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部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、[[D]]の[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]や[[W]]の[[カズマ・アーディガン|カズマ]]、[[L]]の[[南雲一鷹|一鷹]]らが築いたような、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。
部隊全体での会話に登場する場合はともかく、悩みを版権キャラクターに個人的に話すような場面は一切無く、ヒロインとの会話だけで済まされてしまう場合がほとんどで、[[D]]の[[ジョシュア・ラドクリフ|ジョッシュ]]や[[W]]の[[カズマ・アーディガン|カズマ]]、[[L]]の[[南雲一鷹|一鷹]]らが築いたような、版権作品のキャラクター達との深い友人関係が築かれていないと言ってよい。版権キャラの側がミストの様子を心配している描写はあるのだが、ミストの方が見向きもしないので結局身内で片付いてしまう。しかも戦闘中ではなく、インターミッションでのアンジェリカ、シェルディアとの三人だけでの会話のみで終わってしまう地味な物なので、プレイヤーとしては物足りなさを感じてしまう。
加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる'''地球人不信'''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり現れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と終盤のとある場面には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな面を助長させている(これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
加えて「2つの故郷を失った生き残り」という設定がうまく生かされておらず、中盤までは思い出の中のアトリーム、ベザードと比較して(美化されている可能性も考えられる)無意識のうちに地球を下に見る格好で全ての評価をしてしまいがちである。そのこともあって、自身の葛藤を同じ生き残りであるアンジェリカ、シェルディアとしか分かちあわない状態となり、また彼が抱えることになる'''地球人不信'''という類の悩みは地球人である部隊メンバーには打ち明けられるわけもない……と、その影響がネガティブな方向にばかり現れてしまっている。版権作品のキャラクター達が最後までミストの地球人への(そして、極初期と終盤のとある場面には仲間にすらも向ける)不信感や苦悩を知る事が無いのも、そういったネガティブな印象を助長させている(尤も、これはミストのみならず、アンジェリカやシェルディアにも同じ事が言える)。
中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている(その地球人の不信感を捨てた過程も全く描かれていないため、むしろ「'''ヒロインの説得で掌を返した'''」と手厳しく評された)。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDの後日談でもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「でもそれ(時間厳守)はアトリームでの話なんじゃ…」と幼稚な言い訳するなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
中盤以降は地球人への不信感を捨てており、序盤に比べて多少の成長を見せたが、周りが見えなくなって突撃してしまう悪癖や不用意な言動は殆ど改善されていないため、全体を通じては前述の通り『成長していない』という印象が拭えないものとなってしまっている(その地球人の不信感を捨てた過程も全く描かれていないため、むしろ「'''ヒロインの説得で掌を返した'''」と手厳しく評された)。本編でも静流から『三つ子の魂百まで』と呆れられる場面がある。EDのエピローグシーンでもその時点で機密情報だった地球防衛隊の結成について口を滑らせたり、エルリックに遅刻を咎められた際に「でもそれ(時間厳守)はアトリームでの話なんじゃ…」と幼稚な言い訳するなど、そのうっかりさや幼稚さ、不用意な態度は最後まで大して改善されておらず、エルリックからもダメ出しを食らってしまっている。
