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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = ヘル
 
| タイトル = ヘル
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hell]]
   
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[マジンガーシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
 
*{{登場作品 (人物)|マジンガーZ (TV)|マジンガーZ}}
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
世界征服を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。[[マジンガーZ]]が[[正義]]の[[スーパーロボット]]の元祖ならば、'''Dr.ヘルはロボットアニメ作品における[[ラストボス|悪の親玉]]の元祖'''であろう。
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[[世界征服]]を企む悪の[[天才]][[科学者・技術者|科学者]]。[[マジンガーZ]]が[[正義]]の[[スーパーロボット]]の元祖ならば、'''Dr.ヘルはロボットアニメ作品における[[ラストボス|悪の親玉]]の元祖'''であろう。
    
=== [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] ===
 
=== [[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] ===
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=== [[真マジンガー 衝撃! Z編]] ===
 
=== [[真マジンガー 衝撃! Z編]] ===
バードス島でミケーネの遺跡を発掘し、機械獣の力で世界征服を企むという点では、大筋で原作・TV版と変わらないが、あしゅらとの関係等、幾つか異なる点もある。こいつも例に漏れず、インフレの絶頂を迎えた……と思いきや、後に[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|更なる高みに至った作品]]が登場した。
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バードス島でミケーネの遺跡を発掘し、機械獣の力で[[世界征服]]を企むという点では、大筋で原作・TV版と変わらないが、あしゅらとの関係等、幾つか異なる点もある。こいつも例に漏れず、インフレの絶頂を迎えた……と思いきや、後に[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍|更なる高みに至った作品]]が登場した。
    
=== 真マジンガーZEROシリーズ ===
 
=== 真マジンガーZEROシリーズ ===
『真マジンガーZERO』では他の作品より遥かに強大な戦力(とDr.ヘル自身)をふるってほぼ全世界を壊滅させ、数十億の人間を死に至らしめる。一際バイオレンスな作品性を象徴するエネルギッシュな狂気に満ち溢れており、最終目的は「世界征服」ですらなく地球は出発点にすぎず、宇宙をも蹂躙し尽くす事であった模様。
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『真マジンガーZERO』では他の作品より遥かに強大な戦力(とDr.ヘル自身)をふるってほぼ全世界を壊滅させ、数十億の人間を死に至らしめる。一際バイオレンスな作品性を象徴するエネルギッシュな狂気に満ち溢れており、最終目的は「[[世界征服]]」ですらなく地球は出発点にすぎず、'''宇宙をも蹂躙し尽くす'''事であった模様。
    
続編の『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では物語の大半の時間軸が[[Dr.ヘル一派]]壊滅後であったため、[[闇の帝王|直接の登場シーンは少ない]]。終盤、ミケーネ帝国の謎を解き明かした甲児が総決算に位置付けた[[タイムトラベル|差異次元]]では、なんと一派を興す以前に違法な研究が明るみに出て逮捕されるという前代未聞にしてあらゆる被害を最小にする決着を見た、[[マジンガーZERO|はずだったが…]]。
 
続編の『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では物語の大半の時間軸が[[Dr.ヘル一派]]壊滅後であったため、[[闇の帝王|直接の登場シーンは少ない]]。終盤、ミケーネ帝国の謎を解き明かした甲児が総決算に位置付けた[[タイムトラベル|差異次元]]では、なんと一派を興す以前に違法な研究が明るみに出て逮捕されるという前代未聞にしてあらゆる被害を最小にする決着を見た、[[マジンガーZERO|はずだったが…]]。
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登場回数には恵まれている方だが、戦闘機会の無い[[NPC]]止まりだったり、[[マジンガー]]の「[[いるだけ参戦]]」同然で[[Dr.ヘル一派]]自体の出番が無い作品も少なからずある。
 
