24行目: |
24行目: |
| 百年戦争の末期、ギルガメス軍の一員として戦っていた[[AT]]乗り。かつて最強の部隊と恐れられた'''[[レッドショルダー|レッドショルダー隊]]'''に所属していた過去を持つが、幼少時の記憶などを失っている。 | | 百年戦争の末期、ギルガメス軍の一員として戦っていた[[AT]]乗り。かつて最強の部隊と恐れられた'''[[レッドショルダー|レッドショルダー隊]]'''に所属していた過去を持つが、幼少時の記憶などを失っている。 |
| | | |
− | キリコの最大の特徴は、'''他者から干渉されることや支配されることを徹底的に嫌う'''ということであり、人付き合いは良いとはいえない。その一方で支配欲や出世欲なども希薄であり、誰にも邪魔されずただ静かに暮らせればそれでよいという老成した雰囲気をかもしだしている(この様子からかなり大人びて見えるが、設定年齢上はまだ18歳である。)。このような性格になったのには彼が少年の頃から兵士として戦い続け、人生に一種の諦観を得てしまっていることが大きい。<br />優れた操縦技術と戦闘能力を持つ「戦士」であるが、命令系統のしっかりした縦型の社会では生きていけないことを示すなど「軍人」としての資質はまったくない。なお、『ペールゼン・ファイルズ』の小説版においては、同僚のザキに「敵が憎いから軍にいるのか」と問われた際「敵に怨みはない」と否定している。 | + | キリコの最大の特徴は、'''他者から干渉されることや支配されることを徹底的に嫌う'''ということであり、人付き合いは良いとはいえない。その一方で支配欲や出世欲なども希薄であり、誰にも邪魔されずただ静かに暮らせればそれでよいという老成した雰囲気をかもしだしている(この様子からかなり大人びて見えるが、設定年齢上はまだ18歳である)。このような性格になったのには彼が少年の頃から兵士として戦い続け、人生に一種の諦観を得てしまっていることが大きい。<br />優れた操縦技術と戦闘能力を持つ「戦士」であるが、命令系統のしっかりした縦型の社会では生きていけないことを示すなど「軍人」としての資質はまったくない。なお、『ペールゼン・ファイルズ』の小説版においては、同僚のザキに「敵が憎いから軍にいるのか」と問われた際「敵に怨みはない」と否定している。 |
| | | |
| キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。 | | キリコ自身は静かに暮らしたいのに、彼の「異能」(後述)を狙う様々な組織が執拗に干渉を続け、彼は火の粉を払うために戦い続ける、というのが[[ボトムズシリーズ]]の基本的な骨子である。 |
154行目: |
154行目: |
| | | |
| == 他作品との人間関係 == | | == 他作品との人間関係 == |
− | | + | :第2次Z 破界篇では、特にガンダムWやコードギアスのキャラクターと深い関わりを持つ。続編の第2次Z 再世篇では、さらにより多くのキャラクターと交流を持つことになる。 |
| === [[ガンダムシリーズ]] === | | === [[ガンダムシリーズ]] === |
| ;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]] | | ;[[ヒイロ・ユイ]]、[[刹那・F・セイエイ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも近年ヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみにヒイロはネタ的な意味で異能生存体と呼ばれる。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]の無口仲間(?)。同作の[[中断メッセージ]]画面でもキリコ・刹那・ヒイロの三人が登場するものがある。 |
| + | :なお、ヒイロ・ユイのモデルはキリコである(さらに偶然にも、近年ヒイロもコールドスリープした)。キリコとの戦闘で戦闘中のボイスが用意されているキャラの一人。ちなみに、ヒイロはネタ的な意味で異能生存体と呼ばれることもある。 |
| ;[[デュオ・マックスウェル]] | | ;[[デュオ・マックスウェル]] |
− | :破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのかWの面子はキリコとの絡みが大目。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いており、再世篇にて語った初対面時の印象は「俺が言うのも何だが死神かと思った」とのこと。ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。なお破界・再世篇ともに感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。 | + | :破界篇でカレンとのバトリング中に治安警察らに襲われるキリコらを援護、その後も行動を共にする。これが縁になったのか、Wの面子はキリコとの絡みが大目。量産機でありながら高いポテンシャルを持つATの兵器としての有用性とそれを引き出すキリコには一目置いている。 |
