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257 バイト追加 、 2014年2月15日 (土) 13:28
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『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]‎』に登場する金属の[[地球外生命体]]。<br/>
 
『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]‎』に登場する金属の[[地球外生命体]]。<br/>
 
名称の由来は'''地球外変異性金属体'''の英訳『'''E'''xtraterrestrial '''L'''ivingmetal '''S'''hapeshifter』の頭文字から。<br/>
 
名称の由来は'''地球外変異性金属体'''の英訳『'''E'''xtraterrestrial '''L'''ivingmetal '''S'''hapeshifter』の頭文字から。<br/>
[[ガンダムシリーズ]]の映像作品において、初めて明確に登場した「[[異星人]]」に相当する存在である。
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[[ガンダムシリーズ]]の映像作品において、初めて明確に登場した「[[異星人]]」に相当する存在(厳密に言うと「人」ではないため、劇中では「'''異星体'''」と呼称されている)である。
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コミュニケーションは脳量子波によって行われる。そのため[[刹那・F・セイエイ|刹那]]や[[デカルト・シャーマン|デカルト]]といった[[イノベイター]]、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]や[[マリー・パーファシー|マリー]]といった超兵など、脳量子波を感じ取れる人物がELSに対して反応を示していた。ELSの方も脳量子波が強い存在に惹かれており、脳量子波を発する存在に優先的に接触を図る。
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コミュニケーションは脳量子波によって行われる。そのため[[刹那・F・セイエイ|刹那]]や[[デカルト・シャーマン|デカルト]]といった[[イノベイター]]、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]や[[ソーマ・ピーリス|マリー]]といった超兵など、脳量子波を感じ取れる人物がELSに対して反応を示していた。ELSの方も脳量子波が強い存在に惹かれており、脳量子波を発する存在に優先的に接触を図る。
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特徴の一つとして生物・無生物を問わず、接触した物質と融合する能力や物質が有する能力を模倣する能力を持ち、相手がMSや戦艦であれば粒子ビームや[[GNフィールド]]などの武装ですら模倣している。ただし、ビームの色は異なる。また一定以下の体積(概ね成人男性程度)にまで粉砕されると活動が止まり、融合なども行わなくなる。しかしその状態でも活動しているELSと接触すると呼応して活動を再開してしまうため、ビームなどで蒸発させなければ体積を削る事すら出来ない。
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特徴の一つとして生物・無生物を問わず、接触した物質と融合する能力や物質が有する能力を模倣する能力を持ち、相手がMSや戦艦であれば粒子ビームや[[GNフィールド]]などの武装ですら模倣している。ただし、ビームの色は異なり紫色である。また一定以下の体積(概ね成人男性程度)にまで粉砕されると活動が止まり、融合なども行わなくなる。しかしその状態でも活動しているELSと接触すると呼応して活動を再開してしまうため、ビームなどで蒸発させなければ体積を削る事すら出来ない。
    
基本的にELSに取り込まれた者は死亡してしまうが、脳量子波の因子を持ち、浸食時にELSからの膨大な情報を受け流すことができた場合は、人体の生命活動への影響はない。ただしELSを切り離すことは不可能である。
 
