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| **原作と比較して悪役ないし悪女としてのキャラクターが立ったという意味では、[[スパロボ補正]]に通じると言える。 | | **原作と比較して悪役ないし悪女としてのキャラクターが立ったという意味では、[[スパロボ補正]]に通じると言える。 |
| **ただし、次兄サスロに叱責された恨みから彼を[[暗殺]]した事を示唆されていたり、身柄を確保しようとした[[シャア・アズナブル|ダイクンの遺児]]に逆に気圧される、それを報告した長兄ギレンからは自重を申し渡される、父デギンの進めていた停戦交渉を遠回しに長兄ギレンに密告する等々、「小物感」もまた増している感も否めない。 | | **ただし、次兄サスロに叱責された恨みから彼を[[暗殺]]した事を示唆されていたり、身柄を確保しようとした[[シャア・アズナブル|ダイクンの遺児]]に逆に気圧される、それを報告した長兄ギレンからは自重を申し渡される、父デギンの進めていた停戦交渉を遠回しに長兄ギレンに密告する等々、「小物感」もまた増している感も否めない。 |
| + | **終盤ではア・バオア・クーに乗り込んできたセイラを尊崇する旧ダイクン派とギレン派が結託してカウンター・テロを起こしたため、彼らを殲滅するためにもぬけの殻にした指令室に爆薬を仕掛けるなどの計略も見せた。 |
| *[[年齢]]と比較して外見が年上に見えることに関しては、[[ガンダムシリーズ]]ファンからは度々ネタにされることが多い。 | | *[[年齢]]と比較して外見が年上に見えることに関しては、[[ガンダムシリーズ]]ファンからは度々ネタにされることが多い。 |
| **『THE ORIGIN』版では35歳に再設定されているが、現実世界に存在する政治家と比較すると充分「若い」と呼べる部類である。 | | **『THE ORIGIN』版では35歳に再設定されているが、現実世界に存在する政治家と比較すると充分「若い」と呼べる部類である。 |
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| *初登場は第11話「イセリナ恋のあと」で、第18話「灼熱!アッザム・リーダー」の頃はまだ設定が固まっていなかったのか、[[マ・クベ]]に丁寧語で接する等、後半再登場する時とはやや異なる印象を与える(「[[#名台詞|名台詞]]」の欄にあるように、本質的な冷徹さは変わらないが)。 | | *初登場は第11話「イセリナ恋のあと」で、第18話「灼熱!アッザム・リーダー」の頃はまだ設定が固まっていなかったのか、[[マ・クベ]]に丁寧語で接する等、後半再登場する時とはやや異なる印象を与える(「[[#名台詞|名台詞]]」の欄にあるように、本質的な冷徹さは変わらないが)。 |
| *キシリアはア・バオア・クーを脱出した後は、無傷で温存されていたグラナダの突撃機動軍と本国[[サイド3]]の防衛軍の戦力を用いた反攻作戦を企図していた。 | | *キシリアはア・バオア・クーを脱出した後は、無傷で温存されていたグラナダの突撃機動軍と本国[[サイド3]]の防衛軍の戦力を用いた反攻作戦を企図していた。 |
− | *最終話(TV版)でシャアにバズーカで首を吹き飛ばされたシーンでは演出を担当した板野一郎氏によって、当初はリアリティを出す為に首だけではなく内臓も飛び散る描写がなされていた。しかし富野監督から「やりすぎだ!」と怒られてしまった結果、最終話(TV版)放送時では画面が点滅する描写に差し替えられている。 | + | *最終話(TV版)でシャアにバズーカで首を吹き飛ばされたシーンでは演出を担当した板野一郎氏によって、当初はリアリティを出す為に首だけではなく'''内臓'''も飛び散る描写がなされていた。しかし富野監督から「やりすぎだ!」と怒られてしまった結果、最終話(TV版)放送時では画面が点滅する描写に差し替えられている。 |
| **一方、劇場版第3部における上述の場面をスロー再生すると、光でぼかされているがキシリアの首が吹き飛び、脱出艇の爆発によって四散した彼女の脚や腕および胴体が無重力状態の船中を漂うという、[[トラウマイベント|グロテスクな描写になっている]]事が確認できる。 | | **一方、劇場版第3部における上述の場面をスロー再生すると、光でぼかされているがキシリアの首が吹き飛び、脱出艇の爆発によって四散した彼女の脚や腕および胴体が無重力状態の船中を漂うという、[[トラウマイベント|グロテスクな描写になっている]]事が確認できる。 |
| **後に富野監督が自ら執筆した[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』ではシャアに殺される点は同様だが、「シャア専用[[リック・ドム]]の(キシリア自身が乗っていた)掌上から、文字通り掌を返された事で墜落死する」という最期に変更されている。 | | **後に富野監督が自ら執筆した[[小説|小説版]]『機動戦士ガンダム』ではシャアに殺される点は同様だが、「シャア専用[[リック・ドム]]の(キシリア自身が乗っていた)掌上から、文字通り掌を返された事で墜落死する」という最期に変更されている。 |
| **安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアのバズーカで首を吹き飛ばされて死亡する点は変わらないが、バズーカの弾頭がそのまま脱出艇の艦橋を破壊しそのまま[[ドロス]](同作では大型化されており単独で敵艦隊を殲滅できる)の内部に脱出艇が入り込んで誘爆した結果、ドロスもまた轟沈している。 | | **安彦良和氏の漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではシャアのバズーカで首を吹き飛ばされて死亡する点は変わらないが、バズーカの弾頭がそのまま脱出艇の艦橋を破壊しそのまま[[ドロス]](同作では大型化されており単独で敵艦隊を殲滅できる)の内部に脱出艇が入り込んで誘爆した結果、ドロスもまた轟沈している。 |
| *後年、キシリア役の[[声優]]である小山茉美氏は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて[[タリア・グラディス]]役を演じており、かつてシャアを演じた[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏([[ギルバート・デュランダル]]役)と共演している。 | | *後年、キシリア役の[[声優]]である小山茉美氏は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』にて[[タリア・グラディス]]役を演じており、かつてシャアを演じた[[声優:池田秀一|池田秀一]]氏([[ギルバート・デュランダル]]役)と共演している。 |
− | **小山氏はTV放送前のインタビュー等で冗談混じりに「最後はデュランダルの顔をバズーカで吹き飛ばしたい(=「初代ガンダムのキシリア役として、池田氏のシャアにリベンジしたい」)」と語っている。 | + | **小山氏はTV放送前のインタビュー等で冗談混じりに「'''最後はデュランダルの顔をバズーカで吹き飛ばしたい'''(=「初代ガンダムのキシリア役として、池田氏のシャアにリベンジしたい」)」と語っている。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |