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− それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、指揮官としての手腕やモビルスーツパイロットとしての技量など、多くの分野で優れた資質を合わせ持っている。それゆえ軍内部では若きカリスマとして指導力を発揮しており、特にOZ内部では、副官である[[レディ・アン]]を筆頭に彼個人に心酔している将兵が多い。+
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− === スパロボシリーズにおいて ===
− 軍指導者としての来歴故か、登場時にはいずれも作中世界で影響力を持つ人物として描写されている。その一方、彼自身による戦闘の機会は多くない。また、最終的に舞台からの死亡退場を望んでいたためか、敵組織への[[特攻]]の役割が与えられることがかなり多い。そのため五飛との最終決戦は再現されることは少なく、それ以外でも原作で非常に深い関わりのあった[[張五飛|五飛]]との因縁はあまり描写されることがない。
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− 殆どの作品でNPC或いは敵パイロットとして登場する。Dにおいて自軍参戦するが、総合能力ならばヒイロやゼクスよりも高い。W系MSは[[格闘]]、[[射撃]]の偏重が大きいがトレーズはどの機体でも力を発揮できる。+
− αではハイリスクハイリターンの[[捨て身]]。第2次Z再世篇では[[愛]]を所持。Dでは[[集中]]を持たないのが欠点だが、[[必中]]、[[魂]]を覚える。+
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− === 単独作品 ===
− ;「感情がこの事実を受け入れるのを拒否するというのならば君たちは君たちとして戦い、時代の流れを見ればいい。かつて敵として戦った者たちと共に闘うのが無理ならば、君たちは私だけに従ってくれればいい。OZの中の君たちだけの独立した部隊として」
− :64中盤、プレイヤー部隊へOZへの勧誘をする際の台詞。敵組織の首領としては比較的物わかりの良い言い回しをしている。要約すると「OZに入るなら私直属の独立部隊に編入する。それまで直接的に敵対してきた連中には関与しなくていいしそんな奴らからの命令なんて受けなくていい」といったところか。
− ;「君が○○だね 噂は聞いている。では○○君たちに聞こう。我々OZは遠からず帝国を排除し、地球圏の 再建に取りかかるだろう。君たちはそれを否定し何をしようというのだ?」
− :トレーズらにもある程度正当な目標があるとはいえ、これまで敵対してきた組織に不信感を示す主人公への問いかけ。○○内は主人公の名前がキチンと入る。
− ;「それは素敵だ。そして人々は荒廃した地球の上で温かいミルク一杯、パンの一切れのために争いを始めるかもしれない。コロニーはそれぞれが独立して争いを始めるかもしれない。誰がそれを止め、秩序を保つことができるのだね?君たちにはそれができまい」
− :「帝国もOZも倒せばいい」とする[[兜甲児]]の主張を皮肉っての指摘。高慢ちきで嫌味たらしくも聞こえるが、内容自体は正当性がある部分もあり間違っているとは言い切れない。その一方で・・・。
− ;「レディ。そういう言い方をするものではないよ。彼らもまた、地球の未来の為に必死で戦ってきたのだ。その意志、その姿勢は称賛されるべきものだ」
− :甲児や竜馬の発言を聞いてレディは「昔話の勇者」「ただの夢」と批判するが、横で聞いていたトレーズは言い方が悪いと口を挟む。そりが合わないとはいえ、トレーズはトレーズなりにプレイヤー部隊の姿勢を評価していたようである。
− ;トレーズ「君か……」<br />ゼクス「邪魔だったかな」<br />トレーズ「かまわないよ。どうした?」<br />ゼクス「いや……特に用はない。ただ、呼ばれているような気がしてな」<br />トレーズ「フッ、そうか……ミリアルド」<br />ゼクス「何だ?」<br />トレーズ「あとを頼む」<br />ゼクス「……承知している」<br />トレーズ「ありがとう……友よ」
− :64のOZルートでシロッコが制圧しているバルジ攻防戦の前での2人のやりとり。原作では陣営を違えたため実現しなかった静かな別れの儀式。
− ;「聞こえるか、諸君。忘れないでほしい。これからの時代の地球圏は、君たちの世界だ。常に前だけを見つめて生きそして戦いぬいてきた、君たちが動かす世界だ。世界は戦い続けることが自然だといった、その言葉に偽りはない。だが、やはり私の戦いはもう終わっていたのだ。あとは頼む…… この混沌とした流れを変えてくれ。君たち自身の手で」
− :上記の台詞の後、バルジに周辺に展開されているMD部隊の隙をついて特攻する際の台詞。
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− === 携帯機シリーズ ===
