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| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
| :シナリオ面では原作以上に地位や権力を利用して序盤から暗躍しており、各作品における軍事組織の非道な作戦の実行役や協力者の立場を一手に担っている。また、他作品とのクロスオーバーも多く『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』のエメリス・マキャベル司令(SRW未登場)のポジションも兼任している(後述)。 | | :シナリオ面では原作以上に地位や権力を利用して序盤から暗躍しており、各作品における軍事組織の非道な作戦の実行役や協力者の立場を一手に担っている。また、他作品とのクロスオーバーも多く『[[リーンの翼 (OVA)|リーンの翼]]』のエメリス・マキャベル司令(SRW未登場)のポジションも兼任している(後述)。 |
− | :最終的には、第3部終盤の[[バジュラ本星]]近海での戦いで、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[イルボラ・サロ|イルボラ]]によるダブル忍者殺法により誅滅された。 | + | :最終的には、第3部終盤の[[バジュラ本星]]近海での戦いで、[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]と[[イルボラ・サロ|イルボラ]]によるダブル忍者殺法により誅滅した。 |
| :小ネタ的な部分に目を向けると[[スキルパーツ]]として'''「ハザード愛用水虫薬」'''が入手できたり、[[中断メッセージ]]で[[ドッグ・タック]]との掛け合い([[次回予告]]のパロディ)が披露されている。青野武氏が既に鬼籍に入っているためライブラリ出演となっているが、見事に会話が成立しており全く違和感がない(なお、ドッグ役の谷口節氏も本作発売前に鬼籍に入っている)。そのため、特殊戦闘台詞はジョウ、イルボラに対するものしかなく、他にはアスランに対してのみ(しかもこれはドッグの方で、応じるハザードの方は汎用の戦闘台詞)。 | | :小ネタ的な部分に目を向けると[[スキルパーツ]]として'''「ハザード愛用水虫薬」'''が入手できたり、[[中断メッセージ]]で[[ドッグ・タック]]との掛け合い([[次回予告]]のパロディ)が披露されている。青野武氏が既に鬼籍に入っているためライブラリ出演となっているが、見事に会話が成立しており全く違和感がない(なお、ドッグ役の谷口節氏も本作発売前に鬼籍に入っている)。そのため、特殊戦闘台詞はジョウ、イルボラに対するものしかなく、他にはアスランに対してのみ(しかもこれはドッグの方で、応じるハザードの方は汎用の戦闘台詞)。 |
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| [[シン・アスカ]]や[[碇シンジ]]のように、UXにおけるハザードもまた'''[[スパロボ補正]]を受けたキャラクターの代表格'''であり、UXのテーマである'''「可能性の集合」'''―その意味を本作で最も体現している人物であると言える。 | | [[シン・アスカ]]や[[碇シンジ]]のように、UXにおけるハザードもまた'''[[スパロボ補正]]を受けたキャラクターの代表格'''であり、UXのテーマである'''「可能性の集合」'''―その意味を本作で最も体現している人物であると言える。 |
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− | 序盤から[[エルシャンク]]や自軍を姑息な搦め手で貶め、一度は[[アスラン・ザラ|アレックス・ディノ]]の告発等によって逮捕される。だが、後に脱獄して[[人類軍]]の総司令となり返り咲くと、それまで以上の極悪ぶりを発揮していくようになる。条件次第では生存するとはいえ、別作品のネームドキャラである[[小楯衛|衛]]や[[来主操|操]]を直接死に追いやり、小[[ミール]]のみならず[[東京]]に[[核ミサイル|核]]を打ち込もうとしたり(しかもその罪を[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に着せて殺害しようとした)、脱獄する際に連れてきた[[キバの輩]]と[[ガラン軍兵士]]を'''特攻兵器に仕立て上げた機体に乗せて[[特攻]]させる'''など、物語の序盤から終盤まで悪逆非道の限りを尽くす。