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには十代でもしっかりとした思考の持ち主が多数存在するため、余計にその幼稚さが目立っている。
度々繰り返す愚痴、思慮や配慮の足らない幼稚にも見える軽率な言動など、スパロボにおける20歳という年齢にしては精神年齢の低さが目立つ。[[K]]は勿論、スパロボシリーズには十代でもしっかりとした思考の持ち主が多数存在するため、余計にその幼稚さが際立っている。
なお、Kをプレイせずにミストネタだけを知る一部ネットユーザーの中には「'''Kのシナリオライターはミストのようなキャラを格好いいと思ってる'''」と認識している者もいるが、'''これは大きな誤解である'''。ミストの幼稚さや空気の読めなさは作中他のキャラからつっこまれたり呆れられたりするシーンも多く、シナリオライターはミストを「性格や考え方が幼稚で未熟な面が強い格好悪いキャラクター」として意図的に強調して描写している。むしろ、プレイヤーがミストの幼稚さに苛立ちを感じることこそスタッフの目論見どおりと言える。……が、そこからの成長が殆ど見られないため結局プレイヤーから多大なヘイトを受けることとなり、『帰る場所を2度も失う』という'''歴代スパロボでも例のない素材を与えられていただけに、非常に残念'''な仕上がりであると言えよう。と、それだけならよかったのだが、残念を通り越して嫌悪感を抱く者も少なくない。実際にゲームでは'''初回プレイの時点で途中から耐え切れずシナリオデモをスキップした'''というプレイヤーも続出し、'''OGシリーズへの参戦そのものに対して、ネタ抜きで拒否を要求する'''者も少なくない有様である(さらにネタ混じりではあるが、「'''存分にボコりたいから敵として出てきて欲しい'''」と要求するプレイヤーまでいる)。
なお、Kをプレイせずにミストネタだけを知る一部ネットユーザーの中には「'''Kのシナリオライターはミストのようなキャラを格好いいと思ってる'''」と認識している者もいるが、'''これは大きな誤解である'''。ミストの幼稚さや空気の読めなさは作中他のキャラからつっこまれたり呆れられたりするシーンも多く、シナリオライターはミストを「性格や考え方が幼稚で未熟な面が強い格好悪いキャラクター」として意図的に強調して描写している。むしろ、プレイヤーがミストの幼稚さに苛立ちを感じることこそスタッフの目論見どおりと言える。……が、そこからの成長が殆ど見られないため結局プレイヤーから多大なヘイトを受けることとなり、『帰る場所を2度も失う』という'''歴代スパロボでも例のない素材を与えられていただけに、非常に残念'''な仕上がりであると言えよう。と、それだけならよかったのだが、残念を通り越して嫌悪感を抱く者も少なくない。実際にゲームでは'''初回プレイの時点で途中から耐え切れずシナリオデモをスキップした'''というプレイヤーも続出し、'''OGシリーズへの参戦そのものに対して、ネタ抜きで拒否を要求する'''者も少なくない有様である(さらにネタ混じりではあるが、「'''存分にボコりたいから敵として出てきて欲しい'''」と要求するプレイヤーまでいる)。
=== スーパー系 ===
=== スーパー系 ===
;[[葵霧子]]
;[[葵霧子]]
:雇い主。ミストの記憶喪失詐称を真っ先に看破した。
:地球漂着後の雇い主。ミストの記憶喪失詐称を真っ先に看破した。
;[[司馬遷次郎]]
;[[司馬遷次郎]]
:おっちょこちょいな振る舞いを彼によく怒鳴りつけられる。初対面時には彼の容姿に驚いて彼を「化け物」呼ばわりしてしまっている(その件に関してはちゃんと謝罪している)。
:おっちょこちょいな振る舞いを彼によく怒鳴りつけられる。初対面時には彼の容姿に驚いて彼を「化け物」呼ばわりしてしまっている(その件に関しては後にちゃんと謝罪している)。
;[[ローサ・ベルニコフ]]
;[[ローサ・ベルニコフ]]
:よく彼女に素行を諌められる。
:度々彼女にその素行や問題行動を諌められることになる。
