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| ;[[スーパーロボット大戦UX]] | | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
| :原作漫画版設定で登場。今回ようやくファクターアイのグラフィックが追加。[[ツクヨミ]]に乗って敵としても登場するため、パイロットデータが造り起こされた。終盤に味方となり、味方パイロットとしても出撃可能に。[[L]]同様に、本作でも物語の根源に深く関わっている。想像力の欠如した人類に楔を打ち込もうとするが、UXの物語には'''想像を促す彼ですらも想像できないであろう、驚愕の展開がこれでもかと盛り込まれている。''' | | :原作漫画版設定で登場。今回ようやくファクターアイのグラフィックが追加。[[ツクヨミ]]に乗って敵としても登場するため、パイロットデータが造り起こされた。終盤に味方となり、味方パイロットとしても出撃可能に。[[L]]同様に、本作でも物語の根源に深く関わっている。想像力の欠如した人類に楔を打ち込もうとするが、UXの物語には'''想像を促す彼ですらも想像できないであろう、驚愕の展開がこれでもかと盛り込まれている。''' |
− | :なお、彼は前世の宇宙から転移してきたはずなのだが、それに関しては'''一切触れられない'''。緻密と言わざるを得ない本作のストーリーにおいて明らかな違和感の一つである。 | + | :なお、世界観設定上、彼は前世の宇宙から転移してきたはずなのだが、それに関しては'''一切触れられない'''。もっとも、それ(=異世界・未来世界組がいたのは過去の宇宙だった)が判明するのは最終話の戦闘中であり、それまでは全員が全員「未来世界から転移して来た」と思っていたため仕方がないが。 |
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| == パイロットステータス設定の傾向 == | | == パイロットステータス設定の傾向 == |
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| ;[[ファクター]] [[底力]] [[援護攻撃]] [[全体攻撃]] [[指揮官]] | | ;[[ファクター]] [[底力]] [[援護攻撃]] [[全体攻撃]] [[指揮官]] |
| :一軍を率いるだけあって指揮官レベルが高い…のは敵仕様のみ、味方になると指揮官の先天成長限界は石神と同じくL2まで。 | | :一軍を率いるだけあって指揮官レベルが高い…のは敵仕様のみ、味方になると指揮官の先天成長限界は石神と同じくL2まで。 |
− | :当然の如くファクター持ちだが、実際に乗っている[[ツクヨミ]]はアルマなので、実質死に技能である……。 | + | :当然の如くファクター持ちだが、実際に乗っている[[ツクヨミ]]はアルマなので、実質死に技能。 |
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| ===[[戦術指揮]]=== | | ===[[戦術指揮]]=== |
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| ==人間関係== | | ==人間関係== |
| === アニメ版 === | | === アニメ版 === |
− | ;[[早瀬浩一]]:宿敵。「正義の味方」として期待をかけている。浩一本人は久嵩の真意を知らなかったため俄然敵視していたが…。 | + | ;[[早瀬浩一]] |
− | ;[[城崎絵美]]:妹。当初彼女は記憶を失っており、久嵩との接触を機に回復し始めている。久嵩が天児を撃ったことを理解しつつも許せずにいたが…。 | + | :宿敵。「正義の味方」として期待をかけている。浩一本人は久嵩の真意を知らなかったため俄然敵視していたが…。 |
− | ;城崎天児:父。ラインバレルを始めとするマキナの開発者。久嵩をセントラルに潜入させるため、あえて自身を射殺させた。 | + | ;[[城崎絵美]] |
− | ;[[菅原マサキ]]:副官にして監視役。久嵩にとって最も身近な「敵」。 | + | :妹。当初彼女は記憶を失っており、久嵩との接触を機に回復し始めている。久嵩が天児を撃ったことを理解しつつも許せずにいたが…。 |