まさに'''「悪の主役」'''といっても過言でない存在(ある意味[[K]]の[[ギル・バーグ]]を髣髴とさせるが、それ以上の暴れぶり)である。原作のようなどこか憎めない愛嬌が感じられるのは、戦闘時の台詞など僅かな部分のみで下記にもある原作でのコミカルな振る舞いや言動は殆ど無く('''むしろ原作同様のコミカルな振る舞いがかえって浮いてしまっている''')、その代わりにプレイヤーの気勢を削ぎ、怒りを買うようなイベントをこれでもかと挿入してくる。それ故に[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]を初めとする原作キャラは勿論、全版権キャラの怨敵となり、一部のプレイヤーからは'''「第二の[[三輪防人|三輪]]」'''あるいは「むしろ'''三輪長官がキレて自軍に味方する'''レベル」などと評される。 | + | 序盤から[[エルシャンク]]や自軍を狡猾な搦め手で貶め、一度は[[アスラン・ザラ|アレックス・ディノ]]の告発等によって逮捕される。だが、後に脱獄して[[人類軍]]の総司令となり返り咲くと、それまで以上の極悪ぶりを発揮していくようになる。条件次第では生存するとはいえ、別作品のネームドキャラである[[小楯衛|衛]]や[[来主操|操]]を直接死に追いやり、小[[ミール]]のみならず[[東京]]に[[核ミサイル|核]]を打ち込もうとしたり(しかもその罪を[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に着せて殺害しようとした)、脱獄する際に連れてきた[[キバの輩]]と[[ガラン軍兵士]]を'''特攻兵器に仕立て上げた機体に乗せて[[特攻]]させる'''など、物語の序盤から終盤まで悪逆非道の限りを尽くす。まさに'''「悪の主役」'''といっても過言でない存在(ある意味[[K]]の[[ギル・バーグ]]を髣髴とさせるが、それ以上の暴れぶり)である。原作のようなどこか憎めない愛嬌が感じられるのは戦闘時の台詞など僅かな部分のみで、下記にもある原作でのコミカルな振る舞いや言動は殆ど無く('''むしろ原作同様のコミカルな振る舞いがかえって浮いてしまっている''')、その代わりにプレイヤーの気勢を削ぎ、怒りを買うようなイベントをこれでもかと挿入してくる。それ故に[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]を初めとする原作キャラは勿論、全版権キャラの怨敵となり、一部のプレイヤーからは'''「第二の[[三輪防人|三輪]]」'''あるいは「むしろ'''三輪長官がキレて自軍に味方する'''レベル」などと評される。 |
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− | ハザードの悪役としての器は完全に原作のそれを凌駕しており、スパロボ史上における地球人の悪役の中でも、その外道ぶりはトップクラスである。真に邪神である[[ナイア]]と並ぶ'''「UX真の敵」'''と言っても過言では無い。また、彼はナイアとは違って特別な背景(特殊な出自や、先天的あるいは後天的な特殊能力等)を持たない普通の人間でありながら、飽くなき野望と数々の非道な行為によってラスボス格へと上り詰めた、スパロボ史上において屈指の立身出世と活躍を(悪しき方向へ)したキャラクターでもある。<br/>様々な場面でUXを危機に追い込んだハザードだが、UXとの最初の戦いで逮捕された直後に[[加藤機関]]による全世界への核攻撃が行われてしまい、終盤であてにしていた[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア政府]]の計画は2度目の戦いで戦死した後[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に横取りされてしまう等、仮にUXに勝ったとしても後に起こる事態はハザードが収拾できるものではなかった。どの道「ハザードは破滅するしかなかった」と言う何とも皮肉な話だが、UX世界の仕組みを考えるとこれは「事象」に弄ばれていたとも見る事ができ、彼に命を奪われた衛や操が他のループで生き残る可能性があるのに対し、ハザードは、どんなにあがいても可能性を掴むことなく表舞台から退場する役割しか用意されていなかったとも言える。 | + | ハザードの悪役としての器は完全に原作のそれを凌駕しており、スパロボ史上における地球人の悪役の中でも、その外道ぶりはトップクラスである。真に邪神である[[ナイア]]と並ぶ'''「UX真の敵」'''と言っても過言では無い。また、彼はナイアとは違って特別な背景(特殊な出自や、先天的あるいは後天的な特殊能力等)を持たない普通の人間でありながら、飽くなき野望と数々の非道な行為によってラスボス格へと上り詰めるという、スパロボ史上において屈指の立身出世と(悪役としての)活躍を遂げたキャラクターでもある。<br/>様々な場面でUXを危機へ追い込んだハザードだが、UXとの最初の戦いで逮捕された直後に[[加藤機関]]による全世界への核攻撃が行われてしまい、終盤であてにしていた[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア政府]]の計画は2度目の戦いで戦死した後[[マクロス・ギャラクシー船団|ギャラクシー船団]]に横取りされてしまう等、仮にUXに勝ったとしても後に起こる事態はハザードが収拾できるものではなかった。どの道「ハザードは破滅するしかなかった」と言う何とも皮肉な話だが、UX世界の仕組みを考えるとこれは「事象」に弄ばれていたとも見る事ができ、彼に命を奪われた衛や操が他のループで生き残る可能性があるのに対し、ハザードの場合どんなにあがいても可能性を掴むことなく表舞台から退場する役割しか用意されていなかったとも言える。 |
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− | 横暴で横柄な性格や権力を笠に着た発言など、スパロボ参戦作品では『[[闘将ダイモス]]』の[[三輪防人|三輪長官]]の同類のようにも見える男だが、'''三輪長官は曲りなりにも最後まで地球を防衛せんとしていた'''事とは対照的に、ハザードは早々に敵に寝返り嬉々として[[地球]]侵略に協力、かつ自分の利権しか頭に無いという点が三輪長官とは根本的に異なる。<br />また、力押しだけで無能な三輪長官に対し、ハザードは策謀家としてはかなり優れており、なおかつ自己保身も巧い。<br />UXのハザードが「むしろ三輪長官がキレて自軍に味方するレベル」と言われるのはこれらの違いからきているのだろう。但し、「己の目的の為に他者の命を平然と犠牲にする」という点に関しては見事共通している。<br />なお、三輪は'''原作とは異なり自分が死亡する'''点で稀有なキャラであるが、ハザードは版権キャラでありながら'''[[小楯衛|他の版権キャラ]]の直接的死因となる'''(一応回避可能ではあるが)という、スパロボにおいて非常に稀な役割を果たす。どちらにおいても、スパロボでより悪役らしくフィーチャーされた点であろうか。 | + | 横暴で横柄な性格や権力を笠に着た発言など、スパロボ参戦作品では『[[闘将ダイモス]]』の[[三輪防人]]の同類のようにも見える男だが、'''三輪は曲りなりにも最後まで地球を防衛せんとしていた'''事とは対照的に、ハザードは早々に敵へ寝返り嬉々として[[地球]]侵略に協力、かつ自身の利権しか頭に無いという点が三輪とは根本的に異なる。<br />また、力押しだけで無能な三輪に対し、ハザードは策謀家としてはかなり優れており、かつ自己保身も巧みである。<br />UXのハザードが「むしろ三輪長官がキレて自軍に味方するレベル」と言われるのはこれらの違いからきているのだろう。但し、「己が目的の為に他者を平然と犠牲にする」という一点においてははっきりと共通している。<br />なお、三輪は'''原作とは異なり自分が死亡する'''点で稀有なキャラであるが、ハザードは版権キャラでありながら'''[[小楯衛|他の版権キャラ]]の直接的死因となる'''(一応回避可能ではあるが)という、スパロボにおいて非常に稀な役割を果たす。どちらにおいても、スパロボでより悪役らしくフィーチャーされた点であろうか。 |
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| なお、本作のライターである岸本みゆき氏は製品版をプレイしたところ、原作以上の悪役となってしまったハザードに関しては'''「やりすぎた」'''と述懐している。 | | なお、本作のライターである岸本みゆき氏は製品版をプレイしたところ、原作以上の悪役となってしまったハザードに関しては'''「やりすぎた」'''と述懐している。 |
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| :副官でハザードの右腕と言える人物。最後までハザードに忠実で、ハザードと共に[[ファミール艦]]の爆発に巻き込まれて死亡した。 | | :副官でハザードの右腕と言える人物。最後までハザードに忠実で、ハザードと共に[[ファミール艦]]の爆発に巻き込まれて死亡した。 |
