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| 所属組織 = {{所属 (人物)|地球連合軍}} ⇒ {{所属 (人物)|オーブ軍}}
 
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| 所属部隊 = {{所属 (人物)|アークエンジェル隊}}
 
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| 階級 = [[階級::大尉]]⇒[[階級::少佐]]([[地球連合軍]]時)<br />[[階級::三佐]]⇒[[階級::一佐]]([[オーブ軍]]時)
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;地球連合軍
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'''マリュー・ラミアス'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
'''マリュー・ラミアス'''は『[[機動戦士ガンダムSEED]]』および『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
[[アークエンジェル]]の艦長。艦長になる前は技術士官として[[フェイズシフト装甲]]の開発に携わっていた。
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[[アークエンジェル]]の艦長。艦長になる前は[[科学者・技術者|技術士官]]として[[フェイズシフト装甲]]の開発に携わっていた。
    
[[ヘリオポリス]]襲撃の混乱の中で技術士官にも関わらず艦長代行となったため、戦略などは[[ムウ・ラ・フラガ]]と[[ナタル・バジルール]]に頼る場面も多かった。
 
[[ヘリオポリス]]襲撃の混乱の中で技術士官にも関わらず艦長代行となったため、戦略などは[[ムウ・ラ・フラガ]]と[[ナタル・バジルール]]に頼る場面も多かった。
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基本的に軍人として毅然とした姿勢を見せ、初対面の[[キラ・ヤマト]]達に威嚇射撃を行う等、若干過激な面も見せてはいるが、本質的には思いやりのある心優しい女性である。それらによって、アークエンジェルクルーの精神的支柱になっていることは事実で、艦長としても次第に成長していく。
 
基本的に軍人として毅然とした姿勢を見せ、初対面の[[キラ・ヤマト]]達に威嚇射撃を行う等、若干過激な面も見せてはいるが、本質的には思いやりのある心優しい女性である。それらによって、アークエンジェルクルーの精神的支柱になっていることは事実で、艦長としても次第に成長していく。
   −
軍人とは言え、女性ながらも[[コーディネイター]]の特殊兵士相手にも果敢に戦う豪胆さと身体能力の持ち主で、SEED、SEED DESTINYの両方で、高い[[白兵戦]]能力を披露している。
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軍人とは言え、女性ながらも[[コーディネイター]]の特殊兵士相手にも果敢に戦う豪胆さと身体能力の持ち主で、『SEED』『SEED DESTINY』の両方で高い[[白兵戦]]能力を披露している。
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見ればわかるように非常にグラマラスであり、アークエンジェル被弾時やスパロボでの[[カットイン]]等でも[[乳揺れ]]が凄いキャラである。しかし、[[ガンダムシリーズ]]の生みの親である富野由悠季監督には'''「あんなおっぱい大きな美人なネーちゃんが艦長なんてありえない」'''と苦言を呈されている。
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見ればわかるように非常にグラマラスであり、『SEED』のオープニング映像やアークエンジェル被弾時等でも[[乳揺れ]]が凄いキャラである。
    
また、下戸なナタルと違って[[明けの砂漠]]のメンバーとの宴で乾杯の音頭を取った後に、グラスの中の酒を一気飲みするなど、かなり酒に強いと思しき描写もある。
 
また、下戸なナタルと違って[[明けの砂漠]]のメンバーとの宴で乾杯の音頭を取った後に、グラスの中の酒を一気飲みするなど、かなり酒に強いと思しき描写もある。
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前作から2年のブランクが経っても、艦長としての能力は衰えておらず、ボズゴロフ級といったアークエンジェルと同世代の戦艦は勿論、[[タリア・グラディス]]の駆る最新鋭戦艦である[[ミネルバ]]を相手にしても肉薄し、最終決戦では、[[アカツキ (シラヌイ装備)|アカツキ]]の援護を受けながらも、機転を生かした戦法によって、ミネルバの撃沈に成功している。
 
