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| '''[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]'''の[[海|水中戦用]]形態。 | | '''[[ゲッターロボ (ロボット)|ゲッターロボ]]'''の[[海|水中戦用]]形態。 |
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− | 上から順に[[ベアー号]]、[[イーグル号]]、[[ジャガー号]]の組み合わせで合体することで、この形態になる。メインパイロットは[[巴武蔵]]。 | + | 上から順に[[ベアー号]]、[[イーグル号]]、[[ジャガー号]]の組み合わせで[[合体]]することで、この形態になる。メインパイロットは[[巴武蔵]]。 |
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| 3形態の中で最大のパワーを持ち、その怪力を利用したパワー殺法を得意とする。下半身がキャタピラになっている。 | | 3形態の中で最大のパワーを持ち、その怪力を利用したパワー殺法を得意とする。下半身がキャタピラになっている。 |
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− | TV版では第2話に於ける対[[ズー]]戦より初登場。基本的には水中および[[陸|地上]]での戦闘を受け持つが、他の形態が戦闘不能状態に陥りゲッター3のみで[[空|空中戦]]を行なわなければ成らぬ状況と成った第21話では、胸部と背面にブースターユニットを装着し短距離ながらも飛行する事に成功している。 | + | TV版では第2話に於ける対[[ズー]]戦より初登場。基本的には水中および[[陸|地上]]での戦闘を受け持つが、他の形態が戦闘不能状態に陥りゲッター3のみで[[空|空中戦]]を行なわなければならぬ状況となった第21話では、胸部と背面にブースターユニットを装着し短距離ながらも飛行する事に成功している。 |
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| TV版に於ける初出動の際、竜馬&隼人が自分達の意志で愛機たる[[ゲットマシン]]を選択し乗り込んでしまった為、結果的に武蔵は'''「余り物」の形で残されていたベアー号へと乗り込まざるを得なくなり、そのままゲッター3の正パイロットと成った'''経緯が有る。 | | TV版に於ける初出動の際、竜馬&隼人が自分達の意志で愛機たる[[ゲットマシン]]を選択し乗り込んでしまった為、結果的に武蔵は'''「余り物」の形で残されていたベアー号へと乗り込まざるを得なくなり、そのままゲッター3の正パイロットと成った'''経緯が有る。 |
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− | 原作漫画版においては、当初の数戦は[[早乙女博士]]がベアー号に搭乗し、ゲッター3形態でも戦闘している。身体への負担は大きかったが、後に現れた武蔵がパイロットを熱望するもパイロット適性が悪かったため頷かず、早乙女博士のパイロットスーツを奪って無理矢理乗り込んだのが武蔵のベアー号初搭乗だった。その武蔵を始め、ゲッター3系統のパイロットは異常に死亡率が高く、また乗機ともども出番が少ない。 | + | 原作漫画版においては、当初の数戦は[[早乙女博士]]がベアー号に搭乗し、ゲッター3形態でも戦闘しているが、身体への負担は大きかった。後に現れた武蔵がパイロットを熱望するもパイロット適性が悪かったため頷かず、早乙女博士のパイロットスーツを奪って無理矢理乗り込んだのが武蔵のベアー号初搭乗だった。なお本作では武蔵がゲッター3で戦った描写はない。 |
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| + | 『[[真ゲッターロボ 世界最後の日|世界最後の日]]』版ではデザインはほぼTV版と変更がないが、腕部が大きく伸縮するようになり、格闘戦や大雪山おろしで活用されている(真ゲッター3も同様)。また劇中[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と同じ場面に登場した旧ゲッターロボでもある(EDではゲッター1と真ゲッター1が同じイラストに登場している)。また第1話でジャガー号を省いた構成<ref>これは機体を収納しているトレーラーに収まらなかった為と思われる。</ref>で登場しており、『[[ゲッターロボ大決戦!]]』にも登場している。その後は怪我を押してまで竜馬の救援のために武蔵が搭乗して登場、一度竜馬のイーグル号と合体する形でゲッター1になるが、その後[[真ゲッター1]]から[[ゴール&ブライ]]の攻撃で落下した早乙女博士を救出する際にゲッター3の状態で再登場した。しかし、ミサイル落下阻止を行うために宇宙に向かった竜馬達を見送った後損壊した機体内に[[インベーダー]]が侵入し、ゴール&ブライに機体頭部に直撃を与えられた事で武蔵が死亡してしまう<ref>その後もゴール&ブライによる攻撃は続いており、ミサイル落下の寸前の場面でも機体を殴られている様子が登場した。</ref>。第4話では早乙女研究所地下に落下した弁慶、渓の目の前に半壊した姿で登場。機体の傍らに落ちていた軍帽から、武蔵が搭乗していた機体と思われる。最終的には真ドラゴン攻防戦時に研究所が崩壊した余波に巻き込まれる形で失われたと思われる。また、前日譚『クレーターバトル』では脚部のジャガー号部分の先端を展開できるギミックがあり、ゲッタービームの主砲が格納されている。 |
