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『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序|序]]』『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは一部展開の違いこそあるもののTV版の展開をなぞっていたが、本作ではTV版とは全く別のストーリーが展開される。
 
『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序|序]]』『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|破]]』までは一部展開の違いこそあるもののTV版の展開をなぞっていたが、本作ではTV版とは全く別のストーリーが展開される。
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『Q』は『破』の14年後の世界を舞台にしており、その期間に相当の世界の激変があったことが匂わされているのだが、劇中ではほとんど説明が無く、謎が増えただけで次回作『シン』へと続いている。例えるならば、「テレビシリーズで途中の数話分を、あらすじを知らないまますっ飛ばして視聴した状態」に近く、その疑問に対する回答も『シン』の公開を待つ事になった。
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『破』の14年後を舞台にしており、本作までに世界の激変があったことが匂わされているが、劇中ではほとんど説明が無く、謎が増えただけで次回作『シン』へと続いている。例えるならば、「テレビシリーズで途中の数話分を、あらすじを知らないまますっ飛ばして視聴した状態」に近く、その疑問に対する回答も『シン』の公開を待つ事になった。
    
DVD・BD版では映像に再調整が加えられたバージョン「3.33」となっている。また、2021年に続編の『シン』公開に合わせて制作されたIMAX版では、全カットの再撮影・再調整が行われたバージョン「3.333」となっている。
 
DVD・BD版では映像に再調整が加えられたバージョン「3.33」となっている。また、2021年に続編の『シン』公開に合わせて制作されたIMAX版では、全カットの再撮影・再調整が行われたバージョン「3.333」となっている。
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== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
概要の通り、劇中でほとんど世界観についての説明が無く、終わり方も中途半端である為に開発側も扱いに苦慮しているのか、まともに原作再現されたことは無く、機体とパイロットのみの参戦に留まっている…と思われていたが、開発側が扱いに苦慮しているのは事実であるものの、原作再現されなかった最大の理由は『Q』のスパロボ参戦を打診された原作サイドから「(打診された時点で)'''『シン』でどういう結末になるかわからないため、新劇場版完結まではスパロボでは『Q』のストーリーは扱わないでほしい'''」と要望を受けた事によるものとのこと。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第789回より。</ref>
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スパロボでは機体とパイロットのみが登場する[[いるだけ参戦]]に留まっている。これは『Q』のスパロボ参戦を打診された原作サイドから「(打診された時点で)'''『シン』でどういう結末になるかわからないため、新劇場版完結まではスパロボでは『Q』のストーリーは扱わないでほしい'''」と要望を受けたため。<ref>[[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE]]第789回より。</ref>
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
:初参戦作品。原作再現は無く、[[いるだけ参戦|EVAとパイロットのみの登場]]。
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:初参戦作品。
 
:序盤での[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]戦でのニア・サードインパクトによって[[蒼の地球]]から「[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|ヱヴァの世界]]」が切り離されるが、その後の[[プレイアデス・タウラ]]と[[ガンレオン|ガンレオン・マグナ]]の[[スフィア]]の共鳴によってシンジ達がこちらに再転移される展開となった。
 
:序盤での[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]戦でのニア・サードインパクトによって[[蒼の地球]]から「[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|ヱヴァの世界]]」が切り離されるが、その後の[[プレイアデス・タウラ]]と[[ガンレオン|ガンレオン・マグナ]]の[[スフィア]]の共鳴によってシンジ達がこちらに再転移される展開となった。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』同様、原作が完結していない状態での参戦かつ原作サイドの要望によりオリジナル展開で決着が描かれる事も無い<ref>これについては寺田貴信氏も原作サイドの要望を受けて「原作側が完結してないのにこちらで勝手に終わらせるわけにはいかない」と納得したとのこと。</ref>ため、存在感こそ大きいものの無理に本作の設定を組み込んだことでシナリオ上での扱いは中途半端になってしまった。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』同様、原作が完結していない状態での参戦かつ原作サイドの要望によりオリジナル展開で決着が描かれる事も無い<ref>これについては寺田貴信氏も原作サイドの要望を受けて「原作側が完結してないのにこちらで勝手に終わらせるわけにはいかない」と納得したとのこと。</ref>ため、存在感こそ大きいものの無理に本作の設定を組み込んだことでシナリオ上での扱いは中途半端になってしまった。
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=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
:今回は[[いるだけ参戦]]。発表では機体のみとの事だったが、シンジとマリのグラフィックが『破』と『Q』仕様で別に用意されており、隠しキャラクターとしてカヲルが参戦する。機体は8号機と隠し機体として13号機が参戦。
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:機体のみ参戦。8号機と隠し機体として13号機が参戦。またシンジとマリのグラフィックが『破』と『Q』仕様で別に用意されており、隠しキャラクターとしてカヲルが参戦する。
    
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』は、庵野秀明氏が製作を手掛けた特撮短編映画作品『巨神兵東京に現わる 劇場版』(1984年3月11日に公開されたスタジオジブリ製作のアニメーション映画『風の谷のナウシカ』のスピンオフ実写作品。劇中[[ナレーション]]は、林原めぐみ氏が担当)と同時上映されている。
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*同時上映は庵野秀明氏が製作を手掛けた短編作品『巨神兵東京に現わる 劇場版』。1984年3月11日に公開されたスタジオジブリ製作のアニメーション[[映画]]『風の谷のナウシカ』のスピンオフ[[実写]]作品。
**庵野氏は『風の谷のナウシカ』に原画スタッフとして参加しており、巨神兵の登場パートの製作を主に担当している。上述した特撮短編映画作品を製作するに至った経緯は、その縁等によるものである。
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**庵野氏は『風の谷のナウシカ』に原画スタッフとして参加しており、巨神兵の登場パートの製作を主に担当している。『巨神兵』を製作するに至った経緯は、その縁等によるものである。
 
*上述の通り、『[[ふしぎの海のナディア]]』からいくつかBGMをアレンジした上で使用している。
 
*上述の通り、『[[ふしぎの海のナディア]]』からいくつかBGMをアレンジした上で使用している。
  
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