前作から2年のブランクが経っても、艦長としての能力は衰えておらず、ボズゴロフ級といったアークエンジェルと同世代の戦艦は勿論、[[タリア・グラディス]]の駆る最新鋭戦艦である[[ミネルバ]]を相手にしても肉薄し、最終決戦では、[[アカツキ (シラヌイ装備)|アカツキ]]の援護を受けながらも、機転を生かした戦法によって、ミネルバの撃沈に成功している。
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そんな中、マリューは前作で恋仲になり死別したと思っていたムウと、[[ファントムペイン]]の[[指揮官]]である[[ネオ・ロアノーク]]として再会。しかし、彼にはムウとしての記憶が無かった為に、気丈にもムウではないと割り切ろうとしたが、最後まで行動を共にする事になり、最終的には記憶を取り戻した彼がムウ本人であった真実が発覚。決戦を終えた二人は、通信モニター越しで笑い合うのだった。
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そんな中、マリューは前作で恋仲になり死別したと思っていたムウと、[[ファントムペイン]]の[[指揮官]]である「ネオ・ロアノーク」として再会。しかし、彼にはムウとしての記憶が無かった為に、気丈にもムウではないと割り切ろうとしたが、最後まで行動を共にする事になり、最終的には記憶を取り戻した彼がムウ本人であった真実が発覚。決戦を終えた二人は、通信モニター越しで笑い合うのだった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:2018年10月のアップデートで戦艦アクション搭載のアークエンジェルが実装され、ボイス付きカットインが追加された。
 
:2018年10月のアップデートで戦艦アクション搭載のアークエンジェルが実装され、ボイス付きカットインが追加された。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:『SEED』設定。序章ワールド3より登場。アークエンジェルがワールド3の母艦となっている関係で、代表者として扱われることが多く、シナリオ中での出番は多い。
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:序章ワールド3より登場。登場時は『SEED』設定で、地続きの登場だが3章Part7より『DESTINY』設定。アークエンジェルがワールド3の母艦となっている関係で、代表者として扱われることが多く、シナリオ中での出番は多い。
 
:本作では戦艦は戦闘には使用できないが、支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
 
:本作では戦艦は戦闘には使用できないが、支援ユニットパーツとしてボイスが収録されている。
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;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
:'''[[援護攻撃]]L4、[[連携攻撃]]、[[指揮官]]L4、[[集束攻撃]]、[[ガード]]、[[Eセーブ]]'''
 
:'''[[援護攻撃]]L4、[[連携攻撃]]、[[指揮官]]L4、[[集束攻撃]]、[[ガード]]、[[Eセーブ]]'''
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:ランド編でのスポット参戦時。
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:セツコ編での敵対時は援護攻撃と指揮官のレベルが3止まりで、気力が上がりにくいので大した脅威にはならないだろう。
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:集束攻撃からの3つは正式参入すると消滅する。幸い養成で習得可能だが、参入が遅いので習得してまで使うかはプレイヤー次第。
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
:'''[[指揮]]L3、[[底力]]L5、[[コンボ|アタックコンボ]]L2'''
 
:'''[[指揮]]L3、[[底力]]L5、[[コンボ|アタックコンボ]]L2'''
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;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
:マリューにとっては、公私共に支えとなった人物。後に恋人同士になる。
 
:マリューにとっては、公私共に支えとなった人物。後に恋人同士になる。
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:彼がMIAになり、2年後「ネオ・ロアノーク」を名乗り偽の記憶を持った彼と再会するなどの紆余曲折を経て、最終的に元の彼としてマリューのもとに帰還する。
 
;[[フレイ・アルスター]]
 
;[[フレイ・アルスター]]
 
:[[民間人]]として保護する。後に彼女が軍への入隊を志願したため、部下として生活班へ配属する。
 
:[[民間人]]として保護する。後に彼女が軍への入隊を志願したため、部下として生活班へ配属する。
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;[[エリカ・シモンズ]]
 
;[[エリカ・シモンズ]]
 
:ウズミの条件を呑み、彼女に[[ストライクガンダム|ストライク]]のデータを提供した。後に三隻同盟の一員として、轡を揃える。
 
:ウズミの条件を呑み、彼女に[[ストライクガンダム|ストライク]]のデータを提供した。後に三隻同盟の一員として、轡を揃える。
:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]でも、損傷した[[アークエンジェル]]がアカツキ島に収容された際に修復作業の為に駆けつけている。
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:[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|DESTINY]]』でも、損傷した[[アークエンジェル]]がアカツキ島に収容された際に修復作業の為に駆けつけている。
 
;[[ウズミ・ナラ・アスハ]]
 
;[[ウズミ・ナラ・アスハ]]
 