基本的にELSに取り込まれた者は死亡してしまうが、脳量子波の因子を持ち、浸食時にELSからの膨大な情報を受け流すことができた場合は、人体の生命活動への影響はない。ただしELSを切り離すことは不可能である。
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実際には彼らに敵対する意思は全くなかった。母星は主星の白色矮星化とそれによって発生した惑星状星雲に飲み込まれて滅亡寸前であったため、彼らは自身の形成した巨大コロニー(超大型ELS)に乗り込んで母星を離れ、宇宙を放浪中に偶然遭遇した者達へ助けを求めていただけの'''要救助者'''だった。MSや地球人の姿を模していたことも、彼らなりの対話やSOSの意思表明に過ぎず、地球人と融合するという行為も、異分子と1つになることで相互理解を成そうとする彼らなりのコミュニケーション方法だった。脳量子波を持つ者を襲って融合を試みたのも、肥大化したELSのネットワークの中で意識を共有するには脳量子波が不可欠であったためである。しかも母星が滅ぶという空前のパニック状態に陥っていたことが災いし、それらの行為が侵略行為であると誤認した地球側は抗戦を決意。独立した『個』の概念を知らず、また幾らでも増大が可能なELSは、それを自身への『攻撃』だと認識できず'''そうすることが彼らのコミュニケーションであると誤解してしまった'''。これはどちらが一方的に悪いと言う問題ではなく、全く違ったコミュニケーション体系を持つ者同士の相互不理解が招いた悲劇と言えるだろう。
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実際には彼らに敵対する意思は全くなかった。母星は主星の白色矮星化とそれによって発生した惑星状星雲に飲み込まれて滅亡寸前であったため、彼らは自身の形成した巨大コロニー(超大型ELS)に乗り込んで母星を離れ、宇宙を放浪中に偶然遭遇した者達へ助けを求めていただけの'''要救助者'''だった。MSや地球人の姿を模していたことも、彼らなりの対話やSOSの意思表明に過ぎず、地球人と融合するという行為も、異分子と1つになることで相互理解を成そうとする彼らなりのコミュニケーション方法だった。脳量子波を持つ者を襲って融合を試みたのも、肥大化したELSのネットワークの中で意識を共有するには脳量子波が不可欠であったためである。しかも母星が滅ぶという空前のパニック状態に陥っていたことが災いし、それらの行為が侵略行為であると誤認した[[地球]]側は抗戦を決意。独立した『個』の概念を知らず、また幾らでも増大が可能なELSは、それを自身への『攻撃』だと認識できず'''そうすることが彼らのコミュニケーションであると誤解してしまった'''。これはどちらが一方的に悪いと言う問題ではなく、全く違ったコミュニケーション体系を持つ者同士の相互不理解が招いた悲劇と言えるだろう。
    
刹那によって人間は『個』を持つ存在とELSが理解し、人間がELSを『多数であり一つ』の存在と理解したことで人類との共存が可能となり、ELSと共生関係にある人間や、人間とELSが共同で操作するMS「サキブレ」なども登場。長い年月の末に地球人とELSは外宇宙へと飛び立つことになるのだった。
 
刹那によって人間は『個』を持つ存在とELSが理解し、人間がELSを『多数であり一つ』の存在と理解したことで人類との共存が可能となり、ELSと共生関係にある人間や、人間とELSが共同で操作するMS「サキブレ」なども登場。長い年月の末に地球人とELSは外宇宙へと飛び立つことになるのだった。
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:ガデラーザや[[戦艦]]クラスの大きさを持つ。
 
:ガデラーザや[[戦艦]]クラスの大きさを持つ。
 
;ELS (超大型)
 
;ELS (超大型)
:全長300kmを越える巨大さを持つ。
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:直径約3000kmの巨大さ([[月]]と同規模の大きさ)を誇る。
 
;[[ELS GN-X IV]]
 
;[[ELS GN-X IV]]
 
:ELSの擬態した[[GN-X IV]]。「ELSジンクス」とも呼ばれる。オリジナルと細かい点で差異があるが、性能は同等であったため[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]を苦しめた。
 
:ELSの擬態した[[GN-X IV]]。「ELSジンクス」とも呼ばれる。オリジナルと細かい点で差異があるが、性能は同等であったため[[地球連邦軍 (00)|地球連邦軍]]を苦しめた。
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;ELSダブルオー
 