登場回数には恵まれている方だが、戦闘機会の無い[[NPC]]止まりだったり、[[マジンガー]]の「[[いるだけ参戦]]」同然で[[Dr.ヘル一派]]自体の出番が無い作品も少なからずある。
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[[旧シリーズ]]や『[[新]]』では敵幹部の一人であり、世界征服を志すにしてはやや半端な立ち位置だった。
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[[旧シリーズ]]や『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では敵幹部の一人であり、世界征服を志すにしてはやや半端な立ち位置だった。
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近年の扱いにはかなり落差があり、「[[黒の英知]]」に関わる[[Zシリーズ]]や、才知を絶賛された『[[W]]』のように元祖悪の[[スーパー系]]大ボスたる存在感を発揮する作品もあれば、『[[BX]]』『[[X]]』のように大ボスらしからぬ不遇のケースも見られる。
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近年の扱いにはかなり落差があり、「[[黒の英知]]」に関わる[[Zシリーズ]]や、才知を絶賛された『[[スーパーロボット大戦W|W]]』のように元祖悪の[[スーパー系]]大ボスたる存在感を発揮する作品もあれば、『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』『[[スーパーロボット大戦X|X]]』のように大ボスらしからぬ不遇のケースも見られる。
    
[[リアル系]]作品ならずとも「敵側もそれなりの深慮や絶望に苛まれつつ闘争を起こしている」という敵キャラが急増する中、そうした懊悩面を近年の『INFINITY』で説明されるまで原作側でほとんどフォローされていなかったため、むしろ貴重な大ボスとなっており、クロスオーバーによる設定の肉付けは毎回のように為されている。
 
[[リアル系]]作品ならずとも「敵側もそれなりの深慮や絶望に苛まれつつ闘争を起こしている」という敵キャラが急増する中、そうした懊悩面を近年の『INFINITY』で説明されるまで原作側でほとんどフォローされていなかったため、むしろ貴重な大ボスとなっており、クロスオーバーによる設定の肉付けは毎回のように為されている。
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;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦}}
 
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の幹部であるが、[[あしゅら男爵]]らの数々の失敗でDC内部での地位が下がっていることが判明。[[飛行要塞グール|グール]]に搭乗。
 
:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の幹部であるが、[[あしゅら男爵]]らの数々の失敗でDC内部での地位が下がっていることが判明。[[飛行要塞グール|グール]]に搭乗。
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:強烈な初見殺しを仕掛けてくるあしゅらや、[[スミソニアン博物館]]からグレートマジンガーを強奪したブロッケンと比べると影が薄いのは否めない。
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
:;{{参戦作品 (人物)|第4次スーパーロボット大戦S}}
 
::基本的に『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、マップ「日輪は我にあり」で倒された時のセリフが変更されており、ここで明確に死亡する。
 
::基本的に『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と同じだが、マップ「日輪は我にあり」で倒された時のセリフが変更されており、ここで明確に死亡する。
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:遺跡調査組織LTRのメンバーだった設定で、[[BF団]]とも繋がっている。
 
:遺跡調査組織LTRのメンバーだった設定で、[[BF団]]とも繋がっている。
 
:後半では「ジオンの幻像」にて[[量産型グレートマジンガー|量産型のグレートマジンガー]]と[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッタードラゴン]]を引き連れてくるが、甲児の言うとおり元祖スーパー系大ボスのヘルと元祖リアル系大ボスの[[ギレン・ザビ|ギレン]]との競演が実現している。
 
