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'''アタッド・シャムラン'''は『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』の登場人物。
 
'''アタッド・シャムラン'''は『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
「[[OGシリーズ]]」に登場する人物。[[エアロゲイター]]の地球侵攻に際し、エアロゲイター部隊の前線指揮を司った人物で、[[ネビーイーム]]の管理者[[レビ・トーラー]]の副官格。
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[[エアロゲイター]]の地球侵攻作戦時に前線指揮を司った女性。[[ネビーイーム]]の管理者[[レビ・トーラー]]の副官格。
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主に[[念動力]]による洗脳や人体改造の役目を担っており、[[カーウァイ・ラウ]]や[[テンザン・ナカジマ]]を拉致し[[ガルイン・メハベル]]、[[ゲーザ・ハガナー]]に改造した張本人である。自身も強い念動力を持ち、戦場ではその力を生かした「トラウマシャドー」等の特技(相手の心のトラウマを増幅させ、眼前に実体化させる一種の精神攻撃)で敵を翻弄する戦法を得意とする。
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自身を生粋のバルマー人と信じて疑わなかったが、彼女もまた利用されていただけの存在であった。
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弱者に対して容赦のないサディスティックな面を持ち、また生粋のバルマー人としての誇り故に非常に傲慢な性格をしている。そのため、敵対種族である地球人や自身が改造を施したガルイン、ゲーザのみならず、純粋なバルマー人とは言えない[[イングラム・プリスケン]]や[[ヴィレッタ・バディム]]らをも見下している。
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=== 人物 ===
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生粋のバルマー人としての誇り故に、女王様の如く非常に傲慢で高飛車な性格をしている。また、弱者に対して容赦のないサディスティックで残忍な面を持ち、その為に敵対種族である地球人を見下し、嘲る様な言動も平然とする。強力な[[念動力]]能力者でもあり、念動力能力に対応した機動兵器の操縦もこなす。また、その非道な人格もあってか、戦場ではその力を生かした「トラウマシャドー」等の特技(相手の心のトラウマを増幅させ、眼前に実体化させる一種の精神攻撃)で敵を翻弄する戦法を得意としている。
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しかしその正体は、かつてレビの正体である[[マイ・コバヤシ]]と共に[[特脳研]]の被験者であった地球人「ジェニファー・フォンダ」(被験体サンプルナンバー04)であり、彼女はマイが起こした爆発事故の後に、マイと共にイングラムによってネビーイームに連れ去られ、[[ジュデッカ]]によってアタッドという人格が与えられたのであった。
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ネビーイームの勢力内では主に[[念動力]]による洗脳や人体改造の役目を担っており、かつての[[特殊戦技教導隊]]の隊長である[[カーウァイ・ラウ]]大佐や元・[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]のパイロットである[[テンザン・ナカジマ]]を拉致し、それぞれを[[ガルイン・メハベル]]、[[ゲーザ・ハガナー]]に改造した張本人である。だが、自身の手で改造を施したガルインやゲーザの事も見下しており、更には純粋なバルマー人とは言えない[[バルシェム]]である[[イングラム・プリスケン]]や[[ヴィレッタ・バディム]]らの事も「人形」と蔑んでいる。
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しかしその正体は、かつてレビの正体である[[マイ・コバヤシ]]と共に[[特殊脳医学研究所]]の被験者であった地球人「'''ジェニファー・フォンダ(被験体サンプルナンバー04)'''」であり、彼女はマイが起こした爆発事故の後に、マイと共にイングラムによってネビーイームに連れ去られ、アタッドという人格が与えられていた。また、ネビーイームやマイの件から見ても、[[ジュデッカ]]を通してアタッドへの処置を行ったのは[[ユーゼス・ゴッツォ]]であった事が伺われる。
    