− | ;[[沢渡拓郎]]:部下。久嵩を名前で呼び捨てにするなど、地位はともかく立場的には対等。 | + | ;城崎天児 |
− | ;[[ユリアンヌ・フェイスフル]]:部下。 | + | :父。ラインバレルを始めとするマキナの開発者。久嵩をセントラルに潜入させるため、あえて自身を射殺させた。 |
− | ;[[ジャック・スミス]]:部下。ただし、[[森次玲二|森次]]との決着を最優先にするという前提がついており、森次のJUDA離反に伴い彼も機関を離反した。 | + | ;[[菅原マサキ]] |
− | ;[[王政陸]]:部下。 | + | :副官にして監視役。久嵩にとって最も身近な「敵」。 |
− | ;[[石神邦生]]:JUDAのトップにしてかつての相方。久嵩の真意を知る数少ない人物の一人。 | + | ;[[沢渡拓郎]] |
− | ;[[矢島英明]]:アパレシオンのファクターとなった彼を一時的に利用していた。自分のことを省みず、他人のために行動する姿を見て城崎天児のことを思い出していた。 | + | :部下。久嵩を名前で呼び捨てにするなど、地位はともかく立場的には対等。 |
| + | ;[[ユリアンヌ・フェイスフル]] |
| + | :部下。 |
| + | ;[[ジャック・スミス]] |
| + | :部下。ただし、[[森次玲二|森次]]との決着を最優先にするという前提がついており、森次のJUDA離反に伴い彼も機関を離反した。 |
| + | ;[[王政陸]] |
| + | :部下。 |
| + | ;[[石神邦生]] |
| + | :JUDAのトップにしてかつての相方。久嵩の真意を知る数少ない人物の一人。 |
| + | ;[[矢島英明]] |
| + | :アパレシオンのファクターとなった彼を一時的に利用していた。自分のことを省みず、他人のために行動する姿を見て城崎天児のことを思い出していた。 |
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| === 原作漫画版 === | | === 原作漫画版 === |
− | ;[[早瀬浩一]]:宿敵。当初は単なるイレギュラーでしかなかったが、天児の件をきっかけに敵視の度を深める。しかし、久嵩を変えたのもまた、結果としては彼であった。 | + | ;[[早瀬浩一]] |
− | ;[[城崎絵美]]:恩師・天児の娘。久嵩自身にとっても妹分であり、何かと気にかけていた。世界の再構築後はほとんど接触がない。 | + | :宿敵。当初は単なるイレギュラーでしかなかったが、天児の件をきっかけに敵視の度を深める。しかし、久嵩を変えたのもまた、結果としては彼であった。 |
− | ;[[城崎天児]]:恩師。人類絶滅に際し、久嵩の手を借りて死亡、ラインバレルのファクターとなる。世界再構築の後も久嵩にとってはもっとも尊敬する人物であり、どんな形でも再会を願っていたが……。 | + | ;[[城崎絵美]] |
− | ;[[菅原マサキ]]:副官。一番隊隊長の二代目であり、久嵩に心酔する懐刀。 | + | :恩師・天児の娘。久嵩自身にとっても妹分であり、何かと気にかけていた。世界の再構築後はほとんど接触がない。 |
− | ;[[沢渡拓郎]]:部下。久嵩のやり方に疑問を覚えた末、最終的に離反。 | + | ;[[城崎天児]] |
− | ;[[ユリアンヌ・フェイスフル]]:六番隊隊長。実際には石神が送り込んだJUDAのスパイであった。 | + | :恩師。人類絶滅に際し、久嵩の手を借りて死亡、ラインバレルのファクターとなる。世界再構築の後も久嵩にとってはもっとも尊敬する人物であり、どんな形でも再会を願っていたが……。 |
− | ;[[ジャック・スミス]]:部下。 | + | ;[[菅原マサキ]] |
− | ;[[王政陸]]:部下。彼の自我の強さを買って機関に引き入れたが、想像力の乏しさから最終的に見限る。 | + | :副官。一番隊隊長の二代目であり、久嵩に心酔する懐刀。 |
− | ;[[石神邦生]]:JUDAのトップにしてかつての相方。「ヒトマキナ」への対応を巡って袂を分かったが、ロストバレルの一件で彼に一杯食わされるハメに。 | + | ;[[沢渡拓郎]] |
