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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[劇場版マジンガーシリーズ|東映まんがまつり]]の上映作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)をテレビシリーズ化したリメイク作品。
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[[劇場版マジンガーシリーズ|東映まんがまつり]]の上映作品『宇宙円盤大戦争』(SRW未参戦)を3作目の「[[マジンガーシリーズ]]」としてテレビシリーズ向けにリメイクした作品。『宇宙円盤大戦争』は元々「マジンガーシリーズ」として作られた作品ではなかったこともあり、『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』とはやや印象の異なる作風になっている。
 
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映画『宇宙円盤大戦争』は既存のロボットアニメとは関わりがない独立した作品という体裁で上映されたが、テレビシリーズ化にあたって『[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]]』『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』と共通する世界観とされたことで、3番目の[[マジンガーシリーズ]]となった。
      
「宇宙を戦場に[[異星人]]と交戦」「主人公が亡国の[[貴族|王子]]」といった、それまでのロボットアニメでは見られなかったモチーフが盛り込まれて人気を博した。これらのモチーフは今ではロボットアニメのテンプレの一つと言えるくらいまで定着している。
 
「宇宙を戦場に[[異星人]]と交戦」「主人公が亡国の[[貴族|王子]]」といった、それまでのロボットアニメでは見られなかったモチーフが盛り込まれて人気を博した。これらのモチーフは今ではロボットアニメのテンプレの一つと言えるくらいまで定着している。
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:;「宇宙の王者グレンダイザー」
 
:;「宇宙の王者グレンダイザー」
 
::作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73
 
::作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73
::『グレンダイザー』のプロトタイプ版と言える劇場アニメ『宇宙円盤大戦争』の主題歌「戦え!宇宙の王者」の歌詞中にある主役ロボット「ガッタイガー」関係の固有名詞を、グレンダイザーのものに置き換えて作られた曲である。
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::パイロット版とも言える作品『宇宙円盤大戦争』の主題歌「戦え!宇宙の王者」の歌詞を本作に合うように変更して作られた曲である。
 
::『A』『D』『MX』で採用。
 
::『A』『D』『MX』で採用。
    
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
前二作の[[マジンガーシリーズ]]に比べると、参戦しない場合も多くやや存在感が薄めな印象がある。主人公の[[デューク・フリード]]を演じた富山敬氏が声つきになる寸前に死去した事が大きく足を引っ張り、声付きのスパロボでの参戦が少なめ。少なくとも第4次のリメイクである『F』の未参戦には確実にそれが関わっている(音声収録できないキャラと作品は参戦させないという方針と収録できないキャラがよりによって主人公であったため)。
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[[マジンガーシリーズ]]」の一員として「[[旧シリーズ]]」から参戦していたが、『[[スーパーロボット大戦F|F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』で不参戦となって<ref>『F/F完結編』は「原則としてオリジナルキャストで収録する」という方針で製作されていたため、デュークの担当声優であった富山敬氏が既に亡くなっていたことが大きく影響しているものと思われる。</ref>以降は参戦頻度が減っている。声付き完全新作への初参戦は『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』、[[マジンカイザー|マジンカイザー(ユニット)]]との共演が実現したのは『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』と<ref>なお、『Z』の没データには本作のキャラクターにもマジンカイザー関連のセリフが存在している。</ref>、「マジンガーシリーズ」の中では不遇な印象は否めない。
 
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声付きのスパロボでは、堀内賢雄氏もしくは山寺宏一氏が[[代役]]を務めている。偽グレンダイザーの正体であるベガ獣ベニベニは意外にもSRW未登場。
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初期から参戦していながら、リメイク移植を除いた新規作品で声付き参戦したのは『MX』が初という、異色の経歴をもっている作品でもある。
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一部のキャラクターとメカは『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』にも(非常に微妙な形も含めて)登場しているが、そちらの要素を含めた作品は今のところ現れていない。
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理由は不明だが、『AP』『Z』の公式サイトなどでは漫画版が出典として表記されている。
 
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ちなみに、2016年の『X-Ω』まで[[マジンカイザー]](スパロボ版と[[マジンカイザー (OVA)|OVA版]]の両方)とは同時参戦したことが無かった。ただし、『Z』の[[没データ]]では本作のキャラ用のマジンカイザー関連セリフが記録されていた。
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理由は不明だが、『AP』『Z』(2008年)では公式サイトなどにおいてアニメ版ではなく漫画版が出典として表記されている。
      
=== [[旧シリーズ]] ===
 
=== [[旧シリーズ]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
:初参戦。ベガ星連合軍は登場せず、円盤獣やベガ獣は[[ディバイン・クルセイダーズ]]にて運用されている。
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:初参戦作品。[[ベガ星連合軍]]は登場せず、[[円盤獣]]や[[ベガ獣]]は[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。[[異星人]]に対抗するための組織であるDCが異星人の戦力をなぜ運用しているのかは謎である。
:[[異星人]]の侵略を危惧していた[[ビアン・ゾルダーク]]率いるディバイン・クルセイダーズが、円盤獣やベガ獣を使っているのはよくよく考えるとおかしいが、原作終了後でベガ星連合軍が残したものを回収してきたのかもしれない。
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:BGMは「マジンガーZ」(「[[マジンガーシリーズ]]」としてのBGM)ではなく、単独で「とべ!グレンダイザー」が採用されている<ref>なお、ガンダム系は全て「翔べ!ガンダム」(「ガンダムシリーズ」としてのBGM)となっている。</ref>
:また、地味に'''「とべ!グレンダイザー」はFC版の時点でグレンダイザーのBGMとして採用されていた'''(ゲッターはともかく、ガンダム系が「翔べ!ガンダム」で固定されていた事を考えると破格の扱いと言える)。
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<!-- ファンの間で語られてる説は、最低限で良いかと。 -->
   