| + | :デュオが再世篇にて語ったキリコとの初対面時の印象は'''「俺が言うのも何だが[[死神]]かと思った」'''とのこと(キリコを敵にまわした者にとっては、よく当てはまるコメントである)。また、ヒイロの同類と見ているのか「手がかかる奴ほど放っておけない」と語る。なお破界・再世篇ともに感謝の言葉を口にするキリコに驚くシーンがある。 |
| ;[[パトリック・コーラサワー]] | | ;[[パトリック・コーラサワー]] |
− | :第2次Z 破界篇序盤では彼の指揮下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。ちなみに彼は何度撃墜されようと宇宙を彷徨っても本人はほぼ'''無傷'''で帰還するので本家キリコ以上に異能生存体していると言われる。 | + | :第2次Z 破界篇序盤では彼の[[指揮]]下に入り、[[ソレスタルビーイング]]と対峙するも敗北を喫する。ちなみに、彼は何度も撃墜されたり宇宙を彷徨ってたりしても、本人は'''無傷'''で帰還してくる。そのため「コーラサワーは、本家キリコ以上に異能生存体している」とネタ的に言われることもある。 |
| ;[[トロワ・バートン]] | | ;[[トロワ・バートン]] |
− | :第2次Z破界篇 31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。再世篇ではキリコをボトムズ次回予告のフレーズを用いた例えで評し、クロウから詩人扱いされる。 | + | :第2次Z破界篇 31話にてギシン星軍の兵員輸送機を撃ち落としたキリコの所持していた銃(バハウザーM571 アーマーマグナム)に「いい銃だ」と感心していた。再世篇ではキリコをボトムズ[[次回予告]]のフレーズを用いた例えで評し、クロウから詩人扱いされる。 |
| ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、共に大切な女性を救う為にも戦っている事もあり、お互いに共感を覚える。また、ワイズマンと接触して豹変したキリコを最後まで信じていた数少ない人物でもあった。再世篇序盤の彼の救出作戦の際は、彼の救出はキリコが担当している。お互いイプシロンに縁があったり、騎士団ルートでは出て行こうとしたところを彼に呼び止められるなど、何かと縁がある。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、共に大切な女性を救う為にも戦っている事もあり、お互いに共感を覚える。また、ワイズマンと接触して豹変したキリコを最後まで信じていた数少ない人物でもあった。 |
| + | :再世篇序盤の彼の救出作戦の際は、彼の救出はキリコが担当している。お互いイプシロンに縁があったり、騎士団ルートでは出て行こうとしたところを彼に呼び止められるなど、何かと縁がある。 |
| ;[[ソーマ・ピーリス]] | | ;[[ソーマ・ピーリス]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、アレルヤが救出して連れ帰った彼女にゼロが[[ZEXIS]]として共に戦うよう要請した際、彼女の身を案じてそれを取り止めるようにゼロに進言する。 | + | :第2次Z 再世篇では、アレルヤが救出して連れ帰った彼女にゼロが[[ZEXIS]]として共に戦うよう要請した際、彼女の身を案じてそれを取り止めるようにゼロに進言する。 |
| ;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]] | | ;[[カミーユ・ビダン]]、[[シン・アスカ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではゼロのマリーへの[[ZEXIS]]参加要請を取り止めるようゼロに進言した際、真っ先にキリコに同意の意見を唱えた。マリーや[[フィアナ]]と同じように、[[フォウ・ムラサメ|他者に無理やり戦う事を]][[ステラ・ルーシェ|強制された女性パイロット]]を知る二人が、キリコの意見に同意しないわけがなかった。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]では、ゼロのマリー(ピーリス)へのZEXIS参加要請を取り止めるようゼロに進言した際、真っ先にキリコに同意の意見を唱えた。 |
| + | :マリーや[[フィアナ]]と同じように、[[フォウ・ムラサメ|他者に無理やり戦う事を]][[ステラ・ルーシェ|強制された女性パイロット]]を知る二人が、キリコの意見に同意しないわけがなかった。 |
| ;[[アリー・アル・サーシェス]] | | ;[[アリー・アル・サーシェス]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]では殆ど絡む場面はないが、[[レッドショルダー]]所属時にレッドショルダーが[[PMCトラスト]]に雇われていた為、リーマンと同格の立場であった彼は一時的にキリコの上司ともいえる立場にあった。また、彼からはキリコに対する特殊戦闘台詞が存在。再世篇ではアザディスタンの王都を焼野原に変えた事で、本人が意図したわけではないがキリコのトラウマを抉っている。 | + | :第2次Z 破界篇では殆ど絡む場面はないが、[[レッドショルダー]]所属時にレッドショルダーが[[PMCトラスト]]に雇われていた為、リーマンと同格の立場であった彼は一時的にキリコの上司ともいえる立場にあった。また、彼からはキリコに対する[[特殊戦闘台詞]]が存在する。 |
