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104 バイト追加 、 2014年1月10日 (金) 18:15
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=== 総論 ===
 
=== 総論 ===
結局のところユーゼスの行動は、SHO以前から一貫して「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出すという矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければ(極論すればCPSから離れなければ)ユーゼスは破滅から逃れることが出来ない。にもかかわらず、同じ行動を幾度も繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えていると思われる。しかも行動の繰り返しはCPSのみならず、そこに至るまでの過程でも同じようなことを繰り返している。
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結局のところユーゼスの行動は、SHO以前から一貫して'''「CPSによって破滅の運命を逃れようと足掻き、叶わぬまま死んで行く」'''という因果の鎖から抜け出すためのものなのだが、そのためにCPSを懲りずに使い続けているため、全ての世界においてそれが実現していない。'''破滅を導くきっかけがCPSであり、それから逃れるためにCPSを造り出す'''という矛盾を抱えているため、これをどうにかしなければ(極論すればCPSから離れなければ)ユーゼスは破滅から逃れることが出来ない。にもかかわらず、同じ行動を幾度も繰り返していることから、恐らく本人は「それはないだろう」と考えていると思われる。しかも行動の繰り返しはCPSのみならず、そこに至るまでの過程でも同じようなことを繰り返している。
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、何らかの形で「[[虚憶]]」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、今度こそ計画は完璧だから必ず成功するという根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
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また、ユーゼスは倒される度に似た因果を持つ別の世界へと輪廻を繰り返しているのだが、何らかの形で「[[虚憶]]」によって記憶を共有したにも関わらず同じことを繰り返している辺り、彼個人ではどうあってもこの運命からは逃げられない可能性が高い(身も蓋もないことを言うなら'''敵役だから'''であるが)。そもそも、「イングラムや鋼龍戦隊を始め、一度自分が制した相手に対する警戒を怠る」という悪癖が存在している上、'''今度こそ計画は完璧だから必ず成功する'''という根拠のない確信を持っているため、全ての作品でそれが要因で致命打を被っている。
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ただしその受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関してはロンド・ベルが自身の予測以上に強くなった事で[[ケイサル・エフェス]]打倒の為の布石を一つ打てたというのもあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。前者は「オリジナルのジュデッカ・ゴッツォが存在していた」という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
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ただしその受け止め方はそれぞれに違い、SHOやPS版αでは、形はどうあれそれを良しとして散った(αに関してはロンド・ベルが自身の予測以上に強くなった事で[[ケイサル・エフェス]]打倒の為の布石を一つ打てたというのもあるが)のに対し、DC版αや第2次OGでは非常に往生際が悪い。前者は'''「オリジナルのジュデッカ・ゴッツォが存在していた」'''という予想だにしない結末だったから無理はないが、後者は初歩的ともいえるミスを犯してしまっていた。
    
第2次OGのユーゼスは当初不完全な「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われるが、結末を見てわかるとおり'''完全な見当違い'''である。
 
第2次OGのユーゼスは当初不完全な「虚憶」において計画頓挫の原因がイングラムであると目星をつけ、「イングラムを計画に組み込むと対抗戦力を構築される上、土壇場で離反され頓挫する⇒ならばあらかじめ排除し、同等の因子を持つ者を造り出して据えれば良い」という考えに至ったと思われるが、結末を見てわかるとおり'''完全な見当違い'''である。
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本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ。自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えたことで、知らない間にαのイングラムの代役を用意してしまい、もう一人の代役であるイングはイングラムの後継者たるクォヴレーの物語を再現してしまう)。しかも、αとOGの違いは、枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間だけで動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがないのと、代役の二人がイングラムと違って自身の身代わり人形には使えない事である。加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
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本人としてはイングラムを排除し、操り人形をその位置に据えることで因子を切り替えたつもりだったのだが、この行動は'''αのユーゼスと全く同じで配役が変わっただけ'''である(アウレフ・バルシェムをイングラムに挿げ替えたように、イングラムをアーマラとイングに挿げ替えただけ。更に自ら[[アストラナガン]]の代役である[[ガリルナガン]]を造り出してアーマラに与えたことで、知らない間にαのイングラムの代役を用意してしまい、挙句にもう一人の代役であるイングはイングラムの後継者たるクォヴレーの物語を再現してしまう)。しかも、αとOGの違いは、
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*枷を与えてから自身が行動を開始するまでの時間(動き出してから実際にやった内容はほとんど変わりがない)
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*[[イーグレット・イング|代役の]][[アーマラ・バートン|二人]]がイングラムと違って自身の身代わり人形には使えない事
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だけである。
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加えて、他ならぬイングラム自身が、α同様対抗戦力としてリュウセイ達を一人前に鍛え上げたという行動を、ゴッツォの目的に沿っているという理由で看過したのも大きなミスである。
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おまけにバラルの園の戦いでナシムの念がイルイへと逃げ込んだことで抜け殻となったガンエデンに懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンやイングをも取り込こみ、新人祖になるべく鋼龍戦隊と相対した結果、
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おまけにバラルの園の戦いで(ナシムの念がイルイへと逃げ込んだことで抜け殻となった)ガンエデンに懲りずにCPSを組み込み、最終局面でガリルナガンやイングをも取り込こみ、新人祖になるべく鋼龍戦隊と相対した結果、
 
*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
 
*「超神ゼスト(超越者となるための過程であり、ウルトラマンを模している)」
 
*「[[アウルゲルミル]](アストラナガンを取り込んでいる)」
 
*「[[アウルゲルミル]](アストラナガンを取り込んでいる)」
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現在までにここまでの事項が挙げられているが、謎が一つ残っている。それは、スーパーヒーロー作戦におけるラオデキヤの行動である。
 
現在までにここまでの事項が挙げられているが、謎が一つ残っている。それは、スーパーヒーロー作戦におけるラオデキヤの行動である。
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当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。第2次OGにおいて多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。現在の推測で有力なのは、「このラオデキヤはαにおける二人目であり、αにおいて自分を造り出させるためにユーゼスのもとに現れた」というもの。平行世界を超えられるジュデッカと言えばαの「ブラック・デスクロス」しかないため、この説には一応の説得力がある。
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当該作品において、クロスゲートの検出方法が見いだせず悩んでいるユーゼスのもとに、並行世界からラオデキヤが現れ、ジュデッカの機体フレームのデータを与えている。第2次OGにおいて多くの事象が判明した今となってもなお、この行動の意味は全くわかっていない。現在の推測で有力なのは、「このラオデキヤはαにおける二人目であり、αにおいて自分を造り出させるためにユーゼスのもとに現れた」というもの。平行世界を超えられるジュデッカと言えばαの「ブラック・デスクロス」しかないため、この説には一応の説得力があるが、これが正しい場合、ラオデキヤは自らがαのユーゼスの操り人形であった事実を知っていることになるが、αにおいてはそのような動向は一切見られなかった。
 
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だが、これが正しい場合、ラオデキヤは自らがαのユーゼスの操り人形であった事実を知っていることになるが、αにおいてはそのような動向は一切見られなかった。
      
当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。
 
当時のラオデキヤとのやり取りはこうなる。
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