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| + | 『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』では冒頭、ニューヨークにおける武蔵の孤軍奮闘の一番手として登場。単独で2体の[[メカザウルス]]を撃破し、続く爆煙に包まれた後には[[ゲッター2]]に変わっている。 |
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| + | 各作品の武蔵を始め、ゲッター3系統のパイロットは異常に死亡率が高いのだが、'''ほとんどはゲッター3系形態時以外で死亡している'''という事が、むしろゲッター3の出番の少なさを物語っている。 |
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− | 『世界最後の日』版ではデザインはほぼTV版と変更がないが、腕部が大きく伸縮するようになり、格闘戦や大雪山おろしで活用されている(真ゲッター3も同様)。また劇中[[真ゲッターロボ (ロボット)|真ゲッターロボ]]と同じ場面に登場した旧ゲッターロボでもある(EDではゲッター1と真ゲッター1が同じイラストに登場している)。また第1話でジャガー号を省いた構成<ref>これは機体を収納しているトレーラーに収まらなかった為と思われる。</ref>で登場しており、「[[ゲッターロボ大決戦!]]」にも登場している。また、前日談「クレーターバトル」では脚部のジャガー号部分の先端を展開できるギミックがあり、ゲッタービームの主砲が格納されている。
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| === 構成機体 === | | === 構成機体 === |
| ;[[ベアー号]] | | ;[[ベアー号]] |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
− | 主に武蔵が乗るが、後に[[車弁慶]]が引き継ぐことも。[[格闘]]とミサイルで意外と器用に戦えるが、本領は武蔵の得意とする柔道の技の応用である大雪山おろし。弁慶が乗る場合は特訓を経て、あるいは登場時に既に習得している扱いで使用可能。ゲッターの3つの形態でもっとも[[装甲]]が高く、また必殺技の燃費が良好なことが多く、陸および水中の敵に対しては活躍が見込める。 | + | 主に武蔵が乗るが、後に[[車弁慶]]が引き継ぐことも。[[格闘 (武器名)|格闘]]とミサイルで意外と器用に戦えるが、本領は武蔵の得意とする柔道の技の応用である大雪山おろし。弁慶が乗る場合は特訓を経て、あるいは登場時に既に習得している扱いで使用可能。ゲッターの3つの形態でもっとも[[装甲]]が高く、また必殺技の燃費が良好なことが多く、陸および水中の敵に対しては活躍が見込める。 |
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| しかし根本的に水中の敵が少なく、いたとしても大抵は[[空|空中]]から攻めるスパロボでは出番が作りにくい。陸ならば、よほどメリットやこだわりが無い限りゲッター1やゲッター2で満足してしまうのが悩みどころ。設定上は宇宙開発用に作られたロボットのはずだが、[[宇宙]]適正も低く抑えられている場合がほとんど。性能の改善よりも出番作りに苦労するユニットかもしれない。 | | しかし根本的に水中の敵が少なく、いたとしても大抵は[[空|空中]]から攻めるスパロボでは出番が作りにくい。陸ならば、よほどメリットやこだわりが無い限りゲッター1やゲッター2で満足してしまうのが悩みどころ。設定上は宇宙開発用に作られたロボットのはずだが、[[宇宙]]適正も低く抑えられている場合がほとんど。性能の改善よりも出番作りに苦労するユニットかもしれない。 |
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| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇}} |
− | :必中+鉄壁で突っ込ませるのが定石。三形態で一番装甲も高いため援護にも活躍でき、地上でも力を発揮できる大雪山おろしは燃費も良い。今作ではボスユニットが陸にいる事が多いため、ゲッタービームではなく大雪山おろしを改造するのもあり。 | + | :[[必中]]+[[鉄壁]]で突っ込ませるのが定石。三形態で一番装甲も高いため援護にも活躍でき、地上でも力を発揮できる大雪山おろしは燃費も良い。今作ではボスユニットが陸にいる事が多いため、ゲッタービームではなく大雪山おろしを改造するのもあり。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}} |