− ;「レディ、私は退かない。私は、人に必要なのは絶対的な勝利ではなく、戦う姿勢、その意思こそが重要だと思っていた。そうであるならば、敗者もまた、美しいと」<br />「だがそれは、人類の歴史がこれからも続いていくという、その前提があってのこと。しかしこれからの戦いでは、絶対的勝利、ただそれのみが、我々人類と地球に許された、唯一の未来への道なのだ。私は退かない。'''そして、敗者となるわけには、いかない'''」
− :Dの終盤、[[ブルー・スウェア]]がまだ地球に戻らない中、[[タワー]]を[[イグニス]]に追い詰められ、トレーズとの戦いを所望する彼に対し、単騎で出撃した際にレディに対して。人と人との戦いにおいては敗者となることを望んだトレーズであるが、今対峙しているのは全ての破滅を望むもの、その尖兵。勝者となるためにトールギスIIを駆り、人類存亡をかけた戦い、その前哨戦に挑む。
− ;「ルイーナの侵攻が開始された後、志願者を中心に障壁の突破を試みるチームが編成された。ブルー・スウェアが地球圏に帰還する前のことだ」<br />「だが…残念ながら、すべての試みは失敗した。これは、その勇敢なる戦士たちの、白き墓標なのだ」
− :D最終話「デザイア」でのシナリオデモにて。南極の遺跡を覆うエネルギー障壁の前に散乱しているOZのMSの無数の残骸を目の当たりにし、絶句するアムロやマックス達に対して。
− ;「…ブルー・スウェアの諸君。いよいよ長い戦いに終止符をうつ時がきた。諸君、いまこの地は、戦う者のみの世界だ」<br />「その純粋さゆえに、この戦場は美しい。我々人類の故郷、この地球を守るために、これを地球圏最後の戦いとしたい」<br />「我々が生きて再び、ここを出ることができる可能性は、決して高くない。だが…これは敗北の許されない戦いなのだ。持てる力のすべてを費やして戦いに望むことを、期待する」
− :D最終話「デザイア」での戦術マップにて。ブルー・スウェアの一代表として、味方部隊に対してトレーズなりの矜持を交えつつ、激励を送る。
− ;トレーズ「私が…時間をつくる」<br />アムロ「な…トレーズ!? よせ、やめろ!!」<br />トレーズ「私の戦いは、とうに終わっていた。諸君…後は頼む。」<br />トレーズ「これからの地球圏を、人類の未来を。ミリアルド…先にいっているぞ…」<br />ゼクス「トレェェェェズッ!!」
− :Dでの最期。後事を[[ブルー・スウェア]]の面々に託し、[[ファブラ・フォレース]]の破壊の時間を稼ぐために[[ペルフェクティオ]]に向けて特攻し、散っていった。ゼクスは友の死に絶叫し、五飛は「俺との決着はどうなった!」と悔しさと悲しみを込めて、叫ぶのだった。
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− == 資料リンク ==+
− <!-- *[[一覧:トレーズ・クシュリナーダ]] -->
− {{ガンダムシリーズ}}
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*所属:[[スペシャルズ]]([[OZ]])兼ロームフェラ財団
*所属:[[スペシャルズ]]([[OZ]])兼[[ロームフェラ財団]]
*[[軍階級|階級]]:上級特佐⇒OZ総帥⇒ロームフェラ財団代表兼世界国家代表
*[[軍階級|階級]]:上級特佐⇒OZ総帥⇒ロームフェラ財団代表兼世界国家代表
地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]]」の代表という立場で、5人のガンダムパイロットの前に立ち塞がる人物。
地球圏統一連合特殊部隊・[[スペシャルズ]]の影に潜む秘密組織「[[OZ]]」の代表という立場で、5人のガンダムパイロットの前に立ち塞がる人物。
Endless Waltzに登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、彼が負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』に登場した[[マリーメイア・クシュリナーダ]]は、彼が負傷した際に看護師のレイア・バートンとの間に授かった実子であるとされている。
<!-- 漫画版や小説版とかじゃ本当ともとれる描写があるらしい -->
<!-- 漫画版や小説版とかじゃ本当ともとれる描写があるらしい -->
敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから自分は悪である」という考え方の表れである。
敗者になりたいと発言したり、自分を悪と考えているなど一聴すると理解に苦しむ発言も多いが、これも「自らの信じる道は、人の命を奪ってしまう戦いを起こすことになる。だから自分は悪である」という考え方の表れである。
それらの優雅かつ確固として揺るぎのない行動に加え、指揮官としての手腕や[[モビルスーツ]]パイロットとしての技量など、多くの分野で優れた資質を合わせ持っている。それゆえ軍内部では若きカリスマとして指導力を発揮しており、特に[[OZ]]内部では、副官である[[レディ・アン]]を筆頭に彼個人に心酔している将兵が多い。