− | ;「[[推進派]]達」:久嵩個人の切り札とも言える存在。その正体は'''恩師・天児のクローン達'''である。 | + | :部下。久嵩のやり方に疑問を覚えた末、最終的に離反。 |
| + | ;[[ユリアンヌ・フェイスフル]] |
| + | :六番隊隊長。実際には石神が送り込んだJUDAのスパイであった。 |
| + | ;[[ジャック・スミス]] |
| + | :部下。 |
| + | ;[[王政陸]] |
| + | :部下。彼の自我の強さを買って機関に引き入れたが、想像力の乏しさから最終的に見限る。 |
| + | ;[[石神邦生]] |
| + | :JUDAのトップにしてかつての相方。「ヒトマキナ」への対応を巡って袂を分かったが、ロストバレルの一件で彼に一杯食わされるハメに。 |
| + | ;「[[推進派]]達」 |
| + | :久嵩個人の切り札とも言える存在。その正体は'''恩師・天児のクローン達'''である。 |
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| ==他作品との人間関係== | | ==他作品との人間関係== |
− | ;[[張五飛]]:[[L]]では久嵩の「正義」を見極めるために、久嵩に同志として協力する。彼は久嵩を亡きかつての宿敵・[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]に匹敵する器と覚悟を持った漢と認めている。 | + | ;[[張五飛]] |
− | ;[[ウラジミール]]:[[L]]では共に来たるべき敵に備え、その脅威に立ち向かう者たちの覚醒を促さんとするという似た目的を持っている為、彼女と協力関係を結んでいる。 | + | :[[L]]では久嵩の「正義」を見極めるために、久嵩に同志として協力する。彼は久嵩を亡きかつての宿敵・[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]に匹敵する器と覚悟を持った漢と認めている。 |
− | ;[[ギルバート・デュランダル]]、[[F.S.]]:[[L]]では僅かな期間だが、彼らと共に[[LOTUS]]の指導者となっている。三人そろって怪しい面もあるが人類の未来を真剣に憂う者であるなど、いくつかの共通点を持つ。 | + | ;[[ウラジミール]] |
− | ;[[ルド・グロリア]]:直接対面するシーンはないが、同じ世界の出身で共にセントラルから送り込まれた尖兵という立場でもあるため彼の事を知っており、彼と、彼率いる「[[GreAT]]」の存在を[[LOTUS]]に警告した。 | + | :[[L]]では共に来たるべき敵に備え、その脅威に立ち向かう者たちの覚醒を促さんとするという似た目的を持っている為、彼女と協力関係を結んでいる。 |
− | ;[[シンジロウ・サコミズ]]:[[UX]]では20世紀の太平洋戦争の時代では共に大日本帝国軍の軍人であり、当時彼とも対面していたため顔見知りの間柄である。小倉に落とされるはずだった原爆を食い止め、散った彼を憂う会話が存在し、自分達と変わらない時の姿のままで生存していた時には驚きを隠せないでいた。地上に上がって来た彼らホウジョウ軍を一時的に保護し、同盟を結び、サコミズの生存フラグが成立した場合、ヒトマキナとの戦いより再び共闘する。彼からは現在でも「加藤少将」と呼ばれ、敬意を表されている。 | + | ;[[ギルバート・デュランダル]]、[[F.S.]] |
| + | :[[L]]では僅かな期間だが、彼らと共に[[LOTUS]]の指導者となっている。三人そろって怪しい面もあるが人類の未来を真剣に憂う者であるなど、いくつかの共通点を持つ。 |
| + | ;[[ルド・グロリア]] |
| + | :直接対面するシーンはないが、同じ世界の出身で共にセントラルから送り込まれた尖兵という立場でもあるため彼の事を知っており、彼と、彼率いる「[[GreAT]]」の存在を[[LOTUS]]に警告した。 |
| + | ;[[シンジロウ・サコミズ]] |
