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その後、サイド3へとネオ・ジオンの艦隊を移動させた後、[[ジオン公国|ジオン共和国]]の戦力も吸収。そして、サイド3の住民達に対し、老人や幼い子供も例外と見なさずにコア3での強制労働に駆り出し、強化人間となったキャラにその指揮を執らせており、これらの点が気に掛けていたニュータイプの少年であるジュドーの大きな反感と怒りを招いている。しかし、そんな中で[[グレミー・トト]]を中心にした[[裏切りイベント|内乱]]が発生し、自らが不在となっていたアクシズが制圧されてしまう。ハマーンはグレミーの野心に早々から気付いていながらも、その才覚や能力を見込んであえて重宝し、指揮官にまで据えて多大な期待を寄せていたのだが、彼が若さに任せた上昇志向によって暴走してしまう可能性までは見抜けず、結果的に「エゥーゴとの総力戦になり得る直前にて反乱を起こされる」という想定外の事態となってしまった。
 
その後、サイド3へとネオ・ジオンの艦隊を移動させた後、[[ジオン公国|ジオン共和国]]の戦力も吸収。そして、サイド3の住民達に対し、老人や幼い子供も例外と見なさずにコア3での強制労働に駆り出し、強化人間となったキャラにその指揮を執らせており、これらの点が気に掛けていたニュータイプの少年であるジュドーの大きな反感と怒りを招いている。しかし、そんな中で[[グレミー・トト]]を中心にした[[裏切りイベント|内乱]]が発生し、自らが不在となっていたアクシズが制圧されてしまう。ハマーンはグレミーの野心に早々から気付いていながらも、その才覚や能力を見込んであえて重宝し、指揮官にまで据えて多大な期待を寄せていたのだが、彼が若さに任せた上昇志向によって暴走してしまう可能性までは見抜けず、結果的に「エゥーゴとの総力戦になり得る直前にて反乱を起こされる」という想定外の事態となってしまった。
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自らの率いる軍とグレミー軍との激戦が展開される中、グレミーはアクシズ内でのガンダム・チームとの戦いで死亡する事になるのだが、その時には既に自らの軍も疲弊しきっており、ハマーンはジュドーを引き込む為にノーマルスーツを着用した上でキュベレイに搭乗し、出撃。ジュドーの駆る[[ΖΖガンダム]]と壮絶な一騎打ちを繰り広げるのだが、対等に戦おうとして[[オールレンジ攻撃|ファンネル]]を多用しなかった<ref>ただし自分の元へ向かってくるジュドーを迎撃するために道中へ容赦なく配置しているため、「ジュドーに対抗するため搦手として残存全基を注ぎ込まざるを得ず、その結果すべて叩き落されてしまったので使いたくても使えなかっただけなのではないか」という意見もある。</ref>事が仇となって敗北。自らの思想を拒まれながらも、ジュドーから手を差し伸べられるのが、彼の心の強さに敬服していたハマーンはあえてそれを拒否。最後は半壊した愛機キュベレイと共にアクシズのモウサへと自ら激突し死亡した。享年22歳。
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自らの率いる軍とグレミー軍との激戦が展開される中、グレミーはアクシズ内でのガンダム・チームとの戦いで死亡する事になるのだが、その時には既に自らの軍も疲弊しきっており、ハマーンはジュドーを引き込む為にノーマルスーツを着用した上でキュベレイに搭乗し、出撃。ジュドーの駆る[[ΖΖガンダム]]と壮絶な一騎打ちを繰り広げるのだが、対等に戦おうとして[[オールレンジ攻撃|ファンネル]]を多用しなかった<ref>ただし自分の元へ向かってくるジュドーを迎撃するために道中へ容赦なく配置しているため、「ジュドーに対抗するため搦手として残存全基を注ぎ込まざるを得ず、その結果すべて叩き落されてしまったので使いたくても使えなかっただけなのではないか」という意見もある。</ref>事が仇となって敗北。自らの思想を拒まれながらも、ジュドーから手を差し伸べられるが、彼の心の強さに敬服していたハマーンはあえてそれを拒否。最後は半壊した愛機キュベレイと共にアクシズのモウサへと自ら激突し死亡した。享年22歳。
    
=== キャラクターの総評 ===
 
=== キャラクターの総評 ===
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;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
;[[シャア・アズナブル|クワトロ・バジーナ]]
 
:父マハラジャ・カーンの友人で元恋人、というか作戦上、お互いに仕方なく恋人役を演じた相手。シャアとハマーンが2人で視察中、敵対派閥の刺客をしのぐために部下からの勧めにより、作戦上どうしてもカムフラージュとして恋人役、一説には婚約者役を一時の事としても、互いが望まずとも演じなければならなかったとされている。シャアとハマーンの記念写真はその時に実際に撮影された物で自室にて厳重に保管されている。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、また[[ジオン]]の今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
 
:父マハラジャ・カーンの友人で元恋人、というか作戦上、お互いに仕方なく恋人役を演じた相手。シャアとハマーンが2人で視察中、敵対派閥の刺客をしのぐために部下からの勧めにより、作戦上どうしてもカムフラージュとして恋人役、一説には婚約者役を一時の事としても、互いが望まずとも演じなければならなかったとされている。シャアとハマーンの記念写真はその時に実際に撮影された物で自室にて厳重に保管されている。理由はともかく自分を棄てたと認識しており、また[[ジオン]]の今後をどのように導いていくかで大きな考え方の違いがあった。まだシャアに大いに未練があるようで、彼に頭を下げさせて悦に入ったり、何かにつけては「私の所へ戻ってきて欲しい」「謝れば許してやる」と口説き続ける。
:しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向けるのだったが、娘の様に大切していたミネバを傀儡の指導者にしたり、傲岸不遜な態度しか見せなかった為、拒絶されるのも仕方が無いとも言える。最終的には彼の[[百式]]を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
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:しかし、シャアは彼女に全く未練がないようなので全無視+胸ぐらを掴み、平気で銃口を向ける。これは彼が娘の様に大切していたミネバを傀儡とした事や、傲岸不遜な態度しか見せなかった為、拒絶されるのも仕方が無いとも言える。最終的には彼の[[百式]]を撃破することになるが、その際は「シャア、私と来てくれれば…」と寂しそうに呟いている。
 
:『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。なお、同作から繋がっている『機動戦士ΖガンダムDefine』では父マハラジャからのビデオレターによってシャア=キャスバルである事を知り、地球圏へと向かったシャアがジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐためにアクシズを捨てたと悟るが、'''「できることなら、自分もシャアの元に馳せ参じたい」'''と涙ながらに発言するなど原作ほどシャアの事を憎んでいる様子はない。
 
:『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』によると、ニュータイプ研究所で自身がモルモットのように扱われる日々に絶望していた最中、シャアらニュータイプの活躍を知り将来に希望を見出し、同時にシャアに対する憧れの感情を抱くようになったという。なお、同作から繋がっている『機動戦士ΖガンダムDefine』では父マハラジャからのビデオレターによってシャア=キャスバルである事を知り、地球圏へと向かったシャアがジオン・ズム・ダイクンの遺志を継ぐためにアクシズを捨てたと悟るが、'''「できることなら、自分もシャアの元に馳せ参じたい」'''と涙ながらに発言するなど原作ほどシャアの事を憎んでいる様子はない。
 
:実は、「頼られるよりも、頼りたい」という本質は彼と全く同じだったのだが、お互い最後までその本質には気付けなかった。
 
:実は、「頼られるよりも、頼りたい」という本質は彼と全く同じだったのだが、お互い最後までその本質には気付けなかった。
 
:'''『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』でようやくシャアがハマーンを口説き、とうとうデレる'''。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』や『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも、似たような経緯で彼とよりを戻す。
 