彼は地球の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。彼はそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。
彼は地球の美しい自然を愛する財団の理念に賛同し、地球圏統一連合内部にOZの前進となる特別部隊スペシャルズを創設。全人類に自らの戦いの機会を与えるという目的のためにスペシャルズ=OZの拡充に努める。そして、連合内部の平和論者一掃及び連合組織の瓦解を目的とした作戦「オペレーション・デイブレイク」においては、OZの総帥として自ら指揮を執って作戦を成功に導き、彼の目論見通り地球圏は再び戦火に彩られることとなった。しかしその後、母体組織である財団は人間から戦いを奪う兵器「[[モビルドール]]」による地球圏支配を目論み、OZもまた財団の強い圧力を受け、一部の特権階級の権益を守るための組織としての色彩が次第に強まっていくこととなる。彼はそんな財団の在り方を否定してOZ総帥を退任、長期の幽閉を余儀なくされた。
幽閉中の彼は、敗色濃厚の中でも尚戦い続けるガンダムパイロット達に対する想いをこれまで以上に強め、彼らに道を指し示すための機体・[[ガンダムエピオン]]を秘密裏に建造、自らを殺しに現れたヒイロにエピオンを託すなどした。しかし自身の出番はまだ先のこととし、長らく事態の静観を決め込んでいた。
幽閉中の彼は、敗色濃厚の中でも尚戦い続けるガンダムパイロット達に対する想いをこれまで以上に強め、彼らに道を指し示すための機体・[[ガンダムエピオン]]を秘密裏に建造、自らを殺しに現れたヒイロにエピオンを託すなどした。しかし自身の出番はまだ先のこととし、長らく事態の静観を決め込んでいた。
作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友ゼクスと彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
作品終盤、盟友であるゼクスが[[ホワイトファング]]代表[[ミリアルド・ピースクラフト]]として地球排除宣言を行うに至り、それに呼応するように軍内部でクーデターを起こし、OZ総帥として再び表舞台に返り咲く。更に、自らの立場故に身動きのとれなくなった[[リリーナ・ドーリアン]]に対し、退任を迫る形で彼女を解放、同時に自らが世界国家元首としてミリアルドの矢面に立つ役割を引き受ける。それは、悲惨な戦いの帰結として人々に真の平和を求める戦いを始めるための精神的な成長を促すという、親友[[ゼクス・マーキス]]と彼の共通の願いを実現するための最後の舞台を整えんがための行動であった。
地球圏の代表として宇宙に上がった彼は、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛|五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし彼もまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。
地球圏の代表として宇宙に上がった彼は、自ら[[トールギスII]]を駆り最前線で全軍を指揮。彼のミリアルドへの決闘の申し出は、地球の歴史に対する完全な悪役足らんとするミリアルドの意思故に拒否されるものの、もう一人の因縁の相手である[[張五飛]]からの1対1の戦いの申し出に応じ、五飛との決闘に臨む。しかし彼もまた、この舞台における自らの敗北者としての役目に殉じ、敢えて五飛に討たれること(小説版ではトレーズ自身は真剣勝負のつもりだったと描写されている)でその命を散らした。
自らの信念に従って行動し、信念に殉じた彼の墓碑には「平和のための礎となり、信念のままに死す」との文章が刻まれた。
自らの信念に従って行動し、信念に殉じた彼の墓碑には「平和のための礎となり、信念のままに死す」との文章が刻まれた。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
軍指導者としての来歴故か、登場時にはいずれも作中世界で影響力を持つ人物として描写されている。その一方、彼自身による戦闘の機会は多くない。また、最終的に舞台からの死亡退場を望んでいたためか、敵組織への[[特攻]]の役割が与えられることがかなり多い。そのため[[張五飛]]との最終決戦は再現されることは少なく、それ以外でも原作で非常に深い関わりのあった五飛との因縁はあまり描写されることがない。
=== 旧シリーズ ===
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦F]]
;[[スーパーロボット大戦F]]
:非戦闘員。[[ティターンズ]]の幹部として[[ゲスト]]・[[ポセイダル軍|ポセイダル]]への反抗作戦を成功させた他、[[ロンド・ベル]]に腹心のゼクスとノインを送り込んだ。
