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== 余談 ==
== 余談 ==
*公式ファンブック掲載のバトルストーリーではミドルネームが異なり、ルイーズ・エレナ・キャムフォードの名で登場している。また、設定もアニメとは少々異なっている。ちなみにこちらでは[[ギュンター・プロイツェン]]と血縁関係にあり、ルイーズにとって異母弟にあたる。
*公式ファンブック掲載のバトルストーリーではミドルネームが異なり、ルイーズ・エレナ・キャムフォードの名で登場している。また、設定もアニメとは少々異なっている。ちなみにこちらでは、ヘリック2世大統領の異母弟である皇帝ゼネバスの娘エレナ姫その人であり、同じくゼネバス皇帝の忘れ形見である[[ギュンター・プロイツェン]]と血縁関係にあり、ルイーズにとって奇しくも先の大戦時の元首同様に異母弟にあたる。
*バトストでは、復興を後回しにして軍備増強を図る帝国に対し、先の大戦からの戦後復興と国力回復にいそしみ、対立が激しい東西民族(旧ゼネバス国民と共和国民)間の融和に努めるなど、'''当初は'''理想的な国家元首と描写されていた。
**しかし、第2次大陸間戦争(第2次暗黒大陸戦争)末期、ネオゼネバス帝国の再興と中央大陸への侵攻が行われると事態は一変、旧ゼネバス国民は挙ってネオゼネバスを支持。旧ゼネバス国民には'''融和政策が民族浄化・同化政策と見なされていた'''と判明し自らの自己満足であったと痛感する。
**同時にエレナ姫と同一人物と断定され、'''自らの出自・民族籍を偽っていた'''事も判明する(読者に対してであり作中登場人物には判明していない)。結局、国民の融和を訴える大統領自身が、今の立場になる為に自らの出自を蔑み、多数派に媚び国民を欺いていた事になる。
***誤解なきように言うが、ルイーズ大統領が国民の和解と融和を望んでいたのは紛れもない事実である。前職の大統領で叔父であり育ての親であるヘリック2世も、その出自・経験が活かされ良き政治家になると期待していた。しかし、ヘリック2世も若き日に激しい民族差別を経験し、何より弟ゼネバスを追放した多民族派の議会と議員たちを憎み軽蔑していた。故に、彼らがゼネバスの娘など納得しないと理解してしたからこそ出自を偽って自らの後継者にしたのである。
*実は、ヘリック共和国に'''選挙を行った形跡がない'''と言う衝撃の事実がある。ルイーズ大統領の出自を考えると説得力がある。
*実は、ヘリック共和国に'''選挙を行った形跡がない'''と言う衝撃の事実がある。ルイーズ大統領の出自を考えると説得力がある。
**バトストでは「叔父から姪へ引き継いだ(この時、身分を偽っている)」TVアニメ版でも「夫から妻へと引き継いだ」と身内で大統領職を回している状態である。
**バトストでは「叔父から姪へ引き継いだ」TVアニメ版でも「夫から妻へと引き継いだ」と身内で大統領職を回している状態である。
**旧バトストによると、ヘリック共和国は元々王政であり、初代国王ヘリック1世没後に王位を継承したヘリック2世が王政を廃止し共和制へと移行、自ら初代大統領となった経緯がある。つまり、議会改革や市民革命によって共和制になったのではなく「'''上からの押し付け=権力者の自己満足'''」で共和制になった為、王政気質が抜けていない(共和制の仮面をかぶった君主制)。当然、上層部がそんな具合である為、国民も王政気分が抜けずムーロア(ヘリック王家)こそ支配者と思想が強く、結果ヘリック共和国の滅亡(西方大陸への亡命政権)へとつながる。
**旧バトストによると、ヘリック共和国は元々王政であり、初代国王ヘリック1世没後に王位を継承したヘリック2世が王政を廃止し共和制へと移行、自ら初代大統領となった経緯がある。つまり、議会改革や市民革命によって共和制になったのではなく「'''上からの押し付け=権力者の自己満足'''」で共和制になった為、王政気質が抜けていない(共和制の仮面をかぶった君主制)。当然、上層部がそんな具合である為、国民も王政気分が抜けずムーロア(ヘリック王家)こそ支配者と思想が強く、結果ヘリック共和国の滅亡(西方大陸への亡命政権)へとつながる。
**TVアニメ版でもその設定が残っているかは不明である。
**TVアニメ版でもその設定が残っているかは不明である。