:'''『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』でようやくシャアがハマーンを口説き、とうとうデレる'''。『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』や『[[スーパーロボット大戦T|T]]』でも、似たような経緯で彼とよりを戻す。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』において何度か交戦、[[ニュータイプ]]同士共鳴しあうが、自らの過去を覗かれた事でそれを拒絶、やがてカミーユからも強く否定されることになる。劇中の言葉ではカミーユとは似すぎていたが為に、理解は出来るが同時に強く反発する事になっていたらしい。
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:『[[機動戦士Ζガンダム|Ζ]]』において何度か交戦、[[ニュータイプ]]同士共鳴しあうが、自らの過去を覗かれた事でそれを拒絶、やがてカミーユからも強く否定されることになる。劇中の言葉ではカミーユとは似すぎていたが為に、彼を理解は出来るが同時に強く反発する事になっていたらしい。
:『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』最終回では、ジュドーを守り、彼の「身体を通して出る力」のうちの1人として現れ、ハマーンが真っ先にその力の発現に気付いたのカミーユであった。そのため気付いて直ぐに「あれは…カミーユ・ビダン!?」と唯一名前を呼ばれていた。
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:『[[機動戦士ガンダムΖΖ|ΖΖ]]』最終回では、ジュドーを守る「彼の"身体を通して出る力"のうちの1人」として現れる。ハマーンはその力の発現の際に最初にカミーユの存在に気付き、「あれは…カミーユ・ビダン!?」と驚愕していた。
 
:なお、所属勢力の対立がない『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のifルートにおいては、彼のニュータイプとしての才能を見抜き「その才能を利用されないように注意しろ」とアドバイスし、彼も素直に聞き入れるという、今までにない関係を見せる。
 
:なお、所属勢力の対立がない『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』のifルートにおいては、彼のニュータイプとしての才能を見抜き「その才能を利用されないように注意しろ」とアドバイスし、彼も素直に聞き入れるという、今までにない関係を見せる。
 
:小説版Ζでは特使として単身訪れたカミーユと意気投合してしまい、親身になってアドバイスを送ってカミーユも素直な態度で聞き入れている為、出会った状況が悪過ぎただけで本質的には気が合う者同士とも見做せる。同作でシャアは「カミーユはハマーンのお気に入り」と太鼓判を押している。
 
:小説版Ζでは特使として単身訪れたカミーユと意気投合してしまい、親身になってアドバイスを送ってカミーユも素直な態度で聞き入れている為、出会った状況が悪過ぎただけで本質的には気が合う者同士とも見做せる。同作でシャアは「カミーユはハマーンのお気に入り」と太鼓判を押している。
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==== エゥーゴ ====
 
==== エゥーゴ ====
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
 
;[[ジュドー・アーシタ]]
:彼にニュータイプとしての高い資質を見出して以降、シャアに代わる拠り所として、再三に渡り自身の元に降る様に[[説得]]を続けるが聞き入れてはもらえなかった。早い段階で自身の片腕となる事を要望する程に評価が高く、側近としてのみならずパートナーとなる事への期待も寄せていた様子<ref>公私の「私」の部分については不明だが、能力・人格的に「公」の部分では対等な存在になると考えていたのが伺える。</ref>。しかし彼の眼の前で[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を銃で撃った際に彼の怒りに触れ、その怒りはシャア・シロッコ・カミーユ相手にすら怖気付かなかった彼女に大きく恐怖させた。
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:アクシズに潜入した彼と遭遇し、その際にニュータイプとしての高い資質を見出して以降、シャアに代わる拠り所として、再三に渡り自身の元に降る様に[[説得]]を続けるが聞き入れてはもらえなかった。早い段階で自身の片腕となる事を要望する程に評価が高く、側近としてのみならずパートナーとなる事への期待も寄せていた様子<ref>公私の「私」の部分については不明だが、能力・人格的に「公」の部分では対等な存在になると考えていたのが伺える。</ref>。しかし彼の眼前で[[リィナ・アーシタ|リィナ]]を銃で撃った事で彼の怒りに触れ、その怒りはシャア・シロッコ・カミーユ相手にすら怖気付かなかった彼女を強く恐怖させた。その恐怖を凌駕するために彼への怒りを見せた事もあったが、最終決戦において自分の元に来る様に最後の
 
:相変わらず口説き方がなっていないが、カミーユに比べればまだ自分と正面から対話してくれただけマシだろうと思われる。
 
:相変わらず口説き方がなっていないが、カミーユに比べればまだ自分と正面から対話してくれただけマシだろうと思われる。
 
:最近のスパロボシリーズにおいては共闘する機会も多く、仲間に加わった後も彼と会話する場面が多い。
 
:最近のスパロボシリーズにおいては共闘する機会も多く、仲間に加わった後も彼と会話する場面が多い。
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