2行目:
2行目:
*[[登場作品]]:[[機甲戦記ドラグナー]]
*[[登場作品]]:[[機甲戦記ドラグナー]]
*[[声優]]:小杉十郎太
*[[声優]]:小杉十郎太
−
*種族:地球人(ロシア系 バルト3国付近)
+
*種族:地球人(ロシア系、バルト3国付近)
*性別:男
*性別:男
*生年月日:西暦2062年3月6日
*生年月日:西暦2062年3月6日
17行目:
17行目:
=== 人物 ===
=== 人物 ===
−
軍内部では彼を敵視する軍幹部も少なくなかったが、軍人として高潔な人物で、ギルトールの信任も厚い。ギガノスの若い将兵の多くからも尊敬を集めており、[[プラクティーズ]]に所属していたエリートである事もあって、現在もプラクティーズの後輩達から崇拝されている。<br />しかしその反面、家族の情よりも国家の大儀を優先する冷徹な面も持っており、特に争いを望まない妹のリンダからは大きな失望を買ってしまっている。
+
軍内部では彼を敵視する軍幹部も少なくなかったが、軍人として高潔な人物で、ギルトールの信任も厚い。ギガノスの若い将兵の多くからも尊敬を集めており、[[プラクティーズ]]に所属していたエリートである事もあって、現在もプラクティーズの後輩達から崇拝されている。<br />
+
しかしその反面、家族の情よりも国家の大儀を優先する冷徹な面も持っており、特に争いを望まない妹のリンダからは大きな失望を買ってしまっている。
−
自らの崇拝する[[ギルトール元帥]]と袂を分かった上に、地球連合側へ3機の[[ドラグナー]]と共に亡命した父・[[ラング・プラート]]に対しては、彼の苦渋の決断を何も理解する事無く、一方的な憎しみを抱いている。また、この事で内心では「裏切り者の息子」という負い目を感じてもいる。
+
自らの崇拝する[[ギルトール|ギルトール元帥]]と袂を分かった上に、地球連合側へ3機の[[ドラグナー]]と共に亡命した父・[[ラング・プラート]]に対しては、彼の苦渋の決断を何も理解する事無く、一方的な憎しみを抱いている。また、この事で内心では「裏切り者の息子」という負い目を感じてもいる。
義を重んじ、理想や大義の為にその身を捧げる実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、原作の終盤では主役であるケーンを活躍の面で完全に食っている。最終回のエンディングも彼の笑顔で締められており、ある意味では真の主役とも受け取れる扱いをされている。
義を重んじ、理想や大義の為にその身を捧げる実直な姿勢から、主人公達であるケーン達よりも人気が高く、原作の終盤では主役であるケーンを活躍の面で完全に食っている。最終回のエンディングも彼の笑顔で締められており、ある意味では真の主役とも受け取れる扱いをされている。
=== 来歴 ===
=== 来歴 ===
−
ドラグナー追撃の任務を受け、[[ケーン・ワカバ]]達の暮らすコロニーに攻撃を仕掛けたのが切っ掛けで、成り行きでドラグナーに搭乗する事になったケーン達3人組とは幾度も戦う事になる。
+
ドラグナー追撃の任務を受け、[[ケーン・ワカバ]]達の暮らす[[スペースコロニー|コロニー]]に攻撃を仕掛けたのが切っ掛けで、成り行きでドラグナーに搭乗する事になったケーン達3人組とは幾度も戦う事になる。
しかし、部下の独断専行や各方面で友軍の協力が得られなかった事などから失敗を重ね、軍幹部の反発もあって遂には追撃の任を解かれ最前線である南部戦線に左遷させられる。この事が一因で彼を慕う若手の親衛隊機甲兵団による反乱が発生してしまう。
しかし、部下の独断専行や各方面で友軍の協力が得られなかった事などから失敗を重ね、軍幹部の反発もあって遂には追撃の任を解かれ最前線である南部戦線に左遷させられる。この事が一因で彼を慕う若手の親衛隊機甲兵団による反乱が発生してしまう。
40行目:
41行目:
==== スパロボシリーズにおいて ====
==== スパロボシリーズにおいて ====
−
原作同様に最初は敵側として登場するが、後半において仲間になる。
+
原作同様に最初は敵側として登場するが、後半において仲間になる。<br/>
−
能力は後述の通り一流の実力者でファルゲンの能力やドラグナーのとの合体攻撃の威力も相俟って最後まで主力として活躍できる。
