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− トリニティの中では唯一微量ながらも[[脳量子波]]を扱うことができるため、勝手に[[ヴェーダ]]にアクセスした事もあった。
− 戦闘技量に関しては兄二人と比較すると劣っている節があり、またミハエル以上に感情のコントロールが出来ていない上に性格も戦場に立つには幼すぎるため、機体性能のアドバンテージがなくなって以降は兄弟の中では一番手痛くやられている。
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− その後、1st最終回で[[王留美]]に保護されたことが示唆され、2ndでは王家のエージェントとして再登場。留美の部下として彼女の指示を受けて行動しているが、内心では兄達を殺害したサーシェスの雇い主である[[リボンズ・アルマーク]]と通じている留美に対して激しい憎悪を抱いていた。2nd終盤には[[リジェネ・レジェッタ]]と組み、進退窮まった留美に反旗を翻し、遂には彼女とその兄である[[紅龍]]を殺害するが、直後にネーナの行動を全て見通していたリボンズに処刑を宣告され、彼によって放たれた刺客であり、かつて自身が引き起こした虐殺によって人生を狂わせられた[[ルイス・ハレヴィ]]の攻撃を受け、なすすべもなく戦死した。+
− このネーナの最期を描いた2ndシーズン第21話「変革の扉」は、ネーナ・留美・ルイスの「女の歪み」がこれでもかとばかりに表現されており、最も悲惨で酷い目にあったのはネーナ本人といえる。兄弟のヨハンやミハエルを失い、支える人が居なくなり、自分の居場所さえ失い、孤独が故に自己を歪ませてしまった。+
− 劇場版ではネーナに酷似したキャラクター「[[ミーナ・カーマイン]]」が登場している。こちらもネーナ同様奔放(というか'''肉食系''')な性格ではあるが残忍ではなく、そもそも職業は宇宙物理学者であり、[[モビルスーツ]]パイロットですらない。+
− 2ndシーズンの小説版ではサーシェスからアニメ本編以上に「酷い目」に遭わされており、ルイスに殺害される場面の描写もアニメ以上に惨いものとなっている。+
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− ただし、チームトリニティの存在は[[アレハンドロ・コーナー]]や[[ラグナ・ハーヴェイ]]などが世論のソレスタルビーイングへの反感を煽り、計画を加速させる為だけに造り出した「捨て駒」で、その性格も「世間から憎まれるような」残虐行為をとるように敢えて歪んだものに教育されており、ただ人から憎まれる為だけにアレハンドロらによって生み出され、製造者の目論み通り人から憎まれながら一生を終えた、という点では非常に哀れであるとも言える。
→ネーナ・トリニティ(Nena Trinity)
<!-- 全体的に記述が偏りすぎ -->
<!-- 全体的に記述が偏りすぎ -->
「チームトリニティ」に所属する[[ガンダムマイスター]]。トリニティ兄妹の長女(末っ子)で、[[ガンダムスローネドライ]]のパイロット。自由奔放でわがまま、そして残忍で小癪な性格(要するに無邪気な子供のような性格と言える)。兄である[[ヨハン・トリニティ]]と[[ミハエル・トリニティ]]を「兄ぃ兄ぃ(にぃにぃ)ズ」と呼び慕う。<br />
「チームトリニティ」に所属する[[ガンダムマイスター]]。トリニティ兄妹の長女(末っ子)で、[[ガンダムスローネドライ]]のパイロット。
[[アリー・アル・サーシェス]]にヨハンとミハエルが殺され、自身も殺されかけるも[[刹那・F・セイエイ]]の介入によって助かり、泣きながら撤退する。
自由奔放でわがまま、そして残忍で小癪な性格(要するに無邪気な子供のような性格と言える)。兄である[[ヨハン・トリニティ]]と[[ミハエル・トリニティ]]を「兄ぃ兄ぃ(にぃにぃ)ズ」と呼び慕う。<br />
しかし、自身だけでなくチームトリニティそのものが、[[アレハンドロ・コーナー]]や[[ラグナ・ハーヴェイ]]などが世論のソレスタルビーイングへの反感を煽り、計画を加速させる為だけに造り出した「捨て駒」であり、そのあまりに残虐な性格も「世間から憎まれるような」残虐行為をとるように敢えて歪んだ形で教育された為であるので、ただ人から憎まれる為だけに生み出され、製造者の目論み通り人から憎まれるしかなかった点では、非常に哀れ過ぎる境遇の持ち主だったとも言える。
戦闘技量に関しては兄二人と比較すると劣っている節があり、またミハエル以上に感情のコントロールが出来ていない上に性格も戦場に立つには幼すぎるため、機体性能のアドバンテージがなくなって以降は、兄弟の中では一番手痛くやられている。ただし、トリニティの中では唯一微量ながらも[[脳量子波]]を扱うことができるため、ティエリア程ではないが、[[ヴェーダ]]にアクセスした事もあった。
