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36 バイト追加 、 2024年4月19日 (金)
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=== 機体概要 ===
 
=== 機体概要 ===
本機は[[OZ]]が軍備の質的向上を目指し開発したモビルスーツの一つで、リーオーの空戦特化型の位置づけとなっており、機体の形式番号からも陸戦特化型のトラゴスと並行して開発が行われた事が伺われる。[[ロームフェラ財団]]のセイス・クラーク技師が開発を担当し、背部にはトールギスの流れを汲む大型のフライトユニットを装着し、熱核ロケット・ジェットエンジンを採用。脚部を折り畳む簡易変形機能による飛行形態をとなる事で、増槽等を破棄し戦域を全速で離脱するジェット戦闘機に対しても遥か後方から軽々と追いつく程の優れた機動性を獲得すまでに至っている。基本武装は実弾式の携行機関砲である「チェーンライフル」で、他にも翼下に懸架可能な「ミサイルポッド」も有し、これらの威力は決して高いとは言えないものの、同時使用が可能である為、総合的に見ればリーオーよりも高い火力を発揮可能となっている。しかし、汎用性の低さ(大火力兵器が使用できない、カスタマイズができない)、リーオー以下の陸戦能力、通常装備なら一瞬で高高度まで急上昇可能だが重武装を搭載すると過重量から急上昇が不可能になる等、特化型故の弱点も有しており、後に[[トーラス]]の標準装備として採用される事になる「ビームカノン」を一度しようとした際も、2機のエアリーズによる運用で無ければ使用出来ない程であった。
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本機は[[OZ]]が軍備の質的向上を目指し開発したモビルスーツの一つで、リーオーの空戦特化型の位置づけとなっており、機体の形式番号からも陸戦特化型のトラゴスと並行して開発が行われた事が伺われる。[[ロームフェラ財団]]のセイス・クラーク技師が開発を担当し、背部にはトールギスの流れを汲む大型のフライトユニットを装着し、熱核ロケット・ジェットエンジンを採用。脚部を折り畳む簡易変形機能による飛行形態をとなる事で、増槽等を破棄し戦域を全速で離脱するジェット戦闘機に対しても遥か後方から軽々と追いつく程の優れた機動性を獲得すまでに至っている。基本武装は実弾式の携行機関砲である「チェーンライフル」で、他にも翼下に懸架可能な「ミサイルポッド」も有し、これらの威力は決して高いとは言えないものの、同時使用が可能である為、総合的に見ればリーオーよりも高い火力を発揮可能となっている。しかし、汎用性の低さ(大火力兵器が使用できない、カスタマイズができない)、リーオー以下の陸戦能力、通常装備なら一瞬で高高度まで急上昇可能だが重武装を搭載すると過重量から急上昇が不可能になる等、特化型故の弱点も有しており、宇宙用ビーム砲(後に[[トーラス]]の標準装備として採用される事になる「ビームカノン」の原型)を一度使おうとした際も、2機のエアリーズによる運用で無ければ使用出来ない程であった。
    
カタログスペックではリーオーとほぼ同等の能力を有する事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は「制空権の確保」を意味しており、広範囲への迅速な作戦展開や、編隊を組む形での3次元機動等が可能であった点は、戦術的においてかなりのアドバンテージとなっている為に、実際の戦闘力はリーオー以上であったと言える。この為、特に制限が無く各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、基本的にスペシャルズ(OZ)がほぼ独占しており、それ以外の組織には意図的に配備数が抑えられていた。
 
カタログスペックではリーオーとほぼ同等の能力を有する事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は「制空権の確保」を意味しており、広範囲への迅速な作戦展開や、編隊を組む形での3次元機動等が可能であった点は、戦術的においてかなりのアドバンテージとなっている為に、実際の戦闘力はリーオー以上であったと言える。この為、特に制限が無く各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、基本的にスペシャルズ(OZ)がほぼ独占しており、それ以外の組織には意図的に配備数が抑えられていた。
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