差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
46行目: 46行目:  
[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]の協力の下で開発された定位リバースコンバートの実験機「TF-14/ft」をベースに、リリン・プラジナーが彼女に無断で量産・商品化させた第3世代[[バーチャロイド]]。
 
[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]の協力の下で開発された定位リバースコンバートの実験機「TF-14/ft」をベースに、リリン・プラジナーが彼女に無断で量産・商品化させた第3世代[[バーチャロイド]]。
   −
参戦名義は「マーズ」だが、スパロボに登場するのは「フォース」のDNAサイド・1Pカラー(ピンク)。
+
参戦名義は『マーズ』だが、スパロボに登場するのは『フォース』のDNAサイド・1Pカラー(ピンク)。
「フォース」では初期選択可能機体の一機種だが、実は「マーズ」では基本的に敵機体としてしか登場せず、条件をクリアして支給を受けて初めて使えるようになる(しかも最初はブルーのMARZカラーしかなく、自分で使わない限りNPC僚機としても出てこない)。
+
『フォース』では初期選択可能機体の一機種だが、実は『マーズ』では基本的に敵機体としてしか登場せず、条件をクリアして支給を受けて初めて使えるようになる(しかも最初はブルーのMARZカラーしかなく、自分で使わない限りNPC僚機としても出てこない)。
    
第2世代機である[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]の特徴をそのまま受け継いだ第3世代[[フェイ・イェン]]系列機の基幹機種であり、バリエーションとしては近接特化のTF-14B「ブルーハート(BH)」、支援型のTF-14C「パニックハート(PH)」、レア機体のTF-14M「シンデレラハート(CH)」が存在し、VH、BH、PHには「指揮官機」として「TF-14A+」等各機体ナンバーに「+」が追加され、頭部アクセサリがヘッドドレスからティアラに変更されたタイプが存在する(CHには存在しない)。さらに「フォース」の機体の特徴としてカラーバリエーションの数が膨大にあり、'''全て含めるとその数は3桁に及ぶと思われる。'''
 
第2世代機である[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]の特徴をそのまま受け継いだ第3世代[[フェイ・イェン]]系列機の基幹機種であり、バリエーションとしては近接特化のTF-14B「ブルーハート(BH)」、支援型のTF-14C「パニックハート(PH)」、レア機体のTF-14M「シンデレラハート(CH)」が存在し、VH、BH、PHには「指揮官機」として「TF-14A+」等各機体ナンバーに「+」が追加され、頭部アクセサリがヘッドドレスからティアラに変更されたタイプが存在する(CHには存在しない)。さらに「フォース」の機体の特徴としてカラーバリエーションの数が膨大にあり、'''全て含めるとその数は3桁に及ぶと思われる。'''
53行目: 53行目:  
第2世代と比べると打って変わって発育しすぎなプロポーションにアンナミラーズモチーフのウェイトレス服というかなりあざといデザインで、オリジナルフェイ・イェン本人も勝手に量産化された経緯もあって「こんなのあたしじゃない!」とあまり気に入っていない様子である(とか言いつつも機体解説文をハッキングして自分好みにしたり、武装や愛称のコンセプトを手がけたり、果ては同じ姿になってプロモーション用の編隊にしれっと混じったり、等身大姿でこの服装になったりもしているのだが)。
 
第2世代と比べると打って変わって発育しすぎなプロポーションにアンナミラーズモチーフのウェイトレス服というかなりあざといデザインで、オリジナルフェイ・イェン本人も勝手に量産化された経緯もあって「こんなのあたしじゃない!」とあまり気に入っていない様子である(とか言いつつも機体解説文をハッキングして自分好みにしたり、武装や愛称のコンセプトを手がけたり、果ては同じ姿になってプロモーション用の編隊にしれっと混じったり、等身大姿でこの服装になったりもしているのだが)。
   −
「フォース」ではバストサイズに貧から爆まで4種のバリエーションが存在し、稀にサイズ違いの機体が支給されることがあった(「色も機体も同じなのになんか支給が来て、何かと思ってよく見たら胸のサイズだった」という当時のプレイヤーの談も)。また、XBOX360版「フォース」発売時に初回封入特典として「フェティッシュ開放コード」なるアイテムコードが付属し、これを入力すると'''系列機のエンジェラン共々バストサイズが自由に選べるようになる'''(現在は入手不能だが、PS4版の「バーチャロンマスターピースコレクション」では最初からこの機能が開放されている)。
+
『フォース』ではバストサイズに貧から爆まで4種のバリエーションが存在し、稀にサイズ違いの機体が支給されることがあった(「色も機体も同じなのになんか支給が来て、何かと思ってよく見たら胸のサイズだった」という当時のプレイヤーの談も)。また、XBOX360版「フォース」発売時に初回封入特典として「フェティッシュ開放コード」なるアイテムコードが付属し、これを入力すると'''系列機のエンジェラン共々バストサイズが自由に選べるようになる'''(現在は入手不能だが、PS4版の『バーチャロンマスターピースコレクション』では最初からこの機能が開放されている)。
 