| + | :再世篇ではアザディスタンの王都を焼野原に変えた事で、本人が意図したわけではないがキリコのトラウマを抉っている。 |
| ;[[フラウ・ボゥ]]、[[カレン・ジョシュワ]] | | ;[[フラウ・ボゥ]]、[[カレン・ジョシュワ]] |
| :OEにおいてキリコの不死身ぶりに驚愕した。 | | :OEにおいてキリコの不死身ぶりに驚愕した。 |
177行目: |
182行目: |
| === [[マクロスシリーズ]] === | | === [[マクロスシリーズ]] === |
| ;[[熱気バサラ]] | | ;[[熱気バサラ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]の中盤に[[ワイズマン]]の策動によって幾度となく鳴り響くレッドショルダーのマーチに精神を追いつめられていくキリコの心情を看破し、彼なりの気遣いの言葉を送る。直後の[[バジュラ]]やアイムとの戦いで見せた彼のひたむきな歌への想いと、その歌に、キリコも感銘を受ける。 | + | :第2次Z 再世篇の中盤に[[ワイズマン]]の策動によって幾度となく鳴り響くレッドショルダーのマーチに精神を追いつめられていくキリコの心情を看破し、彼なりの気遣いの言葉を送る。直後の[[バジュラ]]やアイムとの戦いで見せた彼のひたむきな歌への想いと、その歌に、キリコも感銘を受ける。 |
| ;[[クラン・クラン]] | | ;[[クラン・クラン]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では周囲との雑談に加わることなく独り佇むキリコの様子を「常に周囲を警戒していて、殺気が身体を覆っているようだ」と評している。 | + | :第2次Z 破界篇では、周囲との雑談に加わることなく独り佇むキリコの様子を「常に周囲を警戒していて、殺気が身体を覆っているようだ」と評している。 |
| | | |
| === その他リアル系 === | | === その他リアル系 === |
| ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] | | ;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z]]にてキリコを傭兵として雇う。命令に忠実な兵士として重用する一方でキリコの本質を見抜き「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。しかし、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]ではお互いを信頼するようになり、展開次第ではキリコへの信頼の証として、彼の目の前で自ら仮面を外して[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]を明かす。その後、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]によってゼロの正体が明かされ、[[黒の騎士団]]の面々が怒りに駆られる中、キリコもヒイロや[[張五飛|五飛]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達と同様に、ゼロの事をフォローし、仲間としての信頼の意思を示すなど、交わす言葉は少なくとも、彼とはよき信頼関係を結ぶ事になる。<br />なお、キリコとゼロは「カオスに例えられる」「悪役を演じて仲間を敵に回す大茶番を演じた」という共通点がある。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]にてキリコを傭兵として雇う。命令に忠実な兵士として重用する一方でキリコの本質を見抜き「この男は誰にも従わない」と危険視もしていた。 |
| + | :しかし、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]ではお互いを信頼するようになり、展開次第ではキリコへの信頼の証として、彼の目の前で自ら仮面を外して[[ルルーシュ・ランペルージ|正体]]を明かす。その後、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]によってゼロの正体が明かされ、[[黒の騎士団]]の面々が怒りに駆られる中、キリコもヒイロや[[張五飛|五飛]]、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]達と同様に、ゼロの事をフォローし、仲間としての信頼の意思を示すなど、交わす言葉は少なくとも、彼とはよき信頼関係を結ぶ事になる。 |
| + | :なお、キリコとゼロは「カオスに例えられる」「悪役を演じて仲間を敵に回す大茶番を演じた」という共通点がある。 |