− | :第1部では水中戦も多いので頼りになる。[[陸]]でも燃費と援護攻撃の関係で活躍する機会は多い。 | + | :第1部では水中戦も多いので頼りになる。[[陸]]でも燃費と援護攻撃の関係で活躍する機会は多い。必中+鉄壁戦法は今回も有効だがミサイルは射程や弾数が優秀な代わり、適応が空陸Bなのでダメージ効率としては今一つ。また、[[オープンゲット]]実装済みの本作では意外と避けてしまって被弾による[[気力]]アップが狙い辛くなることも。 |
| + | :初実装の[[ゲッターチェンジアタック]]はクセは強いが全地形Aなのでようやくゲッター3もまともな対空戦が…と思いたくなるが、相手の地形を参照する格闘属性のため、空適応が低い本機ではあまりダメージが伸びないという難点がある。対地・対海なら充分な火力が出せるため使い所に注意。 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} |
− | :ムサシが搭乗。初のオープンゲット回避能力を得る。ゲッター1が1人乗りになると使用不能になるので武器改造は無駄になる。 | + | :ムサシが搭乗。初のオープンゲット回避能力を得る。ゲッター1が1人乗りになると使用不能になるので武器改造は無駄になる。今回はミサイルの弾数が少ないため反撃役としては使いにくい。 |
| + | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} |
| + | :1話の時点で旧式と呼ばれている割に'''本作唯一の海S'''。地形適応の効果が大きい本作では水中にいればほかの2形態より命中率が高くなる。 |
| ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}} | | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦D}} |
− | :OVA版ゲッター3が参戦。下半身の[[ジャガー号]]機首の機関砲が使えるようになった為、射程1の対空に隙が無くなった……が、あくまでも無くなっただけでこれを主力にするのはかなりの無理がある。一人乗りの時も三人乗りの時も素直に[[ゲッター1]]に任せよう。ちなみにゲッターチームがチーム単位で乗り換え可能なので、[[凱]]が乗る事も出来る。 | + | :OVA版ゲッター3が参戦。下半身の[[ジャガー号]]機首の機関砲が使えるようになった為、射程1の対空に隙が無くなった……が、あくまでも無くなっただけでこれを主力にするのはかなりの無理がある。射程もそれなりにありミサイルの弾数も『A』より増えて反撃や援護がしやすくなっているが、一人乗りの時も三人乗りの時も空戦は素直に[[ゲッター1]]に任せよう。ちなみにゲッターチームがチーム単位で乗り換え可能なので、[[凱]]が乗る事も出来る。 |
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| === 単独作品 === | | === 単独作品 === |
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| ====武装==== | | ====武装==== |
| ;ゲッターミサイル | | ;ゲッターミサイル |
− | :肩部からせり出して発射する大型の[[ミサイル]]。よく見ると[[ベアー号]]の推進機部分(ゲッター1の脚)。撃った瞬間、新しいものがせり出してくる。大雪山おろしで投げた敵へのとどめとしても使われる。 | + | :肩部からせり出して発射する大型の水陸両用[[ミサイル]]。よく見ると[[ベアー号]]の推進機部分(ゲッター1の脚)。撃った瞬間、新しいものがせり出してくる。大雪山おろしで投げた敵へのとどめとしても使われる。 |
− | :旧シリーズでは弾数や地形適応に難点があることも多かったが、『[[α]]』以降では改善されている。また、この変更により水中戦以外でも[[援護]]役として使いやすくなった。 | + | :旧シリーズでは弾数や地形適応に難点があることも多かったが、『[[α]]』以降では改善されている作品が増えた。また、この変更により水中戦以外でも[[援護]]役として使いやすくなっている。 |
| :『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。 | | :『X-Ω』ではシュータータイプの必殺スキルに採用。 |
| ;機関砲 | | ;機関砲 |
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| ;ゲッタービーム | | ;ゲッタービーム |
| :ジャガー号の先端から砲門を展開して放つゲッタービーム。 | | :ジャガー号の先端から砲門を展開して放つゲッタービーム。 |
