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| 初期設定では「狡猾で残忍な性格」とされていたのだが、そんな描写は見られなかった。むしろ[[スカイグラスパー|戦闘機]]に手こずったり、砂漠の砂に足を取られて機体を転ばせたり、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に失言をして危うく'''殺されかける'''等、間抜けなところばかり目立ったため、ファンからは「迂闊で残念」などと揶揄されている。 | | 初期設定では「狡猾で残忍な性格」とされていたのだが、そんな描写は見られなかった。むしろ[[スカイグラスパー|戦闘機]]に手こずったり、砂漠の砂に足を取られて機体を転ばせたり、[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に失言をして危うく'''殺されかける'''等、間抜けなところばかり目立ったため、ファンからは「迂闊で残念」などと揶揄されている。 |
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− | [[ニコル・アマルフィ|ニコル]]死亡後の戦闘で[[アークエンジェル]]の捕虜になるも、[[オーブ連合首長国|オーブ]]での戦闘においてミリアリアの乗るアークエンジェルを守るべくバスターに乗り出撃。その後は自分の意志で三隻同盟に参加し、敵として再会したイザークに対しても銃を向けずに話し合うように[[説得]]する等の成長が見られた。 | + | [[ニコル・アマルフィ|ニコル]]死亡後の戦闘で、[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]のスカイグラスパーと相撃つ形でバスターが致命打を受けて[[アークエンジェル]]へ降伏、捕虜になる。捕虜として過ごす中で生き方を見つめ直すこととなり、[[オーブ連合首長国|オーブ]]での戦闘においてミリアリアの乗るアークエンジェルを守るべくバスターに乗り出撃。その後は自分の意志で三隻同盟に参加し、敵として再会したイザークに対しても銃を向けずに話し合うように[[説得]]する等の成長が見られた。 |
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| === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === | | === [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] === |
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| :第21話より。初の[[地球|地上戦]]での[[ビーム兵器]]の使い勝手に戸惑う台詞。なお、爽快感が重視される近年のSRWではこの辺は無視される傾向にある。 | | :第21話より。初の[[地球|地上戦]]での[[ビーム兵器]]の使い勝手に戸惑う台詞。なお、爽快感が重視される近年のSRWではこの辺は無視される傾向にある。 |
| ;「いい加減に落ちろ!」 | | ;「いい加減に落ちろ!」 |
− | :同話より、低空飛行中に廃墟に引っ掛かって動けなくなったアークエンジェルを攻撃して。…が、この攻撃は廃墟の方を破壊してしまい、自由になったアークエンジェルから反撃を受けて足場にしていた[[レセップス]]が大破。余計なことをして自軍の損害を招いてしまった「残念」なシーンの一つ。 | + | :同話より、低空飛行中に廃墟に引っ掛かって動けなくなったアークエンジェルを攻撃して。…が、この攻撃は廃墟の方を破壊してしまい、自由になった[[アークエンジェル]]から反撃を受けて足場にしていた[[レセップス]]が大破。余計なことをして自軍の損害を招いてしまった「残念」なシーンの一つ。 |
| ;「俺達が討たなきゃならないのは[[ストライクガンダム|ストライク]]だ!」 | | ;「俺達が討たなきゃならないのは[[ストライクガンダム|ストライク]]だ!」 |
| :第30話より。[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]が死亡し、怒りのあまりに喧嘩になる[[アスラン・ザラ|アスラン]]と[[イザーク・ジュール|イザーク]]に向けた台詞。 | | :第30話より。[[ニコル・アマルフィ|ニコル]]が死亡し、怒りのあまりに喧嘩になる[[アスラン・ザラ|アスラン]]と[[イザーク・ジュール|イザーク]]に向けた台詞。 |
− | :今までニコルが勤めてきた[[クルーゼ隊|部隊内]]の緩衝材の役目を引き継ぐ形になり、ディアッカの成長の発端となる。 | + | :今までニコルが務めてきた[[クルーゼ隊|部隊内]]の緩衝材の役目を引き継ぐ形になり、ディアッカの成長の発端となる。 |
− | ;「ハイドロ喪失…駆動パルス低下……ッ!……」 | + | ;「へえ、この船ってこんな女の子も乗ってんの」<br />「バッカみたい。何泣いてんだよ。泣きたいのはこっちだっつーの」 |