:中盤で彼が提示してきた政治的な取引に応じる。後にカガリの身柄やオーブの残存勢力を託され、彼の遺志を継いだ。
 
:中盤で彼が提示してきた政治的な取引に応じる。後にカガリの身柄やオーブの残存勢力を託され、彼の遺志を継いだ。
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;[[ミーア・キャンベル]]
 
;[[ミーア・キャンベル]]
 
:彼女にも胡散臭さを感じていたが、彼女が終盤でラクスを庇って死んだ際には葬儀を開いて追悼した。
 
:彼女にも胡散臭さを感じていたが、彼女が終盤でラクスを庇って死んだ際には葬儀を開いて追悼した。
;[[ネオ・ロアノーク]]
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:彼の指揮する[[ファントムペイン]]とも幾度となく交戦。遂にベルリンで彼が戦死した筈の[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]だったと知り驚愕する。以降は記憶は失ってはいるが彼を捕虜として収容した。
   
;[[ユウナ・ロマ・セイラン]]
 
;[[ユウナ・ロマ・セイラン]]
 
:彼がカガリと結婚式を挙げようとしていたところを、某映画張りの花嫁強奪を行ってカガリを攫い、彼の面目を丸潰しにして赤っ恥をかかせた。
 
:彼がカガリと結婚式を挙げようとしていたところを、某映画張りの花嫁強奪を行ってカガリを攫い、彼の面目を丸潰しにして赤っ恥をかかせた。
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:敵のビーム弾を見てから、あるいは[[ダリダ・ローラハ・チャンドラII世|チャンドラ]]の報告を聞いてから指示する。'''物理的には回避は不可能である'''。
 
:敵のビーム弾を見てから、あるいは[[ダリダ・ローラハ・チャンドラII世|チャンドラ]]の報告を聞いてから指示する。'''物理的には回避は不可能である'''。
 
:[[アーノルド・ノイマン|ノイマン]]が乗ってなかったら[[アークエンジェル]]は序盤で沈み、『SEED』の物語は終わっていただろう。この為、マリュー(又はノイマン)は「[[ひらめき]]」を覚える事が多い。ただし、SEED世界の他の艦長も「回避」という指示を出すので、[[コズミック・イラ]]世界では普通の指示なのかもしれない。
 
:[[アーノルド・ノイマン|ノイマン]]が乗ってなかったら[[アークエンジェル]]は序盤で沈み、『SEED』の物語は終わっていただろう。この為、マリュー(又はノイマン)は「[[ひらめき]]」を覚える事が多い。ただし、SEED世界の他の艦長も「回避」という指示を出すので、[[コズミック・イラ]]世界では普通の指示なのかもしれない。
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;「ノイマン少尉! 一度でいい、アークエンジェルをバレルロールさせて!」<br />「ゴットフリートの射線を取る。一度で当ててよナタル!」
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:第23話。[[マルコ・モラシム]]率いる水中用MS部隊への対抗策として打ち出した戦法は、'''重力下にもかかわらず航行中の戦艦を戦闘機のバレルロールのように一回転させ、上下を逆にすることで水中部隊へのゴットフリートの射線を取る'''という荒唐無稽な奇策であった。重力下であったために当然艦内は大変なことになったが、死角のはずであった艦下に位置取っていた[[グーン]]を捉えることに成功した。
 
;「自分が器じゃないことは、よく解ってるつもりよ」
 
;「自分が器じゃないことは、よく解ってるつもりよ」
 
;「大丈夫よ。解ってるわ。ナタル。いろいろあったけど、貴方にはほんと、感謝してる。貴方なら、きっと良い艦長になるわね」
 
;「大丈夫よ。解ってるわ。ナタル。いろいろあったけど、貴方にはほんと、感謝してる。貴方なら、きっと良い艦長になるわね」
:33話。軍のあるべき姿を力説した[[ナタル・バジルール|ナタル]]に対してのマリューなりの賛辞であるのだが、この言葉とは裏腹にナタルは[[ドミニオン]]の艦長となってからはマリューの言う『良い艦長』らしき場面は殆どなかった(クルーに身勝手な命令ばかりする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がいたり、クルーもアークエンジェルの時は状況が状況とはいえ対応が同じ経験の浅い下士官はおろか学生にも劣る素人同然だったため周りの環境が最悪だったことも原因だが)。
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:第33話。軍のあるべき姿を力説した[[ナタル・バジルール|ナタル]]に対してのマリューなりの賛辞であるのだが、この言葉とは裏腹にナタルは[[ドミニオン]]の艦長となってからはマリューの言う『良い艦長』らしき場面は殆どなかった(クルーに身勝手な命令ばかりする[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]がいたり、クルーもアークエンジェルの時は状況が状況とはいえ対応が同じ経験の浅い下士官はおろか学生にも劣る素人同然だったため周りの環境が最悪だったことも原因だが)。
 