アタッドはヘブライ語でイバラ。シャムランは直訳だと保守派の人だが、原義的には守る人。
 
アタッドはヘブライ語でイバラ。シャムランは直訳だと保守派の人だが、原義的には守る人。
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=== 劇中の様相 ===
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[[L5戦役]]([[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION|OG]])の初期は、あくまでもネビーイームで待機しており、前線はガルインやゲーザに任せていたが、イングラムが拉致してきた[[エクセレン・ブロウニング]]や[[クスハ・ミズハ]]の洗脳処置を行った模様。また、その際にエクセレンの身体の中に秘められた「[[アインスト|異常]]」について知ったらしく、以降は彼女の事もサンプルとして入手する事を狙う様になっている。
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その後は、[[サイバスター]]に興味を持ったのか、専用機である[[エゼキエル#エゼキエル・サゴル|エゼキエル・サゴル]]に搭乗して自ら出撃。トラウマシャドーの能力によって[[マサキ・アンドー]]の記憶をスキャンする形で[[グランゾン]]に搭乗した[[シュウ・シラカワ]]に成り済まし、彼の実力を発揮させるべく挑発を行うが、マサキには'''勘によって'''自身のトラウマシャドーを見破られるという予想外の事態となり、流石にそれには驚きながらも、ますます興味を持って実力行使によって、予定の援軍が何故か来なかった(おそらくイングラムやヴィレッタによる妨害)結果、これも失敗で終わる事になった。
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その後、イングラムの提案によってガルインを使い捨てる形で出撃させる事になるが、イングラムの行動を不審に思った結果、「カンフル剤」としてガルインやゲーザのカーウァイ、テンザンとしての人格の一部を意図的に開放。それによって[[鋼龍戦隊|ハガネ・ヒリュウの混合部隊]]側に、二人の正体を悟らせる事で少なからず動揺を与えさせる事になった。
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[[ネビーイーム]]の内部を舞台とした最終決戦では、ハガネ・ヒリュウの混合部隊側を精神的に揺さぶるべく自身の手で改造した元DCの兵士である[[制御兵]]達を出撃させ、自身も念動力能力者の指揮官専用機である[[ヴァイクル]]に搭乗。ゲーザにも同型機を乗せて出撃させているが、もはや敵の勢いを止める事は出来ないまま、ゲーザは撃破され、自身もまた敗れる事になった。しかし、自身は重傷を負いながらも辛うじて生還し、最後の手段としてレビのデータと[[ズフィルード・クリスタル]]で自身の身体を強化しようとした所、画像で映し出された過去の自分自身のデータを見て驚愕。そこに現れたイングラムによって、自身の正体がかつて特脳研の被験体の一人、ジェニファー・フォンダの成れの果てであった事、ネビーイームにバルマー人は一人もいないという真実を聞かされ、最後は用済みと判断したイングラムにより射殺される末路を迎えた。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:ネビーイームの支配者。共に自らを生粋のバルマー人と信じ込んでいた。
 
:ネビーイームの支配者。共に自らを生粋のバルマー人と信じ込んでいた。
 
;[[イングラム・プリスケン]]
 
;[[イングラム・プリスケン]]
:アタッドは彼を人造人間として見下していたが、実際には利用される存在であった。
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:アタッドは彼を人造人間として見下していたが、実際には逆に自身を利用する存在であった。最後は彼によって射殺されている。
 
;[[ヴィレッタ・バディム]]
 
;[[ヴィレッタ・バディム]]
 
:彼女のことも人造人間として見下していた。「Record of ATX」では彼女の手でトドメを刺された。
 
:彼女のことも人造人間として見下していた。「Record of ATX」では彼女の手でトドメを刺された。
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;[[カール・シュトレーゼマン]]、[[レンジ・イスルギ]]
 
;[[カール・シュトレーゼマン]]、[[レンジ・イスルギ]]
 
:『RoA』ではヴィレッタの代わりにアタッドが彼らに引導を渡した。
 
:『RoA』ではヴィレッタの代わりにアタッドが彼らに引導を渡した。
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;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
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:レビと同じ特脳研の被験体で同時期に誘拐された点や、L5戦役時にネビーイームが地球圏に転移した真実からも、ジュデッカを通じて洗脳処置を行ったのはユーゼスである可能性が高い。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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==余談 ==
 
==余談 ==
 
*レビ・トーラーの「トーラー」が「[[ゼ・バルマリィ帝国]]」の十二士族の名門家系であることを踏まえれば、「シャムラン」という姓も十二士族の名で有る可能性がある。
 
*レビ・トーラーの「トーラー」が「[[ゼ・バルマリィ帝国]]」の十二士族の名門家系であることを踏まえれば、「シャムラン」という姓も十二士族の名で有る可能性がある。
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*ガルイン、ゲーザも含めた三人でモデルとなったのは、おそらくはタツノコ・プロのSFギャグアニメ「ヤッターマン」に登場する悪役三人組「ドロンボー一味」で、それぞれがドロンジョ(アタッド)、ボヤッキー(ガルイン)、トンズラー(ゲーザ)を担っているのと思われる。
 
<!-- === チャットログ === -->
 
<!-- === チャットログ === -->
 
<!-- == 資料リンク == -->
 
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