:後半では「ジオンの幻像」にて[[量産型グレートマジンガー|量産型のグレートマジンガー]]と[[量産型ゲッタードラゴン|ゲッタードラゴン]]を引き連れてくるが、甲児の言うとおり元祖スーパー系大ボスのヘルと元祖リアル系大ボスの[[ギレン・ザビ|ギレン]]との競演が実現している。
:本作で絶命したような描写は無く、続編の『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にも未登場…と思っていたら'''『α外伝』~『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の空白の時間で戦死していたらしい'''という、[[キシリア・ザビ]]と並ぶあんまりな扱いを受けていた。…と言いつつ、実際は[[地獄大元帥]]として『[[第3次α]]』まで登場し続けるので、キシリアと比較にならないくらい扱いがいいとも言えるが。
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:本作で絶命したような描写は無く、続編の『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』にも未登場…と思っていたら'''『α外伝』~『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』の空白の時間で戦死していたらしい'''という、[[キシリア・ザビ]]と並ぶあんまりな扱いを受けていた。…と言いつつ、実際は[[地獄大元帥]]として『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』まで登場し続けるので、キシリアと比較にならないくらい扱いがいいとも言えるが。
    
==== COMPACTシリーズ ====
 
==== COMPACTシリーズ ====
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦T}}
 
:『INFINITY』設定で初登場。原作同様の大物悪役ぶりを発揮しており、甲児や鉄也だけでなく[[ゲッターチーム]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]とも古くから因縁のある敵となっている。最終分岐で激闘ルートに進んだ場合には[[アクシズ]]での決戦にて決着を着ける事になる。
 
:『INFINITY』設定で初登場。原作同様の大物悪役ぶりを発揮しており、甲児や鉄也だけでなく[[ゲッターチーム]]や[[アムロ・レイ|アムロ]]とも古くから因縁のある敵となっている。最終分岐で激闘ルートに進んだ場合には[[アクシズ]]での決戦にて決着を着ける事になる。
:原作キャストの石塚運昇氏が既に故人の為、谷昌樹氏が[[代役]]として起用されている。谷氏は『[[第3次α]]』からゆうに14年ぶりの版権スパロボへの参加となる。
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:原作キャストの石塚運昇氏が既に故人の為、谷昌樹氏が[[代役]]として起用されている。谷氏は『第3次α』の[[チーフ]]役からゆうに14年ぶりの版権スパロボへの参加となる。
    
==== 単独作品 ====
 
==== 単独作品 ====
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:本作では[[科学者・技術者|元・考古学者]]であり、その時に[[サイバディ]]を発掘したとされている。その縁で、[[あしゅら男爵]]が[[綺羅星十字団]]に派遣される。
 
:本作では[[科学者・技術者|元・考古学者]]であり、その時に[[サイバディ]]を発掘したとされている。その縁で、[[あしゅら男爵]]が[[綺羅星十字団]]に派遣される。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}}
:『INFINITY』設定。本作のキーワードの1つである[[MAGINE]]に詳しい様子を見せる。物語後半に入った辺りで、版権勢力の中でも早めの決着となる。
+
:『INFINITY』設定。本作のキーワードの1つである[[MAGINE]]について詳しい様子を見せる。
:本編クリア後のDLCシナリオ「希望を胸に」では、[[エトランゼ]]の[[スターメンビトルver.2.8|スターメンビトル]]の力により、[[INFINITY]]に搭乗した状態で復活する。
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:物語後半に入った辺りで、版権勢力の中でも早めの決着となるが、マジンカイザー加入シナリオ「怒りの魔神」において、直前に倒された本人とは別の次元から召喚された別のDr.ヘルが登場し、二度目の決着となる。
 +
:本編クリア後のDLCシナリオ「希望を胸に」では、[[エトランゼ]]の[[スターメンビトルver.2.8|スターメンビトル]]の力により、[[INFINITY]]に搭乗した状態で復活する。ただし、このDr.ヘルが一度目と二度目どちらのDr.ヘルなのかは不明。
    
=== マジンカイザー版設定 ===
 
=== マジンカイザー版設定 ===
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:中盤で地下帝国が壊滅してしまうため、そのまま逃走し原作通り生き延びた。
 