| ;[[ジョウ・マヤ]] | | ;[[ジョウ・マヤ]] |
− | :[[火星]]時代から自分に反目する小僧。何度も対決を繰り返し、最後は彼に倒される事になる。 | + | :[[火星]]時代からハザードに楯突いていた宿敵。幾度と無く対決を繰り返し、最後は彼に討たれる事になる。 |
| ;[[レニー・アイ]] | | ;[[レニー・アイ]] |
| :ジョウの父親と同じく彼女の両親も人質に取った。 | | :ジョウの父親と同じく彼女の両親も人質に取った。 |
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| === 地球 === | | === 地球 === |
| ;[[ローニン・サナダ]] | | ;[[ローニン・サナダ]] |
− | :ローニンが前長官の息子と言う関係で旧知であったが、ハザードの悪事を暴こうとする彼と対立し、様々な謀略で彼を妨害した。 | + | :ローニンが前長官の息子と言う関係で旧知であったが、ハザードの悪事を暴こうとする彼と対立し、様々な謀略で妨害を行った。 |
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| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
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| :[[IMPACT]]では[[ロンド・ベル]]隊の戦力を利用して[[エルシャンク]]を追撃させるべく彼らに通信を入れるも、ボロを出してしまった事で以降は不審人物として警戒されてしまう。 | | :[[IMPACT]]では[[ロンド・ベル]]隊の戦力を利用して[[エルシャンク]]を追撃させるべく彼らに通信を入れるも、ボロを出してしまった事で以降は不審人物として警戒されてしまう。 |
| ;[[第二代地球連邦大統領]] | | ;[[第二代地球連邦大統領]] |
− | :[[UX]]では一応の上役。ハザードの[[地球]]への背信行為を知ってはいたが、確たる証拠を掴めていなかったため手を出せずにいたが、アスランたちがハザードの悪行を白日の下に曝したことで、ハザードの逮捕を宣告する。 | + | :[[UX]]では一応の上役。ハザードの[[地球]]への背信行為を知ってはいたが、確たる証拠を掴めていなかったため手を出せずにいたが、アスランたちがハザードの悪行を白日の下に晒したことで、ハザードの逮捕を宣告する。 |
| :また、ハザードが復権した後も、彼女はハザードも含めた[[人類軍]]に対して不信感を消すことなく、ヒューズに命じて追跡調査を行わせている。そして、第3部終盤、地球を見捨ててバジュラ本星へ向かうハザードやヘスターたち[[人類軍]]を完全に反逆者と認定し、UXにその暴走の阻止を依頼する。 | | :また、ハザードが復権した後も、彼女はハザードも含めた[[人類軍]]に対して不信感を消すことなく、ヒューズに命じて追跡調査を行わせている。そして、第3部終盤、地球を見捨ててバジュラ本星へ向かうハザードやヘスターたち[[人類軍]]を完全に反逆者と認定し、UXにその暴走の阻止を依頼する。 |
| ;[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[マリナ・イスマイール]]、[[クラウス・グラード]]、[[シーリン・バフティヤール]] | | ;[[カガリ・ユラ・アスハ]]、[[マリナ・イスマイール]]、[[クラウス・グラード]]、[[シーリン・バフティヤール]] |
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| ===UX=== | | ===UX=== |
− | 原作以上の極悪非道ぶりをこれでもかと発揮しており、この後に『[[忍者戦士飛影]]』を見ると、そっちの方がまともに見えてしまう。
| + | 原作以上の極悪非道ぶりを発揮する事となり、この後に[[忍者戦士飛影|原作]]を見ると、そちらの方がまともに見えてしまう。 |
| ==== 第一部 ==== | | ==== 第一部 ==== |
| ;「とんでもない! これは弾圧ではなく、鎮圧です」<br/>「彼らの中には環境適応のために遺伝子操作を受けている者もいるのです」<br/>「そのような、もはや人間とは言い難いような荒くれの暴徒を御するには、多少の武力行使も…」 | | ;「とんでもない! これは弾圧ではなく、鎮圧です」<br/>「彼らの中には環境適応のために遺伝子操作を受けている者もいるのです」<br/>「そのような、もはや人間とは言い難いような荒くれの暴徒を御するには、多少の武力行使も…」 |