:非戦闘員。[[ティターンズ]]の幹部として[[ゲスト]]・[[ポセイダル軍|ポセイダル]]への反抗作戦を成功させた他、[[ロンド・ベル]]に腹心のゼクスとノインを送り込んだ。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:原作準拠で一時幽閉させられるが、[[ロンド・ベル]]に救出され、議会での演説によって[[ティターンズ]]の謀略を明らかにして以後の地球連邦の主導権を握る。終盤には[[トールギスII]]に乗って[[NPC]]として共に戦う。ポセイダルルートで死亡イベントを回避させ続けて最終シナリオまで生き残らせると、[[バイオリレーションシステム]]を破るために[[ヴァルシオン]]に[[特攻]]し、[[ロンド・ベル]]に後を任せて死亡する。DCルートでは地球に落下するアクシズの破片を破壊するためにミリアルドと共に自爆するという、アニメ本編の五博士のような役割を担う。
:原作準拠で一時幽閉させられるが、[[ロンド・ベル]]に救出され、議会での演説によって[[ティターンズ]]の謀略を明らかにして以後の地球連邦の主導権を握る。終盤には[[トールギスII]]に乗って[[NPC]]として共に戦う。ポセイダルルートで死亡イベントを回避させ続けて最終シナリオまで生き残らせると、[[バイオリレーションシステム]]を破るために[[ヴァルシオン]]に[[特攻]]し、[[ロンド・ベル]]に後を任せて死亡する。[[DC]]ルートでは地球に落下するアクシズの破片を破壊するためにミリアルドと共に自爆するという、アニメ本編の五博士のような役割を担う。
:[[碇ゲンドウ|ゲンドウ]]、[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]と密約を交わすシーンが存在したが、ライター交代の影響か有耶無耶になった。人類補完計画に賛同しているとは考え難いのだが、ゼーレを壊滅させるためだけの集まりだったのだろうか。
:[[碇ゲンドウ]]、[[シャピロ・キーツ|シャピロ・キーツ]]と密約を交わすシーンが存在したが、ライター交代の影響か有耶無耶になった。[[人類補完計画]]に賛同しているとは考え難いのだが、[[ゼーレ]]を壊滅させるためだけの集まりだったのだろうか。
:また、ロンド・ベルに限らず色々な人から警戒心を抱かれる描写が何度もなされたが、結局最期までプレイヤー陣営の味方のままだった。本気でミスリードだったのか、実はトレーズと決戦ルートは構想にあったが没になったのかはこれまた謎である。
:また、ロンド・ベルに限らず色々な人から警戒心を抱かれる描写が何度もなされたが、結局最期までプレイヤー陣営の味方のままだった。本気でミスリードだったのか、実はトレーズと決戦ルートは構想にあったが没になったのかはこれまた謎である。
:
:
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:主に故人の為登場しないが、最終話で霊体となってαナンバーズに力を貸す。残念ながら参戦作品の都合上、顔グラが用意されておらず、会話シーンも無い。
:主に故人の為登場しないが、最終話で霊体となって[[αナンバーズ]]に力を貸す。残念ながら参戦作品の都合上、顔グラが用意されておらず、会話シーンも無い。
=== Zシリーズ ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]]
:SC以来で久々の登場であるが、ストーリーが最後まで(というか殆ど)進まないので声は付かなかった。また次元震で転移してきたアムロ・レイとクワトロ・バジーナを保護していた。EDではカミーユ達やシン達もOZに迎え入れるが…
:[[SC]]以来で久々の登場であるが、ストーリーが最後まで(というか殆ど)進まないので声は付かなかった。また次元震で転移してきた[[アムロ・レイ]]と[[クワトロ・バジーナ]]を保護していた。EDではカミーユ達やシン達も[[OZ]]に迎え入れるが……
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:原作通りの立ち回り。倫理を無視した戦争やアロウズの横行に嘆き、世界に対して壮大な茶番を仕組む。また、『F』以来の置鮎氏による新録が行われた。ゲーム終盤では[[トールギスII]]に搭乗し、自軍に敵対する。パイロット能力は歴代、そして本作最強クラス。各種能力が非常に高く、特殊スキルも高レベルの[[底力]]や[[ガード]]の他になんと[[極]]持ちという高待遇。これでHPが10万超えしていたら厄介を極めていただろう。精神コマンドに[[愛]]を持つが、残念ながら味方にはならない。トールギスIIのビームサーベルの撃墜専用演出は必見である。
:原作通りの立ち回り。倫理を無視した戦争や[[アロウズ]]の横行に嘆き、世界に対して壮大な茶番を仕組む。また、『F』以来の置鮎氏による新録が行われた。ゲーム終盤では[[トールギスII]]に搭乗し、自軍に敵対する。パイロット能力は歴代、そして本作最強クラス。各種能力が非常に高く、[[特殊スキル]]も高レベルの[[底力]]や[[ガード]]の他になんと[[極]]持ちという高待遇。これで[[HP]]が10万超えしていたら厄介を極めていただろう。[[精神コマンド]]に[[愛]]を持つが、残念ながら味方にはならない。トールギスIIの[[ビームサーベル]]の撃墜専用演出は必見である。