| ;[[紅月カレン]] | | ;[[紅月カレン]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]序盤、彼女が駆る[[グラスゴー]]と[[バトリング]]で対決。以降、彼女は「戦友」として何かと気に掛けてくれる。[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]でも作中最初に再会した[[ZEXIS]]のメンバーの一人であり、長い付き合いとなる。他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント篇の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく、仲間として、だが)「あいつ(キリコ)の事が好き」と熱い台詞を叫んでいる。キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。 | + | :第2次Z 破界篇序盤、彼女が駆る[[グラスゴー]]と[[バトリング]]で対決。以降、彼女は「戦友」として何かと気に掛けてくれる。第2次Z 再世篇でも作中最初に再会した[[ZEXIS]]のメンバーの一人であり、長い付き合いとなる。 |
| + | :他作品のキャラの中でも特にキリコを信頼している一人で、クエント篇の再現パートにおいてはフィアナの前で(異性としてではなく「仲間」としてだが)「あいつ(キリコ)の事が好き」と熱い台詞を叫んでいる。また、キリコもピーラーゲリラと黒の騎士団を重ねる彼女の心境を慮る言葉をかけたり、互いの不在時には互いが心配しあったりと強い戦友意識を共通している。 |
| ;[[C.C.]] | | ;[[C.C.]] |
| :第2次Zで共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。 | | :第2次Zで共演。それなりに親近感を感じているのか、彼女の方から色々とキリコに話しかける事がある。また、彼女に言わせればキリコの異能による不死身振りはコードに縛られている自分以上のものらしい。 |
| ;[[ディートハルト・リート]] | | ;[[ディートハルト・リート]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]の中盤、後述にもあるように天子を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。 | + | :第2次Z 再世篇の中盤、後述にもあるように[[天子]]を日本人の誰かと結婚させようとする彼の策に不快感を示し、彼にダメ出しを喰らわせて絶句させる。 |
| ;[[レントン・サーストン]] | | ;[[レントン・サーストン]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|破界篇]]では絡むことは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では、後半でただ1人クエントへ向かったキリコのことを想い、大事な人のために戦う彼を自分自身と重ねていた。そのため(演技とはいえ)彼がワイズマンの後継者となって敵になった際は彼に深く失望していた。和解後の[[エウレカ]]救出作戦では、生身での戦闘技術を持たず救出を他人に任せるしかない自分を不甲斐なく思うレントンに対して、フィアナと共に自分の手で助けるようにと同行を促した。 | + | :第2次Z 破界篇では絡むことは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|再世篇]]では、後半でただ1人クエントへ向かったキリコのことを想い、大事な人のために戦う彼を自分自身と重ねていた。 |
| + | :そのため(演技とはいえ)彼がワイズマンの後継者となって敵になった際は彼に深く失望していた。和解後の[[エウレカ]]救出作戦では、生身での戦闘技術を持たず救出を他人に任せるしかない自分を不甲斐なく思うレントンに対して、フィアナと共に自分の手で助けるようにと同行を促した。 |
| ;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]] | | ;[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]] |
| :同じ[[高橋作品]]の主人公。OEで共演予定。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''ので何らかの関わりが出来る可能性がある。 | | :同じ[[高橋作品]]の主人公。OEで共演予定。'''谷口守泰氏が作画を担当した時のキリコはエイジと瓜二つの容姿になる'''ので何らかの関わりが出来る可能性がある。 |
199行目: |
208行目: |
| === スーパー系 === | | === スーパー系 === |
| ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] | | ;[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では初対面時に「相当の修羅場を括ってきたタマ」と評され、彼からも一目置かれている。 | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では初対面時に'''「相当の修羅場を括ってきたタマ」'''と評され、彼からも一目置かれている。 |
