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| 大西洋連邦事務次官の娘で、[[キラ・ヤマト]]らの後輩。キラの友人[[サイ・アーガイル]]の婚約者でもあり、カレッジのマドンナ的存在。[[ナチュラル]]で、典型的お嬢様タイプ。母とは幼少時に死別しており、父とも仕事で滅多に会えない生活を送っていた。 | | 大西洋連邦事務次官の娘で、[[キラ・ヤマト]]らの後輩。キラの友人[[サイ・アーガイル]]の婚約者でもあり、カレッジのマドンナ的存在。[[ナチュラル]]で、典型的お嬢様タイプ。母とは幼少時に死別しており、父とも仕事で滅多に会えない生活を送っていた。 |
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− | 育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面があり、自己中心的で自分が人から親切にされるのを「当たり前な事」として受け止めてしまう傾向がある。その上感情任せに自分勝手な行動もとるなどそれらが原因で余計なトラブルを起こすことも少なくなかった。そのくせ、他者に依存する傾向が強く自分一人だけでは何もできない上に、自分の何気ない言葉や行動が原因でトラブルが起こったとしても、本人としては別に悪気があってやっているわけではなく、トラブルの原因となった自身の言動が、世間一般から見れば「やってはいけない悪い事」だという事さえ理解できないという友達になりたくない非常に困った性質の悪いタイプ。また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]]の幹部格であり、その影響で[[コーディネイター]]に強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。カズイにブルーコスモスなのかと指摘された際には否定しても、彼らのコーディネイター排斥の主張は正しいと思っている。
| + | 育ちは良いのだが、父親に甘やかされて育ったのか世間知らずで一般常識や自制心に欠けている一面があり、自己中心的で自分が人から親切にされるのを「当たり前な事」として受け止めてしまう傾向がある。その上感情任せに自分勝手な行動もとるなどそれらが原因で余計なトラブルを起こすことも少なくなかった。そのくせ、他者に依存する傾向が強く自分一人だけでは何もできない等、性格に難がある。また、劇中では明かされていないが、父親は[[ブルーコスモス]]の幹部格であり、その影響で[[コーディネイター]]に強い偏見を抱く性格を形成してしまっている。カズイにブルーコスモスなのかと指摘された際には否定しても、彼らのコーディネイター排斥の主張は正しいと思っている。 |
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| [[ヘリオポリス]]が[[ザフト]]軍の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗するストライクに回収された。以後、[[アークエンジェル]]と行動を共にするが、目の前で父親が乗った軍艦がザフト軍の攻撃を受けて撃沈。これがきっかけで元々の[[コーディネイター]]への偏見が憎しみへと変貌し、[[地球連合軍]]に入隊を志願。さらに復讐の手段としてキラを誘惑し、自らの肉体を売って戦いを仕向ける。当然、サイとの婚約も、一方的に破棄してしまっている。 | | [[ヘリオポリス]]が[[ザフト]]軍の襲撃を受けた際に救命ポッドで脱出するが、推進器の不調で難破状態になっていたところをキラの搭乗するストライクに回収された。以後、[[アークエンジェル]]と行動を共にするが、目の前で父親が乗った軍艦がザフト軍の攻撃を受けて撃沈。これがきっかけで元々の[[コーディネイター]]への偏見が憎しみへと変貌し、[[地球連合軍]]に入隊を志願。さらに復讐の手段としてキラを誘惑し、自らの肉体を売って戦いを仕向ける。当然、サイとの婚約も、一方的に破棄してしまっている。 |
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| :初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して。 | | :初対面した[[ラクス・クライン|ラクス]]に対して。 |
| ;「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」 | | ;「あんた…自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょう!!」 |
− | :父を目の前を殺害され、錯乱し感情的になってキラにはなった台詞。結果、キラに心に影を落とす。一見、彼女の普段からの我儘ぶりもあって視聴者にも不快感を抱かせるが、まだ親の必要な年頃である15歳の彼女が、幼少時に母を病で亡くしたった一人の家族であった父親を眼前で殺されてしまったのだから、こんな状況にでもなれば冷静になれという方が無理なのかもしれない。 | + | :唯一の肉親である父を目の前を殺害され、錯乱し感情的になってキラに放った台詞。結果、キラに心に影を落としてしまう。 |