:長らくなかなか描かれなかった生身との決闘から始まる五飛との因縁が序盤から終盤まできっちり描かれているなど、総じてストーリー面でも戦闘面でもなかなかに優遇されていると言えるだろう。
:長らくなかなか描かれなかった生身との決闘から始まる五飛との因縁が序盤から終盤まできっちり描かれているなど、総じてストーリー面でも戦闘面でもなかなかに優遇されていると言えるだろう。
=== 携帯機シリーズ ===
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:EW参戦なので本人は登場しないがマリーメイアの登場時に言及があり、一年戦争末期において地球圏を制しかけたとのこと。ゲーム開始時点でZガンダムのストーリーも既に終わっている本作ではガンダムWのキャラの年齢が原作とは大きく離れていそうである。
:EW参戦なので本人は登場しないがマリーメイアの登場時に言及があり、[[一年戦争]]末期において地球圏を制しかけたとのこと。ゲーム開始時点で『[[機動戦士Ζガンダム]]』のストーリーも既に終わっている本作では『ガンダムW』のキャラの年齢が原作とは大きく離れていそうである。
;[[スーパーロボット大戦D]]
;[[スーパーロボット大戦D]]
:参戦するステージは少ないものの、最初から最後までずっと味方で、しかもNPCではなく操作可能という珍しい作品。ただし、下記イベントの都合で事前説明無しに最終話は出撃不可。[[切り払い|斬り払い]]から[[指揮官|指揮]]まで[[特殊技能]]を10種も持つ。序盤に[[トールギスII|乗機]]を残して離脱し、終盤にやたらとLvが上がった状態で再加入する。<br />彼の服装について、『[[THE ビッグオー]]』の[[ロジャー・スミス|ロジャー]]もろとも、同じく『ビッグオー』のドロシーに最低の趣味の烙印を押される。なおこのシーンの前後に、ドロシーに担がれて待避するシーンがあるのだが、エレガントを信望する彼が、一体どんな体勢で担がれていたのか非常に疑問である。最終決戦で、何度も復活を繰り返す[[ペルフェクティオ]]の乗る[[ファートゥム]]に特攻して死亡した。
:参戦するステージは少ないものの、最初から最後までずっと味方で、しかも[[NPC]]ではなく操作可能という珍しい作品。ただし、下記イベントの都合で事前説明無しに最終話は出撃不可。[[斬り払い]]から[[指揮]]まで[[特殊技能]]を10種も持つ。序盤に[[トールギスII|乗機]]を残して離脱し、終盤にやたらとLvが上がった状態で再加入する。<br />彼の服装について、『[[THE ビッグオー]]』の[[ロジャー・スミス]]もろとも、同じく『ビッグオー』の[[R・ドロシー・ウェインライト]]に最低の趣味の烙印を押される。なおこのシーンの前後に、ドロシーに担がれて待避するシーンがあるのだが、エレガントを信望する彼が、一体どんな体勢で担がれていたのか非常に疑問である。最終決戦で、何度も復活を繰り返す[[ペルフェクティオ]]の乗る[[ファートゥム]]に特攻して死亡した。
=== Scramble Commanderシリーズ ===
=== Scramble Commanderシリーズ ===
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
;[[スーパーロボット大戦64]]
:初期は帝国の幹部であったが後にOZを立ち上げ反旗を翻す。OZルートでは[[マーチウィンド]]の指導者となるが、途中で自殺同然の行動を取って戦死し、その真意を知っていたゼクス以外のマーチウィンドの面々を困惑させた。独立軍ルートを通ると一応敵対組織に属する人間のままであるが、独立軍となったマーチウィンドに対してはかなり許容的な態度を取っており、終盤にはやや高慢ちきな言い回しではあるが協力を申し出るなど、敵パイロットとしても最後まで敵対することなく死亡する。
:初期は帝国の幹部であったが後に[[OZ]]を立ち上げ反旗を翻す。OZルートでは[[マーチウィンド]]の指導者となるが、途中で自殺同然の行動を取って戦死し、その真意を知っていたゼクス以外のマーチウィンドの面々を困惑させた。独立軍ルートを通ると一応敵対組織に属する人間のままであるが、独立軍となったマーチウィンドに対してはかなり許容的な態度を取っており、終盤にはやや高慢ちきな言い回しではあるが協力を申し出るなど、敵パイロットとしても最後まで敵対することなく死亡する。
:なお、シナリオライターの鏡氏は「トレーズは代わりになる人間がいないので生き残らせてはいけない」と考えていたようで、そのためにOZルートでも自殺同前の戦死を迎えることになったようである。
:なお、シナリオライターの鏡氏は「トレーズは代わりになる人間がいないので生き残らせてはいけない」と考えていたようで、そのためにOZルートでも自殺同前の戦死を迎えることになったようである。
== パイロットステータスの傾向 ==
== パイロットステータスの傾向 ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
