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=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「私のリーオーは十分速いさ」
 
;「私のリーオーは十分速いさ」
:第1話、リーオーに乗り込みウイングガンダムを迎撃する時に。
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:第1話、[[リーオー]]に乗り込み[[ウイングガンダム]]を迎撃する時に。
 
;「今は君より私の方が冷静だ。冷静にものの判断したとき、後にどのような結果が来ようと、後悔しなくて済む」
 
;「今は君より私の方が冷静だ。冷静にものの判断したとき、後にどのような結果が来ようと、後悔しなくて済む」
:「感情のままに行動する」ヒイロとは正反対と言える価値観。でありながら後悔しなくて済む、と続くところは全く同じである。なお、発言自体はレイクビクトリア基地で敵襲を受けてトーラスを搭載した輸送機を大慌てで離陸させようとしたノインの部下に対して。
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:「感情のままに行動する」[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]とは正反対と言える価値観。でありながら後悔しなくて済む、と続くところは全く同じである。なお、発言自体はレイクビクトリア基地で敵襲を受けて[[トーラス]]を搭載した輸送機を大慌てで離陸させようとした[[ルクレツィア・ノイン|ノイン]]の部下に対して。
 
:この発言の直後に輸送機は五飛に撃ち落されてしまう。
 
:この発言の直後に輸送機は五飛に撃ち落されてしまう。
 
;「馬鹿は来る!」
 
;「馬鹿は来る!」
:第3話より。厳重な警備の中を来るような馬鹿はいないと油断していた統一連合軍のボナーバ司令の発言の後に続いた台詞。事実、この直後にガンダムの襲撃があった。
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:第3話より。厳重な警備の中を来るような馬鹿はいないと油断していた統一連合軍のボナーバ司令の発言の後に続いた台詞。事実、この直後に[[ガンダムヘビーアームズ|ガンダム]]の襲撃があった。
 
:ちなみにこの発言はシーンこそ繋いでいるが、ボナーバに向けて発言したものではなく、独り言に近い。
 
:ちなみにこの発言はシーンこそ繋いでいるが、ボナーバに向けて発言したものではなく、独り言に近い。
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[キャラクター事典]]の一言モードに収録されている。
 
:『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[キャラクター事典]]の一言モードに収録されている。
 
;「無益な抵抗は止めたまえ諸君。我々は一人でも多くの同志を必要としている。連合の時代は終わりなのだ。真の統一は我々OZがこの手で生み出さねばならん。新たな秩序を共に築こうではないか」
 
;「無益な抵抗は止めたまえ諸君。我々は一人でも多くの同志を必要としている。連合の時代は終わりなのだ。真の統一は我々OZがこの手で生み出さねばならん。新たな秩序を共に築こうではないか」
 
;「我ながら良くやる…」
 
;「我ながら良くやる…」
:OZのクーデターで制圧した地球圏統一連合のナイロビ基地の連合兵に降伏を呼びかける演説と終えた際の独り言。OZも連合も大差がない事を理解しているが故の自嘲と思われる。
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:[[OZ]]のクーデターで制圧した地球圏統一連合のナイロビ基地の連合兵に降伏を呼びかける演説と終えた際の独り言。OZも連合も大差がない事を理解しているが故の自嘲と思われる。
 
;「殺人的な加速だ!」
 
;「殺人的な加速だ!」
:トールギスのスーパーバーニアを最大まで引き出そうとした際の一言。それは如何に訓練を受けたゼクスでさえ吐血してしまうほどであった。
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:[[トールギス]]のスーパーバーニアを最大まで引き出そうとした際の一言。それは如何に訓練を受けたゼクスでさえ吐血してしまうほどであった。
 
;「死ぬな…このままでは」
 
;「死ぬな…このままでは」
 
:上記の後、自分を鼓舞して再度スーパーバーニアを最大まで引き出した直後の直感。この直後に加速こそ抑えたのものの、二度目の吐血は避けられなかった。
 
:上記の後、自分を鼓舞して再度スーパーバーニアを最大まで引き出した直後の直感。この直後に加速こそ抑えたのものの、二度目の吐血は避けられなかった。
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:トールギスを駆り、ウイングガンダムとの再戦に臨んだ際の台詞。
 