:中盤で地下帝国が壊滅してしまうため、そのまま逃走し原作通り生き延びた。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:直接パイロットとして戦う機会は無い。第1部後半に原作通りの決着を迎えるが、原作の曖昧な死の描写をうまく利用し、第2部最終話1話前にて[[ザ・データベース]]の協力者としてまさかの再登場を果たす(つまり実質的な本作におけるマジンガーのラスボスは、[[暗黒大将軍]]ではなく彼である)。
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:直接パイロットとして戦う機会は無い。第1部後半で原作通りの決着を迎えるが、原作の曖昧な死の描写をうまく利用し、第2部最終話1話前にて[[ザ・データベース]]の協力者としてまさかの再登場を果たす(つまり実質的な本作におけるマジンガーのラスボスは、[[暗黒大将軍]]ではなく彼である)。
 
:ちなみに、このステージは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]](と、ついでに[[シンクライン皇太子]])も同時に登場するため、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』同様に同じステージで大ボス同士がまた競演している。本作では'''「(Dr.へルは)[[ウィスパード]]に匹敵する程の頭脳の持ち主」'''とも評されている。
 
:ちなみに、このステージは『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ラウ・ル・クルーゼ|クルーゼ]](と、ついでに[[シンクライン皇太子]])も同時に登場するため、『[[スーパーロボット大戦α|α]]』同様に同じステージで大ボス同士がまた競演している。本作では'''「(Dr.へルは)[[ウィスパード]]に匹敵する程の頭脳の持ち主」'''とも評されている。
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:序章ワールド1から登場。本作では[[ショット・ウェポン|ショット]]と[[ゼット・ライト|ゼット]]の研究データについて過去に目を通したことがあり、[[オーラバトラー]]の製作者を理解した彼は[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]らを味方に引き入れる。
 
:序章ワールド1から登場。本作では[[ショット・ウェポン|ショット]]と[[ゼット・ライト|ゼット]]の研究データについて過去に目を通したことがあり、[[オーラバトラー]]の製作者を理解した彼は[[ジェリル・クチビ|ジェリル]]らを味方に引き入れる。
:第2章で世界各地にオーラバトラーとマグマ獣を手配して手薄になった日本に一斉攻撃を仕掛けるも、甲児たちの奮戦で敗北し、地獄城を爆発させて消息を絶つ。なお、原作に登場した[[妖機械獣]]は未登場。
+
:第2章で世界各地にオーラバトラーとマグマ獣を手配して手薄になった日本に一斉攻撃を仕掛けるも、原作通り甲児達の奮戦で敗北し、地獄城を爆発させて消息を絶つ。
 +
:後に『W』と同様に逃げ延びていた事が判明するも、現時点では行方不明のままである。なお、原作に登場した[[妖機械獣]]は未登場。
    
=== 真マジンガー版設定 ===
 
=== 真マジンガー版設定 ===
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;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[気力限界突破]]'''
 
:'''[[底力]]L9、[[援護攻撃]]L3、[[全体攻撃]]L3、[[指揮]]L4、[[気力限界突破]]'''
:BXでは、戦うのはピグマンが変身した姿であり、本人はイベントで撃墜される(DLC「Brand new X」では幻影だが本人と戦う)。影武者とはいえ、Dr.ヘルと同じような能力を持つ限り、ピグマンがDr.ヘルによほどの忠誠を持っていたのが理解できる。
+
:BXでは、戦うのはピグマンが変身した姿であり、本人はイベントで撃墜される。(DLC「Brand new X」では本人だが幻影である)
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
;[[スーパーロボット大戦V|V]]、[[スーパーロボット大戦T|T]]、[[スーパーロボット大戦30|30]]
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[ガード]]L2、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]'''
 
:'''[[指揮官]]L4、[[底力]]L6、[[闘争心]]L2、[[ガード]]L2、[[精神耐性]]、[[気力+ボーナス]]'''
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[兜十蔵]]
 
