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[[科学者・技術者|科学者]]である[[獅子王麗雄]]を父、宇宙飛行士である[[獅子王絆]]を母に持つ。少年時代に母の乗った[[木星]]探査船ジュピロス5が木星で消息を絶つという事件から、「'''木星に母を迎えに行く'''」という夢を持って宇宙飛行士を目指す。そして史上最年少で宇宙飛行士となるが、[[西暦]]2003年(本編は西暦2005年と設定されているので、その2年前)宇宙開発公団の[[テストパイロット]]だった頃、[[EI-01]]との接触事故を起こしてしまう。事故で瀕死の重傷を負うが、EI-01を追ってきた[[ギャレオン]]に救われ、父の手によりギャレオンのもたらした[[Gストーン]]を動力源とする[[サイボーグ]]として復活した<ref>ただし、'''凱は戸籍上は死亡扱いになっており、彼の墓が存在する'''。</ref>。まさに超人と呼ぶべきサイボーグの能力を持つが、解析途上のオーバーテクノロジーの産物で生命を維持しているため、初期は戦闘終了後に倒れてしまうことも多かった。
 
[[科学者・技術者|科学者]]である[[獅子王麗雄]]を父、宇宙飛行士である[[獅子王絆]]を母に持つ。少年時代に母の乗った[[木星]]探査船ジュピロス5が木星で消息を絶つという事件から、「'''木星に母を迎えに行く'''」という夢を持って宇宙飛行士を目指す。そして史上最年少で宇宙飛行士となるが、[[西暦]]2003年(本編は西暦2005年と設定されているので、その2年前)宇宙開発公団の[[テストパイロット]]だった頃、[[EI-01]]との接触事故を起こしてしまう。事故で瀕死の重傷を負うが、EI-01を追ってきた[[ギャレオン]]に救われ、父の手によりギャレオンのもたらした[[Gストーン]]を動力源とする[[サイボーグ]]として復活した<ref>ただし、'''凱は戸籍上は死亡扱いになっており、彼の墓が存在する'''。</ref>。まさに超人と呼ぶべきサイボーグの能力を持つが、解析途上のオーバーテクノロジーの産物で生命を維持しているため、初期は戦闘終了後に倒れてしまうことも多かった。
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学生時代は顔良し、頭良し、スポーツも万能な優等生で父親・麗雄は世界十大頭脳の一人と来て、本人は自覚していないようだが周囲に憧れられる存在だった。サイボーグとなってからも護の同級生である[[狐森レイコ]]から「'''チョベリカチョロン様'''<ref>超ベリーかっちょいいロンゲ様という意味らしい。</ref>」と呼ばれ惚れられている。また史上最年少で宇宙飛行士になれたのは、成績もさることながら、初の一人乗り宇宙船「スピリッツ号」のテストパイロットとなるに当たって、宇宙船で宇宙飛行士のサポートを行なう超[[AI]]と非常に相性が良かったためであるとされる。超AIに慕われやすいその性質は、GGG機動隊長となってからも遺憾なく発揮されている。
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学生時代は顔良し、頭良し、スポーツも万能な優等生で父親・麗雄は世界十大頭脳の一人と来て、本人は自覚していないようだが周囲に憧れられる存在だった。サイボーグとなってからも護の同級生である[[狐森レイコ]]から「'''チョベリカチョロン様'''<ref>超ベリーかっちょいいロンゲ様という意味らしい。</ref>」と呼ばれ惚れられている。また史上最年少で宇宙飛行士になれたのは、成績もさることながら、初の一人乗り宇宙船「スピリッツ号」のテストパイロットとなるに当たって、宇宙船で宇宙飛行士のサポートを行なう超[[AI]]と非常に相性が良かったためであるとされる。超AIに慕われやすいその性質はGGG機動隊長となってからも遺憾なく発揮されている。
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サイボーグ化された際に頭部以外は機械の身体となっているが、娯楽のために味覚は残してあり、[[食べ物・料理|食事]]も普通にできる。好物は紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼。嫌いな物はコンニャク(子供の頃、食べていたコンニャクが喉に詰まってしまい、危うく窒息死しかけたため)。ただし、食事をしても栄養になることはなく、体内で焼却処分されるだけである。
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サイボーグ化された際に頭部以外は機械の身体となっているが娯楽のために味覚は残してあり、[[食べ物・料理|食事]]も普通にできる。好物は紅生姜をてんこ盛りにのせた牛丼。嫌いな物はコンニャク(子供の頃、食べていたコンニャクが喉に詰まってしまい、危うく窒息死しかけたため)。ただし、食事をしても栄養になることはなく、体内で焼却処分されるだけである。
    