さらにバリエーション機「シンデレラ・ハート」がプラモデル化された際には(パーツこそ付属しなかったものの)ヒップパーツにもバリエーションがあったことが明かされる等、亙重郎以下バーチャロン開発スタッフの妄執を体現した機体と言える。しかも後に同機のプラモデルを手がけたハセガワ社がここに便乗、'''「最初は無理だったけど技術的に可能になった」なる理由で本当にバスト、ヒップのバリエーションパーツまでプラモ化、さらに可動範囲やプロポーションのさらなる追及のために従来版と比較し全体の半数近いパーツを新規金型で作り直すという凄まじいリニューアルが行われた。'''また同時にそれまで限定品扱いだったバリエーション機が全て定番商品として陳列された(一応、初期バージョンや限定扱いだった仕様とはオマケデカールが別のカラーリングパターンとなっているので従来品の価値も失われたわけではない)。公式もメーカーもやりたい放題である。
 
さらにバリエーション機「シンデレラ・ハート」がプラモデル化された際には(パーツこそ付属しなかったものの)ヒップパーツにもバリエーションがあったことが明かされる等、亙重郎以下バーチャロン開発スタッフの妄執を体現した機体と言える。しかも後に同機のプラモデルを手がけたハセガワ社がここに便乗、'''「最初は無理だったけど技術的に可能になった」なる理由で本当にバスト、ヒップのバリエーションパーツまでプラモ化、さらに可動範囲やプロポーションのさらなる追及のために従来版と比較し全体の半数近いパーツを新規金型で作り直すという凄まじいリニューアルが行われた。'''また同時にそれまで限定品扱いだったバリエーション機が全て定番商品として陳列された(一応、初期バージョンや限定扱いだった仕様とはオマケデカールが別のカラーリングパターンとなっているので従来品の価値も失われたわけではない)。公式もメーカーもやりたい放題である。
    
実は媒体によってカラーリングが非常に不安定な機体で、同じ「1Pカラー」でもカトキ氏による設定画、フォース、マーズ内のゲームモデル、プラモデル化された際のハイエンドCG、後述のPSO2版等で腰のリボンの色や肘関節周辺の配色が'''全て微妙に異なっている。'''
 
実は媒体によってカラーリングが非常に不安定な機体で、同じ「1Pカラー」でもカトキ氏による設定画、フォース、マーズ内のゲームモデル、プラモデル化された際のハイエンドCG、後述のPSO2版等で腰のリボンの色や肘関節周辺の配色が'''全て微妙に異なっている。'''
カットインを見る限り、「K」に登場する機体はリボンや肘の突起の色が白であるため一応ハイエンドCG準拠のカラーリングの模様。
  −
  −
なお、スパロボとは直接は関係ないが、発売元が同じであるセガが手がけるオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」にコラボアイテムとしてテムジン747A共々コスチューム(着ぐるみ扱い)、頭部(髪型扱い)、武器迷彩(レイピア・愚者の自愛)、モーションの一部(ロビーアクション扱い)が'''バーチャロンワークス徹底監修の元にハイエンドCG準拠の高精度でモデル化、実装されている'''(武器はゲームシステム上右手持ちに変更されているが、これもまたプラモデル化された)。こちらは2015年5月現在で第二弾の実装も決定しており、新規にマイザー・デルタ、エンジェランのコスチューム類のほかフェイにはBHの頭部と武器迷彩(大剣・強者の妄信)が近日追加される予定(テムジン747Aにも指揮官機ヘッドが追加される模様)。
      
