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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| タイトル = プロフィール
| 種族 = 地球人([[Xラウンダー]])
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| 種族 = [[種族::地球人]]([[Xラウンダー]])
| 性別 = 男
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| 出身 = [[スペースコロニー]]「オーヴァン」
 
| 出身 = [[スペースコロニー]]「オーヴァン」
 
| 年齢 =  
 
| 年齢 =  
*7歳(プロローグ)
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*[[年齢::7]]歳(プロローグ)
*14歳(フリット編)
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*[[年齢::14]]歳(フリット編)
*22歳(青年フリット編)
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*[[年齢::22]]歳(青年フリット編)
 
*39~40歳(アセム編)
 
*39~40歳(アセム編)
*63歳(キオ編・三世代編)
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*[[年齢::63]]歳(キオ編・三世代編)
 
*没(エピローグ)
 
*没(エピローグ)
| 身長 = 147cm(フリット編)<br/>189cm(アセム編以降)
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| 身長 = [[身長::147 cm]](フリット編)<br/>[[身長::189 cm]](アセム編以降)
 
| 所属 =  
 
| 所属 =  
 
*[[民間人]](フリット編・キオ編)
 
*[[民間人]](フリット編・キオ編)
 
*地球連邦軍(アセム編・三世代編)
 
*地球連邦軍(アセム編・三世代編)
| 階級 = 中将(アセム編)
+
| 役職 = [[役職::隊長]](青年フリット編)<br/>[[役職::総司令官]](アセム編)<br/>退役(キオ編)
| 役職 = 隊長(青年フリット編)<br/>総司令官(アセム編)<br/>退役(キオ編)
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| 階級 = [[階級::中将]](アセム編)
 
}}
 
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'''フリット・アスノ'''は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の[[主人公]]の一人。
 
'''フリット・アスノ'''は『[[機動戦士ガンダムAGE]]』の[[主人公]]の一人。
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:エミリーの祖父で、後に義理の祖父となる。ガンダムAGE-1開発を支援した。
 
:エミリーの祖父で、後に義理の祖父となる。ガンダムAGE-1開発を支援した。
 
:ちなみに関係はかなりフランクなのか、名前を呼び捨てで呼んでいる。
 
:ちなみに関係はかなりフランクなのか、名前を呼び捨てで呼んでいる。
;[[アセム・アスノ]]
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;[[キャプテン・アッシュ|アセム・アスノ / キャプテン・アッシュ]]
 
:息子。親子仲自体は良好ではあるが、優秀な父へのコンプレックスとフリットの[[性格]]故にやや冷めた関係でもあった。
 
:息子。親子仲自体は良好ではあるが、優秀な父へのコンプレックスとフリットの[[性格]]故にやや冷めた関係でもあった。
:アセムが[[キャプテン・アッシュ]]として活動するようになった後には、方針の違いで対立する。
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:アセムがキャプテン・アッシュとして活動するようになった後には、方針の違いで対立する。
 
;[[ユノア・アスノ]]
 
;[[ユノア・アスノ]]
 
:娘。アニメ本編では純粋に良き父親と慕われている。キオ編では高齢ゆえに思考が硬直化してしまったフリットを諭す事も。
 
:娘。アニメ本編では純粋に良き父親と慕われている。キオ編では高齢ゆえに思考が硬直化してしまったフリットを諭す事も。
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:しかしながら、小説版第5巻にてキオが批判したとおり、フリットとイゼルカントの両名は「過去にとらわれ、過去を言い訳にして、憎悪と哀しみだけを広げている」者同士であり、'''「同じコインの裏表」の関係であった'''とも言える。
 
:しかしながら、小説版第5巻にてキオが批判したとおり、フリットとイゼルカントの両名は「過去にとらわれ、過去を言い訳にして、憎悪と哀しみだけを広げている」者同士であり、'''「同じコインの裏表」の関係であった'''とも言える。
 