その性格は'''自身の身を顧みず、[[正義]]と[[勇気]]を最後まで貫く「[[勇者]]」'''。カッコいいのだが、初登場時は意外とカッコ悪く、[[天海護]]に「おじさん」と呼ばれ大人気なく反論していた隙を突かれて[[海]]に落とされるという情けないデビューであった(しかも1話で2回)。また、戦いの最中でも口数が多く、当たり前のことも言ったりする。なおその性格については、[[小説|小説版]]において'''護に「(周囲の人間の気持ちに応えるために)弱音は吐けない。自分は勇者でなくてはならない」'''と吐露するなど、多少意識的なものである節が示唆されている。サイボーグになる前はここまで「勇者」な性格ではなかったらしい。
 
その性格は'''自身の身を顧みず、[[正義]]と[[勇気]]を最後まで貫く「[[勇者]]」'''。カッコいいのだが、初登場時は意外とカッコ悪く、[[天海護]]に「おじさん」と呼ばれ大人気なく反論していた隙を突かれて[[海]]に落とされるという情けないデビューであった(しかも1話で2回)。また、戦いの最中でも口数が多く、当たり前のことも言ったりする。なおその性格については、[[小説|小説版]]において'''護に「(周囲の人間の気持ちに応えるために)弱音は吐けない。自分は勇者でなくてはならない」'''と吐露するなど、多少意識的なものである節が示唆されている。サイボーグになる前はここまで「勇者」な性格ではなかったらしい。
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[[卯都木命]]とのデートなど、オフに於ける私服から独特のファッションセンスの持ち主である事が窺え、中には改造人間繋がり故か、特撮作品『仮面ライダー』の主人公・本郷猛を彷彿とさせる服装<ref>このコスチュームの設定画に於ける凱は、'''ご丁寧に仮面ライダー新1号の変身ポーズまで取っている。'''</ref>まで披露している。機械のボディを隠すためか、夏でも長袖・長ズボン・手袋が基本。ちなみにサイボーグボディの右胸は空きスペースであり、命の写真のロケットが入っている。
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[[卯都木命]]とのデートといったオフに於ける私服から独特のファッションセンスの持ち主である事が窺え、中には改造人間繋がりゆえか特撮作品『仮面ライダー』の主人公・本郷猛を彷彿とさせる服装<ref>このコスチュームの設定画に於ける凱は、'''ご丁寧に仮面ライダー新1号の変身ポーズまで取っている。'''</ref>まで披露している。機械のボディを隠すためか夏でも長袖・長ズボン・手袋が基本。ちなみにサイボーグボディの右胸は空きスペースであり、命の写真のロケットが入っている。
    
『勇者王ガオガイガー』の最終回でGストーンの導きにより、Gストーンとサイボーグが融合した超進化人類・[[エヴォリュダー]]となった。見た目は生身の人間そのものだが、宇宙服も着ずに宇宙空間で活動したり、触れただけでコンピューターに進入したり、体内に送り込まれた[[ナノマシン]]を書き換えたりと、超人的な能力を誇る。ちなみに機械とのアクセス能力に関しては、劇中多用されている『[[勇者エクスカイザー]]』のオマージュであると思われる。[[パルパレーパ・プラス]]との戦いでガオファイガーの上半身が半壊した際には、機体内部のコード類を引き寄せ体に巻きつけて無理やり機体を動かし、ドリルニーを放つというゾンダーじみた荒技もやってのけた。事実、生物と機械の融合体という一点においては、エヴォリューダーとゾンダリアンは同質の存在といえる。
 
