23行目: |
23行目: |
| | | |
| === キャラクターの総評 === | | === キャラクターの総評 === |
− | アネックス・ザブームは作中の最大の敵組織であるザ・ブーム軍の最高指導者で、皇帝としての威厳も有ったのだが、番組自体が[[打ち切り]]になった影響からか、事実上のラスト手前のエピソードであっけない最期となり、'''[[ラストボス|ラスボス]]の座を[[ハザード・パシャ|ハザード]]に奪われてしまう'''等、不遇な人物である。
| + | 作中の最大の敵組織であるザ・ブーム軍の最高指導者で、皇帝としての威厳もあったのだが、番組自体が[[打ち切り]]になった影響からか、事実上のラスト手前のエピソードであっけない最期となり、'''[[ラストボス|ラスボス]]の座を[[ハザード・パシャ|ハザード]]に奪われてしまう'''など、不遇な人物である。 |
| | | |
| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | 前述の通り、原作におけるラスボスの座をハザードに奪われたのが災いしたのか、登場作品では一貫して[[NPC]]。仮にも敵対組織の大ボスにも関わらず、直接戦闘の機会すら無いという不遇ぶりである。 | + | 前述の通り、原作におけるラスボスの座をハザードに奪われたのが災いしたのか、登場作品では一貫して[[NPC]]。仮にも敵対組織の大ボスにも関わらず、直接戦闘の機会すらないという不遇ぶりである。 |
| === COMPACTシリーズ === | | === COMPACTシリーズ === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦COMPACT2}} |
35行目: |
35行目: |
| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}} |
− | :相変わらずの非戦闘員。本作では'''[[ハザード・パシャ|ハザード]]が悪役として原作以上の暴れぶりを見せる'''為、余計に不遇ぶりが際立ってしまっている<ref>一応、似たような立ち位置にある[[スクラッグ]]とは違い軍が巨大機動兵器を多数保有しているし、自身の置かれている状況の不可解さをそれなりに自覚していて慎重に立ちまわってはいるが、「相手が悪かった」という印象は拭いきれない。</ref>。 | + | :相変わらずの非戦闘員。本作では'''[[ハザード・パシャ|ハザード]]が悪役として原作以上の暴れぶりを見せる'''ため、余計に不遇ぶりが際立ってしまっている<ref>一応、似たような立ち位置にある[[スクラッグ]]とは違い軍が巨大機動兵器を多数保有しているし、自身の置かれている状況の不可解さをそれなりに自覚していて慎重に立ちまわってはいるが、相手が悪かったという印象は拭いきれない。</ref>。 |
− | :終盤にて、[[忍者]]の超パワーを見る事になるが、その時にかねてから抱いていた違和感の正体に気づく。その真実とは、「ラドリオ星とは未来の[[地球]]であり、'''今自分が関わっている戦いこそがザ・ブームとラドリオ星に伝わる『忍者伝説』そのもの'''」という事である。[[キルハシウム]]が異常な減少を起こしていたのは、空間転移が原因なのではなく、宇宙の終焉すら超える程の時空転移を行った為。……即ち、「わざわざ負けが確定していると言っていい戦争を挑んだ」という事で、死の間際に自身のあまりに愚かしい行為に絶望していた。 | + | :終盤にて、[[忍者]]の超パワーを見ることになるが、その時にかねてから抱いていた違和感の正体に気づく。その真実とは、ラドリオ星とは未来の[[地球]]であり、'''今自分が関わっている戦いこそがザ・ブームとラドリオ星に伝わる「忍者伝説」そのもの'''ということである。[[キルハシウム]]が異常な減少を起こしていたのは、空間転移が原因なのではなく、宇宙の終焉すら超えるほどの時空転移を行ったため。すなわちわざわざ負けが確定していると言っていい戦争を挑んだということで、死の間際に自身のあまりに愚かしい行為に絶望していた。 |
| | | |
| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
42行目: |
42行目: |
| :部下。腹心として信頼している。 | | :部下。腹心として信頼している。 |
| ;[[グラサン・グリン]] | | ;[[グラサン・グリン]] |
− | :部下。原作では死後に地球へと向かったが、本作では存命中に対面し、戦果を挙げられないグラサンに釘を刺す。 | + | :部下。 |
| ;[[イルボラ・サロ]] | | ;[[イルボラ・サロ]] |