| ;[[ズール皇帝]] | | ;[[ズール皇帝]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]における最終決戦では、因果律さえも超越するキリコを屠る事が己の力の糧になると嘯く彼を「下らん妄想に取り憑かれた哀れな亡者」と評する。 | + | :第2次Z 破界篇における最終決戦では、因果律さえも超越するキリコを屠る事が己の力の糧になると嘯く彼を「下らん妄想に取り憑かれた哀れな亡者」と評する。 |
| ;[[飛鷹葵]] | | ;[[飛鷹葵]] |
− | :[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇|第2次Z 破界篇]]では、ただ選ばれたと漠然とした理由で戦っている彼女にとって、キリコが何のために戦っているのかと彼の考えに少し興味を示していた。 | + | :第2次Z 破界篇では、ただ選ばれたと漠然とした理由で戦っている彼女にとって、キリコが何のために戦っているのかと彼の考えに少し興味を示していた。 |
| | | |
| === [[バンプレストオリジナル]] === | | === [[バンプレストオリジナル]] === |
| ;[[クロウ・ブルースト]] | | ;[[クロウ・ブルースト]] |
− | :上記のカレンの台詞を受けて「俺もアイツが好きだ」と発言、「まさか…!?」と驚くゴウトに「アンタ達も同じだろう?」と[[ZEXIS]]メンバーの総意をまとめる。それだけにワイズマンと接触して豹変した(ように見せかけた)キリコに対して「これ以上、俺達を幻滅させるな」と深い失望を示し、キリコがフィアナを撃った際には激高した。キリコのメンバー復帰後にはもちろん和解。キリコの謝辞をネタにジョークを飛ばし、彼を笑顔にさせると言う快挙を成し遂げる。 | + | :上記のカレンの台詞を受けて「俺もアイツが好きだ」と発言、「まさか…!?」と驚くゴウトに「アンタ達も同じだろう?」と[[ZEXIS]]メンバーの総意をまとめる。それだけに、ワイズマンと接触して豹変した(ように見せかけた)キリコに対して「これ以上、俺達を幻滅させるな」と深い失望を示し、キリコがフィアナを撃った際には激高した。キリコのメンバー復帰後にはもちろん和解する。なお、この際にキリコの謝辞をネタにジョークを飛ばし、彼を笑顔にさせると言う快挙を成し遂げる。 |
| | | |
| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
238行目: |
247行目: |
| ;「そいつは名前なんかじゃない」 | | ;「そいつは名前なんかじゃない」 |
| :素体の「プロト・ワン」という呼称に対して。 | | :素体の「プロト・ワン」という呼称に対して。 |
− | ;「'''フィアナ!!'''」 | + | ;「フィアナ!!」 |
| :第12話より。「素体」に対し、キリコは咄嗟にこう叫んだ。 | | :第12話より。「素体」に対し、キリコは咄嗟にこう叫んだ。 |
| ;(ウドの街が消えてゆく。 バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。 どこだ、みんなどこにいるんだ…) | | ;(ウドの街が消えてゆく。 バニラ、ゴウト、ココナ、フィアナ…一人に、一人にしないでくれ。 どこだ、みんなどこにいるんだ…) |
250行目: |
259行目: |
| ;「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ」 | | ;「なんでこんなものを、みんな美味そうに飲むんだ」 |
| :第29話、クメンを脱出したキリコとフィアナに訪れた束の間の平穏。二人はワインで祝杯を挙げるが、キリコは口にした途端むせてしまう。実はこれが彼にとっての飲酒初体験であった。そんな意外な一面が明らかになる、微笑ましいシーンだったが……。 | | :第29話、クメンを脱出したキリコとフィアナに訪れた束の間の平穏。二人はワインで祝杯を挙げるが、キリコは口にした途端むせてしまう。実はこれが彼にとっての飲酒初体験であった。そんな意外な一面が明らかになる、微笑ましいシーンだったが……。 |
| + | :なお、これと同様の趣旨の発言をしたキャラクターには『[[機動戦士ガンダム00]]』の[[アレルヤ・ハプティズム]]がいる。さらに、彼とは共演作の[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇|第2次Z 再世篇]]にて心を通わせてもいる。 |
| ;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」 | | ;「これは、レッドショルダー…俺は…」<br />「やめろっ、やめるんだ!」<br />「誰だ、俺が忘れようとしている古傷をわざわざ掘り起こすのは!」 |