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| ;「首都機能が麻痺した瞬間に我々が日本復興に手を貸せばこの島国はワシの好きにできるものでな」 | | ;「首都機能が麻痺した瞬間に我々が日本復興に手を貸せばこの島国はワシの好きにできるものでな」 |
| :第40話「桜花嵐」にて、[[矢藩朗利|朗利]]と[[金本平次|金本]]に[[東京]]を壊滅させるための核を渡したハザードを非難する[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に対して。 | | :第40話「桜花嵐」にて、[[矢藩朗利|朗利]]と[[金本平次|金本]]に[[東京]]を壊滅させるための核を渡したハザードを非難する[[アレックス・ゴレム|アレックス]]に対して。 |
− | :もし核が放たれれば'''太平洋戦争末期での広島・長崎のように東京が焦土になるのは勿論、多くの人間が犠牲になる上に首都機能が麻痺して、[[日本]]が混乱に包まれる'''という未曽有の大惨事となるのは自明の理だが、それを平然と起こそうとする上にその罪をアレックスに押し付けようとしている。最早この男の心に(「人類軍」の総司令でありながら)人類を守る意思が見られず、同じ人類を苦しめてまで下衆な野望を叶えようとすることしかなかった。 | + | :もし核が放たれれば'''太平洋戦争末期での広島・長崎のように東京が焦土になるのは勿論、多くの人間が犠牲になる上に首都機能が麻痺して、[[日本]]が混乱に包まれる'''という未曽有の大惨事となるのは自明の理だが、それを平然と起こそうとする上にその罪をアレックスに押し付けようとしている。「人類軍」の総司令という立場でありながら、最早この男の心に人類を守る意思は存在せず、同じ人類を犠牲にしてまで身勝手な野望を叶えようとすることしかなかった。 |
| :原作でのマキャベル司令が言った台詞を少々アレンジしたものだが、ハザードの場合[[火星]]で横暴を働いているという実績があるため悪い意味で結果が見え透いている。しかも、マキャベル司令のほうは[[オーラバトラー]]のせいにするつもりであって、アレックスに押し付けようとはしていなかった。 | | :原作でのマキャベル司令が言った台詞を少々アレンジしたものだが、ハザードの場合[[火星]]で横暴を働いているという実績があるため悪い意味で結果が見え透いている。しかも、マキャベル司令のほうは[[オーラバトラー]]のせいにするつもりであって、アレックスに押し付けようとはしていなかった。 |
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| :幸いにも核の方は[[来主操|操]]によって阻止されたが、それと引き換えに彼が犠牲になってしまう…。 | | :幸いにも核の方は[[来主操|操]]によって阻止されたが、それと引き換えに彼が犠牲になってしまう…。 |
| ;「ククク、面白いことを言う! 貴様らも自分のルールに従って、罪無き者どもを屠ってきたではないか!」※対[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]&[[サヤ・クルーガー|サヤ]]<br>「綺麗事を! 欲のない人間など、ワシから見れば人として何か欠落しておるのだ! あの世で見ているがいい! このワシの作る、ワシのための未来を!」※対[[シン・アスカ|シン]]&[[キラ・ヤマト|キラ]]&[[アスラン・ザラ|アスラン]]<br>「人類軍…バジュラ共…この力があれば、全てが手に入る! 未来はワシのためにあるのだ!」※対[[刹那・F・セイエイ|刹那]]<br>「グフフ、どうだ? 貴様のマシンはフェストゥムどもを消すのに打って付けだ。ワシの元に来るのであれば、あの島より素晴らしい楽園を与えてやるぞ!」※対[[真壁一騎|一騎]]<br>「どこかで見たことがある思えば、ワシを守った小僧ではないか! ならば、ワシの栄光を守るため、今一度死ねぇい!」※対[[小楯衛|衛]]<br>「何を言っているかわからんが、ワシの邪魔をするのであれば容赦はせん! 消し炭にしてくれるわ!」※対[[来主操|操]]<br>「ククク、小僧よ。そのロボットを従わせ、ただ命令のままに戦わせる…。貴様もワシらと同じではないか!」