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− どうしようもない極悪人で、その悪行はあまりにも卑劣で痛烈なものだが、その傍若無人で唯我独尊という強烈なキャラクターや彼を演じた関俊彦氏の熱演もあり、ファンからの人気の高いキャラクターである。味方陣営に於いてここまで清々しい悪役(アンチヒーロー)がいる事も珍しく、貴重な人物と言える。また、近年は『[[スーパーロボット大戦J]]』での迷言(後述)の数々から、'''ツンデレ'''として幅広く認知されるようになり、'''ツンデレ冥王'''の渾名で親しまれるようにもなった。
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− なお、彼の名前を後ろから読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。
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− それぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。+
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卑劣で残忍、かつ狡猾な性格で、自分の目的のために他人を犠牲にする事を一切躊躇わない。彼の目的は自らが冥府の王となる事であり、[[日本]]政府か[[鉄甲龍]]のどちらかが世界を制すと計算した上で、その両陣営に自分の[[クローン]]を残している。マサトの人格の中で覚醒したマサキの意志はマサトの人格を書き換えようとしていたが、自分のプログラミングの結果である塞臥たちの愛情関係がもたらした[[三角関係]]を見て苦しみ出し、マサトの人格に敗れてしまう。最期はマサトの意思でもう一人の[[クローン]][[幽羅帝]]もろとも、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]のメイオウ攻撃で果てた。最後まで愛を否定していたが、本当は彼自身も心を捨て切れず、否定しきれなかったのかもしれない。
卑劣で残忍、かつ狡猾な性格で、自分の目的のために他人を犠牲にする事を一切躊躇わない。彼の目的は自らが冥府の王となる事であり、[[日本]]政府か[[鉄甲龍]]のどちらかが世界を制すと計算した上で、その両陣営に自分の[[クローン]]を残している。マサトの人格の中で覚醒したマサキの意志はマサトの人格を書き換えようとしていたが、自分のプログラミングの結果である塞臥たちの愛情関係がもたらした[[三角関係]]を見て苦しみ出し、マサトの人格に敗れてしまう。最期はマサトの意思でもう一人の[[クローン]][[幽羅帝]]もろとも、[[天のゼオライマー|ゼオライマー]]のメイオウ攻撃で果てた。最後まで愛を否定していたが、本当は彼自身も心を捨て切れず、否定しきれなかったのかもしれない。
=== 考察 ===
=== 考察 ===
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。
;「チリ一つ残さず、消滅させてやる…!」<br />「冥王の力の前に、消え去るがいい!!」<br />「消え失せろ! 天の力の前になぁ!!」<br />:メイオウ攻撃使用時の戦闘台詞の数々。オリジナル要素なのだが、違和感のなさからファンの間でメイオウ攻撃を象徴する台詞として一般に浸透してしまった。
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />マサキ「任せておけ。'''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…'''」<br />美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />美久「あ…ずるい…」<br />マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />マサキ「'''せいぜい楽しむがいい…'''」:[[MX]]の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。
;美久「お疲れ様でした、またプレイしてくださいね」<br />マサト「そうだね、じゃあ次回もまた、このスーパーロボット…う!う、ううう…」<br />美久「マサト君!?ちょっと、どうしたの!?大丈夫!?」<br />マサキ「フフフ…ハハハ…マサトぉ?誰に言っている?美久」<br />美久「マ、マサト君…?あ、あら~…こんな時に…タイミング悪い…」<br />マサキ「任せておけ。'''…こんなゲームを何度も何度も、愚かな連中だ。貴重な時間を無駄に消費している事にも気付かぬ、うざい奴らが…'''」<br />美久「ちょ、ちょっと!いくらなんでも失礼でしょ!」<br />マサト「え!?あ、あれ…ど、どうしたんだい、美久?」<br />美久「あ…ずるい…」<br />マサト「え、え~と、次回もこのスーパーロボット大戦を…あ、うぅ…!」<br />マサキ「'''せいぜい楽しむがいい…'''」:[[MX]]の中断メッセージの一幕。言いたい放題言って美久に怒られるのはマサトに押し付けた上、最後にワルい笑顔でキメてくれるマサキがなんともニクい一幕である。