;[[GUNDAM:デシル・ガレット|デシル・ガレット]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:デシル・ガレット|デシル・ガレット]](SRW未登場)
:フリット編において敵対関係となる。AGE-1を強奪するなど数多くの煮え湯を飲まされる事となる。しかし、アセム編においては戦闘経験を積んだフリットの敵では無かった。
+
:フリットが最初に顔合わせしたヴェイガン。
:デシルは、ユリンおよびウルフを死亡させた元凶であり、フリットにとって「不倶戴天の怨敵」と言える存在である。ただし、長年の戦いを経たアセム編の時点ではフリットの復讐はヴェイガン全体を対象としており、デシル個人に対してはことさら強い執着を持ってはいなかった(むしろデシル側のみがフリットに一方的に固執し続けていた)。事実、最期はフリットではなく息子アセムによって引導を渡された。
+
:フリット編ではXラウンダーの力を誇り、操縦技術の差を見せつけるも後に敗北。仕返しとして、フリットと親しいXラウンダーのユリン・ルシェルを利用して、フリットを苦しめるがユリンの死で力を高めたフリットに敗北。フリットより幼い子供だったがゆえ、トドメまでは刺されなかったもののこの情けがデシルをより歪ませることになる。
:結果的に、'''フリットが殲滅主義者と化す一因となり、結果的に[[地球]]と[[ヴェイガン]]との和平を困難にした遠因を作った'''罪作りな人物と言えよう。
+
:アセム編では青年の姿で登場。幼少時の残忍ながらも無邪気な人物から一転して、好戦的で陰湿となっている。しかし、フリットとは力関係も逆転し、フリットの憎悪がヴェイガン全体に広がっているために宿敵になり損ね、最終的にはフリットの息子のアセムに討たれた。だが、その直前にウルフがデシルとの戦いで戦死したためにフリットはデシル関連でまたもや大事な人を喪う羽目になった。
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:結果的に'''フリットが殲滅主義者と化す一因となり、[[地球]]と[[ヴェイガン]]との和平を困難にした遠因を作った'''罪作りな人物と言えよう。
 
;[[GUNDAM:ギーラ・ゾイ|ギーラ・ゾイ]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ギーラ・ゾイ|ギーラ・ゾイ]](SRW未登場)
 
:フリット編に登場。フリットが誕生した日に起きたヴェイガンによる[[スペースコロニー]]襲撃事件の主犯格である。
 
:フリット編に登場。フリットが誕生した日に起きたヴェイガンによる[[スペースコロニー]]襲撃事件の主犯格である。
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;[[GUNDAM:ドール・フロスト|ドール・フロスト]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ドール・フロスト|ドール・フロスト]](SRW未登場)
 
:青年フリット編の「アーシュランス戦役」にてフリットと交戦。
 
:青年フリット編の「アーシュランス戦役」にてフリットと交戦。
   
;[[フラム・ナラ]]
 
;[[フラム・ナラ]]
 
:彼女自体に特に強い因縁(強いて言えば、青年フリット編にて彼女の実兄ドール・フロストを交戦したことか)は持たないが、実戦経験不足の新兵と見抜く。
 
:彼女自体に特に強い因縁(強いて言えば、青年フリット編にて彼女の実兄ドール・フロストを交戦したことか)は持たないが、実戦経験不足の新兵と見抜く。
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:第8話より。UEによってザラム、エウバ両陣営は多くの犠牲者を出してしまった。フリットは本当に倒すべき敵は何なのかを示し、結束を促す。本物の戦争、そして世界がUEの脅威に晒されているという現実を知った両陣営も同調し、フリット達ディーヴァに協力する。
 
:第8話より。UEによってザラム、エウバ両陣営は多くの犠牲者を出してしまった。フリットは本当に倒すべき敵は何なのかを示し、結束を促す。本物の戦争、そして世界がUEの脅威に晒されているという現実を知った両陣営も同調し、フリット達ディーヴァに協力する。
 
:そしてこのフリットの行動が、[[伏線|物語の最終局面において重要な意味を持つ事になる。]]
 
