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コーラルの命令でオーリス、クランクと共にCGS襲撃を行い、後の鉄華団である参番組と交戦。クランクが戦死したため三日月に復讐すべく追撃部隊へ志願する。これがアインの運命を大きく変えていく。
コーラルの命令でオーリス、クランクと共にCGS襲撃を行い、後の鉄華団である参番組と交戦。クランクが戦死したため三日月に復讐すべく追撃部隊へ志願する。これがアインの運命を大きく変えていく。
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地球近海での戦いで[[三日月・オーガス|三日月]]の乗る[[ガンダム・バルバトス]]の攻撃からガエリオをかばい、重傷を負って意識不明の重体となる。臓器の大半も壊死し、死を目前に控えた時、[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]がアインを救う方法があるとガエリオに告げる。それは、実験段階だった[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]搭載機の[[グレイズ・アイン]]へ組み込む事だった。そして彼は生体パーツとしてグレイズ・アインに搭載され、完成した機体はエドモントンの戦場に投入される。
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地球近海での戦いで[[三日月・オーガス|三日月]]の乗る[[ガンダム・バルバトス]]の攻撃からガエリオをかばい、重傷を負って意識不明の重体となる。臓器の大半も壊死し、死を目前に控えた時、[[マクギリス・ファリド|マクギリス]]がアインを救う方法があるとガエリオに告げる。それは、'''実験段階だった[[阿頼耶識|阿頼耶識システム]]搭載機の[[グレイズ・アイン]]へ組み込む事だった。'''そして彼は生体パーツとしてグレイズ・アインに搭載され、完成した機体はエドモントンの戦場に投入される。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
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=== 鉄華団 ===
=== 鉄華団 ===
;[[三日月・オーガス]]
;[[三日月・オーガス]]
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:クランクを討った彼に復讐心を抱く。
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:クランクを討った彼に復讐心を抱く。その復讐心はグレイズ・アインとなってからより増大する事となる。
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
<!-- == 他作品との人間関係 == -->
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==== グレイズ・アイン ====
==== グレイズ・アイン ====
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;「クランク二尉、やりましたよ!あなたの機体を取り戻しました!」<br />「きっと見ていてくれますね…クランク二尉。俺はあなたの遺志を継ぐ…」<br />(中略)「そうだ、思い出しました。申し訳ありません、クランク二尉。」
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[[強化人間|阿頼耶識の影響]]なのか、言動が全体的にハイになっているのが特徴。
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;「俺はあなたの、あなたの命令に従い、クーデリア・藍那・バーンスタインを捕獲しなければならなかった!!」
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;「クランク二尉、やりましたよ!あなたの機体を取り戻しました!」<br />「きっと見ていてくれますね…クランク二尉。俺はあなたの遺志を継ぐ…」
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:そしてようやく流星号にとどめを刺した彼だったがその後クーデリアの名を聞くや否や、突然彼女たちの元に急行。あろう事か市街地に進入、エイハブ・ウェーブの影響を撒き散らし都市のライフラインを麻痺させるという大失態を犯してしまう。
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:第24話。戦場に突如降り立ち、アジーとラフタを撃破し、続いてグレイズ改弐(流星号)を撃破。亡きクランクに向けて彼のグレイズを取り戻した事を誇るが…。
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:これにはオルガも「奴ら正気か…!?こんな街中に…モビルスーツだと!?」と驚愕<ref> 鉄華団とギャラルホルン双方はエイハブ・ウェーブの悪影響を懸念し、都市部にMSを配置しないなど戦闘には配慮していた模様。</ref>し、その後の戦いぶりは味方のギャラルホルン兵すら戦慄した。