| + | :[[UX]]では20世紀の太平洋戦争の時代では共に大日本帝国軍の軍人であり、当時彼とも対面していたため顔見知りの間柄である。小倉に落とされるはずだった原爆を食い止め、散った彼を憂う会話が存在し、自分達と変わらない時の姿のままで生存していた時には驚きを隠せないでいた。地上に上がって来た彼らホウジョウ軍を一時的に保護し、同盟を結び、サコミズの生存フラグが成立した場合、ヒトマキナとの戦いより再び共闘する。彼からは現在でも「加藤少将」と呼ばれ、敬意を表されている。 |
| ;[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]] | | ;[[呂布トールギス]]、[[貂蝉キュベレイ]] |
| :[[UX]]では三璃沙から飛ばされてきた彼らを客将として迎えていた。久嵩自身は呂布を「戦場で己の死と向き合わなければ、生を認識できない哀れな男」と評する。第2部後半に機関を離脱するが、彼らの生存フラグが成立した場合、ヒトマキナとの戦いより再び共闘する。 | | :[[UX]]では三璃沙から飛ばされてきた彼らを客将として迎えていた。久嵩自身は呂布を「戦場で己の死と向き合わなければ、生を認識できない哀れな男」と評する。第2部後半に機関を離脱するが、彼らの生存フラグが成立した場合、ヒトマキナとの戦いより再び共闘する。 |
− | ;[[刹那・F・セイエイ]]:[[UX]]では彼が発動したクアンタムバーストにより城崎天児の遺志と対話し、本心を知る。 | + | ;[[刹那・F・セイエイ]] |
| + | :[[UX]]では彼が発動したクアンタムバーストにより城崎天児の遺志と対話し、本心を知る。 |
| ;覇道鋼造 | | ;覇道鋼造 |
| :[[UX]]ではかつて同じ時代を生きた人間。彼とは直接面識はなかったが、それでも彼の偉業を称賛し、その人間性にも敬意を抱き、その想いを彼の孫娘の[[覇道瑠璃|瑠璃]]に語る。また、彼の「正体」に勘付いているような素振りも見せている(後述)。 | | :[[UX]]ではかつて同じ時代を生きた人間。彼とは直接面識はなかったが、それでも彼の偉業を称賛し、その人間性にも敬意を抱き、その想いを彼の孫娘の[[覇道瑠璃|瑠璃]]に語る。また、彼の「正体」に勘付いているような素振りも見せている(後述)。 |
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| ==名台詞== | | ==名台詞== |
− | ;「想像したまえ」:敵にも味方にも常に思考を促す決まり文句。ラインバレルがスパロボに参戦するたび、想像できない展開が待っている。特にUXの[[フェイ・イェンHD|驚愕の]][[戦術指揮|展開の]][[羽佐間翔子|数々]]はさすがの加藤も匙を投げるだろう…… | + | ;「想像したまえ」 |
− | ;「陽動とわかっていても他に対抗できるものがない以上、自分達が戦い続けるしかない。大変だね、正義の味方は」:2話「疾走する正義」より。スパロボだと自軍がこんな状況におかれる事がザラにある。 | + | :敵にも味方にも常に思考を促す決まり文句。しかし、さすがにUXの[[フェイ・イェンHD|驚愕の]][[戦術指揮|展開の]][[羽佐間翔子|数々]]はさすがの加藤も匙を投げるだろう……。 |
− | ;「まさか。あれはまだ序の口、目覚めの産声というところかな…?」<br/>「うずくまって泣いていた子供がようやく自らの足で世界に立った…」<br/>「これからどんな風に成長していくのか、実に興味深いね」:4話「正義の代償」およびLの同名ステージのエンディングにて。[[アパレシオン|ハグレマキナ]]を圧倒し、エグゼキューターで大暴れしたラインバレルと浩一を評して。かなり初期から彼とラインバレルに注目していたことがうかがえる。 | + | ;「陽動とわかっていても他に対抗できるものがない以上、自分達が戦い続けるしかない。大変だね、正義の味方は」 |
− | ;「それはよくないな…。想像力とは生きるための力そのものだ」<br/>「事態を予測し、可能性を考慮し、未来に備える…」<br/>「その能力をなくした者は柵に囲われた家畜と何ら変わりない」<br/>「'''想像せよ。それだけが来たるべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ'''」:加藤久嵩流「想像」の定義。極めて的を射ている。ちなみに後述の浩一に語った「世界征服」の概念と合わせ、原作漫画版における「想像力の喪失による人類絶滅」にも大きく関わっている。 | + | :2話「疾走する正義」より。スパロボだと自軍がこんな状況におかれる事がザラにある。 |