;[[兜十蔵]]
:同窓にして[[ライバル|因縁の相手]]。桜多吾作氏の漫画版では[[三角関係|恋敵]]でもあった。『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』では、最終決戦前に立体映像とはいえ、墓参りを行っている。
+
:同窓にして[[ライバル|因縁の相手]]
;[[兜甲児]]
+
:桜多吾作氏の漫画版では[[三角関係|恋敵]]でもあった。
 +
:『[[真マジンガー 衝撃! Z編|真マジンガー]]』では、かつての「五大軍団」構想の一角。結局は袂を分かったが、最終決戦前に立体映像とはいえ墓参りを行っている。
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:『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』では遺伝子レベルで因縁深い間柄(『真魔神伝説』設定のアレンジと思われる)。
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;[[兜甲児]] / [[兜甲児 (OVA)]] / [[兜甲児 (真マジンガー)]] / [[兜甲児 (真マジンガーZERO)]]
 
:十蔵の孫にして、彼の死後における最大の敵。
 
:十蔵の孫にして、彼の死後における最大の敵。
 +
;[[剣鉄也]] / [[剣鉄也 (OVA)]]
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:『[[マジンカイザー (OVA)|マジンカイザー]]』『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』ではDr.ヘルとして干戈を交える、甲児と並ぶ敵。SRWでも地獄大元帥よりDr.ヘルとして相対する作品の方が多い。
 
;[[あしゅら男爵]]
 
;[[あしゅら男爵]]
 
:部下。
 
:部下。
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;[[ピグマン子爵]]
 
;[[ピグマン子爵]]
 
:部下。
 
:部下。
;[[鉄仮面]]
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;[[鉄仮面]]、[[鉄十字兵]]
 
:組織の一般兵。
 
:組織の一般兵。
 
;[[ゴーゴン大公]]
 
;[[ゴーゴン大公]]
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;[[インファレンス]]
 
;[[インファレンス]]
 
:『W』では彼に拾われ、全宇宙の知を集め続ける彼ら[[ザ・データベース]]に感動し、彼に積極的に協力、そして共に知を集める旅に出る事を認めさせた。
 
:『W』では彼に拾われ、全宇宙の知を集め続ける彼ら[[ザ・データベース]]に感動し、彼に積極的に協力、そして共に知を集める旅に出る事を認めさせた。
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;[[サイクラミノス]]
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』本編終了後のエキスパンションパス最終話にて、彼女が再起動させた[[スターメンビトルver.2.8|スターメンビトル]]の力で復活させてもらい、再び[[ドライクロイツ]]に襲い掛かる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「こんな機械獣ではだめだ!」
 
;「こんな機械獣ではだめだ!」
 
:頑固職人の様に機械獣を作っては破壊した。
 
:頑固職人の様に機械獣を作っては破壊した。
;「ロケット工学の複雑な理論を無視し、そしてこのワシに勝ちおった…」<br />「兜博士よ、ワシは君がうらやましい。敵ながら天晴れな[[兜甲児|跡継ぎ]]を持ったと言って良いだろう…!」
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;「ロケット工学の複雑な理論を無視し、そしてこのワシに勝ちおった…」<br />「兜博士よ、私は君がうらやましい。敵ながら天晴れな[[兜甲児|跡継ぎ]]を持ったと言って良いだろう…!」
 