『勇者王ガオガイガー』の最終回でGストーンの導きにより、Gストーンとサイボーグが融合した超進化人類・[[エヴォリュダー]]となった。見た目は生身の人間そのものだが、宇宙服も着ずに宇宙空間で活動したり、触れただけでコンピューターに進入したり、体内に送り込まれた[[ナノマシン]]を書き換えたりと、超人的な能力を誇る。ちなみに機械とのアクセス能力に関しては、劇中多用されている『[[勇者エクスカイザー]]』のオマージュであると思われる。[[パルパレーパ・プラス]]との戦いでガオファイガーの上半身が半壊した際には、機体内部のコード類を引き寄せ体に巻きつけて無理やり機体を動かし、ドリルニーを放つというゾンダーじみた荒技もやってのけた。事実、生物と機械の融合体という一点においては、エヴォリューダーとゾンダリアンは同質の存在といえる。
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サイボーグ時は'''アルティメットアーマー'''、エヴォリュダー時は'''IDアーマー'''を着用。両アーマーとも分割し、トランクに収納・携行できる。サイボーグ時は'''サイボーグ・ガイ'''、エヴォリュダー時は'''エヴォリュダー・ガイ'''とも呼ばれている。武器は左腕装甲に携行している'''ウィルナイフ'''。アルティメットアーマーのほうにはライオン型の左腕手甲'''ガオーブレス'''も装備しており、ギャレオンを呼び寄せるための映写光線・'''プロジェクションビーム'''も備えている。
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ちなみに'''エネルギーアキュメーター'''(髪の毛状に束ねられた電池状のユニット)を左右同時に引っ張ることで'''ハイパーモード'''という限界駆動モードを発動('''体表が金色に輝く''')することが出来る。ゾンダリアンとも互角以上に渡り合える能力を得るが、身体への負荷も大きく、3分経つと強制終了する。
      
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』ではオレンジサイトからトリプルゼロに汚染される前に脱出し、ガッツィー・グローバル・ガードに合流したと思われていたが、他のGGGグリーンの隊員達と同じくトリプルゼロに既に汚染されていた。即座に眷属化しなかった理由は、エヴォリュダーである凱の細胞に内包される極小サイズのGストーンに情報として宿った三重連太陽系の人々の魂が抗っていたからであった。しかし、凱の心が折れる事態が起こればすぐにでも眷属化する事を[[ベターマン (ソムニウム)|ソムニウム]]達は見抜いており、それ故に彼の事を「'''元凶なりし者'''」と呼び敵視していた。
 
『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』ではオレンジサイトからトリプルゼロに汚染される前に脱出し、ガッツィー・グローバル・ガードに合流したと思われていたが、他のGGGグリーンの隊員達と同じくトリプルゼロに既に汚染されていた。即座に眷属化しなかった理由は、エヴォリュダーである凱の細胞に内包される極小サイズのGストーンに情報として宿った三重連太陽系の人々の魂が抗っていたからであった。しかし、凱の心が折れる事態が起こればすぐにでも眷属化する事を[[ベターマン (ソムニウム)|ソムニウム]]達は見抜いており、それ故に彼の事を「'''元凶なりし者'''」と呼び敵視していた。
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それによって凱はエヴォリュダーとして力をほぼ失いセミ・エヴォリュダーに近い存在<ref>明示された変化としては遺伝子の異常な顕性が消失し、宇宙空間では機密服が必要になっている。</ref>となり、命と結婚。月面決戦の一年後、命・J・ルネ・そしてギャレオンと共にジェイアークに乗り外宇宙に木星のようなトリプルゼロが漏れ出す次元のほころびが発生していないかを調査する任務へと旅立っていった。
 
それによって凱はエヴォリュダーとして力をほぼ失いセミ・エヴォリュダーに近い存在<ref>明示された変化としては遺伝子の異常な顕性が消失し、宇宙空間では機密服が必要になっている。</ref>となり、命と結婚。月面決戦の一年後、命・J・ルネ・そしてギャレオンと共にジェイアークに乗り外宇宙に木星のようなトリプルゼロが漏れ出す次元のほころびが発生していないかを調査する任務へと旅立っていった。
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=== サイボーグ・ガイ===
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;'''アルティメットアーマー'''装着状態で金と銀の戦闘形態。分割して、専用トランクに携行も可能。
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:左腕にはギャレオンを呼び寄せる映写光線の'''プロジェクションビーム'''と武器の'''ウィルナイフ'''を併せ持つライオン型手甲の'''ガオーブレス'''を装備。'''イークイップ'''の掛け声と共に頭部装甲の'''ホーンクラウン'''と左目用多機能モニターの'''サイバースコープ'''が展開され、身体能力も30%向上。
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;髪の毛状に束ねられた電池状ユニットの'''エネルギーアキュメーター'''を左右同時に引っ張ることで金色の限界駆動モードで身体能力が15%向上する'''ハイパーモード'''となる。ハイパーモードはゾンダリアンとも互角以上に渡り合える能力を得るが身体への負荷が大きい為、3分経つと強制終了する。
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=== エヴォリュダー・ガイ ===
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;'''IDアーマー'''装着状態で金と緑の戦闘形態。
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:ID5のIDスーツの後継機でアルティメットアーマー同様に分割して、専用トランクに携行可能で装着時は緑のスーツの上から金の鎧を纏う。武器は以前と同じく、ウィルナイフを使用。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
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