;[[サコン・シロウ]]
;[[サコン・シロウ]]
:ミストが最も密接に関わる版権作品のキャラクターの一人。彼には様々な場面でお世話になる事に。
:ミストが最も密接に関わる版権作品のキャラクターの一人。対[[イディクス]]戦や自機とパートナー機の事など、彼には様々な場面でお世話になる事に。
;[[猿渡ゴオ]]
;[[猿渡ゴオ]]
:第1話からの付き合い。ミストの勝手さや自滅っぷりに度々呆れ返っており、度々彼に説教されている(尤も、ゴオもゴオでミストと同じように我を失って突撃してしまう場面もあったりするが)。しかし、本心ではミストの事をよく気にかけており、成長したと思った時には心から喜んだり、「ミストはやる時にはやる男」と太鼓判を押すなど、最もミストの事を思ってくれている人物の一人である。隔たりのない先輩、後輩の関係というのに近い。
:第1話からの付き合いで、サコンと並んでミストとの関わりが多い版権作品のキャラクターの一人。ミストの勝手さや自滅っぷりに度々呆れ返っており、度々彼に説教されている(尤も、ゴオもゴオでミストと同じように我を失って突撃してしまう場面もあったりするが)。しかし、本心ではミストの事をよく気にかけており、成長したと思った時には心から喜んだり、「ミストはやる時にはやる男」と太鼓判を押すなど、最もミストの事を思ってくれている人物の一人である。隔たりのない先輩、後輩の関係というのに近い。
;[[兜甲児]]
;[[兜甲児]]
:第1話からの付き合い。さすがの甲児もミストの空気の読めていない言動や行動には度々呆れている。
:第1話からの付き合い。彼のことを「兜さん」と読んで敬意を表しているが、甲児はミストの空気の読めていない言動や行動には度々呆れている。
;[[葵杏奈]]
;[[葵杏奈]]
:ゴオや甲児同様に第1話からの付き合い。ミストは結婚指輪を届けに行くよう指示されるが、その際うっかり汚れた手のまま受け取ってしまう。ケースごしだったのが不幸中の幸いか。ミストの成長の無さに本気で呆れ返っていた人物の一人でもある。また、後述にもあるが中盤に[[イディクス]]が何故二つの地球をアトリームやベザードのようにすぐに滅ぼそうとしていない理由について考えていた際、彼女が「自分達にとって利用価値のない星はすぐに滅ぼして、利用価値のある星だけを侵略するつもりなのでは」と仮説を述べた際に、アトリームを役立たず呼ばわりされたと感じて彼女に猛反発している。
:ゴオや甲児同様に第1話からの付き合い。ミストは結婚指輪を届けに行くよう指示されるが、その際うっかり汚れた手のまま受け取ってしまう。ケースごしだったのが不幸中の幸いか。ミストの成長の無さに本気で呆れ返っていた人物の一人でもある。また、後述にもあるが中盤に[[イディクス]]が何故二つの地球をアトリームやベザードのようにすぐに滅ぼそうとしていない理由について考えていた際、彼女が「自分達にとって利用価値のない星はすぐに滅ぼして、利用価値のある星だけを侵略するつもりなのでは」と仮説を述べた際に、アトリームを役立たず呼ばわりされたと早合点して彼女に猛反発している。
;[[光司鉄也]]
;[[光司鉄也]]
:第1話からの付き合い。彼もミストのうっかりさや幼稚さに呆れており、EDにおいても殆どそれらが改善されていないミストの有様にエルリックがダメ出しの発言をした際、彼もエルリックに同調してミストにダメ出しを食らわせている。
:第1話からの付き合い。彼もミストのうっかりさや幼稚さに呆れており、EDにおいても殆どそれらが改善されていないミストの有様にエルリックがダメ出しの発言をした際、彼もエルリックに同調してミストにダメ出しを食らわせている。
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[キラ・ヤマト]]
;[[キラ・ヤマト]]
:彼に対して戦いに対する疑念をぶつけたりする。キラは徐々に精神的に追い詰められていくミストを気にしていた。[[メサイア]]内部に共に潜入し、デュランダルを弾劾したり、ミーアを救出したりした。
:彼に対して戦いに対する疑念をぶつけたりする。キラは自らの首を絞めるように自分で自分を追い込んでいくミストを気にかけ、心配していた(尤も、ミストがキラからの心配に見向きすることはないが)。[[メサイア]]内部に共に潜入し、デュランダルを弾劾したり、ミーアを救出したりした。