− | ;「想像した味と違うかね?」<br/>「見かけが甘い菓子だからと言って、中身がその通りであるとは限らない」<br/>「想像することを止めた瞬間、世界は成長を止める」<br/>「もっとよく観察し、情報を精査して考えたまえ…」:突然JUDAに現れ、「カレー味のカステラ」を浩一達に振る舞った際の台詞。自信に満ちた言葉に、居合わせたJUDAの面々は圧倒されていた。 | + | ;「まさか。あれはまだ序の口、目覚めの産声というところかな…?」<br/>「うずくまって泣いていた子供がようやく自らの足で世界に立った…」<br/>「これからどんな風に成長していくのか、実に興味深いね」 |
− | ;「違うな。間違っているぞ、マサキ」<br/>「ここは『引き上げず戦闘を続行しろ』だ」:スフィア設置後、撤収命令を出したマサキに対して。久嵩独特の言い回しが印象に残る台詞だが、[[ルルーシュ・ランペルージ|後年福山氏が「コードギアス」で演じたキャラクター]]が久嵩と同様の台詞を使用。アニメの放送はギアスの方が先だったためそちらで有名になり、Lでは結果的に[[声優ネタ]]となった。 | + | :4話「正義の代償」およびLの同名ステージのエンディングにて。[[アパレシオン|ハグレマキナ]]を圧倒し、エグゼキューターで大暴れしたラインバレルと浩一を評して。かなり初期から彼とラインバレルに注目していたことがうかがえる。 |
− | ;「あれが人間と言えるのか?想像力を失い、ただ日々を生きるもの」<br/>「そんなものは、プログラムにただ従うだけの機械…マキナと変わりない」<br/>「ならば、俺達は'''『人類という名のマキナ』の『ファクター』になる'''」<br/>「想像力のないマキナどもはファクターたる俺達が淘汰する」<br/>「生きようとあがく者だけに人としての未来を築かせる」<br/>「それが俺達、加藤機関の世界征服だ」:18話「メメント・モリ」にて、浩一と対峙した際の台詞。生きるべきものと死すべきものをわけ、死による抑圧から想像を促そうと言う考えだが、「抵抗したくても出来ない者達」を知る浩一は俄然反発する。なお、この発言の「マキナども」とは、加藤機関本来の敵である「[[マキナ人間]]」を指している。何気に原作漫画版における人類滅亡の原因と加藤機関の目的に近い台詞でもある。 | + | ;「それはよくないな…。想像力とは生きるための力そのものだ」<br/>「事態を予測し、可能性を考慮し、未来に備える…」<br/>「その能力をなくした者は柵に囲われた家畜と何ら変わりない」<br/>「'''想像せよ。それだけが来たるべき時代を生き抜く唯一の手段なのだ'''」 |
− | ;「やはり、早瀬浩一は想像以上だ。おかげで計画を2ステージ分短縮できる」<br/>「…妹をよろしく」:去り際に。この辺りから久嵩真の狙いが徐々に明かされていく。 | + | :加藤久嵩流「想像」の定義。極めて的を射ている。ちなみに後述の浩一に語った「世界征服」の概念と合わせ、原作漫画版における「想像力の喪失による人類絶滅」にも大きく関わっている。 |
− | ;「まだ、終わってはいないだろう?お前の正義は…森次玲二?」:ヴァーダントのファクターとなった森次に対して。 | + | ;「想像した味と違うかね?」<br/>「見かけが甘い菓子だからと言って、中身がその通りであるとは限らない」<br/>「想像することを止めた瞬間、世界は成長を止める」<br/>「もっとよく観察し、情報を精査して考えたまえ…」 |
− | ;「人間だったということさ…最期までな…」:機体との融合を拒絶し、プリテンダーと共に散った桐山を見て。傍らに立つマサキへの皮肉とも取れる。 | + | :突然JUDAに現れ、「カレー味のカステラ」を浩一達に振る舞った際の台詞。自信に満ちた言葉に、居合わせたJUDAの面々は圧倒されていた。 |
− | ;「沢渡。ユリアンヌ。そして同志諸君。加藤機関総司令としての、最後の命令を伝える!」<br/>「理想の未来を想像し、それを必ず実現せよ!」:炎上するシャングリラのブリッジから下した最終命令。 | + | ;「違うな。間違っているぞ、マサキ」<br/>「ここは『引き上げず戦闘を続行しろ』だ」 |