:尤も、ナタル自身も果たして自分が『よい艦長』だったかも疑念を抱いていた。DESTINYでも彼女が存命ならば、副長としてマリューをサポートしていただろう。
 
:尤も、ナタル自身も果たして自分が『よい艦長』だったかも疑念を抱いていた。DESTINYでも彼女が存命ならば、副長としてマリューをサポートしていただろう。
 
;「…ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、本艦は既にその任を果たしたものと判断致します! 尚これは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には一切この判断に責任はありません!」
 
;「…ザフト軍を誘い込むのが、この戦闘の目的だと言うのなら、本艦は既にその任を果たしたものと判断致します! 尚これは、アークエンジェル艦長マリュー・ラミアスの独断であり、乗員には一切この判断に責任はありません!」
:36話。ムウからアラスカ防衛線の真意を聞かされ愕然とするも、直後に独断として離脱命令を放つ。
+
:第36話。ムウからアラスカ防衛線の真意を聞かされ愕然とするも、直後に独断として離脱命令を放つ。
 
:『第3次α』ではこの直後にブライトが代わりとなり離脱命令を発した。
 
:『第3次α』ではこの直後にブライトが代わりとなり離脱命令を発した。
 
;「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります。オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか、命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません。回避不能となれば、明後日0900、戦闘は開始されます。オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか。我々は皆、自信で判断せねばなりません。よってこれを機に艦を離れようと思う者は、今より速やかに退艦し、オーブ政府の指示に従って、避難して下さい。私のような頼りない艦長に、ここまで付いてきてくれて…ありがとう」
 
;「現在アークエンジェルは脱走艦であり、我々自身の立場も定かでない状況にあります。オーブのこの事態に際し、我々はどうするべきなのか、命ずる者もなく、また私もあなた方に対し、その権限を持ち得ません。回避不能となれば、明後日0900、戦闘は開始されます。オーブを守るべく、これと戦うべきなのか、そうではないのか。我々は皆、自信で判断せねばなりません。よってこれを機に艦を離れようと思う者は、今より速やかに退艦し、オーブ政府の指示に従って、避難して下さい。私のような頼りない艦長に、ここまで付いてきてくれて…ありがとう」
:38話。オーブ攻撃前にクルーたちへ向けて退艦の指示と感謝の言葉をかける。部下に向かって頭を下げるという艦長にあるまじき姿だが、それこそが彼女が信頼を勝ち得た証拠でもある。
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:第38話。オーブ攻撃前にクルーたちへ向けて退艦の指示と感謝の言葉をかける。部下に向かって頭を下げるという艦長にあるまじき姿だが、それこそが彼女が信頼を勝ち得た証拠でもある。
 
;「少佐は……なぜ戻ってきたのですか? JOSH-Aで……」
 
;「少佐は……なぜ戻ってきたのですか? JOSH-Aで……」
 
:同上。転属命令を蹴ってまで戻ってきた[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]に対して尋ねた際の台詞。これに対してムウは「今更聞かれるとは思わなかったぜ」と返し、マリューは理由を察した。
 
:同上。転属命令を蹴ってまで戻ってきた[[ムウ・ラ・フラガ|ムウ]]に対して尋ねた際の台詞。これに対してムウは「今更聞かれるとは思わなかったぜ」と返し、マリューは理由を察した。
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:実は、マリューは過去にモビルアーマー乗りの男性と交際していた(マリューが懐中に所持しているロケットは、それの思い出の品)。あえて「モビルアーマー乗りは嫌い」と言ったのも、交際するモビルアーマー乗りの男性が戦死してしまうことを恐れたためである。
 
:実は、マリューは過去にモビルアーマー乗りの男性と交際していた(マリューが懐中に所持しているロケットは、それの思い出の品)。あえて「モビルアーマー乗りは嫌い」と言ったのも、交際するモビルアーマー乗りの男性が戦死してしまうことを恐れたためである。
 