:トールギスを駆り、ウイングガンダムとの再戦に臨んだ際の台詞。
 
;(この時代が狂わせたのか…)<br />(…いや、こいつらに力を持つ資格などないッ!)<br />「馬鹿どもがぁぁぁぁぁっ!!」
 
;(この時代が狂わせたのか…)<br />(…いや、こいつらに力を持つ資格などないッ!)<br />「馬鹿どもがぁぁぁぁぁっ!!」
:投降を受け入れた地球圏統一連合残党の兵士達を「過去の遺物」「時代の流れに逆らった愚か者を粛清する」と称して虐殺する[[アレックス (ガンダムW)|アレックス]]と[[ミュラー]]の非道に激怒し、ミュラーのエアリーズを撃破した後、アレックスの乗るキャンサーごと八つ裂きにする時に。トールギスの出力も相まって印象的な場面である。
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:投降を受け入れた地球圏統一連合残党の兵士達を「過去の遺物」「時代の流れに逆らった愚か者を粛清する」と称して虐殺する[[アレックス (ガンダムW)|アレックス]]と[[ミュラー]]の非道に激怒し、ミュラーの[[エアリーズ]]を撃破した後、アレックスの乗る[[キャンサー]]ごと八つ裂きにする時に。トールギスの出力も相まって印象的な場面である。
 
;「アレックスとミュラーの件に関する報告書だ。こいつをノインの所に送ってやれ」<br />整備兵「ノイン特尉に?」<br />「伝えておけ、技術しか教えることのできなかった、そのミスを反省しろとな」<br />整備兵「し、しかし…」<br />「戦争とは非情なものなのだよ」
 
;「アレックスとミュラーの件に関する報告書だ。こいつをノインの所に送ってやれ」<br />整備兵「ノイン特尉に?」<br />「伝えておけ、技術しか教えることのできなかった、そのミスを反省しろとな」<br />整備兵「し、しかし…」<br />「戦争とは非情なものなのだよ」
 
:同話での戦闘の後、整備兵に対して教え子の「やんちゃ」の顛末を記した報告書を渡しながら。
 
:同話での戦闘の後、整備兵に対して教え子の「やんちゃ」の顛末を記した報告書を渡しながら。
 
;「私はこういう体裁をこの戦いで吐き捨てたいのだ!」
 
;「私はこういう体裁をこの戦いで吐き捨てたいのだ!」
:第16話における北極での決闘で。ヒイロに対してどうしても騎士道的な決闘での決着に固執する己の在り方について苛立ち、兵士としての戦いに徹しきれない自分にここで完全にケリを付けるつもりだったのであるがこの時はリリーナの乱入で水入りとなった。
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:第16話における[[北極]]での決闘で。ヒイロに対してどうしても騎士道的な決闘での決着に固執する己の在り方について苛立ち、兵士としての戦いに徹しきれない自分にここで完全にケリを付けるつもりだったのであるがこの時は[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]の乱入で水入りとなった。
 
;「私の命の見積もりが甘かったことを証明して見せなければな」
 
;「私の命の見積もりが甘かったことを証明して見せなければな」
:財団に取り入ろうとする連合残党の[[エアリーズ]]50機に[[キャンサー]]20機を相手にしろというトレーズの試練に真っ向から相手にする。
+
:[[ロームフェラ財団|財団]]に取り入ろうとする連合残党のエアリーズ50機にキャンサー20機を相手にしろという[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]の試練に真っ向から相手にする。
 
