1行目: |
1行目: |
− | '''極'''(きわみ)とは、[[特殊技能]]の一種。『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』にて初登場。 | + | '''極'''(きわみ)は、[[特殊技能]]のひとつ。 |
| | | |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | [[気力]]130以上で最終[[命中]]率、[[回避]]率、[[クリティカル]]率にそれぞれ+30%補正。(第3次α、Zシリーズ、V、X、T、30) | + | [[見切り]]の上位版となる技能で、[[気力]]130以上で最終[[命中]]率・[[回避]]率・[[クリティカル]]率にそれぞれ+30%の最終補正がかかる。初出は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』。 |
| | | |
− | その強力な効果ゆえ原則として敵や味方NPC、あるいはスポット参戦の味方のみが持っている技能で、[[精神コマンド]]の「[[集中]]」が常時掛かっているのとほぼ同じ。回避能力の高い敵が覚えていると特に強力だが、命中率がアップするだけでも十分に厄介だと思われる。補正されるのは通常の命中率では無く、'''最終命中率'''のため何らかの手段でこちら側も最終回避率を上昇させないと幾ら回避が高くても+30%の補正値を無効化できず、大ボスクラスの場合一撃で撃墜される恐れがある。
| + | その強力な効果ゆえ原則として敵や味方NPC、あるいはスポット参戦の味方のみが所持する技能であり、[[精神コマンド]]の「[[集中]]」が常時かかっているのとほぼ同等。回避能力の高い敵が覚えていると特に強力だが、命中率がアップするだけでも非常に厄介なものとなる。前述通り最終命中率への補正のため、同じく最終補正がかかる要素(集中・エースボーナス・見切りなど)による相殺や「[[ひらめき]]」等による対策が必須となる。 |
| | | |
− | 「[[必中]]」や「[[ひらめき]]」、「[[直感]]」用のSPを温存し、対策したい。近年の作品では[[ジャミング機能]]、[[見切り]]、[[小隊長能力]]の補正等でも対策出来る。また精神コマンドの「[[集中]]」は最終命中率・最終回避率を増加させる仕様であるため、味方側も1ターン限定で極とほぼ同じ効果が得られ、敵側の最終命中率への対策としても活用できる。
| + | ほぼ同じ効果である[[天才]]の事実上の上位技能となっており、極と天才の両方は持ち合わせないのが暗黙の了解となっており、本スキル自体所持者も限られていた。しかし、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』でのみ習得者が数人から約20人に増え(それまでの各作品での所持者は5人前後)、[[イプシロン|極と天才を併せ持つ]][[リボンズ・アルマーク|パイロット]]まで登場した。また、味方側にも[[ロックオン・ストラトス (2代目)|極の廉価版と呼べる]][[ナイジェル・ギャレット|エースボーナス]][[マリーダ・クルス|を持つ者]]が登場している。 |
| | | |
− | ほぼ同じ効果である[[天才]]の上位技能であり、極と天才の両方は持ち合わせないのが暗黙の了解となっており、そもそもこのスキル自体所持者はそう多くなかった。しかし、『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』でのみ習得者が数人から'''約20人'''に増え(それまでの各作品での所持者は5人前後)、[[イプシロン|極と天才を併せ持つ]][[リボンズ・アルマーク|パイロット]]まで登場した。また、味方側にも[[ロックオン・ストラトス (2代目)|極の廉価版と呼べる]][[ナイジェル・ギャレット|エースボーナス]][[マリーダ・クルス|を持つ者]]が登場している。
| + | 『第3次Z』での習得者は今までの数ぐらいに収まったが、その中には[[グラハム・エーカー|正式参入できる]][[ゼウス神|味方キャラ]]がいる。専用スキルのためPPによる習得は不可のうえ上書き可能であるため出来てしまうので消さないよう注意。『V』『T』『30』は正式の味方パイロット固有特殊技能扱いで上書き不可(そもそもスキルプログラムの仕様上ほぼ無制限にスキル習得が可能なため、必然的に上書きされることがない)。 |
| | | |
− | 『第3次Z』での習得者は今までの数ぐらいに収まったが、その中には[[グラハム・エーカー|正式参入できる]][[ゼウス神|味方キャラ]]がいる。専用スキルなのでPPによる習得はできず、何故か上書き出来てしまうので消さないよう注意。『V』・『T』・『30』は正式の味方パイロット固有特殊技能扱いで上書き不可能(というかスキルプログラムの仕様上ほぼ無制限にスキル習得が可能なため、必然的に上書きされることがない)。
| + | このような強力な技能が下方修正無しでプレイヤー側も恩恵を受けるようになった関係か、以降の敵ユニットには「指揮系統中枢など新たな敵専用機能が登場」(『第3次Z』)、「命中補正+50以上の敵武器が多い」(『V』『X』)、「エースボーナスで極すら上回る最終補正を得る」などバランス調整が施されている。 |
− | こういう強力な技能が弱体化無しで味方化になった為か、近作の敵側には「指揮系統中枢など新たな敵専用機能が登場」(『第3次Z』)、「命中補正+50以上の敵武器が多い」(『V』『X』)、「エースボーナスで極すら上回る最終補正を得る」などバランス調整が施されている。
| |
| | | |
| == 主なパイロット == | | == 主なパイロット == |
150行目: |
149行目: |
| :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で所持。 | | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で所持。 |
| ;[[カールレウム・ヴァウル]] | | ;[[カールレウム・ヴァウル]] |
− | :『30』でラスボスを務めた際に所持。 | + | :『30』でラスボス時に所持。 |
| ;[[オルキダケア]] | | ;[[オルキダケア]] |
| :『30』で所持。 | | :『30』で所持。 |