:そしてこのフリットの行動が、[[伏線|物語の最終局面において重要な意味を持つ事になる。]]
;デシル「意味なんてないよ。''盛り上げてくれる遊び道具が一つ減っただけさ!''」<BR/>「命は……オモチャじゃないんだぞおおおおおっ!!」
+
;「デシル…なぜユリンを…なぜユリンが死ななくちゃならないんだ…」<br />デシル「意味なんてないよ。''盛り上げてくれる遊び道具が一つ減っただけさ!''」<BR/>「命は……オモチャじゃないんだぞおおおおおっ!!」
 
:第14話より。[[ユリン・ルシェル|ユリン]]を死に追いやり、その命を軽んじるデシルへ対して激昂。圧倒的な力でデシルを撃破へと追い詰める。デシルのこの発言でフリットがここから半世紀近くに渡って過激な殱滅思想を抱く結果になったと考えれば、ある意味全ての元凶とも言える場面である…。
 
:第14話より。[[ユリン・ルシェル|ユリン]]を死に追いやり、その命を軽んじるデシルへ対して激昂。圧倒的な力でデシルを撃破へと追い詰める。デシルのこの発言でフリットがここから半世紀近くに渡って過激な殱滅思想を抱く結果になったと考えれば、ある意味全ての元凶とも言える場面である…。
:なお、フリットは(ユリンの仇敵とはいえ)デシルが7歳という年少者だった故か、[[トドメ演出|トドメ]]を刺す事はできなかった。
+
:なお、フリットは(ユリンの仇敵とはいえ)デシルが7歳という年少者だった故か、[[トドメ演出|トドメ]]を刺す事はできなかった。だが、結果としてアセム編にてこの時のツケが回ってしまう事となる…。
;「何が救世主だ! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
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;「何が救世主だ…! ユリンさえ救えないなんて…。僕は…僕はああああああああっ!!」
 
:デシルを撃破後、心を通わせた一人の少女すら守れなかった事に対しての慟哭。この時から、フリットはUEへの憎しみ、そして無力な自分をへの怒りを募らせていく事となる…。
 
:デシルを撃破後、心を通わせた一人の少女すら守れなかった事に対しての慟哭。この時から、フリットはUEへの憎しみ、そして無力な自分をへの怒りを募らせていく事となる…。
 
;「お前達は人間じゃない! どんな姿をしてようと人間なんかじゃない! 罪の無い人達を巻き込んで、母さんだって…ユリンだって…お前達が殺したんだ!!」
 
;「お前達は人間じゃない! どんな姿をしてようと人間なんかじゃない! 罪の無い人達を巻き込んで、母さんだって…ユリンだって…お前達が殺したんだ!!」
 
:フリット編の最終話である第15話より。UEと呼ばれた[[ヴェイガン]]の正体が自分達と同じ人間である事実を知った直後の台詞。
 
:フリット編の最終話である第15話より。UEと呼ばれた[[ヴェイガン]]の正体が自分達と同じ人間である事実を知った直後の台詞。
;「なるんだ…! UEを倒して…僕が救世主になる!」
+
:このフリットの台詞は以降も一貫したスタンスであり、後述するように彼らを人間扱いしない台詞は数多存在する。
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;「ユリン…。結局何も出来なかった…。ユリンの事も守れなかった…救世主になって、みんなを守るって誓ったのに…」<br />「なるんだ…! UEを倒して…僕が救世主になる!」
 
:宇宙要塞アンバットでの戦い(いわゆる「コウモリ退治戦役」)の終結後、フリットはユリンら大切な人達を喪った悲しみを振り払い、再び「救世主」になる決意を固めた。胸にUE(ヴェイガン)に対する復讐心を抱いて…。
 
:宇宙要塞アンバットでの戦い(いわゆる「コウモリ退治戦役」)の終結後、フリットはユリンら大切な人達を喪った悲しみを振り払い、再び「救世主」になる決意を固めた。胸にUE(ヴェイガン)に対する復讐心を抱いて…。
 