;[[ミーア・キャンベル]]
;[[ミーア・キャンベル]]
:[[メサイア]]に取り残された彼女を[[キラ・ヤマト]]と共に救出した。
:[[メサイア]]に取り残された彼女を[[キラ・ヤマト]]と共に救出した。
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
:尊敬する人物。一方で時折、彼女のアバウトさに呆れたりもしている。
:尊敬する人物。だが一方で時折、彼女のアバウトさに呆れたりもしており、「大したことない」と失礼な言動を口走ったりもする。
;[[ロード・ジブリール]]
;[[ロード・ジブリール]]
:嫌悪する地球人の指導者の一人。
:嫌悪する地球人の指導者の一人。
;[[ギルバート・デュランダル]]
;[[ギルバート・デュランダル]]
:嫌悪する地球人の指導者の一人。当初から侵略者との戦いよりも人類同士の争いを優先する彼のやり方に深い嫌悪感を抱いており、メサイア内部にて対峙するが、その最期に憤慨し、再び地球人への不信感に取り憑かれる。彼も人類の未来を真剣に考えていたと一定の理解を示しつつも、そのやり方は許さず、後々もデュランダルを後に戦うことになる[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]と結局は同類であると非難している(もっともデュランダルとジーンは独裁者然とした黒幕という点は共通しているが考え方などが決定的に違い、ミストに言われるほど似ているわけではなく、むしろ狡猾で傲慢な性格を持つジーンはストーリー後半に戦うことになる[[次大帝プロイスト]]と共通する点が多い)。
:嫌悪する地球人の指導者の一人。当初から侵略者との戦いよりも人類同士の争いを優先する彼のやり方に深い嫌悪感を抱いており、メサイア内部にて対峙するが、その最期に憤慨し、再び地球人への不信感に取り憑かれる。彼も人類の未来を真剣に考えていたと一定の理解を示しつつも、そのやり方は許さず、後々もデュランダルを後に戦うことになる[[ジーン (ゾイドジェネシス)|ジーン]]の同類呼ばわりして非難している(もっともデュランダルとジーンは独裁者然とした黒幕という点は共通しているが考え方などが決定的に違い、ミストに言われるほど似ているわけではなく、むしろ狡猾で傲慢な性格を持つジーンはストーリー後半に戦うことになる[[次大帝プロイスト]]と共通する点が多い)。
;[[タリア・グラディス]]
;[[タリア・グラディス]]
:メサイアから脱出する際に、彼女とデュランダルにも共に脱出する事を呼びかけるが、彼女はそれに応じる事無く、デュランダルと運命を共にする道を選ぶ。その姿に、ミストは再び地球人への不信感に取り憑かれる。
:メサイアから脱出する際に、彼女とデュランダルにも共に脱出する事を呼びかけるが、彼女はそれに応じる事無く、デュランダルと運命を共にする道を選ぶ。その姿に、ミストは再び地球人への不信感に取り憑かれる。
:シェルディアが、自分の出身星であるベザードには戦争はなかったが差別や迫害のような不幸は依然存在した、と告白したときにミストが返した台詞。戦争の悲惨はさどんな不幸よりも勝るということを強調したいのだろうが、下手をすると差別や迫害を肯定しているようにも見えてしまっている。ただ、その後レムがかなりの差別や迫害を受けていたことが発覚し、ミストはかなりのショックを受けていたため、差別や迫害自体を是としているわけではない。<br />ただし、ミストはレムがベザードで「'''殺されそうになるぐらい'''」酷い迫害を受けていた事こそそれまで知らなかったものの、それでもレムが明らかに周囲の人間から差別や迫害を受けていた事は知っており、シェルディアからレムが生まれたばかりの頃には苛烈極まりない差別や迫害を受けていたことを明かす直前に、ミストはレムが受けていた差別や迫害について「確かにあの扱いはどうかと思ったけど…でも、'''言うほどのもんじゃなかっただろ'''」と発言しており、レムが受けていた差別や迫害をあまりにも軽い認識でしか捉えておらず、ミストの認識の甘さや考え方にも、明らかに問題がある。