− | ;「早瀬浩一。道は我々が切り拓く。後は頼むぞ…正義の味方」:最期の台詞。この言葉を残し、シャングリラはグラン・ネイドルへ突撃をかける。そして…。 | + | :スフィア設置後、撤収命令を出したマサキに対して。久嵩独特の言い回しが印象に残る台詞だが、[[ルルーシュ・ランペルージ|後年福山氏が「コードギアス」で演じたキャラクター]]が久嵩と同様の台詞を使用。アニメの放送はギアスの方が先だったためそちらで有名になり、Lでは結果的に[[声優ネタ]]となった。 |
− | ;「…フ…」:破滅へ突き進むシャングリラの艦橋で、その男は静かに笑っていた…。 | + | ;「あれが人間と言えるのか?想像力を失い、ただ日々を生きるもの」<br/>「そんなものは、プログラムにただ従うだけの機械…マキナと変わりない」<br/>「ならば、俺達は'''『人類という名のマキナ』の『ファクター』になる'''」<br/>「想像力のないマキナどもはファクターたる俺達が淘汰する」<br/>「生きようとあがく者だけに人としての未来を築かせる」<br/>「それが俺達、加藤機関の世界征服だ」 |
| + | :18話「メメント・モリ」にて、浩一と対峙した際の台詞。生きるべきものと死すべきものをわけ、死による抑圧から想像を促そうと言う考えだが、「抵抗したくても出来ない者達」を知る浩一は俄然反発する。なお、この発言の「マキナども」とは、加藤機関本来の敵である「[[マキナ人間]]」を指している。何気に原作漫画版における人類滅亡の原因と加藤機関の目的に近い台詞でもある。 |
| + | ;「やはり、早瀬浩一は想像以上だ。おかげで計画を2ステージ分短縮できる」<br/>「…妹をよろしく」 |
| + | :去り際に。この辺りから久嵩真の狙いが徐々に明かされていく。 |
| + | ;「まだ、終わってはいないだろう? お前の正義は…森次玲二?」 |
| + | :ヴァーダントのファクターとなった森次に対して。 |
| + | ;「人間だったということさ…最期までな…」 |
| + | :機体との融合を拒絶し、プリテンダーと共に散った桐山を見て。傍らに立つマサキへの皮肉とも取れる。 |
| + | ;「沢渡。ユリアンヌ。そして同志諸君。加藤機関総司令としての、最後の命令を伝える!」<br/>「理想の未来を想像し、それを必ず実現せよ!」 |
| + | :炎上するシャングリラのブリッジから下した最終命令。 |
| + | ;「早瀬浩一。道は我々が切り拓く。後は頼むぞ…正義の味方」 |
| + | :最期の台詞。この言葉を残し、シャングリラはグラン・ネイドルへ突撃をかける。そして…。 |
| + | ;「…フ…」 |
| + | :破滅へ突き進むシャングリラの艦橋で、その男は静かに笑っていた…。 |
| ===原作漫画版の台詞=== | | ===原作漫画版の台詞=== |
− | ;マサキ「ラインバレルの破壊は失敗 こちらのマキナも奪われた形になりましたが…」<br/>久嵩「上々だよ あれだけの情報を得られたんだからさ」<br/>「それに比べりゃ イカレたマキナ一体 奪われるぐらい どうってコトはないよ」<br/>「…それより せっかくココまで来たんだからさ ウチのエース達に見せてあげようよ」<br/>「…浮上!」<br/>「諸君よぉく見ておきなさい あれがジュダ(JUDA) 我々の『敵』がいるところだよ」:初登場時。この時シャングリラは潜水してJUDAの近海に近づいており、更にアップの際にファクターアイを発動している。 | + | ;マサキ「ラインバレルの破壊は失敗 こちらのマキナも奪われた形になりましたが…」<br/>久嵩「上々だよ あれだけの情報を得られたんだからさ」<br/> 「それに比べりゃ イカレたマキナ一体 奪われるぐらい どうってコトはないよ」<br/> 「…それより せっかくココまで来たんだからさ ウチのエース達に見せてあげようよ」<br/> 「…浮上!」<br/> 「諸君よぉく見ておきなさい あれがジュダ(JUDA) 我々の『敵』がいるところだよ」 |
| + | :初登場時。この時シャングリラは潜水してJUDAの近海に近づいており、更にアップの際にファクターアイを発動している。 |
| :この時点ではまだキャラクターが固まりきっておらず、石神に近い軽めの口調が目立つ。 | | :この時点ではまだキャラクターが固まりきっておらず、石神に近い軽めの口調が目立つ。 |