能力は後述の通り一流の実力者でファルゲンの能力やドラグナーのとの合体攻撃の威力も相俟って最後まで主力として活躍できる。
52行目:
52行目:
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:本作でも[[魂]]を習得。成長パターンが射撃よりなため、格闘がやや伸び悩む。
:本作でも[[魂]]を習得。成長パターンが射撃よりなため、格闘がやや伸び悩む。
+
===単独作品===
===単独作品===
;[[スーパーロボット大戦MX]]
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:終盤、マップ内で[[プラクティーズ]]とミン大尉共々仲間になる。本人の能力と機体の性能の高さに加え、ケーンとの合体攻撃「ツインレーザーソード」はEN消費が低く攻撃力が高い。更に[[気迫]]を消費SP10で使用でき、初期[[パイロットポイント|PP]]ですぐに[[アタッカー]]も覚えられるという破格の強さ。終盤に仲間になるという欠点も、これだけ強いと全く気にならない。一方、[[ひらめき]]も[[不屈]]も無いので、ボスクラスの敵の反撃には要注意。[[ドラグナー3型]]の[[EWAC]](強)や[[集中]]で上手くフォローすれば、被弾率を大幅に下げる事が出来る。EDでは政治家になったキャスバル([[クワトロ・バジーナ|クワトロ]])の支援を受けて、プラクティーズと共に[[ロンド・ベル]]に加わる。
:終盤、マップ内で[[プラクティーズ]]とミン大尉共々仲間になる。本人の能力と機体の性能の高さに加え、ケーンとの合体攻撃「ツインレーザーソード」はEN消費が低く攻撃力が高い。更に[[気迫]]を消費SP10で使用でき、初期[[パイロットポイント|PP]]ですぐに[[アタッカー]]も覚えられるという破格の強さ。終盤に仲間になるという欠点も、これだけ強いと全く気にならない。一方、[[ひらめき]]も[[不屈]]も無いので、ボスクラスの敵の反撃には要注意。[[ドラグナー3型]]の[[EWAC]](強)や[[集中]]で上手くフォローすれば、被弾率を大幅に下げる事が出来る。EDでは政治家になったキャスバル([[クワトロ・バジーナ|クワトロ]])の支援を受けて、プラクティーズと共に[[ロンド・ベル]]に加わる。
−
;[[スーパーロボット大戦GC]] ([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
+
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
−
:ジオンとギガノスが同盟を組んでいるため、序盤ではジオンの赤い彗星こと[[シャア・アズナブル|シャア]]ともしばしば共同戦線を取る。中盤ジオン・ギガノスとの決戦間際に[[ホワイトベース隊]]に投降し、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の説得で加入する。<br />今回はMXほどの強烈さはないが、それでも十分な強さ。ただし[[格闘]]が伸びにくい成長パターンなのには注意。なお[[性格]]が慎重なので、敵の間はザコ敵を倒していくと彼の気力がどんどん下がり、倒しやすくなる。
+
:ジオンとギガノスが同盟を組んでいるため、序盤ではジオンの赤い彗星こと[[シャア・アズナブル|シャア]]ともしばしば共同戦線を取る。中盤ジオン・ギガノスとの決戦間際に[[ホワイトベース隊]]に投降し、[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]の説得で加入する。
+
:今回はMXほどの強烈さはないが、それでも十分な強さ。ただし[[格闘]]が伸びにくい成長パターンなのには注意。なお[[性格]]が慎重なので、敵の間はザコ敵を倒していくと彼の気力がどんどん下がり、倒しやすくなる。
== パイロットステータス設定の傾向 ==
== パイロットステータス設定の傾向 ==
−
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
