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− アンチの活躍でゼッガーからアカネは助けられるも、今度は彼を排除して自らアカネを取り込み、自身を巨大化させ、グリッドマンとの決戦に挑んだ。しかし、グリッドフィクサービームによってアカネの心を修復された事で弱体化。最後はグリッドマンに敗北し、封印・逮捕された。+
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− アレクシスは永遠の命を持つ[[不老不死]]の存在であり、不滅故の孤独を埋める為に人間の情動に目を付け、特に強い情動を抱くアカネを利用していたのだった。+
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− ;「ま、まさかぁ! アカネ君の心を直したと言うのかぁぁ!!」
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態度や言動こそ紳士的ながら冷酷さも備えた危険人物。パソコン内だけの存在ではなく、街中などに実体を伴って現れることもできる。アカネの怪獣の敗北が続いた末、とうとう彼女の心が折れてしまい、怪獣を創らないと言う彼女を役に立たないと見切りを付け、彼女を[[ゼッガー]]とする。
態度や言動こそ紳士的ながら冷酷さも備えた危険人物。パソコン内だけの存在ではなく、街中などに実体を伴って現れることもできる。アカネの怪獣の敗北が続いた末、とうとう彼女の心が折れてしまい、怪獣を創らないと言う彼女を役に立たないと見切りを付け、彼女を[[ゼッガー]]とする。
アンチの活躍でゼッガーからアカネは助けられるも、今度は彼を排除して自らアカネを取り込み、自身を巨大化させ、グリッドマンとの決戦に挑んだ。しかし、グリッドフィクサービームによってアカネの心を修復された事で力の源としていたアカネの負の感情がなくなってしまい、巨大化した体が風船同然の抜け殻と化してしまう。
なけなしの力でグリッドマンを殴りつけるもクロスカウンターで頭を吹き飛ばされ、そのままコア部分を拘束封印、逮捕された。
来歴については全く明らかになっていないが、その正体は永遠の命を持つ[[不老不死]]の存在であり、自らの意志によっても決して死ぬことができない。その不滅故の孤独を埋める為に人間の情動に目を付け、特に強い情動を抱くアカネを利用していたのだった。
悪事を唆し、堕落させてむさぼるというその行いは、ステレオタイプな[[悪魔]]と言っても過言ではない。
なお明言されていないが、本作においてグリッドマンが本人・裕太・新世紀中学生に分裂し記憶喪失に陥った原因は、物語の開始以前にアレクシスに敗北したためだとされている。
== 登場作品と役柄 ==
== 登場作品と役柄 ==
:第6回より。帰ってこないアカネに対しての独り言。
:第6回より。帰ってこないアカネに対しての独り言。
;「どーもどーも、アレクシス・ケリヴです」<br />「やあ、遅れて申し訳ない」
;「どーもどーも、アレクシス・ケリヴです」<br />「やあ、遅れて申し訳ない」
:第7回より。ラーメン屋に来店して裕太に挨拶する なんとも言えないシュールさが漂う。
:第7回より。ラーメン屋に来店して裕太に挨拶したシーン。なんとも言えないシュールさが漂う。
;「憎しみが強い程、強い怪獣が生まれるからねぇ」
;「憎しみが強い程、強い怪獣が生まれるからねぇ」
:同上。アカネよりグリッドマンを憎むアンチに怪獣を創らせたとアカネに明かす。
:同上。アカネよりグリッドマンを憎むアンチに怪獣を創らせたとアカネに明かす。
;「アンチ君?ちょっといいかい?」<br/ >「よく頑張ったねぇ、ご褒美を挙げよう」
;「アンチ君?ちょっといいかい?」<br/ >「よく頑張ったねぇ、ご褒美をあげよう」
:同上。アンチを始末しようと奪ったアンチサーキュラーで右目を傷つけるが、逃走を許す。
:同上。アンチを始末しようと奪ったアンチサーキュラーで右目を傷つけるが、逃走を許す。