:シェルディアが、自分の出身星であるベザードには戦争はなかったが差別や迫害のような不幸は依然存在した、と告白したときにミストが返した台詞。戦争の悲惨はさどんな不幸よりも勝るということを強調したいのだろうが、下手をすると差別や迫害を肯定しているようにも見えてしまっている。ただ、その後レムがかなりの差別や迫害を受けていたことが発覚し、ミストはかなりのショックを受けていたため、差別や迫害自体を是としているわけではない。<br />ただし、ミストはレムがベザードで「'''殺されそうになるぐらい'''」酷い迫害を受けていた事こそそれまで知らなかったものの、それでもレムが明らかに周囲の人間から差別や迫害を受けていた事は知っており、シェルディアからレムが生まれたばかりの頃には苛烈極まりない差別や迫害を受けていたことを明かす直前に、ミストはレムが受けていた差別や迫害について「確かにあの扱いはどうかと思ったけど…でも、'''言うほどのもんじゃなかっただろ'''」と発言しており、レムが受けていた差別や迫害をあまりにも軽い認識でしか捉えておらず、ミストの認識の甘さや考え方にも、明らかに問題がある。
;「デュランダル議長だって、実際会ってみて、地球の未来を本気を考えてたってわかったよ」<br />「そのやり方を許す事はできないけどね…」
;「デュランダル議長だって、実際会ってみて、地球の未来を本気を考えてたってわかったよ」<br />「そのやり方を許す事はできないけどね…」
:「裏切りと出会いと」より。別になんて事の無い発言のように思えるが、直前のシナリオを見る限り、ミストがデュランダルのことを評価しなおした場面はまるで見られない。
:「裏切りと出会いと」より。別になんて事の無い発言のように思えるが、直前のシナリオを見る限り、ミストがデュランダルのことを評価しなおした場面はまるで見られない。下記にもあるようにデュランダルを後々にも罵っている事も、一層この台詞の筋が通っていない印象を助長させる。
;「まともな人なんて地球人には数えるほどしかいないんだよ…」
;「まともな人なんて地球人には数えるほどしかいないんだよ…」
:デュランダルの戦死後にアンジェリカとシェルディアに対して漏らした、地球に対する不信感を語った台詞の一つ。地球に漂着した当初は「地球人はみんないい人たちばかりだ」と認識していたミストだったが、地球の暗部を多く知ってしまった事で、加速的に地球人への不信感が増大してしまう。とはいえ、一部の軍隊や一握りの権力者だけを見て一方的にこう決め付けてしまうのは、あまりにも視野の狭い発言と言わざるを得ない。ちなみにこの台詞の後、「この部隊の人達が特別なんだ(この部隊の人達はいい人達だ)」と付け加え、部隊の仲間達への信頼と好意は示してはいる。
:デュランダルの戦死後にアンジェリカとシェルディアに対して漏らした、地球に対する不信感を語った台詞の一つ。地球に漂着した当初は「地球人はみんないい人たちばかりだ」と認識していたミストだったが、地球の暗部を多く知ってしまった事で、加速的に地球人への不信感が増大してしまう。とはいえ、一部の軍隊や一握りの権力者だけを見て一方的にこう決め付けてしまうのは、あまりにも視野の狭い発言と言わざるを得ない。ちなみにこの台詞の後、「この部隊の人達が特別なんだ(この部隊の人達はいい人達だ)」と付け加え、部隊の仲間達への信頼と好意は示してはいる。
:イディクスの月面基地にて。シナリオライターの意図としては「イディクスにはそれほどの防衛組織がある[[惑星アトリーム]]ですら1ヵ月で壊滅させるほどの戦力がある」という事をアピールする台詞であるが、「'''2000年間戦争がない平和な惑星'''」に「'''地球連合、人類軍、ザフトに加え各地のベースなどを糾合した戦力を圧倒的に上回る戦力'''」が存在する必要があるのかという矛盾が生じるため、一部プレイヤーの間では前述の「暴徒鎮圧の任務は慣れている」の発言と併せて「アトリームは圧制国家である」と見る向きもある。ただそんな星であれば、ミストが地球の人々が「話を聞かないほど」興奮している状況にそれほどショックを受けるのかという疑問も残り、これもまた矛盾が発生する。また、劇中の台詞では漁業用など非軍事用の装備があったこと、攻略本では巨大宇宙生物の存在について触れられるなど、単純な対人軍事力以外の組織目的があったことが伺える。