:そんなフリットを[[エミリー・アモンド|エミリー]]は、遠くから見守る事しか出来なかった。フリット編における彼の最後の台詞である。
 
:そんなフリットを[[エミリー・アモンド|エミリー]]は、遠くから見守る事しか出来なかった。フリット編における彼の最後の台詞である。
    
=== 第二部・アセム編 ===
 
=== 第二部・アセム編 ===
;(お前には味わって欲しくない、大切な者を守れない悔しさを)
+
;(始まってしまった…これが私たちの宿命なのだ。お前には味わって欲しくない、大切な者を守れない悔しさを。アセム…ガンダムはお前に託したぞ…)
 
:第16話より。コロニー「トルディア」を襲撃して来たヴェイガンの2機のMSを息子アセムがガンダムAGE-1によって撃退した報告を聞いて。
 
:第16話より。コロニー「トルディア」を襲撃して来たヴェイガンの2機のMSを息子アセムがガンダムAGE-1によって撃退した報告を聞いて。
 
:息子アセムに「救世主」ガンダムによってヴェイガンと戦うというアスノ家の宿命を負わせてしまった事に対して罪の意識を抱いているだけに、フリットは「せめて、息子アセムには自分と同じ辛い体験をさせたくない」と願うのであった。
 
:息子アセムに「救世主」ガンダムによってヴェイガンと戦うというアスノ家の宿命を負わせてしまった事に対して罪の意識を抱いているだけに、フリットは「せめて、息子アセムには自分と同じ辛い体験をさせたくない」と願うのであった。
 +
;「これは…デシル! ならばこの戦い…勝たせてもらう!」
 +
:第22話より、戦場へと出撃しクロノスに乗るデシルと対峙して。
 
;「これは戦争だ! どんな手を使ってでも、お前を落とす!!」
 
;「これは戦争だ! どんな手を使ってでも、お前を落とす!!」
:第22話より。ユリンの仇敵であるデシルと再戦し、形勢がフリット側に有利なままで撤退する際に。
+
:同話。ユリンの仇敵であるデシルと再戦し、形勢がフリット側に有利なままで撤退する際に。
 
:大切な人の命を奪った仇敵が相手といえど深入りしないあたり、フリットの大人としての余裕がうかがえる。
 
:大切な人の命を奪った仇敵が相手といえど深入りしないあたり、フリットの大人としての余裕がうかがえる。
 +
;「アセム。もっと効率よく動いていればあと4機は撃墜できた。これからはもっと良く戦況を見るんだ」
 +
:同話ラスト、帰還した際にアセムの戦い方を咎める。しかし、これが余計にアセムを苦しめてしまう。
 +
;「必要なら攻撃も辞さないつもりだ。癌細胞は取り除かなければならない…」
 +
:第23話、ヴェイガンのMSを解析した所、装甲材からテクノソロン社由来の素材が使われていた事で本社のあるソロンシティまで自ら同行。
 +
:ヴェイガンへの憎しみが未だ健在である事が表れており、ミレースは胸中を想い顔を曇らせた。
 +
;「一瞬の躊躇が最悪の結果を招くこともあるのだ」
 +
:同話、市街地での戦闘命令に反発したアセムへ向けて。フリットの行動指針があくまでヴェイガンから人命を守るためである事も表れてもいるが、当のアセムからは「犠牲を出しても構わない」と受け取られてしまった。
 +
;「グルーデックさん!! 何故こんな…グルーデックさーん!!」
 +
:第24話ラスト。出所したグルーデックと密会し連邦内におけるヴェイガンとの密告者の情報を得るも、次の密会の際にグルーデックは[[暗殺]]されてしまう。少年期の恩師の死にフリットは人知れず涙を流す…。
 
;「お前の動きは読めているぞ! デシル!」
 
;「お前の動きは読めているぞ! デシル!」
 
:第25話より。ヴェイガン軍が抱える[[Xラウンダー]]の精鋭部隊「マジシャンズ8」を率いて[[ディーヴァ]]を襲撃してきたデシルを迎撃した際に。
 
:第25話より。ヴェイガン軍が抱える[[Xラウンダー]]の精鋭部隊「マジシャンズ8」を率いて[[ディーヴァ]]を襲撃してきたデシルを迎撃した際に。
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:同上のラストの地球に無事降下した際の夕日を見た際の台詞。まだヴェイガンの詳しい内政状況が分からない2部の段階で美しい地球を奪い合うヴェイガンの目的を理解し、戦いを続けざるを得ない事を物語っているシーン。ヴェイガンの憎しみが目立つフリットだが、伊達に長く戦いを続けているわけでなく敵の事情を把握し憎しみのみで戦っているわけではない(故にだからこそ絶対に倒さないといけないという責任感)複雑な心境を表しているシーン。
 
