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:この場面は当時連載中だった漫画版よりも先んじていたが、漫画版では後藤と内海は電話でのやり取りに終始したため、結果的にこの場面が後藤と内海が面と向かって話す最初で最後の機会となった。
:この場面は当時連載中だった漫画版よりも先んじていたが、漫画版では後藤と内海は電話でのやり取りに終始したため、結果的にこの場面が後藤と内海が面と向かって話す最初で最後の機会となった。
;徳永「ついさっき、ここに刑事が来たよ…?」<br>内海「日本ノ警察優秀デスカラネー?イヤァー侮レナイナァー?危ナイナァ…?」<br>徳永「ふざけてる場合じゃないっ!!」<br>内海「ホニャー!」<br>徳永「いいかね内海!?君は晴海の件以来依然としてマークされておるのだ!!」<br>内海「だからこうして船の中に隠れているんじゃありませんかぁ…健気でしょ?」<br>徳永「念のために言っておくが、君のやっていることは犯罪以外の何物でもない!くれぐれも本社に迷惑の及ぶことがないようにな…!!それともう一つ!健気とはどういう意味か、辞書で調べておきたまえ…!!」<br>内海「おうおう、言う言う…でもね?専務、そういうあなたの一言一言が…内海を益々手の付けられない者にしてるって事も理解しなければいけませんよ…?」
;徳永「ついさっき、ここに刑事が来たよ…?」<br>内海「日本ノ警察優秀デスカラネー?イヤァー侮レナイナァー?危ナイナァ…?」<br>徳永「ふざけてる場合じゃないっ!!」<br>内海「ホニャー!」<br>徳永「いいかね内海!?君は晴海の件以来依然としてマークされておるのだ!!」<br>内海「だからこうして船の中に隠れているんじゃありませんかぁ…健気でしょ?」<br>徳永「念のために言っておくが、君のやっていることは犯罪以外の何物でもない!くれぐれも本社に迷惑の及ぶことがないようにな…!!それともう一つ!健気とはどういう意味か、辞書で調べておきたまえ…!!」<br>内海「おうおう、言う言う…でもね?専務、そういうあなたの一言一言が…内海を益々手の付けられない者にしてるって事も理解しなければいけませんよ…?」
−:新OVA版第3話(現在発売されているDVD等では第2話)「逆襲のシャフト!」にてシャフトジャパン本社にいる徳永専務とさんぐりあ号にいる内海との電話でのやり取り。冒頭の片言風の日本語等、終始ふざけている口調の内海とは対照的に、徳永は常に怒りっぽく、怒りのあまり電話機を落としてしまう場面も。内海が徳永では制御し切れない存在であると共に、両者が上手くいっていないことを端的に示す場面である。電話が切れた後一瞬見せる内海の本性にも注目。
+:新OVA版第3話(現在発売されているDVD等では第2話)「逆襲のシャフト!」にてシャフトジャパン本社にいる徳永専務とさんぐりあ号にいる内海との電話でのやり取り。冒頭の片言風の日本語等、終始ふざけている口調の内海とは対照的に、徳永は常に怒りっぽく、怒りのあまり電話機を落としてしまう場面も。内海が徳永では制御し切れない存在であると共に、両者が上手くいっていないことを端的に示す場面である。電話が切れた後一瞬見せる内海の本性にも注目。その時の表情や声のトーンから、内海の方も口うるさい徳永をどれだけ疎ましく思っているかが見て取れる。
;黒崎「課長、バドは危険だと申し上げたはずですよ…?」<br>内海「危険に見合うだけの事は十分してくれたじゃないか…」<br>黒崎「今までの話ですそれは…」<br>内海「黒崎君?言っておくがその起爆スイッチは使えないよ…」<br>黒崎「え?」<br>内海「伊豆内から電話があってね?ぜーんぶ聞いちゃった…」<br>黒崎「全部…ご存知…」<br>内海「内緒でそういうことをしちゃいけないなぁ…?」<br>黒崎「それじゃ一人でドキドキしてた僕は一体なんだったんです?」<br>内海「詰めが甘いな?黒崎君…大体ね?これを使うのならば、みんなにバドの声を聞かれる前でなければ意味がないんだ…今からじゃ逆効果だよ?」<br>黒崎「しかし…!」