:イディクスの月面基地にて。シナリオライターの意図としては「イディクスにはそれほどの防衛組織がある[[惑星アトリーム]]ですら1ヵ月で壊滅させるほどの戦力がある」という事をアピールする台詞であるが、「'''2000年間戦争がない平和な惑星'''」に「'''地球連合、人類軍、ザフトに加え各地のベースなどを糾合した戦力を圧倒的に上回る戦力'''」が存在する必要があるのかという矛盾が生じるため、一部プレイヤーの間では前述の「暴徒鎮圧の任務は慣れている」の発言と併せて「アトリームは圧制国家である」と見る向きもある。ただそんな星であれば、ミストが地球の人々が「話を聞かないほど」興奮している状況にそれほどショックを受けるのかという疑問も残り、これもまた矛盾が発生する。また、劇中の台詞では漁業用など非軍事用の装備があったこと、攻略本では巨大宇宙生物の存在について触れられるなど、単純な対人軍事力以外の組織目的があったことが伺える。
;「そう考えると、デュランダル議長はまだマシな方だったのかなあ…」<br />「いやいや、議長は大量虐殺兵器をためらいなく使っている時点で…」<br />「むしろ最初から比較する事すらナンセンスな…」
;「そう考えると、デュランダル議長はまだマシな方だったのかなあ…」<br />「いやいや、議長は大量虐殺兵器をためらいなく使っている時点で…」<br />「むしろ最初から比較する事すらナンセンスな…」
:ジーンが打倒された後、改めて自軍部隊の面々がジーンの非道ぶりについて話し合っていた際に、亡きデュランダルをジーンの同類扱いして非難した際の台詞。非難というよりも単なる誹謗中傷に近い言動である。ちなみにこのミストのデュランダルへの非難には誰一人賛同しておらず、それどころかその相変わらずのメンタル面の成長の無さをダイヤ・杏奈・静流の三人に呆れられる始末であった。しかも直後、唐突にイディクスの目的について考え始める発言をしたことで、静流に「どう考えたか知らないけど、別の話題に行き着いたみたいね…」と更に呆れられている。
:ジーンが打倒された後、改めて自軍部隊の面々がジーンの非道ぶりについて話し合っていた際に、亡きデュランダルをジーンの同類扱いして非難した際の台詞。非難というよりも単なる誹謗中傷や嘲笑に近い言動である。ちなみにこのミストのデュランダルへの非難には誰一人賛同しておらず、それどころかその相変わらずのメンタル面の成長の無さをダイヤ・杏奈・静流の三人に呆れられる始末であった。しかも直後、唐突にイディクスの目的について考え始める発言をしたことで、静流に「どう考えたか知らないけど、別の話題に行き着いたみたいね…」と更に呆れられている。
;「それじゃまるで、アトリームが役立たずみたいじゃないか!」
;「それじゃまるで、アトリームが役立たずみたいじゃないか!」
:[[イディクス]]の目的が依然不明な中、杏奈が彼らの目的について「イディクスは自分達にとって利用価値がある星だけを侵略して、そうでない星は破壊してしまうのでは」と仮説を述べた際に、アトリームを役立たず扱いされたように思い怒鳴りつけた台詞。杏奈の誤解を招きかねない言い方にも問題はあるが、例の如く物事を早とちりしてしまうミストにも問題がある。この場面の直後のシェルディアの「'''ミストって、ほんとにアトリームが好きなんだね'''」という台詞も併せて、彼の祖国愛者ぶりを改めて強く認識させられる場面でもある。
:[[イディクス]]の目的が依然不明な中、杏奈が彼らの目的について「イディクスは自分達にとって利用価値がある星だけを侵略して、そうでない星は破壊してしまうのでは」と仮説を述べた際に、アトリームを役立たず扱いされたように思い怒鳴りつけた台詞。杏奈の誤解を招きかねない言い方にも問題はあるが、例の如く物事を早とちりしてしまうミストにも問題がある。この場面の直後のシェルディアの「'''ミストって、ほんとにアトリームが好きなんだね'''」という台詞も併せて、彼の祖国愛者ぶりを改めて強く認識させられる場面でもある。
:[[オーバーデビル]]撃退時のあまりにも素直な感想。確かに強敵だったのだが、オーバーデビルは撤退したもののいまだ健在であり、さらなる恐怖への不安に皆が緊張感を隠しきれない、というシーンでのこの気の抜けた発言なため、やはり空気が読めてない。
:[[オーバーデビル]]撃退時のあまりにも素直な感想。確かに強敵だったのだが、オーバーデビルは撤退したもののいまだ健在であり、さらなる恐怖への不安に皆が緊張感を隠しきれない、というシーンでのこの気の抜けた発言なため、やはり空気が読めてない。