− | ;「一本の明確な線を引き、混沌な世界を終わらせ人類を再教育する――それが俺たちの言う世界征服だ」:日本政府の要人たちに説いた加藤機関の目的とする世界征服。居合わせた人間からは「抽象的過ぎる」などと言われるが、加藤はそんな政府要人たちの想像力の無さに失望する。彼に言わせれば、そんな人々に想像を促すことこそが人類の再教育、なのだ。 | + | ;「一本の明確な線を引き、混沌な世界を終わらせ人類を再教育する――それが俺たちの言う世界征服だ」 |
− | ;「お前が一番想像を理解していない 何故なら自分自身が死ぬコトを想像していないからだ」:王政陸を粛清した際に沢渡が伝えた加藤からの伝言。端的に加藤の求める想像の意味がここで語られている。 | + | :日本政府の要人たちに説いた加藤機関の目的とする世界征服。居合わせた人間からは「抽象的過ぎる」などと言われるが、加藤はそんな政府要人たちの想像力の無さに失望する。彼に言わせれば、そんな人々に想像を促すことこそが人類の再教育、なのだ。 |
| + | ;「お前が一番想像を理解していない 何故なら自分自身が死ぬコトを想像していないからだ」 |
| + | :王政陸を粛清した際に沢渡が伝えた加藤からの伝言。端的に加藤の求める想像の意味がここで語られている。 |
| ;沢渡「―――で こっちの報告だが―――陸が死んだ つーか俺が殺した」<br/>久嵩「そうか 手間かけさせたな」 | | ;沢渡「―――で こっちの報告だが―――陸が死んだ つーか俺が殺した」<br/>久嵩「そうか 手間かけさせたな」 |
| :21話「ベクトル」にて、沢渡からの陸の抹殺報告を受けて。久嵩にとって陸はただの捨て駒でしかなく、わかりきった結果ゆえに何の感慨も見せなかった。 | | :21話「ベクトル」にて、沢渡からの陸の抹殺報告を受けて。久嵩にとって陸はただの捨て駒でしかなく、わかりきった結果ゆえに何の感慨も見せなかった。 |
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| :[[ツクヨミ]]に乗って戦場に現れた際の台詞。[[城崎天児|恩師]]が居るはずのラインバレルを操縦する浩一に対しての物。 | | :[[ツクヨミ]]に乗って戦場に現れた際の台詞。[[城崎天児|恩師]]が居るはずのラインバレルを操縦する浩一に対しての物。 |
| ;「…何故だ …何故お前なんだ… 何故だぁああ」<br/>「お前は只の少年だったハズだ!! お前は選ばれた人間等では無かったハズだァ!!」:[[城崎天児|恩師]]の死を告げられ託されたのが浩一だという事実を受け入れることが出来ずに。 | | ;「…何故だ …何故お前なんだ… 何故だぁああ」<br/>「お前は只の少年だったハズだ!! お前は選ばれた人間等では無かったハズだァ!!」:[[城崎天児|恩師]]の死を告げられ託されたのが浩一だという事実を受け入れることが出来ずに。 |
− | ;「…冗談じゃない …私がどれだけ永い時間をかけて選択したコトだと思っている… 今更やり方を変えるなど… それを昨日今日ファクターになった子供に…」<br/>「…ふざけるなよ…… ふざけるなよ城崎天児ゥウゥ」 | + | ;「…冗談じゃない …私がどれだけ永い時間をかけて選択したコトだと思っている… 今更やり方を変えるなど… それを昨日今日ファクターになった子供に…」<br/>「…ふざけるなよ…… ふざけるなよ 城崎天児ゥウゥ」 |
| :[[城崎天児|恩師]]の遺言を教えられて…。しかし、六百年以上の年月をかけた選択を変えろと言われているコトに激高しシャングリラを喚び出す。尚、あえて名前で呼んだ事はあってもフルネームで呼び捨てたのはこの時だけである。 | | :[[城崎天児|恩師]]の遺言を教えられて…。しかし、六百年以上の年月をかけた選択を変えろと言われているコトに激高しシャングリラを喚び出す。尚、あえて名前で呼んだ事はあってもフルネームで呼び捨てたのはこの時だけである。 |