殆どの作品で[[NPC]]或いは敵パイロットとして登場する。『[[D]]』において自軍参戦するが、総合能力ならば[[ヒイロ・ユイ]]や[[ゼクス・マーキス]]よりも高い。W系[[MS]]は[[格闘]]、[[射撃]]の偏重が大きいがトレーズはどの機体でも力を発揮できる。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
[[α]]ではハイリスクハイリターンの[[捨て身]]。[[第2次Z再世篇]]では[[愛]]を所持。[[D]]では[[集中]]を持たないのが欠点だが、[[必中]]、[[魂]]を覚える。
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[信頼]]、[[必中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
:[[信頼]]、[[必中]]、[[根性]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
:[[不屈]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]
:[[不屈]]、[[突撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[魂]]
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]、[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[切り払い|切り払いL7]]、[[シールド防御|シールド防御L7]]
:[[切り払い|切り払いL7]]、[[シールド防御|シールド防御L7]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
:[[底力|底力L8]]、[[Eセーブ]]、[[極]]、[[ガード]]、[[サイズ差補正無視]]、[[気力+ボーナス]]、[[精神耐性]]、[[指揮官|指揮官L4]]
:[[底力|底力L8]]、[[Eセーブ]]、[[極]]、[[ガード]]、[[サイズ差補正無視]]、[[気力+ボーナス]]、[[精神耐性]]、[[指揮官|指揮官L4]]
:トレーズの能力の高さに加え、高レベルの底力・極・ガードとかなりの難敵。大型のユニットに対してもサイズ差補正無視でカバーし、特殊効果武器も精神耐性で防いでしまう。さらに本作の精神耐性には「精神コマンド[[脱力]]による[[気力]]低下を100にまで制限する(脱力では気力が100未満にならない)」という新効果が追加されている為、脱力連打による能力の弱体化もあまり期待できず、気力+ボーナスと後述するエースボーナスの相乗効果で気力の上昇も非常に速い。デフォルトでカンストしている指揮スキルにより、[[ミリアルド・ピースクラフト|ミリアルド]]と[[ミスター・ブシドー|ブシドー]]も強化され、トレーズ自身もミリアルドのエースボーナスで強化される。再世篇では[[ブロッキング]]が廃止され、剣や盾を所持する全てのユニットが切り払い・シールド防御を発動できるようになった為、トレーズの高い[[技量]]の前には下手なパイロットでは返り討ちにあってしまう。
:トレーズの能力の高さに加え、高レベルの底力・極・ガードとかなりの難敵。大型のユニットに対してもサイズ差補正無視でカバーし、特殊効果武器も精神耐性で防いでしまう。さらに本作の精神耐性には「精神コマンド[[脱力]]による[[気力]]低下を100にまで制限する(脱力では気力が100未満にならない)」という新効果が追加されている為、脱力連打による能力の弱体化もあまり期待できず、気力+ボーナスと後述する[[エースボーナス]]の相乗効果で気力の上昇も非常に速い。デフォルトでカンストしている指揮官スキルにより、[[ミリアルド・ピースクラフト]]と[[ミスター・ブシドー]]も強化され、トレーズ自身もミリアルドのエースボーナスで強化される。再世篇では[[ブロッキング]]が廃止され、剣や盾を所持する全てのユニットが[[切り払い]]・[[シールド防御]]を発動できるようになった為、トレーズの高い[[技量]]の前には下手なパイロットでは返り討ちにあってしまう。
=== [[エースボーナス]] ===
=== 固有[[エースボーナス]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
:ターン開始時に自軍ユニットの気力+3、HP1000回復
:ターン開始時に自軍ユニットの気力+3、HP1000回復
:自軍ユニットの気力を底上げし、HPを回復する能力。仕留め損なった雑魚に対して、この能力がかかってしまうと攻撃力と防御力が強化されてしまい、鬱陶しい。本作のモビルドールはシリーズ最強クラスに強化されているので、益々厄介。
:自軍ユニットの[[気力]]を底上げし、[[HP]]を回復する能力。仕留め損なった雑魚に対して、この能力がかかってしまうと攻撃力と防御力が強化されてしまい、鬱陶しい。本作の[[モビルドール]]はシリーズ最強クラスに強化されているので、益々厄介。
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