;「俺に指図するな! [[ナタル・バジルール]]! だが、奴らを倒すというのなら聞いてやらんこともない」<br />「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br/>「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」:[[J]]での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるように。
;「俺に指図するな! [[ナタル・バジルール]]! だが、奴らを倒すというのなら聞いてやらんこともない」<br />「ふん、まあいい。奴らまで敵に回しては少々面倒だからな。とりあえずあわせてやってもいい」<br />「フン、ついでだ。Dr.ヘルを倒すまでは付き合ってやる」<br/>「俺が手に入れる前にやられてしまっては、困るものがあるのでな。別に貴様らを助けに来たわけではない。邪魔をするなら貴様らも消す」:[[J]]での迷言の数々。この台詞を契機に、彼はファンから'''ツンデレ冥王'''と呼ばれるようになった。
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />「無駄、無駄、無駄ァ!!」:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。
;「邪魔だ! 俺がやる!」<br />「無駄、無駄、無駄ァ!!」:それぞれ援護攻撃時、攻撃無効化時の台詞。
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br>「二体揃わねば役に立つまいが!」<br>「月の光は天までは届かん!」<br>「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br>「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br>「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br>「八卦の愚か者共がぁ…! 消え失せろ!」
;「風か…弱い者ほどうるさく飛び回りたがる……!」<br>「二体揃わねば役に立つまいが!」<br>「月の光は天までは届かん!」<br>「得意の地震でなんとかして見せろ……クックック…」<br>「山の響き? 天までは聞こえんな!」<br>「雷の力が天と互角だと? 愚かな…」<br>「八卦の愚か者共がぁ…! 消え失せろ!」
:Jにおける八卦衆への特殊戦闘台詞。八卦衆は其々強力な八卦ロボを持っているが、どれもこれもゼオライマーには敵わない為全て一蹴している。
:Jにおける八卦衆への特殊戦闘台詞。八卦衆は其々強力な八卦ロボを持っているが、どれもこれもゼオライマーには敵わない為全て一蹴している。
:ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。MXではこの台詞はDVEとして再現されている。
:ちなみにランスターとはマサトで戦うため、これだけ没台詞。MXではこの台詞はDVEとして再現されている。
== 余談 ==
== 余談 ==
*原作漫画では名前が「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためかより惨い末路を辿っている。<br />また、スパロボユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いがこれもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合は
*どうしようもない極悪人で、その悪行はあまりにも卑劣で痛烈なものだが、その傍若無人で唯我独尊という強烈なキャラクターや彼を演じた関俊彦氏の熱演もあり、ファンからの人気の高いキャラクターである。味方陣営に於いてここまで清々しい悪役(アンチヒーロー)がいる事も珍しく、貴重な人物と言える。また、近年は『[[スーパーロボット大戦J]]』での迷言の数々から、'''ツンデレ'''として幅広く認知されるようになり、'''ツンデレ冥王'''の渾名で親しまれるようにもなった。
**なお、彼の名前を逆から読むと「'''貴様ら破棄'''」になる。
*原作漫画では名前が「'''若槻 魔沙樹'''(わかつき まさき)」となっており、性格がOVA版の木原マサキ以上に残忍で狡猾なエゴイストであった。そのためか「最終的に部下に裏切られ射殺される」というより惨い末路を辿っている。<br />また、スパロボユーザー間では「マサト・マサキ」呼称・表記で区別をしている場合が多いがこれもゼオライマーの表記と同じくOVA版でしか通用しない形であり(原作漫画版では”秋津マサキ”と同じ音である為)原作漫画について言及する場合はそれぞれ「秋津(マサト・マサキ)」、「木原・若槻(マサキ)」と苗字で表記する方がよい。
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[[Category:登場人物か行]]
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[[Category:冥王計画ゼオライマー]]
[[Category:冥王計画ゼオライマー]]