;「トレーズ…そんなに付きまとうな。過剰な期待にこたえたくなるではないか。元同志のよしみ…仮面砕けるまでの付き合いだぞ!」
 
;「トレーズ…そんなに付きまとうな。過剰な期待にこたえたくなるではないか。元同志のよしみ…仮面砕けるまでの付き合いだぞ!」
 
:上記の台詞から、徐々に追い込まれていき、終に仮面が割れてしまう。
 
:上記の台詞から、徐々に追い込まれていき、終に仮面が割れてしまう。
 
;「すまない、トレーズ…私は君の友人にはなれない…」
 
;「すまない、トレーズ…私は君の友人にはなれない…」
 
:完全に仮面が割れ、自嘲気に微笑んだ時に。
 
:完全に仮面が割れ、自嘲気に微笑んだ時に。
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;「何故、戦いから逃げる?モビルドールは、戦士に戦い方さえも忘れさせるものなのか!?それとも、この私の考えが既に古いものなのか…?」
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:第34話で、自身の駆るトールギスの襲撃に遭うや否や逃げ出す[[OZ兵]]のトーラスを追いながら。この直後、布陣していた[[モビルドール|MD]]トーラスの大部隊に出くわすのだが、まさにこういったモビルドールに依存しきった戦い方をする兵士達への嘆息であろう。
 
;「トールギスよ、お前のおかげで、私はここまで戦ってこれた!心から感謝している。お前と別れるのは忍びない…。しかし、今は戦い抜くことが先決なのだ!さらばだ、トールギス…! 我が愛機よ、安らかに眠れ…」
 
;「トールギスよ、お前のおかげで、私はここまで戦ってこれた!心から感謝している。お前と別れるのは忍びない…。しかし、今は戦い抜くことが先決なのだ!さらばだ、トールギス…! 我が愛機よ、安らかに眠れ…」
:ウイングガンダムゼロを手に入れる際にトールギスを犠牲にした時の台詞。彼の機体への思い入れが感じ取れる。
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:[[ウイングガンダムゼロ]]を手に入れる際にトールギスを犠牲にした時の台詞。彼の機体への思い入れが感じ取れる。
;「トレーズ、君とは違う道を選んだつもりだったが、今はこのエピオンを使わせてもらう」
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;「素晴らしい!この反応速度!この戦闘能力!」
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:初めてウイングゼロに乗って戦闘した際の台詞。トールギスでさえ敵わなかったMDトーラスの部隊を一瞬で壊滅させてしまうウイングゼロの強さは、流石のゼクスも惚れ惚れする程のものであった。
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;「トレーズ、君とは違う道を選んだつもりだったが、今はこの[[ガンダムエピオン|エピオン]]を使わせてもらう」
 
:
 
:
 
;「完全平和を実現するためには条件がある」<br />「ひとつはすべての兵器を排除すること…もうひとつは人々の心から、戦う意志を取り除くことだ!」<br />「リーブラを落とす!この行動しか、完全平和への道はない!!」
 
;「完全平和を実現するためには条件がある」<br />「ひとつはすべての兵器を排除すること…もうひとつは人々の心から、戦う意志を取り除くことだ!」<br />「リーブラを落とす!この行動しか、完全平和への道はない!!」
:TV版最終回、[[リーブラ]]での最終決戦時にヒイロと対峙して。ゼクスこの台詞に対し、ヒイロは「地球を失った人々はお前を憎み、コロニーはお前に頼る。お前がいる限り、同じ過ちが何度も繰り返される!」と真っ向から否定し、最後の決闘に挑む。
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:TV版最終回、[[リーブラ]]での最終決戦時にヒイロと対峙して。ゼクスこの台詞に対し、ヒイロは「地球を失った人々はお前を憎み、[[コロニー]]はお前に頼る。お前がいる限り、同じ過ちが何度も繰り返される!」と真っ向から否定し、最後の決闘に挑む。
 
;「いやまだだ! 私はまだ、自分を弱者と認めていない!!」
 
;「いやまだだ! 私はまだ、自分を弱者と認めていない!!」
 
:TV版[[リーブラ]]での最終決戦で、ヒイロは弱者こそが弱いものを守れると信じているのに対し、ゼクスは強者の存在こそが弱いものを守れると信じている。
 
:TV版[[リーブラ]]での最終決戦で、ヒイロは弱者こそが弱いものを守れると信じているのに対し、ゼクスは強者の存在こそが弱いものを守れると信じている。
 
;「お前は純粋すぎる、そして優しすぎる。しかし、そうでなければ生きる資格がないということか…」<br />「ならば私は、どこまでも生き抜いてみせる! 誰よりも強く、戦士としてな!…また会おう、ヒイロ!」
 