== 他作品との人間関係 ==
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[アムロ・レイ]]
;[[アムロ・レイ]]
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==
=== 戦闘台詞 ===
=== 戦闘台詞 ===
;「また手合わせ願おう」
;「また手合わせ願おう」
:[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]での[[ビームサーベル]]撃墜専用演出。OPを模したトレーズのエレガントな立ち絵で鮮やかにそして華やかにフィニッシュを決められる。撃墜されてもその立ち振る舞いからか、何故かあまり悪い気はしないのが不思議である。
:[[第2次Z再世篇]]での[[ビームサーベル]]撃墜専用演出。OPを模したトレーズのエレガントな立ち絵で鮮やかにそして華やかにフィニッシュを決められる。撃墜されてもその立ち振る舞いからか、何故かあまり悪い気はしないのが不思議である。
=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;「確かに、地球の恩恵を必要としないあなた方は新しい人類…ニュータイプであると言える」<br />「だが、人類が真の意味で地球から巣立つ日が来るまで…ジュピトリアンは危険な存在にしか過ぎないのです」
;「確かに、地球の恩恵を必要としないあなた方は新しい人類…ニュータイプであると言える」<br />「だが、人類が真の意味で地球から巣立つ日が来るまで…ジュピトリアンは危険な存在にしか過ぎないのです」
:αにてカガチに対する発言なのだが、実はαに参戦していない『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』のシェリンドンが原作で全く同じ事を言っている。[[ジュピトリアン|木星帝国ネタ]]といい、狙ったのだろうか…。
:αにてカガチに対する発言なのだが、実はαに参戦していない『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』のシェリンドンが原作で全く同じ事を言っている。[[ジュピトリアン|木星帝国ネタ]]といい、狙ったのだろうか…。
=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;「ミリアルド…また…会おう…」
;「ミリアルド…また…会おう…」
:再世篇最後の台詞。原作の最後の台詞を鑑みるならば、あの世でまた会おうという意味だと思われる。生きているようにも受け取れなくはないが、共演している別作品の世界観(ネタバレになるので詳しくは伏せるが)を意識した台詞ともとれる。もし死亡したのなら、おそらく100万人目の戦死者になったと思われる。
:再世篇最後の台詞。原作の最後の台詞を鑑みるならば、あの世でまた会おうという意味だと思われる。生きているようにも受け取れなくはないが、共演している別作品の世界観(ネタバレになるので詳しくは伏せるが)を意識した台詞ともとれる。もし死亡したのなら、おそらく100万人目の戦死者になったと思われる。
=== 携帯機シリーズ ===
;「レディ、私は退かない。私は、人に必要なのは絶対的な勝利ではなく、戦う姿勢、その意思こそが重要だと思っていた。そうであるならば、敗者もまた、美しいと」<br />「だがそれは、人類の歴史がこれからも続いていくという、その前提があってのこと。しかしこれからの戦いでは、絶対的勝利、ただそれのみが、我々人類と地球に許された、唯一の未来への道なのだ。私は退かない。'''そして、敗者となるわけには、いかない'''」
:Dの終盤、[[ブルー・スウェア]]がまだ地球に戻らない中、[[タワー]]を[[イグニス]]に追い詰められ、トレーズとの戦いを所望する彼に対し、単騎で出撃した際にレディに対して。人と人との戦いにおいては敗者となることを望んだトレーズであるが、今対峙しているのは全ての破滅を望むもの、その尖兵。勝者となるためにトールギスIIを駆り、人類存亡をかけた戦い、その前哨戦に挑む。
;「ルイーナの侵攻が開始された後、志願者を中心に障壁の突破を試みるチームが編成された。ブルー・スウェアが地球圏に帰還する前のことだ」<br />「だが…残念ながら、すべての試みは失敗した。これは、その勇敢なる戦士たちの、白き墓標なのだ」
:D最終話「デザイア」でのシナリオデモにて。南極の遺跡を覆うエネルギー障壁の前に散乱しているOZのMSの無数の残骸を目の当たりにし、絶句するアムロやマックス達に対して。
;「…ブルー・スウェアの諸君。いよいよ長い戦いに終止符をうつ時がきた。諸君、いまこの地は、戦う者のみの世界だ」<br />「その純粋さゆえに、この戦場は美しい。我々人類の故郷、この地球を守るために、これを地球圏最後の戦いとしたい」<br />「我々が生きて再び、ここを出ることができる可能性は、決して高くない。だが…これは敗北の許されない戦いなのだ。持てる力のすべてを費やして戦いに望むことを、期待する」