| ;「このままには、しないわ…!」 | | ;「このままには、しないわ…!」 |
| :10話で、キラが独断で人質にしたラクスを[[エールストライクガンダム|ストライク]]で出撃し、指定の場所に来た[[イージスガンダム|イージス]]に乗るアスランに返していた頃、ベッドでぼそりとつぶやいた独白。以前から父が[[ブルーコスモス]]だった関係上コーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わった決定的な瞬間である。 | | :10話で、キラが独断で人質にしたラクスを[[エールストライクガンダム|ストライク]]で出撃し、指定の場所に来た[[イージスガンダム|イージス]]に乗るアスランに返していた頃、ベッドでぼそりとつぶやいた独白。以前から父が[[ブルーコスモス]]だった関係上コーディネイターに偏見を持っていたが、父を殺された事でそれが憎悪に変わった決定的な瞬間である。 |
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| ;「嫌よ!嫌です私!ぇ…離して!うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」 | | ;「嫌よ!嫌です私!ぇ…離して!うっ…ぅ…艦長!なんで私だけ…」 |
| :転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。直後、ナタルに咎められる。両者を演じた桑島は、このシーンは別録ではなく同時収録とラジオで語っていた。自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。 | | :転属を拒否し駄々を捏ねる台詞。直後、ナタルに咎められる。両者を演じた桑島は、このシーンは別録ではなく同時収録とラジオで語っていた。自分から軍隊入りを志願したのだが、この台詞を見る限りどうにも兵士としての自覚には欠けている。 |
− | :彼女の連合軍入りはコーディネイターであるキラを復讐に利用するためだけの口実に過ぎず、復讐を遂げた後の軍での身の振り方までは考えていなかったようである。後先考えずに行動した結果がこれなので、ある意味自業自得である。 | + | :彼女の連合軍入りはコーディネイターであるキラを復讐に利用するためだけの口実に過ぎず、復讐を遂げた後の軍での身の振り方までは考えていなかったようである。 |
| ;「パパ?」 | | ;「パパ?」 |
− | :アラスカの司令部でクルーゼと初めて会ったシーンより。<br />余談だがこの台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため「'''そこまで歳は取っていない'''」事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。 | + | :アラスカの司令部でクルーゼと初めて会ったシーンより。この後、クルーゼに拉致されてザフトの捕虜となってしまう。 |
| + | :余談だがこの台詞の直後にクルーゼはフレイを殴って気絶させたため「'''そこまで歳は取っていない'''」事で怒ったと、視聴者の間でネタにされた事も。 |
| ;「私、持ってるわ!この戦争を終わらせる鍵を!」 | | ;「私、持ってるわ!この戦争を終わらせる鍵を!」 |
| :鍵とはクルーゼに持たされた、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータ。クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。この時、皮肉にもキラが戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。 | | :鍵とはクルーゼに持たされた、ニュートロンジャマーキャンセラーのデータ。クルーゼの狙い通り、フレイはデータと共に連合軍に保護された。この時、皮肉にもキラが戦っていた戦場の怖さというものをわが身に嫌というほど思い知らされたのである。 |
| ;「駄目!もうやめて!アークエンジェル、逃げて!!」 | | ;「駄目!もうやめて!アークエンジェル、逃げて!!」 |
− | :49話で、[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦で、戦力的に追い込まれ精神的な余裕を失い、遂に狂気的な本性を現した[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がブリッジ内で暴走。味方である艦長のナタルに拳銃を向けながら、目の前で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]との死闘で損傷し、一旦帰投しようとしている[[ムウ・ラ・フラガ|フラガ]]の[[エールストライクガンダム|ストライク]]を収容するべく停滞しているアークエンジェルを、ローエングリンで沈めろと命じるのを見かねて、散々迷惑をかけたかつての仲間たちに、この場から逃げるようにインカムで叫んで通信を送った台詞。