| :部下。彼の真意にどこまで気付いていたかは不明であるが、実力を高く評価して[[C・テラヘルツ]]の司令官にまで抜擢した。 | | :部下。彼の真意にどこまで気付いていたかは不明であるが、実力を高く評価して[[C・テラヘルツ]]の司令官にまで抜擢した。 |
51行目: |
51行目: |
| ;(全天座標にない惑星、失われたキルハシウム、そして、忍者伝説…)<br/>(繋がりそうで繋がらない、この違和感は…) | | ;(全天座標にない惑星、失われたキルハシウム、そして、忍者伝説…)<br/>(繋がりそうで繋がらない、この違和感は…) |
| :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第49話「侵略の終焉」の[[インターミッション]]より。[[バジュラ本星]]に向かう途中、アネックス皇帝は違和感を抱いている。 | | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第49話「侵略の終焉」の[[インターミッション]]より。[[バジュラ本星]]に向かう途中、アネックス皇帝は違和感を抱いている。 |
− | :何故、ラドリオ星が全天座標に映らないのか。何故、転移でキルハシウムが異常に減ったのか。そして、忍者伝説の正体とは何なのかを。 | + | :なぜラドリオ星が全天座標に映らないのか。なぜ転移でキルハシウムが異常に減ったのか。そして、忍者伝説の正体とは何なのかを。 |
| ;「よ、ようやくわかった…!」<br/>「おおお、ワシはなんと愚かな! [[世界観/UX|この宇宙]]は…!」<br/>「全天座標にないはずだ! ここは、ワシらの知る宇宙ではなかったのだから!」<br/>「忍者伝説などは、最初から存在していなかったのだ!」<br/>「いや…今まさに、この目の前で起きていることこそが!」<br/>「ぐわああああぁぁぁーっ!」 | | ;「よ、ようやくわかった…!」<br/>「おおお、ワシはなんと愚かな! [[世界観/UX|この宇宙]]は…!」<br/>「全天座標にないはずだ! ここは、ワシらの知る宇宙ではなかったのだから!」<br/>「忍者伝説などは、最初から存在していなかったのだ!」<br/>「いや…今まさに、この目の前で起きていることこそが!」<br/>「ぐわああああぁぁぁーっ!」 |
| :同上。ザ・ブーム軍と同じく[[アルティメット・クロス]]との敵対者にして最大の怨敵[[ハザード・パシャ|ハザード]]を葬った[[飛影]]と[[零影]]を見て、アネックス皇帝は真実を知った。 | | :同上。ザ・ブーム軍と同じく[[アルティメット・クロス]]との敵対者にして最大の怨敵[[ハザード・パシャ|ハザード]]を葬った[[飛影]]と[[零影]]を見て、アネックス皇帝は真実を知った。 |
− | :そう、「この宇宙にはラドリオ星はもちろん、古くから伝わる忍者伝説など存在しない」事を、そして「[[バジュラ本星]]での戦いが'''忍者伝説そのもの'''である」事を。 | + | :そう、この宇宙にはラドリオ星はもちろん、古くから伝わる忍者伝説など存在しないことを、そして[[バジュラ本星]]での戦いが'''忍者伝説そのもの'''であることを。 |
| :アネックス皇帝は自分から忍者伝説の始まりに関わってしまった愚行に強く後悔し、爆発とともに消えて行った。こうして、ザ・ブーム軍の侵略は終焉を迎えたのであった。 | | :アネックス皇帝は自分から忍者伝説の始まりに関わってしまった愚行に強く後悔し、爆発とともに消えて行った。こうして、ザ・ブーム軍の侵略は終焉を迎えたのであった。 |
| | | |
| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
− | ;エクセレント | + | ;エクセレント(SRW未登場) |
− | :SRW未登場。 | + | : |
| ;[[C・テラヘルツ]] | | ;[[C・テラヘルツ]] |
| :[[ザ・ブーム軍]]の[[戦艦]]。 | | :[[ザ・ブーム軍]]の[[戦艦]]。 |
65行目: |
65行目: |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references /> | | <references /> |
| + | |
| + | {{DEFAULTSORT:あねつくす さふうむ}} |
| [[category:登場人物あ行]] | | [[category:登場人物あ行]] |
| [[category:忍者戦士飛影]] | | [[category:忍者戦士飛影]] |
− | {{DEFAULTSORT:あねつくすさふうむ}}
| |