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戦争が終結した後、プレアの代わりに[[マルキオ導師]]の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には[[傭兵]]となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。この頃になっても時々暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。
戦争が終結した後、プレアの代わりに[[マルキオ導師]]の元へNジャマーキャンセラーを届ける。その際、砂浜でキラを目撃するが、何もせずに立ち去った。<br />[[C.E.]]73時には[[傭兵]]となっており、プレアのドレッドノートを改修したドレッドノートイータに乗って戦っている。この頃になっても時々暴走する事があるようで、ジェス・リブルの護衛任務の最中に[[ゲルズゲー]]と交戦し、完膚なきまでに破壊していた。
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失敗作とはいえ、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。また集団戦や指揮の重要性を理解し[[メビウス]]を有効活用するなど戦術家としても優れているのだが、性格や目的の関係上それが活かされた場面は多くはない。
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失敗作とはいえ、曲がりなりにもスーパーコーディネイターを目指した存在だけあり、その能力は通常の[[コーディネイター]]以上であり、[[叢雲劾]]とも互角に戦えるほどである。また集団戦や指揮の重要性を理解し[[メビウス]]を有効活用するなど戦術家としても優れているのだが、性格や目的の関係上それが活かされた場面は多くはない。
キラと顔立ちが似ており、ゲーム作品で声を担当したのはキラ役の保志氏。そのため遺伝子的にはキラ、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の兄にあたるのではないかとの説が囁かれている(なお、勘違いしているファンもいるが、カナードはキラ達より年上なので、三つ子ではない)。
キラと顔立ちが似ており、ゲーム作品で声を担当したのはキラ役の保志氏。そのため遺伝子的にはキラ、[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]の兄にあたるのではないかとの説が囁かれている(なお、勘違いしているファンもいるが、カナードはキラ達より年上なので、三つ子ではない)。
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
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;[[シールド防御]]
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;[[シールド防御]]、[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[コーディネイター]]、[[底力]][[援護攻撃]]、[[コンボ|マルチコンボ]]
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;[[切り払い|斬り払い]]
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== 人間関係 ==
== 人間関係 ==
;[[プレア・レヴェリー]]
;[[プレア・レヴェリー]]
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:カナードの生き方を変えるきっかけとなる。
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:ライバル。あらゆる意味で正反対の存在であり、そしてある意味で同一の存在。その命を賭してカナードの生き方を変えるきっかけとなる。
;[[キラ・ヤマト]]
;[[キラ・ヤマト]]
:[[スーパーコーディネイター]]の成功作であり、ある意味もう一人の自分自身ともいえる存在。彼を倒して自分が「本物」になろうとした。キラ本人はカナードの事は知らない。Xアストレイのラストではキラ、アスランとすれ違いながら立ち去っていく。ときた氏がここを4コマでifルートとして絡んだ場合を描いたが…?
:[[スーパーコーディネイター]]の成功作であり、ある意味もう一人の自分自身ともいえる存在。彼を倒して自分が「本物」になろうとした。キラ本人はカナードの事は知らない。Xアストレイのラストではキラ、アスランとすれ違いながら立ち去っていく。ときた氏がここを4コマでifルートとして絡んだ場合を描いたが…?