− | :第31話より。アークエンジェルにトドメを指そうとして飛び出したが、ムウのスカイグラスパーのアグニをバスターの右腕に食らって墜落。その際にバスターの駆動系に深刻なダメージを負ってしまい行動不能に。更にアークエンジェルの主砲ゴットフリートがバスターへ照準を合わせていたため、ディアッカは投降の道を選ぶことになる。屈辱の選択だったが、これはディアッカの運命を大きく変える事になった。 | + | :第31話より。直後の戦闘にてやむなくアークエンジェルに降伏し、捕虜として連行される最中、[[トール・ケーニヒ|トール]]と[[キラ・ヤマト|キラ]]を失い悲しみに暮れる[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]を見かけて絡む。 |
− | ;「ああ、それとも馬鹿で役立たずなナチュラルの[[トール・ケーニヒ|彼氏]]でも死んだか?」
| + | :その厚顔無恥な態度に、一緒に居た[[サイ・アーガイル|サイ]]は怒りを露わにするが、[[アーノルド・ノイマン|ノイマン]]に軍法を理由に制止される。 |
− | :第32話より。捕虜として[[アークエンジェル]]艦内の医務室で寝ている際に悲壮な表情の[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]を見かけてこんな皮肉を言ってみるが、ただでさえ'''「悲しんでいたミリアリアの逆鱗に触れてしまい、[[鬼]]のような形相の彼女によってナイフで危うく殺されかける」'''という騒動に発展してしまった。 | + | ;「ああ、それとも[[トール・ケーニヒ|馬鹿で役立たずなナチュラルの彼氏]]でも死んだか?」 |
− | :まさに「口は災いの元」で、ディアッカは「チッ、ビンゴだったとはな…」と、浅慮な発言をした事を悔やんでいる。
| + | :第32話より。捕虜としてアークエンジェル艦内の医務室で寝ている際にミリアリアと遭遇し、小馬鹿にした発言を続けた末に言い放った一言。 |
− | :そして、この出来事がきっかけで彼は「[[ナチュラル]]にも[[コーディネイター]]にも、それぞれ大切な人が存在している」という事実に気が付くことになり、これ以降はナチュラルに対する侮蔑的な態度や言動は鳴りを潜める事になる。 | + | :2人のMIAと入れ替わりで捕虜になったという立場とここまでの発言で既に心象最悪なところに、事情を知らないなりの想像で'''考えうる限り最悪の発言'''をした結果、'''[[鬼]]のような形相の彼女にナイフで襲われ、危うく殺されかける'''という騒動に発展してしまった。まさに「口は災いの元」。 |
− | :小説版ではこの辺りのディアッカの心情が明確に描写されており、ナチュラルとの戦争をゲーム感覚に捕らえ当時は一種の英雄願望を持って戦っていたため、まさかあんな少女が目を真っ赤に泣き腫らして襲い掛かってくるなど想定した事すらなかった。その分、ディアッカの衝撃は激しく一気に価値観を激変させることになった。 | + | :この出来事がきっかけで彼は「[[ナチュラル]]にも[[コーディネイター]]にも、それぞれ大切な人が存在している」という当たり前の事実に気が付くことになり、自分の発言を悔やむ。そしてこれ以降はナチュラルに対する侮蔑的な態度や言動は鳴りを潜める事になる。 |
− | ;「…俺じゃない…」 | + | :小説版ではこの辺りのディアッカの心情が明確に描写されており、この時はナチュラルとの戦争をゲーム感覚に捉えて一種の英雄願望を持って戦っていたため、まさかあんな少女が目を真っ赤に泣き腫らして襲い掛かってくるなど想定した事すらなかった。その分ディアッカの衝撃は激しく、価値観を激変させることになった。 |
− | :同話より。牢へと入れられた後、自分の元を訪れに来たミリアリアに「彼氏」の事を訪ねて、[[スカイグラスパー]]に乗っていて撃墜された事を聞いて咄嗟に呟いた。彼女の深い悲しみを目の当たりにしていたため、「自分がミリアリアの恋人を殺した訳ではない」事に安堵した模様。 | + | ;「…っと、その… お前の彼氏…どこで、その…」<br />「…俺じゃない…」 |
− | ;「…嫌だね。あんなもんにはお前が乗れよ。」 | + | :第33話より。牢へと入れられた後、自分の元を訪れたミリアリアに対して「彼氏」の事を尋ね、[[スカイグラスパー]]のパイロットだったと知り、「彼氏」を殺したのが自分ではなかったことに安堵する。触れるのが憚られる話題に言葉を濁す様子からも心境の変化が見て取れる。 |
| + | ;「…嫌だね。あんなもんにはお前が乗れよ」 |
| :[[プラント]]に潜入するアスランに「もしも自分が戻らなかった時は[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]を頼む」と言われた際に返した台詞。皮肉を被せたツンデレな[[友情]]が垣間見える。 | | :[[プラント]]に潜入するアスランに「もしも自分が戻らなかった時は[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]を頼む」と言われた際に返した台詞。皮肉を被せたツンデレな[[友情]]が垣間見える。 |
| :なお、[[小説|小説版]]では「嫌だね」の後に'''「俺は[[バスターガンダム|バスター]]が気に入ってるんだ」'''という台詞が追加されている。 | | :なお、[[小説|小説版]]では「嫌だね」の後に'''「俺は[[バスターガンダム|バスター]]が気に入ってるんだ」'''という台詞が追加されている。 |