| :同じく29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。 | | :同じく29話、突如流れ出すレッドショルダーマーチ。何が起こったのかと二手に分かれて音楽の発信源を探すも、モニタールームに入ったキリコが目にしたのは燃え盛る街を走るAT部隊の姿…レッドショルダーの虐殺劇であった。映像を消そうとキリコは一心不乱にコンソールを操作するが、音楽も残虐な映像も消えない。必死で止めようとしていたキリコの横にはフィアナの姿があった…。 |
260行目: |
270行目: |
| ;「哀れだな」<br />「決して(人間を)超越などしてはいない。思考能力の一部を排除された、切れ味のいい人間でしかない」<br />「無意味なプライドにすがっているだけだ」 | | ;「哀れだな」<br />「決して(人間を)超越などしてはいない。思考能力の一部を排除された、切れ味のいい人間でしかない」<br />「無意味なプライドにすがっているだけだ」 |
| :第38話、PSであることに過剰な誇りを持つイプシロンを、上記の台詞で切って捨てる。 | | :第38話、PSであることに過剰な誇りを持つイプシロンを、上記の台詞で切って捨てる。 |
− | ;「俺が宇宙の支配者だと…? あんたに代わって……?」<br />「わかった。喜んであんたの後継者になろう。今から…」 | + | ;「俺が宇宙の支配者だと…? あんたに代わって……?」<br />「わかった。喜んであんたの後継者になろう。今から…」 |
| :第48話、[[ワイズマン]]のメッセージを受け、自ら後継者としての運命を受け入れるという意志(後で分かるが、キリコのペテンであった)を示す際に。 | | :第48話、[[ワイズマン]]のメッセージを受け、自ら後継者としての運命を受け入れるという意志(後で分かるが、キリコのペテンであった)を示す際に。 |
− | ;「俺は来た…来たぞ、ワイズマン! 万能の力を、その力を俺は存分に試したい! 全宇宙の全てのやつらに復讐するんだ! 果てしのない戦争と混乱、地獄を与えてやるんだ! この銀河の絶対支配、それが俺の望みだ! 生きたまま神になってやる!」 | + | ;「俺は来た…来たぞ、ワイズマン! 万能の力を、その力を俺は存分に試したい! 全宇宙の全てのやつらに復讐するんだ! 果てしのない戦争と混乱、地獄を与えてやるんだ! この銀河の絶対支配、それが俺の望みだ! 生きたまま神になってやる!」 |
| :第50話ラスト、[[ラビドリードッグ]]を駆り、修羅の如く戦い続けるキリコがワイズマンに向けて言い放った台詞。 | | :第50話ラスト、[[ラビドリードッグ]]を駆り、修羅の如く戦い続けるキリコがワイズマンに向けて言い放った台詞。 |
| ;「例え神にだって、俺は従わない」 | | ;「例え神にだって、俺は従わない」 |
282行目: |
292行目: |
| ;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!) | | ;(第24メルキア方面軍…機甲兵団特殊任務班X-1、キリコ・キュービィー…)<br />(そうだ…確かに俺はレッドショルダーだった…だからどうだと言うのだ…フィアナ!) |
| :『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。 | | :『ビッグバトル』ラストで、引き千切ったレッドショルダーの認識票を見詰めながら呟いた独白。 |
− | ;「和解…?俺は、道を急いでいる…」<br />「'''二度と俺に近づくな!!'''」 | + | ;「和解…? 俺は、道を急いでいる…」<br />「二度と俺に近づくな!!」 |
| :『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが…… | | :『赫奕たる異端』最終話で、マーティアルの使者から、和解の申し出を迫られた際の台詞。数少ない、キリコが他人に怒りを露わにした場面でもある。『赫奕たる異端』でキリコの身に起きた悲劇を思えば、当然ではあるが…… |
| ;「昔のままだ。ココナ…」 | | ;「昔のままだ。ココナ…」 |
307行目: |
317行目: |
| :同様の敵へのバリエーション。戦い方はかわらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。 | | :同様の敵へのバリエーション。戦い方はかわらないとは言うものの、ATや人間相手に戦って来たキリコにしてみれば、さすがに「怪獣」が相手になるとは思っていなかっただろう。 |
| ;「無駄弾を使うつもりはない」 | | ;「無駄弾を使うつもりはない」 |
− | :射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心ではZEXISを裏切っていない事への伏線と言える。 | + | :射撃武器を使った際の台詞。この台詞の通り、スパロボのキリコ機は[[ラビドリードッグ|神の後継者を名乗って敵対した時]]を除いてライフル系の武器は命中時は全弾当てており、敵対時にわざと1発外しているのはキリコが本心では[[ZEXIS]]を裏切っていない事への伏線と言える。 |
| ;「…………」 | | ;「…………」 |
| :無言。開始、回避、被弾、そして撃墜までもこの台詞(?)。OEでは基本的にインターミッション時でしか使われない。 | | :無言。開始、回避、被弾、そして撃墜までもこの台詞(?)。OEでは基本的にインターミッション時でしか使われない。 |