正体を明かした後も「じいさん」と呼んでいた事から、それなりに親しみを持っていた。とはいえ、曲がった根性の持ち主であるジ・エーデルは、最終決戦でヒートスマイルのゼロ距離射撃をおみまいされる。
:ジエーを「じいさん」と語り、正体を明かした後も「じいさん」と呼んでいた事から、それなりに親しみを持っていたようだ。とはいえ、曲がった根性の持ち主であるジ・エーデルは、最終決戦でヒートスマイルのゼロ距離射撃をおみまいされることになる。
;[[セツコ・オハラ]]
;[[セツコ・オハラ]]
:ジエー時に彼女の機体を改良の際、「[[バルゴラ]]」の「[[スフィア]]」の能力を研究した。セツコはグローリー・スターの思いが込められたバルゴラが、ジ・エーデルの快楽の材料にされたことに心を痛めた。
:ジエー時に彼女の機体を改良の際、「[[バルゴラ]]」の「[[スフィア]]」の能力を研究した。セツコはグローリー・スターの思いが込められたバルゴラが、ジ・エーデルの快楽の材料にされたことに心を痛めた。
:ジ・エーデルの[[次元力]]は彼からも齎された。ランドルートでは条件を満たせば最終的には敵対し、戦う事になる。ちなみに彼からは心底呆れられている様子。
:ジ・エーデルの[[次元力]]は彼からも齎された。ランドルートでは条件を満たせば最終的には敵対し、戦う事になる。ちなみに彼からは心底呆れられている様子。
;[[エルガン・ローディック]]
;[[エルガン・ローディック]]
:外見も性格も似ても似つかない別人に見えるが、実は'''並行世界の同一存在'''。しかし本性が彼と同じと言う訳でもなくジ・エーデルの所業は認識していたらしいが、それに共感する様な描写は見られず、飽くまで別人として見ていた。また彼も「このジ・エーデル」程ではないが、次元力に関する知識と力を持っている。破界篇で散見された会話の相手が「このジ・エーデル」だとする説もある。
:外見も性格も似ても似つかない別人に見えるが、実は'''並行世界の同一存在'''。しかし彼のような本性を隠しているわけでもなく、似ている部分を見つける方が難しい程真っ当な人物。ジ・エーデルの所業は認識していたらしいが、それに共感する様な描写は見られず、飽くまで別人として見ていた。また彼も「このジ・エーデル」程ではないが、次元力に関する知識と力を持っている。破界篇で散見された会話の相手が「このジ・エーデル」だとする説もある。
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== ガンダムシリーズ ===
=== ガンダムシリーズ ===
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「これはカオス・レムレース。お前のレムレースの完成形だ」
;「これはカオス・レムレース。お前のレムレースの完成形だ」
:ジ・エーデルとして仮面を外した時の初台詞。この時はまだラスボスの風格が漂っていたのだが…
:ジ・エーデルとして仮面を外した時の初台詞。この時点ではまだラスボスの風格が漂っていたのだが…
;「…救世の戦士…[[太極]]への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…」<br />「そう…ボクこそが全て! その名もジ・エーデル・ベルナルだよ!」
;「…救世の戦士…[[太極]]への旅人…法の守護騎士…因果律の番人…呪われし放浪者…」<br />「そう…ボクこそが全て! その名もジ・エーデル・ベルナルだよ!」
:シリアスな語り口から、おちゃらけた語り口へと変化する。ちなみに、黒のカリスマの時にも羅列したこれらの用語のうち「[[呪われし放浪者]]」が[[第2次Z]]でピックアップされることとなる。
:シリアスな語り口から、おちゃらけた語り口へと変化する。ちなみに、黒のカリスマの時にも羅列したこれらの用語のうち「[[呪われし放浪者]]」が[[第2次Z]]でピックアップされることとなる。
:戦闘イベントで自身の創造物であったエーデルを始末するときの台詞。
:戦闘イベントで自身の創造物であったエーデルを始末するときの台詞。
;「それの何が悪いんだい? 常識で、道徳で、論理で、愛で? ちゃんと説明してくれよ」
;「それの何が悪いんだい? 常識で、道徳で、論理で、愛で? ちゃんと説明してくれよ」
:[[ZEUTH]]の面々からの怒りの言葉に、返した彼の反論。いわゆる「正義の味方」であるZEUTHに対する、いっそリアルな反応であるが、実際現実の人間はこんな感じである。
:[[ZEUTH]]の面々からの怒りの言葉に、返した彼の反論。いわゆる「正義の味方」であるZEUTHに対する、ある意味リアルな反応。実際現実の人間はこんな感じかもしれない。
;「知らないよ、そんなの。ビーカーで量ったわけじゃないし」<br />「それとも何? 血と涙の混合液が10Lを超えると、正義の味方は怒るのかい?」
;「知らないよ、そんなの。ビーカーで量ったわけじゃないし」<br />「それとも何? 血と涙の混合液が10Lを超えると、正義の味方は怒るのかい?」
:「どれだけの血と涙が流れたと思っている!?」という怒りの言葉に、返した彼の反論。前の台詞と合わせ、自分以外にはまったく興味がないことがこれでもかというほど分かる。
:「どれだけの血と涙が流れたと思っている!?」という怒りの言葉に、返した彼の反論。前の台詞と合わせ、自分以外にはまったく興味がないことがこれでもかというほど分かる。
:万丈との戦闘前会話。下手をするとαシリーズどころか、Zの万丈も「究極のメガノイド」である可能性が…
:万丈との戦闘前会話。下手をするとαシリーズどころか、Zの万丈も「究極のメガノイド」である可能性が…
;「僕はね…ぶつのも、ぶたれるのも、大好きなんだよ!」
;「僕はね…ぶつのも、ぶたれるのも、大好きなんだよ!」
:彼の変人ぶりを象徴する台詞。
:彼の変態ぶりを象徴する台詞。
;「ハハハハハハ! サイコーだ! サイコーだよ、君達は!」<br />「プリーズ! プリーズ! もっと痛みを! もっと刺激を! ボクを! ボクを絶頂に導いてくれ!」<br />「来たあああああああっ! 今までにない最高の刺激だああっ!!」<br />「サイコーだよ、ZEUTH! アイラビュ~ フォーエバー!!」
;「ハハハハハハ! サイコーだ! サイコーだよ、君達は!」<br />「プリーズ! プリーズ! もっと痛みを! もっと刺激を! ボクを! ボクを絶頂に導いてくれ!」<br />「来たあああああああっ! 今までにない最高の刺激だああっ!!」<br />「サイコーだよ、ZEUTH! アイラビュ~ フォーエバー!!」
:撃墜後の台詞。ZEUTHの一斉攻撃によって彼の野望は潰えたかに思われたが…
:撃墜後の台詞。ZEUTHの一斉攻撃によって彼の野望は潰えたかに思われたが…