;「何だっていい!奴にとどめを刺すチャンスだ!」
;「何だっていい!奴にとどめを刺すチャンスだ!」
:[[ヴェリニー]]が[[ギル・バーグ]]の謀略によってダメージを受けたところで、そこから'''更に追い打ちをかけるようにとどめを刺してしまう'''。どうみても主人公のやることじゃない。ちなみにUXでは[[海動剣|とある版権主人公]]がかなり似た言い回しをするが(おそらくこのセリフを意識したネタと思われる)、発言者の性格や状況的に違和感は無い。
:[[ヴェリニー]]が[[ギル・バーグ]]の謀略によってダメージを受けたところで、そこから'''更に追い打ちをかけるようにとどめを刺してしまう'''。どうみても主人公のやることじゃない。ちなみに[[UX]]では[[海動剣|とある版権主人公]]が[[イドゥン|Kにも登場するある版権作品の敵キャラ]]を相手にした際にかなり似た言い回しをするが(おそらくこのセリフを意識したネタと思われる)、こちらは発言者の性格や状況的に違和感は無い。
;「楽しい宴会でしたね…」
;「楽しい宴会でしたね…」
:エンディングにて、勝利を祝って全員参加の大宴会を行った後の台詞。実は最終決戦でミストとヒロインを助ける為に[[皆城総士|総士]]が消滅しており、この台詞の後に、宴会に参加したほかのメンバーたちから、[[真壁一騎|一騎]]たちが宴会の場所で相当つらそうにしていたことが語られる。そんな微妙な空気が流れている宴会でも「楽しかった」と無邪気な感想を持てるあたりは、空気を読めないミストらしいと言えるのかもしれない。但し、この直後に上述の「彼に対する感謝の気持ちは~」という台詞があるため、一騎たちを元気付けようとあえて楽しく振舞っていたという見方をする事もできるが。
:エンディングにて、勝利を祝って全員参加の大宴会を行った後の台詞。実は最終決戦でミストとヒロインを助ける為に[[皆城総士|総士]]が消滅しており、この台詞の後に、宴会に参加したほかのメンバーたちから、[[真壁一騎|一騎]]たちが宴会の場所で相当つらそうにしていたことが語られる。そんな微妙な空気が流れている宴会でも「楽しかった」と無邪気な感想を持てるあたりは、空気を読めないミストらしいと言えるのかもしれない。但し、この直後に上述の「彼に対する感謝の気持ちは~」という台詞があるため、一騎たちを元気付けようとあえて楽しく振舞っていたという見方をする事もできるが。
*公式ラジオ番組である『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』では「優柔不断でイライラした」とパーソナリティに言われている([[三角関係]]部分での話題だったが)。
*公式ラジオ番組である『[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]』では「優柔不断でイライラした」とパーソナリティに言われている([[三角関係]]部分での話題だったが)。
*最近では、[[UX]]にて[[海動剣|ある人物]]がミストのような台詞を喋ったり、UXのシナリオライターである岸本みゆき氏がTwitterでミストの台詞を喋ったりとすっかり自虐ネタとして定着してしまっている。
*最近では、[[UX]]にて[[海動剣|ある人物]]がミストのような台詞を喋ったり、UXのシナリオライターである岸本みゆき氏がTwitterでミストの台詞を喋ったりとすっかり自虐ネタとして定着してしまっている。
*2011年にコンパイルハートより発売された『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』というゲームにて、「ミスオ」という明らかにミストをモチーフにしたと思われるパロディキャラが登場している。このミスオは容姿もミストがデフォルメされたような姿で、台詞も大半がミストの台詞のパロディとなっている。
*2011年にコンパイルハートより発売されたPS3ゲーム作品『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』にて、「ミスオ」という明らかにミストをモチーフにしたと思われるパロディキャラが登場している。このミスオは容姿もミストがデフォルメされたような姿で、台詞も大半がミストの台詞のパロディとなっている。
=== ミストさん ===
=== ミストさん ===