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401 バイト追加 、 2022年5月19日 (木) 22:55
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[[オイ・ニュング]]伯爵と共に捕らわれた後、伯爵はギロチン刑に掛けられてしまったが、自身は優しく紳士的な態度を見せたクロノクルの表面的な魅力に惹かれた結果、助けようと駆け付けたウッソの事も全く顧みない形で、クロノクル達と共にザンスカールの本国が存在するサイド2へと旅立ってしまう。しかし、内心では彼女はリガ・ミリティアとザンスカール(クロノクル)の間で揺れ動いていたらしく、[[カイラスギリー]]攻略戦時は、簡易ポートに乗って[[シュラク隊]]の[[ペギー・リー]]機の[[ガンイージ]]に接触。[[シャクティ・カリン]]がザンスカールに保護されている事実を伝言でウッソに伝えている。この迷いはパイロットとしてウッソ達の前に再び現れるまで続いていた模様。
 
[[オイ・ニュング]]伯爵と共に捕らわれた後、伯爵はギロチン刑に掛けられてしまったが、自身は優しく紳士的な態度を見せたクロノクルの表面的な魅力に惹かれた結果、助けようと駆け付けたウッソの事も全く顧みない形で、クロノクル達と共にザンスカールの本国が存在するサイド2へと旅立ってしまう。しかし、内心では彼女はリガ・ミリティアとザンスカール(クロノクル)の間で揺れ動いていたらしく、[[カイラスギリー]]攻略戦時は、簡易ポートに乗って[[シュラク隊]]の[[ペギー・リー]]機の[[ガンイージ]]に接触。[[シャクティ・カリン]]がザンスカールに保護されている事実を伝言でウッソに伝えている。この迷いはパイロットとしてウッソ達の前に再び現れるまで続いていた模様。
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ザンスカールに着いた当初は、クロノクルの庇護下に置かれた秘書的な立場に過ぎなかったが、マリア主義に共感を示していった結果、かつてあれ程嫌悪感を抱いていたパイロットとなり、べスパの一員となる。初陣時は[[ルペ・シノ]]が上官を務めていたが、元々パイロットとしての才能があったのか、尋常ならざる速度で腕を上げていき、短期間でルペ・シノとの立場を逆転させている。一方、優柔不断で精神的に脆いクロノクルに苛立ち、更には[[ニュータイプ]]としての素養を開花させ、新たに[[V2ガンダム]]という力を手に入れて立ちはだかるウッソの存在に並外れた嫉妬と憎悪を募らせ始めた結果、言動や顔つきは狂気さを増していき、ザンスカールの女王の娘だったシャクティだけでなく、クロノクルの依存しているマリアにまで嫉妬と憎悪の入り混じった感情を抱き始める。
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ザンスカールに着いた当初は、クロノクルの庇護下に置かれた秘書的な立場に過ぎなかったが、マリア主義に共感を示していった結果、かつてあれ程嫌悪感を抱いていたパイロットとなり、べスパの一員となる。初陣時は[[ルペ・シノ]]が上官を務めていたが、元々パイロットとしての才能があったのか、尋常ならざる速度で腕を上げていき、短期間でルペ・シノとの立場を逆転させている。一方、優柔不断で精神的に脆いクロノクルに苛立ち、更には[[ニュータイプ]]としての素養を開花させ、新たに[[V2ガンダム]]という力を手に入れて立ちはだかるウッソの存在に並外れた嫉妬と憎悪を募らせ始めた結果、言動や顔つきは狂気さを増していき、ザンスカールの[[女王]]の娘だったシャクティだけでなく、クロノクルの依存しているマリアにまで嫉妬と憎悪の入り混じった感情を抱き始める。
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エンジェル・ハイロゥを舞台とした最終決戦時には実質専用機と言える[[ゴトラタン]]に搭乗するも、宇宙でありながらヘルメットを付けないばかりか、ノーマルスーツは前を留めず胸元を露出した姿になる等、もはやまともではない様子を見せるようになっていった。そして終盤では、エンジェル・ハイロゥ内部への侵入を許した[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊に対して、モビルスーツを取り上げるのみならず水着姿での白兵戦を強要するという使い捨ての駒にして(事実、それが原因でネネカ隊は全員悲惨な形で死亡した)、鹵獲したガンイージを使った騙し討ちまで仕掛けるが、遂にウッソの逆鱗に触れる形でコックピットへの直接攻撃を受けた(辛うじて脱出している)。更にはシュラク隊の[[フランチェスカ・オハラ|生き]][[ミリエラ・カタン|残り]][[コニー・フランシス|達]]を次々とその手にかけていき、リガ・ミリティアに身を置いていた時期に交流のあった[[オデロ・ヘンリーク]]までも容赦無く殺害するが、その直後に[[V2アサルトバスターガンダム]]に乗ったウッソによってクロノクルの[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、クロノクルは自身では無く姉のマリアを求めながら命を落とす事になる。クロノクルから内心拒絶される様になっていた事実へのショックもあってか、ウッソへのフラストレーションを極限にまで肥大化させたカテジナは、精神的に消耗しきった演技を行ってウッソを刃物で刺すという凶行にまで及ぶが、致命傷までには至らず、もはや自己弁護をするだけの支離滅裂な言動を繰り返し、シャクティを助け出そうとするウッソを待ち構えてゴトラタンのメガビームキャノンでしとめようとするも、V2ガンダムの光の翼による衝撃に吹き飛ばされ、落下していった。
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エンジェル・ハイロゥを舞台とした最終決戦時には実質専用機と言える[[ゴトラタン]]に搭乗するも、宇宙でありながらヘルメットを付けないばかりか、ノーマルスーツは前を留めず胸元を露出した姿になる等、もはやまともではない様子を見せるようになっていった。そして終盤では、エンジェル・ハイロゥ内部への侵入を許した[[ネネカ・ニブロー]]率いるネネカ隊に対して、モビルスーツを取り上げるのみならず水着姿での[[白兵戦]]を強要するという使い捨ての駒にして(事実、それが原因でネネカ隊は全員悲惨な形で死亡した)、鹵獲したガンイージを使った騙し討ちまで仕掛けるが、遂にウッソの逆鱗に触れる形でコックピットへの直接攻撃を受けた(辛うじて脱出している)。しかし謀略面を除いてもパイロットとしての資質はこの頃著しく伸長していた模様で、相手の迂闊さも一部含むとはいえ[[Vガンダム]]に搭乗したシュラク隊の[[フランチェスカ・オハラ|生き]][[ミリエラ・カタン|残り]][[コニー・フランシス|達]]をMS戦で次々とその手にかけていき、リガ・ミリティアに身を置いていた時期に交流のあった[[オデロ・ヘンリーク]]までも容赦無く殺害するが、その直後に[[V2アサルトバスターガンダム]]に乗ったウッソによってクロノクルの[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、クロノクルは自身では無く姉のマリアを求めながら命を落とす事になる。クロノクルから内心拒絶される様になっていた事実へのショックもあってか、ウッソへのフラストレーションを極限にまで肥大化させたカテジナは、精神的に消耗しきった演技を行ってウッソを刃物で刺すという凶行にまで及ぶが、致命傷までには至らず、もはや自己弁護をするだけの支離滅裂な言動を繰り返し、シャクティを助け出そうとするウッソを待ち構えてゴトラタンのメガビームキャノンでしとめようとするも、V2ガンダムの光の翼による衝撃に吹き飛ばされ、落下していった。
    