:第32話にて「ロケットを手に持って飛ぶという方法でゲルべロスJ3(SRW未登場)を[[マジンガーZ]]が打ち破った」という報告を聞いた後の台詞。
 
:第32話にて「ロケットを手に持って飛ぶという方法でゲルべロスJ3(SRW未登場)を[[マジンガーZ]]が打ち破った」という報告を聞いた後の台詞。
 +
;「バカ者めが。味方同士で争うとは、何事じゃ」
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;「いい加減にせいブロッケン! お前がワシの右腕なら、あしゅら男爵はワシの左腕だ。お前たちが憎しみ合っていては、せっかくの総攻撃も成功せん。つまらぬライバル意識は捨てて、手を結ぶのじゃ。さすれば必ず作戦は成功する。さあ、握手せいブロッケン伯爵、あしゅら男爵…さあ!」
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:第47話で、しょっぱなから互いに手袋を投げ合って剣を交えた決闘を始めるあしゅらとブロッケン。それに対して鞭で絡めとって2人の剣を天井に上げて刺さらせ、仲裁して𠮟責の言葉を投げかける。更にブロッケンが食い下がろうとするが、尤もな言葉でこの場を収めようとする…が、なかなか握手しないので最後に急かす一言。'''まあ確かにいがみ合った末にこんな事までおっぱじめていては、ヘルが怒るのも無理はないだろう。'''
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;「こんな奴らに作戦を任せねばならんとは、わしゃ世界一の不幸者よ…」
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:同じく第47話の戦闘終了後にて。一連の作戦が失敗し、冒頭と同じくまたもそれぞれ剣を手に口論しながら刃を交える[[あしゅら男爵]]と[[ブロッケン伯爵]]を見て、食卓(昔の西洋の貴族や王族が使っていたような長テーブル)でグラスを手にしながらの、'''ヘルの呆れっぷりが出ている一言である。'''
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;「シュトロハイムは人間ではない!奴はサイボーグじゃ!」
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:第61話「宿命のロボット ラインXの歌」にて。あしゅら男爵率いる鉄仮面軍団で[[シュトロハイム・ハインリッヒ]]の隠れ家屋敷にやって来て、ヘル一派のを裏切って逃亡した彼にあしゅらの「お前が造った械獣頂戴に来た。おとなしく渡せば良し、さもなくば…」の直後に抜刀する鉄仮面達だが、漫画版の顔半分がメカになったシュトロハイムにメカ目からの光線などによって次々と返り討ちにされ、乗ってきた車で撤退を余儀なくされるあしゅら。そして戻って来たらヘルのこの説明台詞であった。
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:しかもブロッケンが「ええっ、サイボーグ!?」と驚いているが、'''ヘル以外ほとんどサイボーグな連中だろうに。'''
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;「ちょっと待てゴーゴン大公!…貴様の性格ではじっとしていろと言っても無理じゃが、世界制覇を考える同志として早まった事をしてくれるなよ」
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:第72話「必殺!! 大車輪ロケットパンチ」より。冒頭から、とうとうしびれを切らしたのか地獄城へ単身乗り込んでは迎えの[[鉄仮面]]や[[鉄十字兵]]を蹴散らしたり、しかも既にアポロンΑ1を出撃させて次々と船舶を爆破・炎上させている…という、せっかちぶりを発揮する[[ゴーゴン大公]]。そんなゴーゴンに対して、以前にもせっかちぶりを出したブロッケンの時と一味違うたしなめの一言。この「ちょっと待て」という言い方は東映アニメ時代のヘルにしては珍しい。
 +
;「くそぉ…とうとう勝利の女神がワシに背を向けおった。無念じゃ…ブロッケン伯爵…!」
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:第91話。マジンガーZに敗れ、遂にDr.ヘルも倒される。TV版のヘルとしては最期の台詞となった。
 
;「騒々しいぞあしゅら男爵。機械獣がマジンガーZに倒された報告なら聞く必要はない!」
 
;「騒々しいぞあしゅら男爵。機械獣がマジンガーZに倒された報告なら聞く必要はない!」
 
:『マジンガーZ対デビルマン』にて妖獣シレーヌを目撃し血相を変えて報告に来たあしゅら男爵に対しての一言。
 
:『マジンガーZ対デビルマン』にて妖獣シレーヌを目撃し血相を変えて報告に来たあしゅら男爵に対しての一言。
386行目: 407行目:  
;「仮初めの平和はどうだった?退屈だったんじゃないか?」
 