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:カナードにキラの事を教えた。ちなみに、教えた人物の正体は当初はクルーゼではなく[[ギルバート・デュランダル]]ではないかと推測されていたが、ゲーム『Generation of C.E.』にて公式にクルーゼだと明言された。
:カナードにキラの事を教えた。ちなみに、教えた人物の正体は当初はクルーゼではなく[[ギルバート・デュランダル]]ではないかと推測されていたが、ゲーム『Generation of C.E.』にて公式にクルーゼだと明言された。
;[[ジェラード・ガルシア]]
;[[ジェラード・ガルシア]]
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:上官。しかし、カナードは独自行動をとる事が多く、彼の命令を聞く事はあまりなかった。キラを「裏切り者のコーディネイター」と蔑んでいた彼だが、カナードの事も「スーパーコーディネイターの出来損ない」と蔑んでいた。しかも、カナード達をむざむざと脱走を許してしまった挙句、虎の子の[[バルサム・アーレンド]]とハイペリオン2号機を倒されてしまう。
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:上官。しかし、カナードは独自行動をとる事が多く、彼の命令を聞く事はあまりなかった。キラを「裏切り者のコーディネイター」と蔑んでいた彼だが、カナードの事も「スーパーコーディネイターの出来損ない」と蔑んでいた。しかも、カナード達をむざむざと脱走を許してしまった挙句、虎の子の[[バルサム・アーレンド]]とハイペリオン2号機を倒されてしまう。
;[[叢雲劾]]
;[[叢雲劾]]
:『SEED DESTINY』の時代には彼ら[[サーペントテール]]と行動を共にする事も。
:『SEED DESTINY』の時代には彼ら[[サーペントテール]]と行動を共にする事も。
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== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「お前…その機体、ガンダムだな」
;「お前…その機体、ガンダムだな」
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:『X ASTRAY』のプロローグで、ロウのレッドフレームを見て。
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:『X ASTRAY』のプロローグで、ロウのレッドフレームを見て。スパロボではガンダム系全般に対する特殊台詞として採用。
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;「そうだ…俺もお前もまだ戦える!生きている内は負けじゃない!!」
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;「そうだ…俺もお前もまだ戦える! 生きている内は負けじゃない!!」
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:ドレッドノートの猛攻の前に一度は敗北するも、再起動したハイペリオンを見て叫ぶ。直後に突撃をかけるが、右腕と右足を切断されて完敗を喫することに。
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;「戦わねばお前もここで死ぬのだ!!」
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;「決まったな」
;「決まったな」
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:特務部隊Xごとアルテミスから脱走して、カナードが次の目標を「月面基地からニュートロンジャマーキャンセラーを強奪する」とした時、プレアは反対するが、メリオルらオルテュギア一同はカナードに従う姿勢を見せた時に、プレアに言い放った。
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:特務部隊Xごとアルテミスから脱走した際に。カナードが次の目標を「月面基地からニュートロンジャマーキャンセラーを強奪する」とした時、プレアは反対するが、メリオルらオルテュギア一同はカナードに従う姿勢を見せた時に、プレアに言い放った。
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;「ああ もちろんさ」<br/>「お前にここで死なれてしまっては オレはお前に負けたままになってしまうからな」<br/>「だが オレをこのまま残して死ぬようなことは 絶対に許さないからな」
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:モーガンへの思念交信の反動で疲弊したプレアが目を覚ました際に。どこまでもプレアとの決着にこだわり続けるカナードだが……。
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;「……面白い ならばオレ達は“同じモノ”だ 戦うために生まれた存在」<br/>「お前のその能力 オレのスーパーコーディネイターとしての資質 全てを懸けて戦おう!」<br/>「オレ達は戦うことしか出来ないんだ!!」
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;「………なぜだ なぜプレアは死んだ……」<br/>「――――誰かのコピーだからか? クローンは死んでいい人間なのか? 生きる価値がないというのか?」<br/>「……このオレはどうだ……失敗作であるオレは生き残っている……」<br/>「他人を殺してでも生き残る―――それがオレの勝利だったはず……だがこれが本当に望んだ勝利なのか?」<br/>「オレは……これからどう生きて行けばいい?」
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:決着後、戦況を確認しに来た風花を前に。その手には、ついさっきまで戦っていた宿敵の亡骸。答えの出ない問いを自らに投げかけるその姿に、勝利を掴んだ喜びはない。
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;(……キラ…ヤマト……)<br/>「オレはオレだ プレア お前の言うとおり――――」<br/>「オレはオレの道を探そう――――」
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:2巻の〆。マルキオにキャンセラーのデータを届けた後、海岸でキラとすれ違う。それを一瞥し、しかし気に留めるでもなくカナードは歩き去る。まだ明けない夜空の下、己の道を探して。
;「俺のガンダム…ドレッドノートH(イータ)を甘く見るなよ」<br />「借りは返すぞ、ロウ・ギュール」
;「俺のガンダム…ドレッドノートH(イータ)を甘く見るなよ」<br />「借りは返すぞ、ロウ・ギュール」
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:『DESTINY ASTRAY』第1話にて再登場した時の台詞。
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:『DESTINY ASTRAY』第1話にて再登場した時の台詞。かつて敗北を喫した少年の愛機を駆り、黒い炎が再び戦場に燃える。
== スパロボシリーズの名台詞 ==
== スパロボシリーズの名台詞 ==