自分の野望を達成させるために、味方にさえ刃を向けて暴走する、父の上司であるアズラエルの姿は、かつて父をコーディネイターに殺された事で周囲が見えなくなり、肉体関係でキラを利用し婚約者であるサイの気持ちを踏みにじり、味方である仲間たちをありとあらゆる方法で利用してでも復讐を成し遂げようとした、かつての自分の姿そのものであった。しかし、今のアズラエルの姿を見て「自分はこんな醜悪な事をしていたのか!?」と自らの過ちや、父が所属していたという理由で絶対的正義と信じていたブルーコスモスという組織が、如何に異常な連中の集まりだったかという事にやっと気付いたのだろう。これまで自分の事しか考えて行動しなかった彼女が、自分には何の見返りもないのに初めて他人のために尽くしたこの行動は、フレイがザフトの捕虜生活を通じコーディネイターと触れ合いを通じ、これまでの自分の行動や今まで自分の全てと思い込んでいた父の考えや否定した瞬間でもあった。皮肉にもこの時、フレイは父親の呪縛を自分で断ち切り、父から独立したのであるだが、これがキラ以外のアークエンジェルの仲間たちに対してやった最初で最後の善行となってしまったのである。しかし、この行動がアズラエルの怒りを買い、ナタルに向けていた怒りの矛先を自分に向けられ殴打され、射殺されそうになるが…。 | + | :49話で、[[アークエンジェル]]と[[ドミニオン]]の最終決戦で、戦力的に追い込まれ精神的な余裕を失い、遂に狂気的な本性を現した[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がブリッジ内で暴走。味方である艦長のナタルに拳銃を向けながら、目の前で[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]]の[[プロヴィデンスガンダム|プロヴィデンス]]との死闘で損傷し、一旦帰投しようとしている[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]の[[エールストライクガンダム|ストライク]]を収容するべく停滞しているアークエンジェルを、ローエングリンで沈めろと命じるのを見かねて、散々迷惑をかけてしまったかつての仲間たちに、この場から逃げるようにインカムで叫んで通信を送った台詞。これまで自分の事しか考えて行動しなかった彼女が、自分には何の見返りもないのに初めて他人のために尽くしたこの行動であるが、皮肉にもこれがキラ以外のアークエンジェルの仲間たちに対してやった最初で最後の善行となってしまったのである。しかし、この行動がアズラエルの怒りを買い、ナタルに向けていた怒りの矛先を自分に向けられ殴打され、射殺されそうになるが…。 |
| ;「…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…」 | | ;「…護るから…私の本当の想いが、あなたを護るから…」 |
| :死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。13話での台詞の対比となっている。この言葉通り、クルーゼの激しい猛攻を機体に喰らっても、フリーダムは耐え抜き、見事クルーゼを倒す事に成功する。直後、ジェネシスの一撃には巻き込まれフリーダムは大破するが、キラは無事生還した。 | | :死亡直後にキラに答え彼の力となるべく霊体となった際の台詞。13話での台詞の対比となっている。この言葉通り、クルーゼの激しい猛攻を機体に喰らっても、フリーダムは耐え抜き、見事クルーゼを倒す事に成功する。直後、ジェネシスの一撃には巻き込まれフリーダムは大破するが、キラは無事生還した。 |
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− | == スーパーロボット大戦シリーズでの名台詞 == | + | == スパロボシリーズでの名台詞 == |
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| === αシリーズ === | | === αシリーズ === |
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| ;「私達が平和ボケしてるですって?冗談じゃないわ。私のパパはコーディネイターに殺されたのよ…!」<br />「自分達だけが被害者のような顔をしないで欲しいわ…!」 | | ;「私達が平和ボケしてるですって?冗談じゃないわ。私のパパはコーディネイターに殺されたのよ…!」<br />「自分達だけが被害者のような顔をしないで欲しいわ…!」 |
− | :[[第3次α]]中盤、[[ユウキ・コスモ|コスモ]]からの皮肉に激昂した際の台詞。彼の被害者意識が強いのは確かだが、“女”である事を最大限に活用しているフレイの行動理念も、被害者感情に裏打ちされたものであろう。 | + | :[[第3次α]]中盤、[[ユウキ・コスモ|コスモ]]からの皮肉に激昂した際の台詞。彼の被害者意識が強いのは確かだが、'''女である事'''を最大限に活用しているフレイの行動理念も、被害者感情に裏打ちされたものであろう。 |
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