※対[[ヒーローマン]]&[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]<br>「わざわざこんな所までご苦労な事よ! ワシらが宇宙の支配者となるのを見届けにくるとはな!」※対[[大十字九郎|九郎]]<br>「檻を破って暴れ出すとはな。だが、人食い虎もライオンも、ワシに牙を向ければ末路はひとつよ!」※対[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]<br>「ワシは力を手に入れた! もはや貴様らのマシンがなくとも、野望の大成まであと少しよ!」※対[[マイク・コイル|マイク]]&[[レニー・アイ|レニー]]&[[ダミアン]]<br>「勇ましいことだが、温室育ちの王女にワシは止められん! 身の程を知らず楯突けば、大怪我をすることを知れぃ!」※対[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ]]<br>「UXとザ・ブームを行ったり来たりでせわしないなぁ、イルボラ…。 だが、貴様にはまだ利用価値がある。今度はワシの元に来てもらうぞ、コウモリ男よ!」※対[[イルボラ・サロ|イルボラ]]<br>「バジュラ共の力を手にした! 権力だってある…! 全てを支配できるまで、もう少しよ! あとは邪魔なお前らさえいなくなればなぁ!」※対[[早瀬浩一|浩一]]<br>「考える脳のないヤツらに、利用価値を見出してやったのだ! 能無しの貴様らもそのうち、ワシの尖兵として隷属させてやるわい!」※対[[早乙女アルト|アルト]]<br>「フハハハハ! 火星のような辺境で生きてきた過去とも、これでお別れよ! もう少しで辿り着くワシの輝かしい未来の邪魔はさせんぞぉ!」※対[[海動剣|海道]]&[[真上遼|真上]]<br>「ブンブン五月蝿いコバエどもが! だが、そのマシンには感謝しておるぞ! おかげでワシの栄光への道を拓くキッカケとなったのだからなぁ!」※対[[ショウ・ザマ|ショウ]]<br>「ぬかすな、小僧が! 親の庇護の下で甘えて育ったような若者にワシの苦難の何がわかる! その青臭い思想ごと打ち砕いて、ワシの野望の肥やしとしてやるわい!」※対[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]<br>「どこの馬の骨ともわからぬ機械人形にこの世の道理を諭される謂われはないわ! 丁度よい! 貴様の持つ玉璽とやらの力も、ワシ自ら解明してくれる!」※対[[龍装劉備ガンダム|劉備]]&[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]&[[猛虎装孫権ガンダム|孫権]]&[[呂布トールギス|呂布]]<br>「全てを手にし、支配する…! その想いがワシにあるからこそ、どんな落ち目になっても生きてこれたのだ! そして、我が宿願はもはや手の届くところまで来ておる!」※対[[飛鷹葵|葵]]<br>「この知力と、手にした武力…ようやくあと一歩のところに、ワシの地球支配が見えておるのだ! 貴様のような機械人形に、ワシの野望を止められてなるものか!」※対[[フェイ・イェンHD|フェイ]] | | ;「ククク、面白いことを言う! 貴様らも自分のルールに従って、罪無き者どもを屠ってきたではないか!」※対[[アニエス・ベルジュ|アーニー]]&[[サヤ・クルーガー|サヤ]]<br>「綺麗事を! 欲のない人間など、ワシから見れば人として何か欠落しておるのだ! あの世で見ているがいい! このワシの作る、ワシのための未来を!」※対[[シン・アスカ|シン]]&[[キラ・ヤマト|キラ]]&[[アスラン・ザラ|アスラン]]<br>「人類軍…バジュラ共…この力があれば、全てが手に入る! 未来はワシのためにあるのだ!」※対[[刹那・F・セイエイ|刹那]]<br>「グフフ、どうだ? 貴様のマシンはフェストゥムどもを消すのに打って付けだ。ワシの元に来るのであれば、あの島より素晴らしい楽園を与えてやるぞ!」※対[[真壁一騎|一騎]]<br>「どこかで見たことがある思えば、ワシを守った小僧ではないか! ならば、ワシの栄光を守るため、今一度死ねぇい!」※対[[小楯衛|衛]]<br>「何を言っているかわからんが、ワシの邪魔をするのであれば容赦はせん! 消し炭にしてくれるわ!」※対[[来主操|操]]<br>「ククク、小僧よ。そのロボットを従わせ、ただ命令のままに戦わせる…。貴様もワシらと同じではないか!」