:後者は戦闘台詞に採用されている。
:後者は戦闘台詞に採用されている。
;「遅くなってすまなかったねぇ。やっと処分できたよ」
;「遅くなってすまなかったねぇ。やっと処分できたよ」
:同上。ゼッガーからアカネを助け出したアンチを背後から無慈悲に剣で貫く。
:同上。ゼッガーからアカネを助け出したアンチを背後から無慈悲に剣で貫く。
;「懐かしい姿じゃないかグリッドマン」<br />「でも私は、君を倒して、次のアカネ君を探すよ」
;「懐かしい姿じゃないか、グリッドマン! でも私は、君を倒して、次のアカネ君を探すよ。ハハハハハハ!!」
:同上。電光超人グリッドマンとしての姿を取り戻したグリッドマンに対し。
:同上。電光超人グリッドマンとしての姿を取り戻したグリッドマンに対し。
:対するグリッドマンは「次はない!ここで終わらすぞ!」と宣告、コンピューターワールドの空を背景に最終決戦が幕を開ける。
;「私の命には限りがない。それは私に虚無感をもたらした」<br />「故に、アカネ君のような人間の情動だけが、私の心を満たしてくれた」
;「私の命には限りがない。それは私に虚無感をもたらした」<br />「故に、アカネ君のような人間の情動だけが、私の心を満たしてくれた」
:同上。グリッドマンの攻撃の前に幾度も復活を果たす。
:同上。グリッドマンの攻撃の前に爆散するも、幾度も復活を果たす。
;「しかし今、アカネ君は役割を終えた」<br />「もうこの世界に用事はない」
;「しかし今、アカネ君は役割を終えた」<br />「もうこの世界に用事はない」
:同上。戦闘の末、見切りを付けたツツジ台から去ろうとするが…。
:同上。戦闘の末、見切りを付けたツツジ台から去ろうとするが…。
;「フィクサービームだと!? なんだこの力はぁぁぁぁぁ!!」
;「フィクサービームだと!? なんだこの力はぁぁぁぁぁ!!」<br />「「ま、まさかぁ! アカネ君の心を直したと言うのかぁぁ!!」
:フィクサービームの直撃を受け、一気に弱体化。アカネの心が修復されたという事実に驚愕する。
:同上。アカネの心が修復されたという事実に驚愕する。
;「これが……! 限りある命の……! 力か……!」
;「これが……! 限りある命の……! 力か……!」
:同上。最後はグリッドマンの一撃の前に敗れ、封印されることとなった。
:同上。最後はグリッドマンの一撃の前に敗れ、封印されることとなった。
;「なるほど、君は私と同じイレギュラーな存在なんだね」
;「なるほど、君は私と同じイレギュラーな存在なんだね」
:対[[エルネスティ・エチェバルリア|エル]]の時の戦闘台詞の1つ。彼もまた強い情動(欲望)を持って動いているので、アレクシスから見たら同類に映るのだろうか。
:対[[エルネスティ・エチェバルリア|エル]]の時の戦闘台詞の1つ。彼もまた強い情動(欲望)を持って動いているので、アレクシスから見たら同類に映るのだろうか。
:一方で「別世界からの来訪者」という意味では確かに同類である(エルは中身だけだが)。
;「アカネ君の次は魔法少女と言うのは悪くないねぇ」
;「アカネ君の次は魔法少女と言うのは悪くないねぇ」
:対魔法騎士との戦闘台詞の1つ。余談であるがアカネの声を演じる上田麗奈氏はアプリゲーム『マギアレコード』で江利あいみを演じているためか、前述のブレイブポリスネタにも関与していると思われる。
:対魔法騎士との戦闘台詞の1つ。余談であるがアカネの声を演じる上田麗奈氏はアプリゲーム『マギアレコード』で江利あいみを演じているためか、前述のブレイブポリスネタにも関与していると思われる。
*名前や役柄は『電光超人グリッドマン』の[[続編]]として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』からの流用。
*名前や役柄は『電光超人グリッドマン』の[[続編]]として企画されていた『電撃超人グリッドマンF(ファイター)』からの流用。
*キャラクターのモデルは『電光超人グリッドマン』の[[ラストボス]]に当たる魔王カーンデジファー(CV:[[声優:佐藤正治|佐藤正治]]氏)。こちらもコンピューターに宿り協力者が生み出した怪獣に力を与えるタイプの黒幕である。
*キャラクターのモデルは『電光超人グリッドマン』の[[ラストボス]]に当たる魔王カーンデジファー(CV:[[声優:佐藤正治|佐藤正治]]氏)。こちらもコンピューターに宿り協力者が生み出した怪獣に力を与えるタイプの黒幕である。
**ただし、アカネには物腰柔らかな態度を崩さないアレクシスに対して、カーンデジファーは協力者である武史に時々洗脳や罰(電撃)を与えるなど、スタンスに違いがある。
**ただし、アカネには物腰柔らかな態度を崩さないアレクシスに対して、カーンデジファーは協力者である武史に時々洗脳や罰(電撃)を与えるなど、スタンスに違いがある。またカーンデジファーは元々ハイパーワールドの脱獄囚であるが、アレクシスは出自が全く以て不明。
**ちなみに、魔王カーンデジファーおよびアレクシス・ケリヴは、些細な出来事で腹を立てる少年少女の話を親身になって聴き、彼らの鬱憤を晴らす為に怪獣を実体化させる行動を取るので、ファンからは「'''[[俗語・俗称|悪いドラえもん]]'''」と評される事が有る。
**ちなみに、魔王カーンデジファーおよびアレクシス・ケリヴは、些細な出来事で腹を立てる少年少女の話を親身になって聴き、彼らの鬱憤を晴らす為に怪獣を実体化させる行動を取るので、ファンからは「'''[[俗語・俗称|悪いドラえもん]]'''」と評される事が有る。
***一方でカーンデジファーは武史の下手な嘘にあっさり騙される、トラブルに噴き出すなど人間味のある性格だったが、アレクシスは終始一貫して穏やかな物腰で、悪い意味で裏表のない空虚な振る舞いが特徴。
*TRIGGER制作のアニメ『宇宙パトロールルル子』(SRW未参戦)の登場人物・オーバージャスティス本部長とは類似性が放送当時指摘されていた(キャラクターデザインが似ている、担当声優とキャラクターデザイン担当が同じ)。
*TRIGGER制作のアニメ『宇宙パトロールルル子』(SRW未参戦)の登場人物・オーバージャスティス本部長とは類似性が放送当時指摘されていた(キャラクターデザインが似ている、担当声優とキャラクターデザイン担当が同じ)。
**その後、監督の雨宮哲氏の裏設定では同一人物である事が、両キャラクターを担当している稲田氏から語られている。ただし、あくまでも監督の中での非公式設定である。
**その後、監督の雨宮哲氏の裏設定では同一人物である事が、両キャラクターを担当している稲田氏から語られている。ただし、あくまでも監督の中での非公式設定である。
**オーバージャスティス本部長が正義のパトロール隊員、アレクシスが悪の黒幕という点で、正反対のキャラクターである。そのため両キャラクターを繋げて考える裏設定には賛否が分かれている。
**オーバージャスティス本部長が正義のパトロール隊員、アレクシスが悪の黒幕という点で、正反対のキャラクターである。そのため両キャラクターを繋げて考える裏設定には賛否が分かれている。なお雨宮氏によれば、OGIKUBOが平和になった後、数千年もの間宇宙を彷徨った挙句ツツジ台に流れ着いてアレクシス・ケリヴと化しており、フィクサービームを受けたことで本部長に戻ったという。
*キャラデザ担当の坂本勝は「アレクシスと六花ママはSSSS.GRIDMANの台本を読んで結末を知っているメタキャラである」と雨宮監督が言っていたことを証言している。その証拠に、アカネ役の上田麗奈氏は「結末以外を大まかに」、アレクシス役の稲田氏は「第11回までの内容」を教えてもらっていたらしい。
*キャラデザ担当の坂本勝は「アレクシスと六花ママはSSSS.GRIDMANの台本を読んで結末を知っているメタキャラである」と雨宮監督が言っていたことを証言している。その証拠に、アカネ役の上田麗奈氏は「結末以外を大まかに」、アレクシス役の稲田氏は「第11回までの内容」を教えてもらっていたらしい。