;「お前は純粋すぎる、そして優しすぎる。しかし、そうでなければ生きる資格がないということか…」<br />「ならば私は、どこまでも生き抜いてみせる! 誰よりも強く、戦士としてな!…また会おう、ヒイロ!」
:[[リーブラ]]の動力炉を破壊した際の最後の独白。ゼクスとして、ミリアルドとして人生を流転した男は、最後は自分を戦士と評し、「また会おう!」という言葉を残して表舞台から去る。<br />なお、言い回しは違うが直前に自爆してでもリーブラ破壊を試みようとするヒイロに対して「お前は優しすぎる。そうでなければ生きる資格がないと言う事か」と言っている事から、レイモンド・チャンドラーの小説作品に登場する探偵、フィリップ・マーロウの「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きる資格はない」という台詞を踏まえての発言かもしれない。
+
:リーブラの動力炉を破壊した際の最後の独白。ゼクスとして、ミリアルドとして人生を流転した男は、最後は自分を戦士と評し、「また会おう!」という言葉を残して表舞台から去る。<br />なお、言い回しは違うが直前に自爆してでもリーブラ破壊を試みようとするヒイロに対して「お前は優しすぎる。そうでなければ生きる資格がないと言う事か」と言っている事から、レイモンド・チャンドラーの小説作品に登場する探偵、フィリップ・マーロウの「強くなくては生きていけない。優しくなければ生きる資格はない」という台詞を踏まえての発言かもしれない。
 
:なお、「また会おう!」と言っているものの、この後続編でもヒイロとは直接会う場面はない。
 
:なお、「また会おう!」と言っているものの、この後続編でもヒイロとは直接会う場面はない。
    
=== Endless Waltz ===
 
=== Endless Waltz ===
 
;「私にもコードネームを頂きたいのです。さしずめ『火消しの風』、『ウィンド』とでも名乗らせていただきましょうか」
 
;「私にもコードネームを頂きたいのです。さしずめ『火消しの風』、『ウィンド』とでも名乗らせていただきましょうか」
:Endless Waltz第1話にて、レディ・アンの部屋に入り名乗る際に。初登場時はシルエットとして映し出されており、「謎の男」としてエンディングクレジットに表示されたが、(キャストが子安武人氏だと明記されていたこともあり)視聴者にとっては正体バレバレである。また、どうも敵対者にはゼクスとしか呼んでもらえないようで(TV版でミリアルドを名乗っていてもヒイロにはゼクス呼ばわりされた)、今回もデキムにはすぐにゼクスと言われてしまった。
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:Endless Waltz第1話にて、[[レディ・アン]]の部屋に入り名乗る際に。初登場時はシルエットとして映し出されており、「謎の男」としてエンディングクレジットに表示されたが、(キャストが子安武人氏だと明記されていたこともあり)視聴者にとっては正体バレバレである。また、どうも敵対者にはゼクスとしか呼んでもらえないようで(TV版でミリアルドを名乗っていてもヒイロにはゼクス呼ばわりされた)、今回も[[デキム・バートン|デキム]]にはすぐにゼクスと言われてしまった。
 
;「私の読みが正しかったな。平和になじめない男も、少しは役に立つという事だ」
 
;「私の読みが正しかったな。平和になじめない男も、少しは役に立つという事だ」
 
:戦士としてけじめを付けるべく、再び戦場に舞い戻った。
 
:戦士としてけじめを付けるべく、再び戦場に舞い戻った。
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:デキムとのやり取りおいて、自分が残した後始末を付ける。
 
:デキムとのやり取りおいて、自分が残した後始末を付ける。
 
;「平和を望む者たちだ。このままマリーメイアの独裁を許すような地球なら、第2のミリアルド・ピースクラフトを生み出す事になる!!」
 
;「平和を望む者たちだ。このままマリーメイアの独裁を許すような地球なら、第2のミリアルド・ピースクラフトを生み出す事になる!!」
:武力による支配をもくろむマリーメイアに民衆が恐れるあまり屈すれば、いずれ人類に失望してかつての自分と同じ過ちを犯そうとする者が現れてしまうと危機感を覚えた台詞。
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:武力による支配をもくろむ[[マリーメイア・クシュリナーダ|マリーメイア]]に民衆が恐れるあまり屈すれば、いずれ人類に失望してかつての自分と同じ過ちを犯そうとする者が現れてしまうと危機感を覚えた台詞。
 