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
:;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
:ヒロインであるひかるとマリアが初参戦し、ナイーダも登場する。
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:[[牧葉ひかる|ひかる]]、[[グレース・マリア・フリード|マリア]]、[[ナイーダ]]が初登場。
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:なお、本作と次作『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』ではBGMが「マジンガーZ」(「マジンガーシリーズ」としてのBGM)に変更されている。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
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:ひかる、マリアは[[マサキ・アンドー|マサキ]]の章、[[デューク・フリード|デューク]]は[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]の章に分かれて登場する。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 
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:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
 
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
::声が入る予定だったが、富山氏の逝去により実現せず。
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::デュークに声が入る予定だったが、富山氏の逝去により実現せず。
 
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;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
 
;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]]
:堀内賢雄氏の代演でデュークに声が入った。
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:[[声優:堀内賢雄|堀内賢雄]]氏の[[代役|代演]]でデュークに声が入った。
    
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[スーパーロボット大戦Z]]
:他の作品が際立っているせいもあるが、影は薄め。原作の終盤が再現されている。以降のZシリーズ…というより家庭用作品には一切参戦していない。
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:原作の終盤が再現されている。他の作品が際立っているせいもあるが、影は薄め。
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:なお、本作が据置機で発売されたSRW作品への最後の参戦作品となっている。
    
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇]]
:参戦作品としては未表記だが、宇宙科学研究所とNPCとして宇門大介が登場。
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:参戦作品には表記されていないが、[[宇宙科学研究所]]と[[デューク・フリード|宇門大介]]([[NPC]])が登場する。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第2部:宇宙激震篇]]
:『COMPACT2』では本作から参戦作品として表記。
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:『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では本作から参戦作品として表記。
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇]]
 
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;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
:本作からデュークの代役が山寺宏一氏に変更され、以降は山寺氏で統一されている。
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:デュークの[[代役]]が[[声優:山寺宏一|山寺宏一]]氏に変更された。以降は山寺氏で統一されている。
    
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
 
;[[スーパーロボット大戦A]]([[スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE]])
:[[ルビーナ]]初登場。また、今回のみズリル長官専用の母艦が登場し、他の幹部も使用してくる。
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:[[ルビーナ]]初登場。また、今回のみ[[戦闘母艦|ズリル長官専用の母艦]]が登場し、他の幹部も使用してくる。
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
 
;[[スーパーロボット大戦D]]
:ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
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:[[ベガ大王]]は登場せず、原作における[[ベガ星連合軍]]は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
 
;[[スーパーロボット大戦64]]([[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]])
:ガンダル司令とブラッキー隊長のほか、ゴーマン大尉やキリカも初登場。ベガ大王は登場せず、原作におけるベガ星連合軍はズール皇帝の配下となっている。
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:[[ガンダル司令]]、[[ブラッキー隊長]]、[[ゴーマン大尉]]、[[キリカ]]らが初登場。[[ベガ大王]]は登場せず、原作における[[ベガ星連合軍]]は[[ズール皇帝]]の配下となっている。
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
 
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]含めてストーリーの再現度がかなり高く、歴代の中でも最も扱いが良いと言ってもいい。ただし'''ルビーナの死は回避できない'''。
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:[[劇場版マジンガーシリーズ|劇場版]]も含めストーリーの再現度が高い。[[ルビーナ]]の死は回避できないものの、扱いは歴代で最も良いレベル。また、[[兜甲児|甲児]]も本作の設定での登場となっている<ref>登場作品としては『マジンガーZ』。</ref>。
:甲児の設定は『グレンダイザー』版を採用しており、TFO用[[パイロットスーツ]]を着たバージョンの[[カットイン]]も用意されている。
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:'''参戦から13年目にして、ようやく声付きの新規作品に参戦した作品でもある'''。
:また、初期からの参戦から13年目でようやく新規作品での声付き参戦した作品でもある。
   
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
:キャラクターを伴っての参戦は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来で約7年振りとなる。宇門博士は第1章、デュークは第2章からの登場となる。リリースから長らくユニットとしての参戦は無かったが、2016年4月に[[グレンダイザー]]がユニットとして登場した。
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:キャラクターを伴っての参戦は『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』以来で約7年ぶりとなる。[[宇門源蔵|宇門博士]]は第1章、[[デューク・フリード|デューク]]は第2章からの登場となる。リリースから長らくユニットとしての参戦は無かったが、2016年4月に[[グレンダイザー]]がユニットとして登場した。
:本作で遂に'''[[マジンカイザー]]との共演が実現'''した。
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:本作で遂に'''[[マジンカイザー]]との共演が実現した'''
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド5の構成作品として追加参戦。2Dスパロボへの参戦は『Z』以来11年ぶりとなる。
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:2D作品への参戦は『Z』以来11年ぶりとなる。ワールド5の構成作品として追加参戦。「[[マジンガーシリーズ]]」からは本作とOVA版の『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』のみが参戦で、互いに別世界の設定という珍しいケースになっている<ref>『マジンカイザー』はワールド1の構成作品として登場。また、ワールド5には『マジンガーZ』や『グレートマジンガー』のキャラクターは存在しない扱いになっている。</ref>。
:今作では'''OVA版の『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』のみと共演する'''というレアケース。その上『マジンカイザー』はワールド1、『グレンダイザー』がワールド5と別世界設定になっているのも珍しい(ワールド5においては『Z』『グレート』のキャラは存在しない扱い)。
      
== 各話リスト ==
 
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