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;「そうだ、思い出しました。申し訳ありません、クランク二尉。」<br />「俺はあなたの、あなたの命令に従い、クーデリア・藍那・バーンスタインを捕獲しなければならなかった!!」
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:直後、クーデリアの名を聞くや否や、突然彼女たちの元に急行。あろう事か市街地に進入、エイハブ・ウェーブの影響を撒き散らし都市のライフラインを麻痺させるという大失態を犯してしまう。
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:これにはオルガも「奴ら正気か…!?こんな街中に…モビルスーツだと!?」と驚愕<ref> 鉄華団とギャラルホルン双方はエイハブ・ウェーブの悪影響を懸念し、都市部にMSを配置せずモビルワーカーのみで出撃するなど戦闘には配慮していた模様。</ref>し、その後の戦いぶりは味方のギャラルホルン兵すら戦慄した。
:『機体を取り戻しました』と言いながら実際には破壊したり、命令も時系列を履き違えている(本来は火星支部司令のコーラル・コンラッドが自身の部隊長であるオーリス・ステンジャに命じた)あたり、完全に正気を失ってしまったようだ。
:『機体を取り戻しました』と言いながら実際には破壊したり、命令も時系列を履き違えている(本来は火星支部司令のコーラル・コンラッドが自身の部隊長であるオーリス・ステンジャに命じた)あたり、完全に正気を失ってしまったようだ。
;「何てことだ。君の罪は止まらない、加速する!」 <br />「クランク二尉、このままでは、貴方の涙は止まらない。俺は、この戦いをもって、彼を悔い改めさせてみせます!」
;「何てことだ。君の罪は止まらない、加速する!」 <br />「クランク二尉、このままでは、貴方の涙は止まらない。俺は、この戦いをもって、彼を悔い改めさせてみせます!」
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:しかし、鉄華団への憎しみを募らせるあまり、自身こそがクランクが最も望んでいないであろう行動をとっていることに最後まで気づくことはなかった……。
:しかし、鉄華団への憎しみを募らせるあまり、自身こそがクランクが最も望んでいないであろう行動をとっていることに最後まで気づくことはなかった……。
;「この、化け物がああああああああっ!!!」
;「この、化け物がああああああああっ!!!」
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:三日月の反撃で逆に追い詰められたグレイズ・アインのセリフ。直後に三日月も言っているが、お前にだけは言われたくない。
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:三日月の反撃で逆に追い詰められたグレイズ・アインのセリフ。直後に三日月も言っているが、'''既に人間を辞めさせられたお前にだけは言われたくない。'''
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == -->
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*'''アイン・ダルトンのキャラクターデザイン稿は、元々は本編の[[主人公]]である[[三日月・オーガス]]の没案の一つ'''である。
*'''アイン・ダルトンのキャラクターデザイン稿は、元々は本編の[[主人公]]である[[三日月・オーガス]]の没案の一つ'''である。
*当初は数話でフェードアウトする予定だったが、'''演者の内田雄馬氏の熱演を聞いた長井龍雪監督が気に入り、急遽レギュラーとなった'''という経緯を持つ。
*当初は数話でフェードアウトする予定だったが、'''演者の内田雄馬氏の熱演を聞いた長井龍雪監督が気に入り、急遽レギュラーとなった'''という経緯を持つ。
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**しかし、その結果は「人間を辞めさせられMSのパーツとして扱われる」という歴代[[ガンダムシリーズ]]の[[強化人間]]に属するキャラクターたちの中でも特に悲惨な末路を辿ってしまっており「延命したからといってそれが必ずしも幸せになるわけではない」と視聴者に知らしめる事となった。
*事あるごとに「クランク二尉」と叫ぶため、声だけ聞けば'''「クランク兄」「クランクニー!」'''等の印象を受ける事から、まるでクランクとアインが兄弟のように思えてしまったり、あるいは[[バーナード・ワイズマン|別]][[アニエス・ベルジュ|人]]や[[ガオガイガー|技名]]のようにネタ化されることとなった。
*事あるごとに「クランク二尉」と叫ぶため、声だけ聞けば'''「クランク兄」「クランクニー!」'''等の印象を受ける事から、まるでクランクとアインが兄弟のように思えてしまったり、あるいは[[バーナード・ワイズマン|別]][[アニエス・ベルジュ|人]]や[[ガオガイガー|技名]]のようにネタ化されることとなった。
*ガンダムゲームなどでは、グレイズ・アインへ搭載後は倫理観への配慮から、'''アインのカットインはなし、グレイズ・アインの頭部を代わりにする'''措置が取られてる。SRWでも同様。
*ガンダムゲームなどでは、グレイズ・アインへ搭載後は倫理観への配慮から、'''アインのカットインはなし、グレイズ・アインの頭部を代わりにする'''措置が取られてる。SRWでも同様。