;「ローエングリン…! 照準…!」
 
;「ローエングリン…! 照準…!」
:49話、ムウを撃墜したドミニオンを睨み付けながら。直後、かつての副官の絶叫と共に陽電子砲が放たれ、自分達を狂わせ続けたブルーコスモスの首魁は爆炎に消える…。
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:第49話、ムウを撃墜したドミニオンを睨み付けながら。直後、かつての副官の絶叫と共に陽電子砲が放たれ、自分達を狂わせ続けたブルーコスモスの首魁は爆炎に消える…。
 
;「帰って…帰ってくるって言ったのに…」
 
;「帰って…帰ってくるって言ったのに…」
 
:最終話アバン、敵は倒したが帰ってくると約束した恋人は目の前で死に、更にかつての副官を殺めマリューはただ慟哭するしかなかった。だが、続編では…。
 
:最終話アバン、敵は倒したが帰ってくると約束した恋人は目の前で死に、更にかつての副官を殺めマリューはただ慟哭するしかなかった。だが、続編では…。
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=== SEED DESTINY ===
 
=== SEED DESTINY ===
 
;「アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアスです。貴艦の申し入れに感謝します、ありがとう。ですが、残念ながらそれを受け入れることはできません! 本艦にはまだ仕事があります! 連合かプラントか、今、また2色になろうとしている世界に、本艦はただ邪魔な色なのかもしれません! ですが、だからこそ今ここで消えるわけにはいかないのです! 願わくば、脱出を許されん事を……」
 
;「アークエンジェル艦長、マリュー・ラミアスです。貴艦の申し入れに感謝します、ありがとう。ですが、残念ながらそれを受け入れることはできません! 本艦にはまだ仕事があります! 連合かプラントか、今、また2色になろうとしている世界に、本艦はただ邪魔な色なのかもしれません! ですが、だからこそ今ここで消えるわけにはいかないのです! 願わくば、脱出を許されん事を……」
:[[タリア・グラディス|タリア]]の駆る[[ミネルバ]]と対峙し、自分達を討ちたくないタリアから投降を呼びかけられるマリューであったが、[[地球連合|連合]]か[[プラント]]のどちらかに傾倒したとしても、自分達の信念に反する道になるのを分かっていた為、タリアの誠意に感謝しながらも、マリューはその想いを拒絶する事になった。
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:[[タリア・グラディス|タリア]]の駆る[[ミネルバ]]と対峙し、自分達を討ちたくないタリアから投降を呼びかけられるマリューであったが、[[地球連合|連合]]か[[プラント]]のどちらかに傾倒したとしても、自分達の信念に反する道になるのを分かっていた為、タリアの誠意に感謝しながらも、マリューはその想いを拒絶する事になった。さらに言えば、ここで投降勧告を受け入れたとしてもデュランダルの命令で自分たちがザフトの大部隊の待ち伏せを受けた以上、いずれ彼に始末されると確信していた。
 
; 「貴方はムウじゃない。ムウじゃないんでしょ!」
 
; 「貴方はムウじゃない。ムウじゃないんでしょ!」
 
:死んだはずの恋人が全く違う名前で生きており、肉体的なデータでも本人であった。しかし、彼は自分を覚えておらず、再び失う事を恐れた彼女は敢えてムウではないと自分自身にも言い聞かせ、彼の無事を祈って背中を向けた。
 
:死んだはずの恋人が全く違う名前で生きており、肉体的なデータでも本人であった。しかし、彼は自分を覚えておらず、再び失う事を恐れた彼女は敢えてムウではないと自分自身にも言い聞かせ、彼の無事を祈って背中を向けた。
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==搭乗機体==
 
==搭乗機体==
 +
;[[ストライクガンダム]]
 +
:自身が関わったG兵器。『SEED』1・2話にて操縦するも、OSが未完成だった事もあり動かすのがやっとだった。
 
;[[アークエンジェル]]
 
;[[アークエンジェル]]
:[[アークエンジェル隊]]の旗艦。艦長であるマリューの指揮の元、[[第1次連合・プラント大戦|二つの]][[第2次連合・プラント大戦|大戦]]を戦い抜いた。
+
:[[アークエンジェル隊]]の旗艦。艦長であるマリューの指揮の元、[[第1次連合・プラント大戦|二つの]][[第2次連合・プラント大戦|大戦]]を戦い抜き、戦後は世界平和監視機構コンパスで運用される。
    
