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== 余談 ==
== 余談 ==
*[[地球連合軍]]の中枢をコントロールしていた[[ロゴス]]、[[ブルーコスモス]]が、より意のままに任務を遂行できる精鋭部隊を欲した事が創設の理由とされているが、実は'''創らざるを得なかった'''事情がある。と言うのも、[[第1次連合・プラント大戦]]時に連合所属のコーディネイター兵士の目覚ましい活躍があり、大西洋連邦がコーディネイター兵士の冷遇・差別を誤りであったと認め、コーディネイターの重用に舵を切ったのである。反コーディネイター国家である大西洋連邦の方針転換によって、地球連合内にコーディネイター寛容論が広がり、正規軍では優秀・果敢で忠誠心の高いコーディネイター兵士を重宝する様になる。これに反コーディネイター組織であるブルーコスモスは不満だったが[[ムルタ・アズラエル]]やシンパの軍高官の死亡、及び同組織の著しい弱体化もあり、押し止めることができず、止む無く正規軍とは別に非正規の私兵としてファントムペインを創らざるを得なかったのである。
*[[地球連合軍]]の中枢をコントロールしていた[[ロゴス]]、[[ブルーコスモス]]が、より意のままに任務を遂行できる精鋭部隊を欲した事が創設の理由とされているが、実は'''創らざるを得なかった'''事情がある。と言うのも、[[第1次連合・プラント大戦]]時に連合所属のコーディネイター兵士の目覚ましい活躍があり、大西洋連邦がコーディネイター兵士の冷遇・差別を誤りであったと認め、コーディネイターの重用に舵を切ったのである。反コーディネイター国家である大西洋連邦の方針転換によって、地球連合内にコーディネイター寛容論が広がり、正規軍では優秀・果敢で忠誠心の高いコーディネイター兵士を重宝する様になる。これに反コーディネイター組織であるブルーコスモスは不満だったが[[ムルタ・アズラエル]]やシンパの軍高官の死亡、及び同組織の著しい弱体化もあり、押し止めることができず、止む無く正規軍とは別に非正規の私兵としてファントムペインを創らざるを得なかったのである。
**バックにいるロゴスの出資で資金面、技術・設備面では正規軍を上回っていたが、逆に人材面は悲惨であり、負傷兵の洗脳、孤児の養育・洗脳を行わなければ人材を確保出来ない位に疲弊していた。また、洗脳する兵士には排除するコーディネイターも含まれており(しかも酷使する処か割と重宝している)、正に本末転倒である。
**バックにいるロゴスの出資で資金面、技術・設備面では正規軍を上回っていたが、人材面で特に兵士・パイロットの面は悲惨であり、負傷兵の洗脳、孤児の養育・洗脳を行わなければ人材を確保出来ない位に疲弊していた。また、洗脳する兵士には排除するコーディネイターも含まれており(しかも酷使する処か割と重宝している)、正に本末転倒である。
**この事からも、'''コーディネイターを頑なに認めない連中の左遷先'''とも見て取れる。表向きは精鋭部隊なので事を荒立てずに左遷でき、正に'''エリート部隊の仮面をかぶった体の良い厄介払い'''であろう。
**この事からも、'''コーディネイターを頑なに認めない連中の左遷先'''とも見て取れる。表向きは精鋭部隊なので事を荒立てずに左遷でき、正に'''エリート部隊の仮面をかぶった体の良い厄介払い'''であろう。
***尚、ファントムペインの行動は'''一切、記録に残らない'''。証拠が残らないのだから、どんな非人道的な作戦や虐殺行為を行えるとも見れるが、逆に'''彼らの功績も一切残らない'''事を意味している。つまり、'''彼らは何をしても一切評価される事は無く、唯々汚れ役を押し付けられ切り捨てられる運命にある'''。大西洋連邦や地球連合正規軍が、ファントムペインの存在を疎ましがっていながら黙認するのは、いずれ彼らが闇に葬り去られる存在だと理解しているからなのであろう。
== 脚注 ==
== 脚注 ==