当初は自らの感情のままに殺戮を行い、更には些細過ぎる理由から[[ルイス・ハレヴィ]]のいた屋敷に向けて攻撃を行うという暴挙も見せたが、[[アリー・アル・サーシェス]]にヨハンとミハエルが殺されてしまい、自身も殺されかけられた所で[[刹那・F・セイエイ]]の介入によって助かり、泣きながら一人撤退。心の支えとなるもの全てを失ってしまう事になった。その後、1st最終回で[[王留美]]に保護された。
2ndでは王家のエージェントとして再登場。留美の部下として彼女の指示を受けて行動していたが、彼女からはぞんざいな扱いを受けていたらしく、また恵まれた環境に生まれ家族も不幸な形で失っていない身でありながら、世界に不満を募らせていたある種の「贅沢」な姿勢には苛立ちを覚えていた。そして、兄達を殺害したサーシェスの雇い主である[[リボンズ・アルマーク]]と結託した事で、留美に対するフラストレーションは不満から殺意にまで一気に爆発する事になる。散々道具扱いされ続け、兄弟のヨハンやミハエルを失った事で支える人が居なくなり、そして自分の居場所さえも失った孤独感は、結果的に自己を更に歪ませてしまったようである。
2nd終盤にて、リボンズへの造反を目論んだ[[リジェネ・レジェッタ]]と組み、進退窮まった留美に反旗を翻す。遂には彼女とその兄である[[紅龍]]をコロニー「エクリプス」にまで追い詰めて殺害するが、ネーナやリジェネの行動全てはリボンズに筒抜け状態で、HAROを介して彼から処刑を宣告されたネーナは、刺客として送り込まれ、かつて自身が引き起こした虐殺によって人生を狂わせられた[[ルイス・ハレヴィ]]の攻撃を一方的に受け、なすすべもなく戦死した。このネーナの最期を描いた2ndシーズン第21話「変革の扉」は、ネーナ・留美・ルイスの「女の歪み」がこれでもかとばかりに表現されており、最も悲惨で酷い目にあったのはネーナ本人といえる。2ndシーズンの小説版ではサーシェスからアニメ本編以上に「酷い目」に遭わされており、ルイスに殺害される場面の描写もアニメ以上に惨いものとなっており、より悲壮感を漂わせている。
劇場版ではネーナに酷似したキャラクター「[[ミーナ・カーマイン]]」が登場している。こちらもネーナ同様奔放(というか'''肉食系''')な性格ではあるが残忍ではなく、そもそも職業は宇宙物理学者であり、[[モビルスーツ]]パイロットですらない。この様な相違点からも、ネーナの残虐な性格は元々のものではなかった事を伺わせている。
声の担当が人気声優の釘宮理恵氏ということもあり、人気の高いキャラクターであるが、人気は声と容姿という意見が大多数を占める。容姿が優れているのは公式のようで、外伝作品の中では後年ネットワーク上にネーナの画像が流出し一部ユーザーに人気を博した(当然、スローネやガンダムの被害を受けていない第三者からであるが)というエピソードがある。<br />その一方で、破壊や殺戮を心胆から楽しむ残忍性と小賢しさ、自分の行動を全く省みようとしない身勝手な言動と態度を(悪役としての評価はともかく)問題視する意見もある。演じた釘宮氏本人も同様の感想を示唆するコメントをしている。名台詞の欄を参照のこと。
声の担当が人気声優の釘宮理恵氏ということもあり、人気の高いキャラクターであるが、人気は声と容姿という意見が大多数を占める。容姿が優れているのは公式のようで、外伝作品の中では後年ネットワーク上にネーナの画像が流出し一部ユーザーに人気を博した(当然、スローネやガンダムの被害を受けていない第三者からであるが)というエピソードがある。<br />その一方で、破壊や殺戮を心胆から楽しむ残忍性と小賢しさ、自分の行動を全く省みようとしない身勝手な言動と態度を(悪役としての評価はともかく)問題視する意見もある。演じた釘宮氏本人も同様の感想を示唆するコメントをしている。名台詞の欄を参照のこと。
なお、[[チームトリニティ]]はキャラクターデザインの高河ゆん氏のお気に入りだったようで、アートワークスでは「色々と楽しい人達だったけど、最後は残念です」とコメントしている。さらに、ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏にとっても、ネーナはお気に入りのキャラクターである。詳しくは[[#余談]]の項を参照のこと。
なお、[[チームトリニティ]]はキャラクターデザインの高河ゆん氏のお気に入りだったようで、アートワークスでは「色々と楽しい人達だったけど、最後は残念です」とコメントしている。さらに、ガンダムスローネシリーズのメカニックデザインの鷲尾直広氏にとっても、ネーナはお気に入りのキャラクターである。詳しくは[[#余談]]の項を参照のこと。