:D最終話「デザイア」での戦術マップにて。ブルー・スウェアの一代表として、味方部隊に対してトレーズなりの矜持を交えつつ、激励を送る。
;トレーズ「私が…時間をつくる」<br />アムロ「な…トレーズ!? よせ、やめろ!!」<br />トレーズ「私の戦いは、とうに終わっていた。諸君…後は頼む。」<br />トレーズ「これからの地球圏を、人類の未来を。ミリアルド…先にいっているぞ…」<br />ゼクス「トレェェェェズッ!!」
:Dでの最期。後事を[[ブルー・スウェア]]の面々に託し、[[ファブラ・フォレース]]の破壊の時間を稼ぐために[[ペルフェクティオ]]に向けて特攻し、散っていった。ゼクスは友の死に絶叫し、五飛は「俺との決着はどうなった!」と悔しさと悲しみを込めて、叫ぶのだった。
=== 単独作品 ===
;「感情がこの事実を受け入れるのを拒否するというのならば君たちは君たちとして戦い、時代の流れを見ればいい。かつて敵として戦った者たちと共に闘うのが無理ならば、君たちは私だけに従ってくれればいい。OZの中の君たちだけの独立した部隊として」
:64中盤、プレイヤー部隊へOZへの勧誘をする際の台詞。敵組織の首領としては比較的物わかりの良い言い回しをしている。要約すると「OZに入るなら私直属の独立部隊に編入する。それまで直接的に敵対してきた連中には関与しなくていいしそんな奴らからの命令なんて受けなくていい」といったところか。
;「君が○○だね 噂は聞いている。では○○君たちに聞こう。我々OZは遠からず帝国を排除し、地球圏の 再建に取りかかるだろう。君たちはそれを否定し何をしようというのだ?」
:トレーズらにもある程度正当な目標があるとはいえ、これまで敵対してきた組織に不信感を示す主人公への問いかけ。○○内は主人公の名前がキチンと入る。
;「それは素敵だ。そして人々は荒廃した地球の上で温かいミルク一杯、パンの一切れのために争いを始めるかもしれない。コロニーはそれぞれが独立して争いを始めるかもしれない。誰がそれを止め、秩序を保つことができるのだね?君たちにはそれができまい」
:「帝国もOZも倒せばいい」とする[[兜甲児]]の主張を皮肉っての指摘。高慢ちきで嫌味たらしくも聞こえるが、内容自体は正当性がある部分もあり間違っているとは言い切れない。その一方で・・・。
;「レディ。そういう言い方をするものではないよ。彼らもまた、地球の未来の為に必死で戦ってきたのだ。その意志、その姿勢は称賛されるべきものだ」
:甲児や竜馬の発言を聞いてレディは「昔話の勇者」「ただの夢」と批判するが、横で聞いていたトレーズは言い方が悪いと口を挟む。そりが合わないとはいえ、トレーズはトレーズなりにプレイヤー部隊の姿勢を評価していたようである。
;トレーズ「君か……」<br />ゼクス「邪魔だったかな」<br />トレーズ「かまわないよ。どうした?」<br />ゼクス「いや……特に用はない。ただ、呼ばれているような気がしてな」<br />トレーズ「フッ、そうか……ミリアルド」<br />ゼクス「何だ?」<br />トレーズ「あとを頼む」<br />ゼクス「……承知している」<br />トレーズ「ありがとう……友よ」
:64のOZルートでシロッコが制圧している[[バルジ]]攻防戦の前での2人のやりとり。原作では陣営を違えたため実現しなかった静かな別れの儀式。
;「聞こえるか、諸君。忘れないでほしい。これからの時代の地球圏は、君たちの世界だ。常に前だけを見つめて生きそして戦いぬいてきた、君たちが動かす世界だ。世界は戦い続けることが自然だといった、その言葉に偽りはない。だが、やはり私の戦いはもう終わっていたのだ。あとは頼む…… この混沌とした流れを変えてくれ。君たち自身の手で」
:上記の台詞の後、バルジに周辺に展開されているMD部隊の隙をついて特攻する際の台詞。
== 関連機体 ==
== 関連機体 ==
*『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』には[[ジノ・バレンシア|容姿・性格ともにトレーズにそっくりなキャラクター]]が登場するのだが、十数年後の続編においてCVに置鮎氏が起用され、声まで同じになってしまった。これについて置鮎氏が[[熱血!必中!ボイス・スパログ!~魔装機神II篇~|ラジオ]]で尋ねたところ、'''ビジュアル的なサムシング'''と断言されてしまったというエピソードがある。
*『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』には[[ジノ・バレンシア|容姿・性格ともにトレーズにそっくりなキャラクター]]が登場するのだが、十数年後の続編においてCVに置鮎氏が起用され、声まで同じになってしまった。これについて置鮎氏が[[熱血!必中!ボイス・スパログ!~魔装機神II篇~|ラジオ]]で尋ねたところ、'''ビジュアル的なサムシング'''と断言されてしまったというエピソードがある。
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{{DEFAULTSORT:とれえす くしゆりなあた}}
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