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1,032 バイト追加 、 2014年3月23日 (日) 10:57
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ファンの間では、石川氏が執筆した『真説・魔獣戦線』のラスボス「時天空」を倒すために、ゲッターが作られたという見方もされている。その作品では高次元精神体である神々が、'''無限'''という最早大きさでは測れない時天空を攻撃・消滅させるために創リ出したのが、原始的な肉体を進化させていく人類である。それらが多種多様な進化を果たしていく事で兵器を扱うようになり、'''宇宙を消滅させる機械の化け物'''などと関わっていく事が予見されているといった描写がある。余談だが、多種多様な兵器の中には『虚無戦記』のラ=グースの存在を示唆する台詞もある。
 
ファンの間では、石川氏が執筆した『真説・魔獣戦線』のラスボス「時天空」を倒すために、ゲッターが作られたという見方もされている。その作品では高次元精神体である神々が、'''無限'''という最早大きさでは測れない時天空を攻撃・消滅させるために創リ出したのが、原始的な肉体を進化させていく人類である。それらが多種多様な進化を果たしていく事で兵器を扱うようになり、'''宇宙を消滅させる機械の化け物'''などと関わっていく事が予見されているといった描写がある。余談だが、多種多様な兵器の中には『虚無戦記』のラ=グースの存在を示唆する台詞もある。
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石川賢氏はインタビューで「エンペラーは[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]が[[真ゲッタードラゴン]]に進化した後、最終進化を遂げたもの」と解説している。変形形態がライガー、ポセイドンを象っているのはそれを裏付けるものだが、厳密にはさらに[[真ゲッターロボ]]とも融合している。この際に人類は外宇宙に出られず(太陽系毎遮断されていた)、範囲内でゲッターのもたらす進化に適応しており、宇宙進出の準備段階を踏まえていた。本来これらの出来事はゲッター聖ドラゴンの項で描かれる予定であったらしいが、石川氏の死で実現しなかった。
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石川賢氏はインタビューで「エンペラーは[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターロボG]]が[[真ゲッタードラゴン]]に進化した後、最終進化を遂げたもの」と解説している。変形形態がライガー、ポセイドンを象っているのはそれを裏付けるものだが、厳密にはさらに[[真ゲッターロボ]]とも融合している。そのためか、ドラゴンに始まるGの系譜であるにもかかわらず、エンペラーのフォルムは悪魔を思わせる初代ゲッター1の意匠を残している(2、3はGの意匠を持つ)。この際に人類は外宇宙に出られず(太陽系毎遮断されていた)、範囲内でゲッターのもたらす進化に適応しており、宇宙進出の準備段階を踏まえていた。本来これらの出来事はゲッター聖ドラゴンの項で描かれる予定であったらしいが、石川氏の死で実現しなかった。
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エンペラーはチェンゲの時点では惑星より大きい程度だったが、最終的には『アーク』での描写のように[[太陽系]]に匹敵するサイズにまで至るとされている。発表当時はロボット作品史上最大のロボットであり、スパロボに間接的に登場している機体では2012年7月現在、未だに最大のロボットである。確固たる物理的実体を持つ機体としては今でも最大であろう([[天元突破グレンラガン]]は認識宇宙で実体化した機体であり、オルタニティコンボイは高次元の上位存在と化しており、大きさは意味を成さない)。匹敵する可能性があるのは軍神[[デモンベイン]]であるが、こちらの最終的なサイズは不明である(確認されている最後のサイズは約5550km)。<br />なお、作中の台詞によると、ゲッターチェンジは「エンペラーチェンジ」、[[ゲッター1]]に相当する形態の名称は「'''ゲッターエンペラー1'''」とのこと。ただし変形が終了したらしたらで、合体した際に発生するビッグバン級の超エネルギーの放出により敵はほぼ全滅している。そのため一つの文明がすべてを懸けて合体を阻止しようとしたが結局、ゲッター艦隊に阻まれてしまい、最終的に武器による攻撃が無意味になったため諦めた。これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、それらとは赤子と大人ほどの差がある。更にその上には、極道兵器こと岩鬼将造がいる。<br/>
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エンペラーはチェンゲの時点では惑星より大きい程度だったが、最終的には『アーク』での描写のように[[太陽系]]に匹敵するサイズにまで至るとされている。発表当時はロボット作品史上最大のロボットであり、スパロボに間接的に登場している機体では2012年7月現在、未だに最大のロボットである。確固たる物理的実体を持つ機体としては今でも最大であろう([[天元突破グレンラガン]]は認識宇宙で実体化した機体であり、オルタニティコンボイは高次元の上位存在と化しており、大きさは意味を成さない)。匹敵する可能性があるのは軍神[[デモンベイン]]であるが、こちらの最終的なサイズは不明である(確認されている最後のサイズは約5550km)。<br />なお、作中の台詞によると、ゲッターチェンジは「エンペラーチェンジ」、[[ゲッター1]]に相当する形態の名称は「'''ゲッターエンペラー1'''」とのこと。ただし変形が終了したらしたらで、合体した際に発生するビッグバン級の超エネルギーの放出により敵はほぼ全滅している。そのため一つの文明がすべてを懸けて合体を阻止しようとしたが結局、ゲッター艦隊に阻まれてしまい、最終的に武器による攻撃が無意味になったため諦めた。これでも石川賢作品では'''まだ中堅クラス'''。その上は空間支配能力の使い手が名を連ね、それらとは赤子と大人ほどの差がある。更にその上には、極道兵器こと岩鬼将造がいる(体の各部を機械化した人間だが、石川作品ではラ=グースを超えて最強に位置づけられている)。<br/>
 
なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されているラ=グースとの直接対決が描かれたエピソードではどうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、'''更に成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した'''。
 
なお、『ゲッターロボアンソロジー~進化の意志』に収録されているラ=グースとの直接対決が描かれたエピソードではどうも空間支配能力対策ができるようになったらしく、'''更に成長したラ=グースを盛大にぶん殴って倒した'''。
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== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
スパロボにはユニットとしては未参戦だが、作品によっては[[真・ゲッター1]]や[[真ドラゴン]]の「(真)シャインスパーク」の[[カットイン]]でその姿を見る事ができる。また敵の組織やある一部の人間に、その存在をなんらかの形で知られており、敵意を剥き出しにされるケースが多い。
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その無茶苦茶な能力と戦いのスケール上、スパロボにはユニットとしては未参戦だが、作品によっては[[真・ゲッター1]]や[[真ドラゴン]]の「(真)シャインスパーク」の[[カットイン]]でその姿を見る事ができる。また敵の組織やある一部の人間に、その存在をなんらかの形で知られており、敵意を剥き出しにされるケースが多い。
    
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
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:[[インベーダー]]との最終決戦にて、『真(チェンジ!!)ゲッター』の最終話のワンシーンを再現した一枚絵にて、エンペラー艦隊が登場。背景のみの登場となっていた今までとは違い、艦隊での登場で「何か」と戦っている様子。再世篇の状況からみれば恐らく[[バアル]]に分類される何かの可能性がある。ちなみにこのイラストでは奥にポセイドン(エンペラー3)、手前にライガーの意匠を持った別形態(エンペラー2)が飛んでいる。
 
:[[インベーダー]]との最終決戦にて、『真(チェンジ!!)ゲッター』の最終話のワンシーンを再現した一枚絵にて、エンペラー艦隊が登場。背景のみの登場となっていた今までとは違い、艦隊での登場で「何か」と戦っている様子。再世篇の状況からみれば恐らく[[バアル]]に分類される何かの可能性がある。ちなみにこのイラストでは奥にポセイドン(エンペラー3)、手前にライガーの意匠を持った別形態(エンペラー2)が飛んでいる。
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ちなみにPS版「ゲッターロボ大決戦」では、早乙女博士が開発した宇宙戦艦型ゲッターという設定であり、クロスオーバー含めた登場作品で唯一味方として使用可能。
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ちなみにPS版「ゲッターロボ大決戦」では、「早乙女博士が開発した宇宙戦艦型ゲッター」という設定であり、クロスオーバー含めた登場作品で唯一味方として使用可能。
    
== 名場面 ==
 
== 名場面 ==
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:ゲッターエンペラーと戦う昆虫人のセリフ。ダビィーンは彼らの住む惑星であるが……。
 
:ゲッターエンペラーと戦う昆虫人のセリフ。ダビィーンは彼らの住む惑星であるが……。
 
;「惑星ダビィーン消滅!!」<br/>「星域のゲッター指数がますます上がっていきます」<br/>「だめだもうわれわれの武器はすべて無意味になった!!」
 
;「惑星ダビィーン消滅!!」<br/>「星域のゲッター指数がますます上がっていきます」<br/>「だめだもうわれわれの武器はすべて無意味になった!!」
:ゲッターチェンジを防ぐことは出来なかった。ゲッターエンペラーは合体しただけでこの有様である。上述するように、これは'''ゲッターと対立する異星人のセリフ'''である。もはやゲッターロボは紛れもなく宇宙の侵略者であるが、もしゲッターが時天空に挑む兵器であるのなら宇宙を征服し終えた所で本当の戦いのスタート地点となる。
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:ゲッターチェンジを防ぐことは出来なかった。ゲッターエンペラーは合体しただけでこの有様である。上述するように、これは'''ゲッターと対立する異星人のセリフ'''である。もはやゲッターロボは紛れもなく宇宙の侵略者であるが、もしゲッターが時天空に挑む兵器であるのなら'''宇宙を征服し終えた所で本当の戦いのスタート地点となる'''。
    
== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
 
;[[真ドラゴン]]
 
;[[真ドラゴン]]
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:「真」に登場した前段階に当たる姿。
 
;ゲッター聖ドラゴン
 
;ゲッター聖ドラゴン
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:「新」において鬼たちが恐れた機体であり、別の可能性の竜馬が搭乗する暴虐のゲッターロボ。「ゲッターセイントドラゴン」と読む。ドラゴンの名が示す通りGの系譜に当たり、外見は太陽系サイズのゲッタードラゴンが鬼の意匠を取り込んだような姿。首の部分にライガー、胸部にポセイドンの顔があり、機体各所にそれぞれの形態の武装が取り付けられている。
 
;[[ゲッタードラゴン]]
 
;[[ゲッタードラゴン]]
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:大本の姿その1。百鬼帝国と戦ったTV版とは別物。
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
<!-- == 話題まとめ == -->
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
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