;「これでいい…これでまた、希望を捨てずにすむ」
 
;「これでいい…これでまた、希望を捨てずにすむ」
 
:人々が平和を自ら切望した姿を見て、ゼクスは安心感を覚える。そして、再び表舞台からも裏舞台からも姿を消すこととなる。
 
:人々が平和を自ら切望した姿を見て、ゼクスは安心感を覚える。そして、再び表舞台からも裏舞台からも姿を消すこととなる。
 
;「リリーナがやろうとしていることだ。無茶に決まっている。だから、死んだはずの人間がしなければならない」
 
;「リリーナがやろうとしていることだ。無茶に決まっている。だから、死んだはずの人間がしなければならない」
:ラスト。火星のテラフォーミングプロジェクトに向かう途上、ノインから「テラフォーミングプロジェクトはまだ実現段階ではありませんが」と問われたときにこう返す。この後に、「ノイン、こんな私に……(付き合わなくていいんだぞ)」と問い返すが、最愛の人は、苦笑して、「同じことを二度言わせないでください」と返すのだった。なお、この「同じこと」とは、サーペントとの闘いの中で言った、「二年も待ったんです。もう、待つのはごめんです」という言葉のこと。
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:ラスト。火星のテラフォーミングプロジェクトに向かう途上、ノインから「テラフォーミングプロジェクトはまだ実現段階ではありませんが」と問われたときにこう返す。この後に、「ノイン、こんな私に……(付き合わなくていいんだぞ)」と問い返すが、最愛の人は、苦笑して、「同じことを二度言わせないでください」と返すのだった。なお、この「同じこと」とは、[[サーペント (ガンダムW)|サーペント]]との闘いの中で言った、「二年も待ったんです。もう、待つのはごめんです」という言葉のこと。
    
=== コミック版 ===
 
=== コミック版 ===
 
;「この戦いには多くの人間をまきこまねばならないのだ。 キミとの決着はそのあとの話。 人類は戦わなければ戦いの愚かさがわからんのだ、それを知らしめる!!」<br />「この役、本来はわたしとコロニーの英雄の名を継いだキミとでなすべきこと。 今からでもよい、わたしの同士となれ」<br />「かつて、コロニー指導者ヒイロ・ユイはサンクキングダムのピースクラフト王とともに、完全平和主義をとなえた」<br />「ひとりは宇宙で、ひとりは地球で――― その意志をつぐ者がこの時代にも必要なのだ」
 
;「この戦いには多くの人間をまきこまねばならないのだ。 キミとの決着はそのあとの話。 人類は戦わなければ戦いの愚かさがわからんのだ、それを知らしめる!!」<br />「この役、本来はわたしとコロニーの英雄の名を継いだキミとでなすべきこと。 今からでもよい、わたしの同士となれ」<br />「かつて、コロニー指導者ヒイロ・ユイはサンクキングダムのピースクラフト王とともに、完全平和主義をとなえた」<br />「ひとりは宇宙で、ひとりは地球で――― その意志をつぐ者がこの時代にも必要なのだ」
:以上、コミックボンボン版より。この台詞でヒイロはゼクスとトレーズの真意が『完全平和のために互いの戦力を消滅させることにある』と知り、「OZの仕官らしい発想だ」と述べる。また、「同士となれ」という台詞はシャアが1stで言っていた台詞のオマージュとも言えなくはない。
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:以上、コミックボンボン版より。この台詞でヒイロはゼクスとトレーズの真意が『完全平和のために互いの戦力を消滅させることにある』と知り、「OZの仕官らしい発想だ」と述べる。また、「同士となれ」という台詞は[[シャア・アズナブル|シャア]]が[[機動戦士ガンダム|1st]]で言っていた台詞のオマージュとも言えなくはない。
 
;「ヒイロ――ノイン――わたしに優しい心を思いださせてくれて感謝する。 だが、わたしは悪魔になろう。 戦争のおろかさを人々に見せるために」<br />「一つでも多くの兵器を破壊する。 このG(ガンダム)エピオンで!!」
 