ザンスカール戦争の終結後も生き残っていたが、最終的には[[記憶喪失|記憶と視力を失い]]、ワッパ(この時代では一般的な小型ホバークラフト)に乗った「道に迷った旅人」としてシャクティに道を尋ねた後、既に廃墟と化したウーイッグへ帰っていった。
 
ザンスカール戦争の終結後も生き残っていたが、最終的には[[記憶喪失|記憶と視力を失い]]、ワッパ(この時代では一般的な小型ホバークラフト)に乗った「道に迷った旅人」としてシャクティに道を尋ねた後、既に廃墟と化したウーイッグへ帰っていった。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
原作ではかつての[[アムロ・レイ]]らと同様、額から白い稲妻の様なものを発しているシーンはあるものの、ニュータイプとも[[強化人間]]とも明言されていない。しかし原作後半の情緒のあまりの不安定さや、小説版ではザンスカール帝国によって明確に強化されている描写が存在しているため、それを反映してかスパロボにおいては強化人間のスキルを持って登場する場合が多い。
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原作ではかつての[[アムロ・レイ]]らと同様、額から白い稲妻の様なものを発しているシーンはあるものの、ニュータイプとも[[強化人間]]とも明言されていない<ref>もっとも、異能じみた鋭敏さを演出されつつもそうと特別に明示されたキャラが数少ないのは、アニメ『Vガンダム』全体の気風ではある。</ref>。
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しかし原作後半の情緒のあまりの不安定さや、[[小説]]版ではザンスカール帝国によって明確に強化されている描写が存在しているため、それを反映してかスパロボにおいては強化人間のスキルを持って登場する場合が多い。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== その他 ===
 
=== その他 ===
 
;[[シャクティ・カリン]]
 
;[[シャクティ・カリン]]
:序盤では自分が赤ん坊の面倒を見るのが苦手なので、彼女に代わりにやってもらうなど世話になっていた。後半になるにつれて、[[女王]]の娘というだけで特別扱いされる彼女に憎悪めいた感情を抱くようになる。
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:序盤では自分が赤ん坊の面倒を見るのが苦手なので、彼女に代わりにやってもらうなど世話になっていた。後半になるにつれて、女王の娘というだけで特別扱いされる彼女に憎悪めいた感情を抱くようになる。
 
:なお、この『機動戦士Vガンダム』という作品は総括的に見れば「2つの母性の対立」ともいうべきシャクティとカテジナの2人の相克にテーマが秘められており、シャクティが「子供を暖かく包み込む、慈愛に満ちた母性」ならば、カテジナは「子供に対して威厳的なもので、生きていく術や知識を教え、しつけや厳しさに満ちた母性」という、人間の母性が持つ二面性の戦いとも言うべきものであった。
 
:なお、この『機動戦士Vガンダム』という作品は総括的に見れば「2つの母性の対立」ともいうべきシャクティとカテジナの2人の相克にテーマが秘められており、シャクティが「子供を暖かく包み込む、慈愛に満ちた母性」ならば、カテジナは「子供に対して威厳的なもので、生きていく術や知識を教え、しつけや厳しさに満ちた母性」という、人間の母性が持つ二面性の戦いとも言うべきものであった。
  
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