※対[[ヒーローマン]]&[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|ジョーイ]]<br>「わざわざこんな所までご苦労な事よ! ワシらが宇宙の支配者となるのを見届けにくるとはな!」※対[[大十字九郎|九郎]]<br>「檻を破って暴れ出すとはな。だが、人食い虎もライオンも、ワシに牙を向ければ末路はひとつよ!」※対[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]<br>「ワシは力を手に入れた! もはや貴様らのマシンがなくとも、野望の大成まであと少しよ!」※対[[マイク・コイル|マイク]]&[[レニー・アイ|レニー]]&[[ダミアン]]<br>「勇ましいことだが、温室育ちの王女にワシは止められん! 身の程を知らず楯突けば、大怪我をすることを知れぃ!」※対[[ロミナ・ラドリオ|ロミナ]]<br>「UXとザ・ブームを行ったり来たりでせわしないなぁ、イルボラ…。 だが、貴様にはまだ利用価値がある。今度はワシの元に来てもらうぞ、コウモリ男よ!」※対[[イルボラ・サロ|イルボラ]]<br>「バジュラ共の力を手にした! 権力だってある…! 全てを支配できるまで、もう少しよ! あとは邪魔なお前らさえいなくなればなぁ!」※対[[早瀬浩一|浩一]]<br>「考える脳のないヤツらに、利用価値を見出してやったのだ! 能無しの貴様らもそのうち、ワシの尖兵として隷属させてやるわい!」※対[[早乙女アルト|アルト]]<br>「フハハハハ! 火星のような辺境で生きてきた過去とも、これでお別れよ! もう少しで辿り着くワシの輝かしい未来の邪魔はさせんぞぉ!」※対[[海動剣|海道]]&[[真上遼|真上]]<br>「ブンブン五月蝿いコバエどもが! だが、そのマシンには感謝しておるぞ! おかげでワシの栄光への道を拓くキッカケとなったのだからなぁ!」※対[[ショウ・ザマ|ショウ]]<br>「ぬかすな、小僧が! 親の庇護の下で甘えて育ったような若者にワシの苦難の何がわかる! その青臭い思想ごと打ち砕いて、ワシの野望の肥やしとしてやるわい!」※対[[エイサップ・鈴木|エイサップ]]<br>「どこの馬の骨ともわからぬ機械人形にこの世の道理を諭される謂われはないわ! 丁度よい! 貴様の持つ玉璽とやらの力も、ワシ自ら解明してくれる!」※対[[龍装劉備ガンダム|劉備]]&[[紅蓮装曹操ガンダム|曹操]]&[[猛虎装孫権ガンダム|孫権]]&[[呂布トールギス|呂布]]<br>「全てを手にし、支配する…! その想いがワシにあるからこそ、どんな落ち目になっても生きてこれたのだ! そして、我が宿願はもはや手の届くところまで来ておる!」※対[[飛鷹葵|葵]]<br>「この知力と、手にした武力…ようやくあと一歩のところに、ワシの地球支配が見えておるのだ! 貴様のような機械人形に、ワシの野望を止められてなるものか!」※対[[フェイ・イェンHD|フェイ]] |
− | :第49話における戦闘前会話の数々。これまで己の野望を叶えるためだけに他者を利用してはその命を踏みにじり、その死を貶める等の非道の限りを尽くした下衆の極みは、UXにとっても絶対に許すことのできない存在であった。 | + | :第49話における戦闘前会話の数々。これまで己の野望を叶えるためだけに他者を利用してはその命を踏みにじり、その死を貶める等の非道の限りを尽くしたハザードは、UXにとっても絶対に許すことのできない「下衆の極み」であった。 |
| ;「ぐわーっはっは!どうやらワシの方が、一枚上手だったようですなあ、陛下!」<br/>「そう…忍者伝説も、フォールドクォーツもザ・ブーム軍も、すべてワシのものだ!」<br/>「このハザード・パシャが全宇宙を支配する王となるのだ!」 | | ;「ぐわーっはっは!どうやらワシの方が、一枚上手だったようですなあ、陛下!」<br/>「そう…忍者伝説も、フォールドクォーツもザ・ブーム軍も、すべてワシのものだ!」<br/>「このハザード・パシャが全宇宙を支配する王となるのだ!」 |
| :第49話「侵略の終焉」にて、[[アネックス・ザブーム|アネックス皇帝]]にインプラント弾を撃ち込んだ[[バジュラ]]を[[特攻]]させて。バジュラという強大な力を手に入れたハザードにとって、もはや[[ザ・ブーム軍]]や[[人類軍]]も「'''用済みの道具'''」でしかなかった。 | | :第49話「侵略の終焉」にて、[[アネックス・ザブーム|アネックス皇帝]]にインプラント弾を撃ち込んだ[[バジュラ]]を[[特攻]]させて。バジュラという強大な力を手に入れたハザードにとって、もはや[[ザ・ブーム軍]]や[[人類軍]]も「'''用済みの道具'''」でしかなかった。 |