==余談==
 
==余談==
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**とはいえ'''TVアニメシリーズに限って言えば、マリュー・ラミアスは「ガンダムシリーズ初の主人公が所属する母艦の女性艦長」である'''とも言える(『F91』は劇場版アニメ、『クロスボーン』は漫画である)。
 
**とはいえ'''TVアニメシリーズに限って言えば、マリュー・ラミアスは「ガンダムシリーズ初の主人公が所属する母艦の女性艦長」である'''とも言える(『F91』は劇場版アニメ、『クロスボーン』は漫画である)。
 
**マリューの影響からか、以後のガンダムシリーズ作品では[[タリア・グラディス]](『SEED DESTINY』)、[[スメラギ・李・ノリエガ]](『00』)、[[ナトーラ・エイナス]](『AGE』)等の女性艦長や女性[[指揮官]]の割合も増えてきている。
 
**マリューの影響からか、以後のガンダムシリーズ作品では[[タリア・グラディス]](『SEED DESTINY』)、[[スメラギ・李・ノリエガ]](『00』)、[[ナトーラ・エイナス]](『AGE』)等の女性艦長や女性[[指揮官]]の割合も増えてきている。
 +
**ちなみに、[[ガンダムシリーズ]]の生みの親である富野由悠季監督には'''「あんなおっぱい大きな美人なネーちゃんが艦長なんてありえない」'''と苦言を呈されている。<ref>とはいえ、『Z』に登場するハマーン・カーン、『ZZ』に登場するエマリー・オンス、キャラ・スーンなど、美人でスタイルが良く艦長経験があるキャラは冨野監督のガンダム作品にも存在する。</ref>
 
*戦闘中における[[乳揺れ]]シーンが視聴者の印象に強く残った故か、マリューはネット上では名前をもじって'''「[[俗語・俗称|魔乳]]」'''と呼ばれる事が多い。
 
*戦闘中における[[乳揺れ]]シーンが視聴者の印象に強く残った故か、マリューはネット上では名前をもじって'''「[[俗語・俗称|魔乳]]」'''と呼ばれる事が多い。
 
**なお、「魔乳」とは本来、赤ん坊から出る母乳のような物質の事を指す言葉であり、「巨乳」「爆乳」といった胸の大きさに類する単語ではない。
 
**なお、「魔乳」とは本来、赤ん坊から出る母乳のような物質の事を指す言葉であり、「巨乳」「爆乳」といった胸の大きさに類する単語ではない。
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**特にマリューは身長170cmと女性にしては高身長なのに体重が50kgと病的な痩せ方で、BMIで適正体重を計算しても前作の63kgは丁度適正値である。彼女が軍人であり、一般人よりは鍛錬しており筋肉がついているであろう事を加味すれば、さらにもう少し体重があってもおかしくないのだが、設定段階で何か思うところが製作側にあったのだろうか……(もっとも、『SEED』最終回時に彼女の身に起きた一件を考えれば急激な痩せ方をするのも否めないが……)。
 
**特にマリューは身長170cmと女性にしては高身長なのに体重が50kgと病的な痩せ方で、BMIで適正体重を計算しても前作の63kgは丁度適正値である。彼女が軍人であり、一般人よりは鍛錬しており筋肉がついているであろう事を加味すれば、さらにもう少し体重があってもおかしくないのだが、設定段階で何か思うところが製作側にあったのだろうか……(もっとも、『SEED』最終回時に彼女の身に起きた一件を考えれば急激な痩せ方をするのも否めないが……)。
 
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』第17話においてイメージ映像ではあるが、マリュー本人がカメオ出演している。マリュー役の三石琴乃氏が主人公[[イオリ・セイ]]の母親[[イオリ・リン子]]役でレギュラー出演していたからできた芸当である。
 
*『[[ガンダムビルドファイターズ]]』第17話においてイメージ映像ではあるが、マリュー本人がカメオ出演している。マリュー役の三石琴乃氏が主人公[[イオリ・セイ]]の母親[[イオリ・リン子]]役でレギュラー出演していたからできた芸当である。
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== 脚注 ==
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<references />
    
==資料リンク==
 
==資料リンク==
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