;黒崎「課長、バドは危険だと申し上げたはずですよ…?」<br>内海「危険に見合うだけの事は十分してくれたじゃないか…」<br>黒崎「今までの話ですそれは…」<br>内海「黒崎君?言っておくがその起爆スイッチは使えないよ…」<br>黒崎「え?」<br>内海「伊豆内から電話があってね?ぜーんぶ聞いちゃった…」<br>黒崎「全部…ご存知…」<br>内海「内緒でそういうことをしちゃいけないなぁ…?」<br>黒崎「それじゃ一人でドキドキしてた僕は一体なんだったんです?」<br>内海「詰めが甘いな?黒崎君…大体ね?これを使うのならば、みんなにバドの声を聞かれる前でなければ意味がないんだ…今からじゃ逆効果だよ?」<br>黒崎「しかし…!」
:新OVA版第7話(現在発売されているDVD等では第4話)「GAME OVER」にて[[グリフォン]]のパイロットが[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]であると野明たちに分かってしまった直後のホテルの一室での内海と黒崎のやり取り。黒崎はグリフォンに仕掛けた爆弾を爆発させる起爆スイッチを用意するが、黒崎の企みは内海に見抜かれていた。黒崎は狼狽するもすぐに冷静さを取り戻し、素直に内海へ起爆スイッチを手渡す。一計を案じた黒崎ではあったが、策士としては内海の方が一枚上手だった。悪党同士とはいえ、清々しいやり取りである。
:新OVA版第7話(現在発売されているDVD等では第4話)「GAME OVER」にて[[グリフォン]]のパイロットが[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]であると野明たちに分かってしまった直後のホテルの一室での内海と黒崎のやり取り。黒崎はグリフォンに仕掛けた爆弾を爆発させる起爆スイッチを用意するが、黒崎の企みは内海に見抜かれていた。黒崎は狼狽するもすぐに冷静さを取り戻し、素直に内海へ起爆スイッチを手渡す。一計を案じた黒崎ではあったが、策士としては内海の方が一枚上手だった。悪党同士とはいえ、清々しいやり取りである。
;黒崎「車を入れるなという命令は頑固に守るが、出ていく車はノーマーク…日本のお巡りさんは謹厳実直、理路整然…」<br>内海「ディーラーたちは、大丈夫かなぁ…?」<br>黒崎「他の客に紛れて、脱出しているはずです…」<br>内海「さすがにシャフトはもう使えないな…?」<br>黒崎「パイプを残そうとした私の計画も、無駄に終わりました…」<br>内海「ま、楽しめたし、それで良しとしようじゃないか…?」<br>黒崎「しかし、あれを残しておくのはまずいんじゃありませんか…?それは使えないと…!」<br>内海「ウ・ソ…!」
;黒崎「車を入れるなという命令は頑固に守るが、出ていく車はノーマーク…日本のお巡りさんは謹厳実直、理路整然…」<br>内海「ディーラーたちは、大丈夫かなぁ…?」<br>黒崎「他の客に紛れて、脱出しているはずです…」<br>内海「さすがにシャフトはもう使えないな…?」<br>黒崎「パイプを残そうとした私の計画も、無駄に終わりました…」<br>内海「ま、楽しめたし、それで良しとしようじゃないか…?」<br>黒崎「しかし、あれを残しておくのはまずいんじゃありませんか…?それは使えないと…!」<br>内海「ウ・ソ…!」
:同上、新OVA版「GAME OVER」にて。クリーニング店の店員に変装して内海と黒崎は脱出に成功した時の車内でのやり取り。先述の起爆スイッチが使えないというのは実は内海のハッタリだった。内海が黒崎に比べて策士として二枚も三枚も上手だったことを如実に示している。漫画版にて内海はジェイクに刺殺されるという最期を遂げるが、アニメ版では脱出に成功。このやり取りがアニメ版における内海と黒崎の最後の出番となった。
:同上、新OVA版「GAME OVER」にて。クリーニング店の店員に変装して内海と黒崎は脱出に成功した時の車内でのやり取り。先述の起爆スイッチが使えないというのは実は内海のハッタリだった。内海が黒崎に比べて策士として二枚も三枚も上手だったことを如実に示している。漫画版にて内海はジェイクに刺殺されるという最期を遂げるが、アニメ版では脱出に成功。このやり取りがアニメ版における内海と黒崎の最後の出番となった。
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== 余談 ==
== 余談 ==
* 担当声優の鈴置洋孝氏の死去後に発表された『CR機動警察パトレイバー』では、氏の持ち役を多く引き継いだ[[声優:成田剣|成田剣]]氏が代役を担当している。
* 担当声優の鈴置洋孝氏の死去後に発表された『CR機動警察パトレイバー』では、氏の持ち役を多く引き継いだ[[声優:成田剣|成田剣]]氏が代役を担当している。