;「ヒイロ――ノイン――わたしに優しい心を思いださせてくれて感謝する。 だが、わたしは悪魔になろう。 戦争のおろかさを人々に見せるために」<br />「一つでも多くの兵器を破壊する。 このG(ガンダム)エピオンで!!」
:コミックボンボン版より。ヒイロに真意とリリーナの位置を伝えた後、ゼクスの役に立ちたいと望むノインの思いを受け止めながら、彼女をリリーナの方へと向かわせた後、この台詞を言い、トレーズ率いるMS軍を迎え撃つ。
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:コミックボンボン版より。ヒイロに真意とリリーナの位置を伝えた後、ゼクスの役に立ちたいと望むノインの思いを受け止めながら、彼女をリリーナの方へと向かわせた後、この台詞を言い、トレーズ率いる[[MS]]軍を迎え撃つ。
 
;「ゼロシステムなど無用!」<br />「そう! これは機械などには理解できぬ決闘。 キミとわたしの問題だからな」
 
;「ゼロシステムなど無用!」<br />「そう! これは機械などには理解できぬ決闘。 キミとわたしの問題だからな」
:コミックボンボン版最終回より。[[リーブラ]]での最後の決闘の最中、ウイングゼロとエピオンのゼロシステムが同時に停止する。ヒイロは「オレたちの行動は無意味だとシステムが判断したのだろう―――」と悟る。しかし、ゼクスはこの台詞と共にメットを外し、『ホワイトファング総帥』ミリアルド・ピースクラフトとしてではなく、OZの『ライトニングカウント(閃光の伯爵)』ゼクス・マーキスとして仮面を被り決闘に挑む。それは決して悪あがきではなく、騎士としての矜持の表れだったのかもしれない。
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:コミックボンボン版最終回より。リーブラでの最後の決闘の最中、ウイングゼロとエピオンの[[ゼロシステム]]が同時に停止する。ヒイロは「オレたちの行動は無意味だとシステムが判断したのだろう―――」と悟る。しかし、ゼクスはこの台詞と共にメットを外し、『[[ホワイトファング]]総帥』ミリアルド・ピースクラフトとしてではなく、OZの『ライトニングカウント(閃光の伯爵)』ゼクス・マーキスとして仮面を被り決闘に挑む。それは決して悪あがきではなく、[[騎士]]としての矜持の表れだったのかもしれない。
 
;「コロニーと地球が一つにまとまる時代が今、始まる――」<br />「これでわたしの役目も終わった……」
 
;「コロニーと地球が一つにまとまる時代が今、始まる――」<br />「これでわたしの役目も終わった……」
:同じく、コミックボンボン版最終回より。決闘の末、ヒイロに敗れ去り、仮面が砕かれるゼクス。コロニー代表団の宣言を聞いた後、新たなる平和な時代が訪れることを確信したゼクスは安堵の笑みを浮かべる。「戦士」であることにこだわり消えたアニメ本編最終回と異なる展開となっている。<br />しかし、リーブラが地球に落ちそうな状況(=地球滅亡の危機)でこの台詞はあまり周りが見えていない気がしなくもない(直後にヒイロに「まだ終わっていない。リーブラを破壊するのが俺達の任務」と突っ込まれている)。
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:同じく、コミックボンボン版最終回より。決闘の末、ヒイロに敗れ去り、仮面が砕かれるゼクス。コロニー代表団の宣言を聞いた後、新たなる平和な時代が訪れることを確信したゼクスは安堵の笑みを浮かべる。「戦士」であることにこだわり消えたアニメ本編最終回と異なる展開となっている。<br />しかし、リーブラが[[地球]]に落ちそうな状況(=地球滅亡の危機)でこの台詞はあまり周りが見えていない気がしなくもない(直後にヒイロに「まだ終わっていない。リーブラを破壊するのが俺達の任務」と突っ込まれている)。
 