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦K}}
:初登場作品。[[チーフ]]や[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]と共に[[MARZ]]の一員として行動してる。前述の通り[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]本人はこの機体のデザインを気に入っていない為、レプリカ機体であるという説があるが真相は闇の中(747Jやハッターがバケモノじみたカスタマイズを施された機体であるのに対し、一般の商用型機がこれに匹敵、あるいは凌駕するというのは普通に考えればありえないが・・・)・・・と思われたが、公式でオリジナル本人だと明言された。
+
:初登場作品。カットインを見る限り、リボンや肘の突起の色が白であるため一応ハイエンドCG準拠のカラーリングの模様。
 +
:[[チーフ]]や[[イッシー・ハッター|ハッター軍曹]]と共に[[MARZ]]の一員として行動している。前述の通り[[フェイ・イェン|オリジナルフェイ・イェン]]本人はこの機体のデザインを気に入っていない為、レプリカ機体であるという説があった<ref>747Jやハッターがバケモノじみたカスタマイズを施された機体であるのに対し、一般の商用型機がこれに匹敵、あるいは凌駕するというのは普通に考えれば有り得ない事態であった。</ref>が、後に公式でオリジナル本人だと明言されている<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 CHRONICLE 32. 漂流するタングラム]、電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト「inside the gate」、2022年9月11日閲覧。</ref>。
 
:[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]としても登場する。
 
:[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]としても登場する。
   89行目: 87行目:  
:立ちLW。エモーショナルモード時だとさらにTLWも加わる。横・縦とソードウェーブを射出する。
 
:立ちLW。エモーショナルモード時だとさらにTLWも加わる。横・縦とソードウェーブを射出する。
 
;ビビッド・ハート
 
;ビビッド・ハート
:立ちCW→RW近接→RW近接二段目→RW近接→回り込みCW近接→TLW近接→立ちTCW。ハートビームと近接技のコンビネーション。止め演出で「指導、終了・・・なんちゃって!」
+
:立ちCW→RW近接→RW近接二段目→RW近接→回り込みCW近接→TLW近接→立ちTCW。ハートビームと近接技のコンビネーション。止め演出で「指導、終了…なんちゃって!」
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
99行目: 97行目:  
:HPが50%以下になるか[[気力]]140以上で発動。機体が金色に光り輝き、機体性能と攻撃力がアップする。オリジナルフェイ・イェンから代々受け継がれているハイパーモード機能。
 
:HPが50%以下になるか[[気力]]140以上で発動。機体が金色に光り輝き、機体性能と攻撃力がアップする。オリジナルフェイ・イェンから代々受け継がれているハイパーモード機能。
 
:原作でも当然(フォース/マーズ共)全てのバリエーション機に実装されているが、'''ぶっちゃけここまで性能はアップしない。'''
 
:原作でも当然(フォース/マーズ共)全てのバリエーション機に実装されているが、'''ぶっちゃけここまで性能はアップしない。'''
:・・・本当に商用型なのだろうか?
+
:…本当に商用型なのだろうか? という疑いは最もだったが、少なくとも『K』の方は中身がオリジナルフェイ・イェンだったというオチがついている。『第3次α』の方も同様であれば、[[スパロボ補正]]でなくとも納得の性能であろう。
    
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
124行目: 122行目:  
;VR-014/HD [[フェイ・イェンHD]](ハート・オブ・ディーヴァ)
 
;VR-014/HD [[フェイ・イェンHD]](ハート・オブ・ディーヴァ)
 
:クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているVOCALOIDソフト「[[初音ミク]]」をフューチャーした機体。
 
:クリプトン・フューチャー・メディア社から発売されているVOCALOIDソフト「[[初音ミク]]」をフューチャーした機体。
 +
 +
== 余談 ==
 +
*発売元が同じであるセガが手がけるオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」にコラボアイテムとしてテムジン747A共々コスチューム(着ぐるみ扱い)、頭部(髪型扱い)、武器迷彩(レイピア・愚者の自愛)、モーションの一部(ロビーアクション扱い)が'''バーチャロンワークス徹底監修の元にハイエンドCG準拠の高精度でモデル化、実装されている'''(武器はゲームシステム上右手持ちに変更されているが、これもまたプラモデル化された)。以降も同作ではコラボアイテムが追加されている。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
7,288

回編集

案内メニュー