;「仮初めの平和はどうだった?退屈だったんじゃないか?」
 
:再会を果たした甲児に対する問いかけ。平和を享受する宿敵に対し、戦士であり続ける事を願うかのような言い方は、'''続編や新シリーズ、スパロボ等を通してマジンガーZの活躍をいつまでも見ていたい'''と願うファンの心境との類似性を感じさせ、視聴者からは「'''作中における一番のマジンガー愛好家はDr.ヘルである'''」と評される事も。
 
:再会を果たした甲児に対する問いかけ。平和を享受する宿敵に対し、戦士であり続ける事を願うかのような言い方は、'''続編や新シリーズ、スパロボ等を通してマジンガーZの活躍をいつまでも見ていたい'''と願うファンの心境との類似性を感じさせ、視聴者からは「'''作中における一番のマジンガー愛好家はDr.ヘルである'''」と評される事も。
      
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
444行目: 464行目:  
;「この世界でも我の負けだ…。見事だ、兜甲児…」<br/>「お前達の力…人類の可能性を今一度だけ信じたくなったぞ」<br/>「アンデス山脈へと向かえ」<br/>「[[クエスターズ]]は、お前達を標的にしている。お前達がアンデス山脈に向かった時、何かが起きる」<br/>「あれとクエスターズの意味…。お前達に未来へと進む意思があるのなら自らの目で確かめるといい」<br/>「さらばだ、兜甲児! またいつの日か会おう!」
 
;「この世界でも我の負けだ…。見事だ、兜甲児…」<br/>「お前達の力…人類の可能性を今一度だけ信じたくなったぞ」<br/>「アンデス山脈へと向かえ」<br/>「[[クエスターズ]]は、お前達を標的にしている。お前達がアンデス山脈に向かった時、何かが起きる」<br/>「あれとクエスターズの意味…。お前達に未来へと進む意思があるのなら自らの目で確かめるといい」<br/>「さらばだ、兜甲児! またいつの日か会おう!」
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「光と闇の果て」より。素直に敗北を認め、最後に助言を残して悪の天才科学者は散る。
 
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「光と闇の果て」より。素直に敗北を認め、最後に助言を残して悪の天才科学者は散る。
:こんなことを言いながらもサイドミッション「怒りの魔神」で再登場するため、せっかくのいいシーンが台無しである<ref>隣接次元の敗北前の時間軸から招かれた別個体ではある。</ref>…が、'''[[第3次α]]で[[地獄大元帥|甲児達に助言を与えて死んでおきながら後でシレっと再登場するという全く同じ展開をやっている]]'''ので「怒りの魔神」での再登場も含めて過去ネタのパロディの可能性も否めない。
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:こんなことを言いながらもサイドミッション「怒りの魔神」や[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンション・シナリオ]]「希望を胸に」で再登場するため、せっかくのいいシーンが台無しである<ref>隣接次元の敗北前の時間軸から招かれた別個体ではある。</ref>…が、'''[[第3次α]]で[[地獄大元帥|甲児達に助言を与えて死んでおきながら後でシレっと再登場するという全く同じ展開をやっている]]'''ので「怒りの魔神」での再登場も含めて過去ネタのパロディの可能性も否めない。
    
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
462行目: 482行目:  
;[[INFINITY]]
 
;[[INFINITY]]
 
:地獄大元帥を制御コアとして組み込む形で操作する。
 
:地獄大元帥を制御コアとして組み込む形で操作する。
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== 余談 ==
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*永井豪作品のスターシステムが多用されている漫画作品『バイオレンスジャック』では地獄道空手を使いこなす[[武術・格闘技|格闘家]]「毒田地獄斎」として登場。マジンガーZのオマージュ人物である「ジム・マジンガ」を苦しめるなど悪役ぶりを発揮していた。これを受けてか『真マジンガーZERO』では老人ながら非常にマッシブな姿で描かれており、アメリカ大統領を素手で制圧するなどそのパワーを存分に見せつけている。
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
    
{{マジンガーシリーズ}}
 
{{マジンガーシリーズ}}
2,514

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