;「その命令を続けるつもりなら――ここであなたを殺す」<br />「MDを使えば、WFと同じおろかな過ちを繰り返すだけだ―――」
 
;「その命令を続けるつもりなら――ここであなたを殺す」<br />「MDを使えば、WFと同じおろかな過ちを繰り返すだけだ―――」
:コミックボンボン版『EW』第4話より(ノベライズ版でも同様の場面が存在)。プリベンター司令部でトールギスIIIの整備を終えたのを確認したゼクスはたった一機で470機のサーペントを迎え撃とうとするが、これに対しレディ・アンは資源衛星ウルカヌス(『BATTLEFIELD OF PACCIFIST』(SRW未参戦)に登場)に格納されているMDビルゴを再起動させると提案する。彼女に対し、ゼクスはかつての自分を戒めるかのようにこの台詞を吐き、一人出撃するのだった。<br />余談だが、この場面でゼクスに報告したプリベンターの一員としてガンダムW公式外伝「G-UNIT」(SRW未参戦)のキャラクターであるディック・ヒガサキが登場(本人なのかそっくりさんなのかは不明)している。一方でノベライズ版ではディックではなく、テレビシリーズに登場したメーザー(SRW未登場)が登場する。
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:コミックボンボン版『EW』第4話より(ノベライズ版でも同様の場面が存在)。[[プリベンター]]司令部で[[トールギスIII]]の整備を終えたのを確認したゼクスはたった一機で470機のサーペントを迎え撃とうとするが、これに対しレディ・アンは資源衛星ウルカヌス(『BATTLEFIELD OF PACCIFIST』(SRW未参戦)に登場)に格納されているMD[[ビルゴ]]を再起動させると提案する。彼女に対し、ゼクスはかつての自分を戒めるかのようにこの台詞を吐き、一人出撃するのだった。<br />余談だが、この場面でゼクスに報告したプリベンターの一員としてガンダムW公式外伝「G-UNIT」(SRW未参戦)のキャラクターであるディック・ヒガサキが登場(本人なのかそっくりさんなのかは不明)している。一方でノベライズ版ではディックではなく、テレビシリーズに登場したメーザー(SRW未登場)が登場する。
    
=== 他媒体 ===
 
=== 他媒体 ===
 
;「閣下!」「トレェーズゥゥ!」<br />「ノインのスリーサイズなら知っている」<br />「いいや信用できん!リリーナは…リリーナはあんなに強く賢く美しいのだ! 2人きりでいて変な気を起こさないはずがないのだ!」
 
;「閣下!」「トレェーズゥゥ!」<br />「ノインのスリーサイズなら知っている」<br />「いいや信用できん!リリーナは…リリーナはあんなに強く賢く美しいのだ! 2人きりでいて変な気を起こさないはずがないのだ!」
:ボイスカセット『シークレットオペレーション』における迷言。トレーズとの対話において彼の不可解な言動への怒りの叫び。名前呼びは2回言うが、アクセントが異なる。3行目はリリーナとの関係を「そんなこと」と評したヒイロに怒りを向け、発した一言。その内容からカトルに影でシスコンと言われてしまう羽目に……。しかし、ノインのスリーサイズまで知っている関係だったとは……。
+
:ボイスカセット『シークレットオペレーション』における迷言。トレーズとの対話において彼の不可解な言動への怒りの叫び。名前呼びは2回言うが、アクセントが異なる。3行目はリリーナとの関係を「そんなこと」と評したヒイロに怒りを向け、発した一言。その内容から[[カトル・ラバーバ・ウィナー|カトル]]に影で'''シスコン'''と言われてしまう羽目に……。しかし、ノインのスリーサイズまで知っている関係だったとは……。
 
;「行け!ヒイロ!」<br />ヒイロ「すまない」「死ぬなよ!」<br />「貴様も!」
 
;「行け!ヒイロ!」<br />ヒイロ「すまない」「死ぬなよ!」<br />「貴様も!」
 
:アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズの出撃ムービーにおけるセリフ。ヒイロのウイングゼロと背中合わせになってのローリングバスターライフルでトーラスを蹴散らした後、大気圏に突入するヒイロの援護のために残ってトールギスIIIのヒートロッドで敵を蹴散らしつつ奮戦する熱い展開となっている。
 
:アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズの出撃ムービーにおけるセリフ。ヒイロのウイングゼロと背中合わせになってのローリングバスターライフルでトーラスを蹴散らした後、大気圏に突入するヒイロの援護のために残ってトールギスIIIのヒートロッドで敵を蹴散らしつつ奮戦する熱い展開となっている。

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