− | :『世界最後の日』の前日談『クレーターバトル』にて3機連結ゲッタービームの主砲として使用。通常のゲッター3でも使えると思われるが、この場面以外では未使用。 | + | :『世界最後の日』の前日譚『クレーターバトル』にて3機連結ゲッタービームの主砲として使用。通常のゲッター3でも使えると思われるが、この場面以外では未使用。 |
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| ====必殺技==== | | ====必殺技==== |
| ;大雪山おろし | | ;大雪山おろし |
− | :武蔵が柔道の技を利用して開発した。敵の力を利用して体勢を崩し、遠心力を利用して相手を投げ飛ばす荒技。OVA版では伸縮する腕で敵を絡めとる。その関係上、ゲッター3の武装・必殺技と言うより武蔵の必殺技と言うのが正しい(SRWでは弁慶が使ってるが、原作では使えない世界線がある)。実は、この技単体でトドメを差した[[メカザウルス]]は2体だけだったりする。 | + | :武蔵が柔道の技を利用して開発した。敵の力を利用して体勢を崩し、遠心力を利用して相手を投げ飛ばす荒技。OVA版では伸縮する腕で敵を絡めとる。その関係上、ゲッター3の武装・必殺技と言うより武蔵の必殺技と言うのが正しい(SRWでは弁慶が使ってるが、原作では使えない世界線がある)。実は、この技単体でトドメを差した[[メカザウルス]]は2体だけだったりする。また原作漫画版に至っては、短編作品『ガンバレ!! ムサシ』以外の作品で一度も使ったことがない。 |
| :SRWでは「水中戦と言えばこの技」というほどの活躍を見せるが、「投げ技」という特性上無重力の[[宇宙]]空間では使用不可という弱点があった。OVA版では適応は下がることはあるものの宇宙でも使用可能であり、この点は[[真ゲッター3]]も同様。 | | :SRWでは「水中戦と言えばこの技」というほどの活躍を見せるが、「投げ技」という特性上無重力の[[宇宙]]空間では使用不可という弱点があった。OVA版では適応は下がることはあるものの宇宙でも使用可能であり、この点は[[真ゲッター3]]も同様。 |
| :旧シリーズや『α』、『IMPACT』で水中の敵に使用すると、回転による撹拌によって水中に大量の泡が発生し、若干ながらアニメーション演出が変化する。 | | :旧シリーズや『α』、『IMPACT』で水中の敵に使用すると、回転による撹拌によって水中に大量の泡が発生し、若干ながらアニメーション演出が変化する。 |
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| ==余談== | | ==余談== |
| *ゲッター1のデザインは石川賢氏だが、ゲッター2と3のデザインは永井豪氏が手掛けている。石川氏はゲッター1のデザインはすぐ出来たものの、2と3にどうやって変形すればいいのかが思い付かず悩んでいたそうなのだが、永井氏がその場でチャチャッと「こんなんでいいんだよ」とデザインを描き上げてしまったらしい<ref>[https://getterrobot-arc.com/author/ 原作:永井豪 インタビュー]、【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』、2021年10月3日。</ref>。 | | *ゲッター1のデザインは石川賢氏だが、ゲッター2と3のデザインは永井豪氏が手掛けている。石川氏はゲッター1のデザインはすぐ出来たものの、2と3にどうやって変形すればいいのかが思い付かず悩んでいたそうなのだが、永井氏がその場でチャチャッと「こんなんでいいんだよ」とデザインを描き上げてしまったらしい<ref>[https://getterrobot-arc.com/author/ 原作:永井豪 インタビュー]、【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』、2021年10月3日。</ref>。 |
− | *TV版においては顔の作画に特異なブレがあり、'''鼻があったりなかったり'''する。材質であるゲッター合金は特殊な形状記憶合金なので、まあ理解できなくもないのだが…(他の媒体では基本的に鼻は無い)。スパロボでもグラフィックごとに鼻の有無が違うので見比べて見るのも楽しいかもしれない。因みにTV版のゲッター3が玩具などで立体化される際は、顔の窓と同じ黒い鼻が造形され「あるけど目立たない」と解釈される場合が多い。 | + | *(媒体ごとに)地味に'''鼻があったりなかったり'''する。基本的に漫画版準拠(OVA含む)では窓の中は目のみで、初代TV版では鉄色の太い鼻筋がある…という違いがあるのだが、放送当時のグラビアやおもちゃなどでは(TV出典であっても)ナシにされがちだったり、ゲッター1の窓の数などと比べるとその辺の差別化はやや曖昧なところがある。スパロボでも例えばドット絵の小さめな初代では鼻が省略されていたりする。 |
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| ==脚注== | | ==脚注== |