;ELSダブルオー
 
:漫画版に登場。[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]に擬態したELS。
 
:漫画版に登場。[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]]に擬態したELS。
:初期段階ではこの機体が登場する予定だったらしく、[[グラハム・エーカー|グラハム]]がELS GN-X IVに対して『ガンダムタイプ』と発言するのはこの名残らしい。広義には[[GNドライヴ|オリジナル]]・[[GNドライヴ[Τ]|擬似]]問わず太陽炉を搭載したMSをガンダム扱いし、更にGN-X IVはガンダムの技術を多分に利用しているので間違った発言ではない。
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:初期段階ではこの機体が登場する予定だったらしく、[[グラハム・エーカー|グラハム]]がELS GN-X IVに対して『ガンダムタイプ』と発言するのはこの名残らしい。
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広義には[[GNドライヴ|オリジナル]]・[[GNドライヴ[Τ]|擬似]]問わず太陽炉を搭載したMSをガンダム扱いし、更にGN-X IVはガンダムの技術を多分に利用しているので間違った発言ではない。
    
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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== 関連人物 ==
 
== 関連人物 ==
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
:ELSと対話しようと試みる者。最終的には対話を果たしELSの母星へ旅立ち、50年後地球に帰還した時彼の肉体はELSと融合し、[[イノベイター]]もELSも、そしてハイブリッドイノベイターすら超える新たな種へと進化していた。
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:純粋種の[[イノベイター]]。ELSと対話しようと試みる者。最終的には対話を果たしELSの母星へ旅立ち、50年後地球に帰還した時彼の肉体はELSと融合し、イノベイターもELSも、そしてハイブリッドイノベイターすら超える新たな種へと進化していた。
 
;[[デカルト・シャーマン]]
 
;[[デカルト・シャーマン]]
:ELSに対してはあまり良い印象を抱いていなかった。最終的に取り込まれ死亡。
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:純粋種のイノベイター。刹那と異なり、ELSに対してはあまり良い印象を抱いていなかった。最終的に取り込まれて死亡する。
 
;スカイ・エクリプス
 
;スカイ・エクリプス
 
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]と同じ塩基配列を持つ[[イノベイド]]。ELSが彼の遺体を侵蝕し、地球に降ったELSの破片が彼の姿をとる。TVでしか00の物語を追っていない視聴者には、擬態をリボンズのコピーと勘違いされた。彼に擬態したELSはその後飛行機に擬態してレオのアスカロンと交戦し撃墜され、その残骸は[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]と[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の前に現れるが、刹那によって爆破され機能停止する。'''漫画版では、刹那の乗ったバイクに轢かれるシーンがある'''。
 
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]と同じ塩基配列を持つ[[イノベイド]]。ELSが彼の遺体を侵蝕し、地球に降ったELSの破片が彼の姿をとる。TVでしか00の物語を追っていない視聴者には、擬態をリボンズのコピーと勘違いされた。彼に擬態したELSはその後飛行機に擬態してレオのアスカロンと交戦し撃墜され、その残骸は[[ルイス・ハレヴィ|ルイス]]と[[沙慈・クロスロード|沙慈]]の前に現れるが、刹那によって爆破され機能停止する。'''漫画版では、刹那の乗ったバイクに轢かれるシーンがある'''。
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;[[バジュラ]]、[[フェストゥム]]、[[コーラリアン]]、[[イマージュ]]
 
;[[バジュラ]]、[[フェストゥム]]、[[コーラリアン]]、[[イマージュ]]
 
:他作品における、ELSに似た特性を持つ種族。人類とはかけ離れた姿の異種族、種族全体で群体を構成している、人類とコミュニケーションが可能という共通点がある。
 
:他作品における、ELSに似た特性を持つ種族。人類とはかけ離れた姿の異種族、種族全体で群体を構成している、人類とコミュニケーションが可能という共通点がある。
:このうち、バジュラ、フェストゥムとはUXで共演。終盤ではフェストゥムと共にバジュラ母星へUXの援護に駆けつける一幕も。
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:このうち、バジュラ、フェストゥムとはUXで共演。終盤ではフェストゥムと共に[[バジュラ本星]]へUXの援護に駆けつける一幕も。
 
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