「'''ギガノスの蒼き鷹'''」の異名は伊達ではなく、基本能力値は全てにおいて高水準。エースキャラにお約束の低防御力もマイヨは何のその。防御も高く、全く隙が無い。ただし、成長パターンがキャラごとに設定されている場合、[[合体攻撃]]に使う格闘は伸び悩む傾向にある。
「'''ギガノスの蒼き鷹'''」の異名は伊達ではなく、基本能力値は全てにおいて高水準。エースキャラにお約束の低防御力もマイヨは何のその。防御も高く、全く隙が無い。ただし、成長パターンがキャラごとに設定されている場合、[[合体攻撃]]に使う格闘は伸び悩む傾向にある。
78行目:
79行目:
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
;[[スーパーロボット大戦GC|GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]])
:[[底力]]、[[援護]]、[[指揮]]、[[カウンター]]
:[[底力]]、[[援護]]、[[指揮]]、[[カウンター]]
−
<!-- === [[エース|固有エースボーナス]] === -->
<!-- === [[エース|固有エースボーナス]] === -->
<!-- GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLEで採用 -->
<!-- GBA版OG2、OGs、OG外伝、A PORTABLEで採用 -->
87行目:
87行目:
== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
−
=== ギガノス帝国 ===
=== ギガノス帝国 ===
;[[ギルトール]]
;[[ギルトール]]
99行目:
98行目:
;[[ウェルナー・フリッツ]]
;[[ウェルナー・フリッツ]]
:部下。親衛隊予備軍「プラクティーズ」所属。階級は准尉。
:部下。親衛隊予備軍「プラクティーズ」所属。階級は准尉。
−
;[[リー・スー・ミン|ミン]]
+
;[[リー・スー・ミン]]
:ギガノス帝国軍グン・ジェム隊所属。階級は大尉。「グン・ジェム四天王」の唯一の生き残り。原作では、ギルトールの死はドルチェノフによる[[暗殺]]だった事を暴いた。凶暴でがさつな性格だったが、マイヨに一目惚れしてからは女らしくなり、彼らとチームを組んで出撃するようになる。
:ギガノス帝国軍グン・ジェム隊所属。階級は大尉。「グン・ジェム四天王」の唯一の生き残り。原作では、ギルトールの死はドルチェノフによる[[暗殺]]だった事を暴いた。凶暴でがさつな性格だったが、マイヨに一目惚れしてからは女らしくなり、彼らとチームを組んで出撃するようになる。
;パウエル
;パウエル
114行目:
113行目:
:妹。宿敵であるケーンといい仲になる。平和を愛しており、兄であるマイヨを快く思っていなかったが、マイヨが父と和解したのをきっかけに、考えを改める。
:妹。宿敵であるケーンといい仲になる。平和を愛しており、兄であるマイヨを快く思っていなかったが、マイヨが父と和解したのをきっかけに、考えを改める。
;[[ケーン・ワカバ]]
;[[ケーン・ワカバ]]
−
:妹のボーイフレンドで、「未来の義弟」。かつては敵として戦ってきた関係で、当初は下劣と評しながらも次第に認めるようになっていき、ドルチェノフとの対決の際に共闘、ドルチェノフに深手を負わせる。<br />各参戦作品においては、彼との合体攻撃『ツイン(ダブル)レーザーソード』も存在。
+
:妹のボーイフレンドで、「未来の義弟」。かつては敵として戦ってきた関係で、当初は下劣と評しながらも次第に認めるようになっていき、ドルチェノフとの対決の際に共闘、ドルチェノフに深手を負わせる。
+
:各参戦作品においては、彼との合体攻撃『ツイン(ダブル)レーザーソード』も存在。
;[[タップ・オセアノ]]
;[[タップ・オセアノ]]
:9話ではギガノス中継基地に潜入した彼をケーン共々拷問させる。41話の次回予告では41話でのマイヨの活躍ぶりに影の主役とまで評した。
:9話ではギガノス中継基地に潜入した彼をケーン共々拷問させる。41話の次回予告では41話でのマイヨの活躍ぶりに影の主役とまで評した。