:同上のラストの地球に無事降下した際の夕日を見た際の台詞。まだヴェイガンの詳しい内政状況が分からない2部の段階で美しい地球を奪い合うヴェイガンの目的を理解し、戦いを続けざるを得ない事を物語っているシーン。ヴェイガンの憎しみが目立つフリットだが、伊達に長く戦いを続けているわけでなく敵の事情を把握し憎しみのみで戦っているわけではない(故にだからこそ絶対に倒さないといけないという責任感)複雑な心境を表しているシーン。
 
;「元よりそのつもりだ。私が目指すのは…ヴェイガンの殲滅なのだから!!」
 
;「元よりそのつもりだ。私が目指すのは…ヴェイガンの殲滅なのだから!!」
:アセム編の最終話である第28話より。クーデターを決行し地球連邦首相フロイ・オルフェノアの罪を暴き、彼を前にして、堂々の殲滅宣言。この台詞を放った際のフリットの強い憎悪を滲ませた瞳も非常に印象的な場面である。
+
:アセム編の最終話である第28話より。クーデターを決行し地球連邦首相フロイ・オルフェノアのヴェイガンとの癒着を暴き「[[コズミック・イラ|互いに滅びるまで戦うしかなくなる!]]」と反論する彼を前にして、堂々の殲滅宣言。この台詞を放った際のフリットの強い憎悪を滲ませた瞳も非常に印象的な場面である。
 
:以後、フリットはオルフェノアをはじめとするヴェイガンとの内通者を次々と粛正([[小説|小説版]]ではさらに過激な粛清)をしていく等、手段を選ばないようになる。
 
:以後、フリットはオルフェノアをはじめとするヴェイガンとの内通者を次々と粛正([[小説|小説版]]ではさらに過激な粛清)をしていく等、手段を選ばないようになる。
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=== 第四部・三世代編 ===
 
=== 第四部・三世代編 ===
 
;「お前の考えは甘すぎる! 殺戮を繰り返す者達を撲滅しなければ、真の平和は訪れん! この戦争に勝利し、ヴェイガンを根絶やしにするのだ…!」
 
;「お前の考えは甘すぎる! 殺戮を繰り返す者達を撲滅しなければ、真の平和は訪れん! この戦争に勝利し、ヴェイガンを根絶やしにするのだ…!」
:第40話より。戦争の拡大を防ぐために敢えて連邦とヴェイガンの勢力の維持に力を注いでいるアセムに対して。
+
:第40話より。戦争の拡大を防ぐために敢えて連邦とヴェイガンの勢力の維持に力を注いでいるアセムに対して。どこか[[三輪防人|あの長官]]を思わせる過激な発言だが…。
 
;「若いな。気合いに実力が伴っていないぞ!」
 
;「若いな。気合いに実力が伴っていないぞ!」
 
:第43話より。ルナベース攻防戦にてフラムと相対した際に。[[フラム・ナラ|フラム]]は技量不足をXラウンダー能力で補って戦っているのだが、同様に強力なXラウンダーであり、さらに[[技量]]と経験の確かなフリットの敵ではない。
 
:第43話より。ルナベース攻防戦にてフラムと相対した際に。[[フラム・ナラ|フラム]]は技量不足をXラウンダー能力で補って戦っているのだが、同様に強力なXラウンダーであり、さらに[[技量]]と経験の確かなフリットの敵ではない。
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== 搭乗機体・関連機体 ==
 
