差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
184 バイト追加 、 2023年8月4日 (金) 01:26
25行目: 25行目:  
'''ディスィーブ'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]。
 
'''ディスィーブ'''は『[[鉄のラインバレル (原作漫画版)|鉄のラインバレル]]』の[[登場メカ]]。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[JUDA]]特務室所属・[[遠藤イズナ]]の搭乗機。
+
[[JUDA]]特務室所属・[[遠藤イズナ]]、および[[遠藤シズナ]]の搭乗機。
   −
槌のような、人型とはかけ離れた外見が特徴。
+
端的に言えば'''槌が直立して浮遊している'''ような、人型とはかけ離れた外見が特徴。
   −
現存唯一の非戦闘型で、本来は他機同様の一人乗りだったが、後に複座に改修されている。ただしこれは遠藤兄弟が双子だからできることで、イズナだけでの操縦も可能。
+
現存唯一の非戦闘型。本来は他機同様の一人乗りだったが、後に複座に改修されている。遠藤姉弟が双子であることを生かし、基本操縦をシズナが担当することでイズナの負担を軽減する形になっている。イズナだけでの運用も可能。
    
両肩に当たる部分に「ナーブクラック」というケーブルを6本ずつ12本搭載しており、これを機体に突き刺すことで対象の知覚に幻覚を送り込む。たとえ幻覚と理解しても、ナーブクラックから逃れない限り解けることはない。また、ナーブクラックは味方マキナに刺して活性化させたり、自身に突き刺すなどの用法もある。特に後者の場合はイズナにかかる負担が大きいため、イズナ自身も積極的には使おうとしない。
 
両肩に当たる部分に「ナーブクラック」というケーブルを6本ずつ12本搭載しており、これを機体に突き刺すことで対象の知覚に幻覚を送り込む。たとえ幻覚と理解しても、ナーブクラックから逃れない限り解けることはない。また、ナーブクラックは味方マキナに刺して活性化させたり、自身に突き刺すなどの用法もある。特に後者の場合はイズナにかかる負担が大きいため、イズナ自身も積極的には使おうとしない。
40行目: 40行目:  
ジャミング施設破壊作戦後は引き続きヒトマキナの迎撃に当たっていたが、美海のラストライブに出席していたイズナが観客の悪意を受けて殺意を覚えた美海に共鳴したコトがきっかけで、「[[ペインキラー]]による虐殺と、イズナ'''だけ'''(=ディスィーブ自身)が殺される」という未来を見てしまった(20巻ラストの見開きはこのビジョン)ため、「死」の認識によりヒトマキナへと変質。イズナを守るために封印を解き、彼をコクピットに拘束してペインキラーから守ろうと暴れ始めた。この結果、本来起こるべき事象が上書きされ、ディスィーブによって虐殺が実行。イズナは危険因子である自身もろともに全てを終わらせるために自ら死を選択した結果、合体したペインキラーによって頭部を噛み砕かれ、機能を停止した(このことからマキナの電脳は人間と同様頭部に存在するらしいことが分かる)。この直前、道明寺の[[新型迅雷|迅雷]]に本来起こるハズだった「ペインキラーによる虐殺」のビジョンを送っている。これは[[加藤機関]]の面々に「イズナは悪くない」と伝えるためだった。なお、ペインキラーを止めようとした道明寺をナーブクラックで封じている。この時、イズナはディスィーブが自分を人質にしているのではなく、イズナを守ろうとしているだけだったことに気づいた。緊急事態のためか詳細は語られないが、一連の流れから、動きを封じなければイズナが自殺する可能性があり、封じて放置すれば精神に多大なダメージとなり破滅は不可避であることから、それならイズナの意思を汲んで全うさせようとしていたと考えられる。
 
ジャミング施設破壊作戦後は引き続きヒトマキナの迎撃に当たっていたが、美海のラストライブに出席していたイズナが観客の悪意を受けて殺意を覚えた美海に共鳴したコトがきっかけで、「[[ペインキラー]]による虐殺と、イズナ'''だけ'''(=ディスィーブ自身)が殺される」という未来を見てしまった(20巻ラストの見開きはこのビジョン)ため、「死」の認識によりヒトマキナへと変質。イズナを守るために封印を解き、彼をコクピットに拘束してペインキラーから守ろうと暴れ始めた。この結果、本来起こるべき事象が上書きされ、ディスィーブによって虐殺が実行。イズナは危険因子である自身もろともに全てを終わらせるために自ら死を選択した結果、合体したペインキラーによって頭部を噛み砕かれ、機能を停止した(このことからマキナの電脳は人間と同様頭部に存在するらしいことが分かる)。この直前、道明寺の[[新型迅雷|迅雷]]に本来起こるハズだった「ペインキラーによる虐殺」のビジョンを送っている。これは[[加藤機関]]の面々に「イズナは悪くない」と伝えるためだった。なお、ペインキラーを止めようとした道明寺をナーブクラックで封じている。この時、イズナはディスィーブが自分を人質にしているのではなく、イズナを守ろうとしているだけだったことに気づいた。緊急事態のためか詳細は語られないが、一連の流れから、動きを封じなければイズナが自殺する可能性があり、封じて放置すれば精神に多大なダメージとなり破滅は不可避であることから、それならイズナの意思を汲んで全うさせようとしていたと考えられる。
   −
なお、柘人を殺したのはイズナに命の危険があったからではなく、'''イズナに冷淡な柘人に対して殺意を抱いたシズナに感応したイズナの意志に応じたから'''である。
+
なお、柘人を殺したのはイズナに命の危険があったからではなく、シズナが柘人に殺意を抱いていたことにイズナが感応し、感応したイズナの意志にディスィーブが応じたため。
    
イメージは般若であるらしい。機体名は英語で「騙す・欺く」を意味する「deceive」から取られている。
 
イメージは般若であるらしい。機体名は英語で「騙す・欺く」を意味する「deceive」から取られている。
716

回編集

案内メニュー