| ;「…僕は負けない…」<br/>「生きて守らなければならない人が居るんだ…この世界を元に戻さなければならないんだ」<br/>「遺伝子に刻まれた自滅スイッチが人間に課せられた原則であるのなら――」<br/>「僕は人間であるコトを捨ててやる!!」:城崎天児の助手としてナノマシンの開発に貢献した結果は人類の絶滅だった。<br/>この結末を招いた責任、絵美の保護者としての責任を強く感じた加藤は生き延びて人類を救う力を得るためシャングリラを起動、人間であることも捨てる覚悟で自らの胸に包丁を突き立てファクターとなった。だが……。 | | ;「…僕は負けない…」<br/>「生きて守らなければならない人が居るんだ…この世界を元に戻さなければならないんだ」<br/>「遺伝子に刻まれた自滅スイッチが人間に課せられた原則であるのなら――」<br/>「僕は人間であるコトを捨ててやる!!」:城崎天児の助手としてナノマシンの開発に貢献した結果は人類の絶滅だった。<br/>この結末を招いた責任、絵美の保護者としての責任を強く感じた加藤は生き延びて人類を救う力を得るためシャングリラを起動、人間であることも捨てる覚悟で自らの胸に包丁を突き立てファクターとなった。だが……。 |
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| ==迷台詞== | | ==迷台詞== |
− | ;「えー、全世界の紳士淑女の皆さん。私は加藤機関総司令、加藤久嵩。突然ですが、我々はこれより世界征服をさせていただく」:「流れるは血、失うは涙」における世界征服宣言。…なのだが、交通機関を抑えたはずなのに'''電車が普通に走っている'''。どうした、加藤機関。 | + | ;「えー、全世界の紳士淑女の皆さん。私は加藤機関総司令、加藤久嵩。突然ですが、我々はこれより世界征服をさせていただく」 |
− | ;「昔は'''大きくなったらお兄ちゃんと結婚する'''って言ってくれてたのに…」:「鬼を喰らうモノ」の次回予告での大迷言。何を言っても絵美から「あなた、最低です!」とぶった切られて。これに対する絵美のセリフも当然の如く「あなた、最低です!」。久嵩に限らず、「鉄のラインバレル」は次回予告を担当するキャラが確実に崩壊するが、これはさすがに壊れ過ぎだろう。 | + | :「流れるは血、失うは涙」における世界征服宣言。…なのだが、交通機関を抑えたはずなのに'''電車が普通に走っている'''。どうした、加藤機関。 |
− | ;「インパクトに頼っては駄目だ。ファッションはもっとさり気なく、かつ印象的な物であるべきだ。この俺のように」:ピクチャードラマ#05にて、マサキの提案('''チャイナドレスやドS等の格好''')では真面目な話を全く聞いてくれないと危惧して。その直後、'''無言でスルーした'''マサキに「何か?」と突っ込んだ。 | + | ;「昔は'''大きくなったらお兄ちゃんと結婚する'''って言ってくれてたのに…」 |
− | ;「城崎絵美はまだこちらに到着していない。二人が来るまで少し話でもしないか?」:18話「メメント・モリ」にて、矢島の呼びだしを受けて一足早く現れた浩一に対して。何でもない普通のセリフなのだが、この時久嵩は'''焼き網を団扇で扇ぎながらホタテを焼いていた'''。加藤総司令、何がしたかったんだ。 | + | :「鬼を喰らうモノ」の次回予告での大迷言。何を言っても絵美から「あなた、最低です!」とぶった切られて。これに対する絵美のセリフも当然の如く「あなた、最低です!」。久嵩に限らず、「鉄のラインバレル」は次回予告を担当するキャラが確実に崩壊するが、これはさすがに壊れ過ぎだろう。 |
| + | ;「インパクトに頼っては駄目だ。ファッションはもっとさり気なく、かつ印象的な物であるべきだ。この俺のように」 |
| + | :ピクチャードラマ#05にて、マサキの提案('''チャイナドレスやドS等の格好''')では真面目な話を全く聞いてくれないと危惧して。その直後、'''無言でスルーした'''マサキに「何か?」と突っ込んだ。 |
| + | ;「城崎絵美はまだこちらに到着していない。二人が来るまで少し話でもしないか?」 |
| + | :18話「メメント・モリ」にて、矢島の呼びだしを受けて一足早く現れた浩一に対して。何でもない普通のセリフなのだが、この時久嵩は'''焼き網を団扇で扇ぎながらホタテを焼いていた'''。加藤総司令、何がしたかったんだ。 |
| ==スパロボシリーズでの名台詞== | | ==スパロボシリーズでの名台詞== |
| ===戦闘台詞=== | | ===戦闘台詞=== |