== 搭乗機体・関連機体 ==
 
;[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ガンダムAGE-1 ノーマル|ガンダムAGE-1]](SRW未登場)
:約半世紀も乗る事となる愛機。なお、フリット編当時は不慣れゆえか接近戦偏重だった。
+
:AGEシステムと共に自身が主導し開発、約半世紀も乗る事となった愛機。なお、フリット編当時は不慣れゆえか接近戦偏重の追加装備が主だった。
:;[[ガンダムAGE-1グランサ]]
+
:;ガンダムAGE-1フラット
::第三部・キオ編および第四部・三世代編において搭乗。AGE-1に増加装甲を施した機体。
+
::第二部・アセム編以降、後述のAGE-2にAGEシステムが移された際、改修が施された姿。以降も改修を重ねながらフリットの愛機として活躍する。『BX』では戦闘演出内で登場。
 +
::;[[ガンダムAGE-1グランサ]] / ガンダムAGE-1フルグランサ
 +
:::フラットの上から増加装甲を施した、第四部・三世代編の形態。フルグランサはグラストロランチャー装備時の名称であり、『BX』では戦闘演出内で追加装備する。
 
;[[GUNDAM:ジェノアス|ジェノアス]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ジェノアス|ジェノアス]](SRW未登場)
 
:デシルにAGE-1を奪われた際に一時的に搭乗。
 
:デシルにAGE-1を奪われた際に一時的に搭乗。
 
;[[GUNDAM:シャルドール|シャルドール]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:シャルドール|シャルドール]](SRW未登場)
:マッドーナ工房にてAGE-1を修理中の際に一時的に搭乗。
+
:一時的に搭乗。
;[[GUNDAM:ガンダムAGE-2 ノーマル|ガンダムAGE-2]](SRW未登場)、[[ガンダムAGE-3]]
+
;[[GUNDAM:ガンダムAGE-2 ノーマル|ガンダムAGE-2]](SRW未登場)
:自身が開発したガンダムAGEの次世代機。
+
:自身が主導して開発したガンダムAGEの次世代機。
 +
;[[ガンダムAGE-3]]  
 +
:軍退役後、きたる決戦に備えAGEシステムを使って自ら建造した第三世代のガンダム。
 
;[[GUNDAM:ザ・ガンダム|ザ・ガンダム]](SRW未登場)
 
;[[GUNDAM:ザ・ガンダム|ザ・ガンダム]](SRW未登場)
 
:AGE-1を開発する際に参考にしたアスノ家に飾られていた肖像画のMSを各種文献やフリットの生前の証言等を参考に復元したMS。
 
:AGE-1を開発する際に参考にしたアスノ家に飾られていた肖像画のMSを各種文献やフリットの生前の証言等を参考に復元したMS。
 
;[[ディーヴァ]]
 
;[[ディーヴァ]]
:第三部・キオ編および第四部・三世代編にて、[[指揮官]]である[[ナトーラ・エイナス]]を補佐する立場として乗艦。
+
:第一部では母艦として、第二部ではディーヴァに特命を与え自らも作戦指揮のため乗艦。第三部・キオ編および第四部・三世代編にて、[[指揮官]]である[[ナトーラ・エイナス]]を補佐する立場として乗艦。
    
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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**またフリットは、映像作品としては初めて父親および祖父になったガンダムシリーズ主人公である。
 
**またフリットは、映像作品としては初めて父親および祖父になったガンダムシリーズ主人公である。
 
*壮年期以降のフリットには、視聴者から少年期との区別も込めてそれぞれに'''「オジット」'''あるいは'''「ジジット」'''という[[俗語・俗称|あだ名]]が付けられている。
 
*壮年期以降のフリットには、視聴者から少年期との区別も込めてそれぞれに'''「オジット」'''あるいは'''「ジジット」'''という[[俗語・俗称|あだ名]]が付けられている。
*井上氏は自身より年齢の下を男キャラクターを演じる事が主だった為に自身と歳の近い老人を演じた放送当時としては珍しい役柄であり、『AGE』以降は『[[ヘボット!]]』のネジ王など老人役を演じる機会が増えた。
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*井上氏は自身より年齢が下の男キャラクターを演じる事が主だった為に自身と歳の近い老人を演じた放送当時としては珍しい役柄であり、『AGE』以降は『[[ヘボット!]]』のネジ王など老人役を演じる機会が増えた。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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