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| {{登場人物概要 | | {{登場人物概要 |
| | 読み = そうりゅう・アスカ・ラングレー | | | 読み = そうりゅう・アスカ・ラングレー |
− | | 外国語表記 = [[外国語表記::Soryu Asuka Langley]]
| |
| | 登場作品 = [[エヴァンゲリオンシリーズ]] | | | 登場作品 = [[エヴァンゲリオンシリーズ]] |
| *{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}({{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版}}) | | *{{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン}}({{登場作品 (人物)|新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版}}) |
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| ドイツで[[EVA]]の[[パイロット]]としての訓練を受け、14歳にして大学を卒業済みの[[天才]]少女でもある。幼い頃、EVA弐号機のエヴァ接触実験が原因で廃人と化した母親に顧みてもらえないまま、目の前で自殺された[[トラウマイベント|トラウマ]]から、「他人に自分の事を見てもらいたい」という強烈な渇望を抱くようになり、[[EVA]]に乗って敵に勝つ事で自己の存在意義を築こうとしていた。 | | ドイツで[[EVA]]の[[パイロット]]としての訓練を受け、14歳にして大学を卒業済みの[[天才]]少女でもある。幼い頃、EVA弐号機のエヴァ接触実験が原因で廃人と化した母親に顧みてもらえないまま、目の前で自殺された[[トラウマイベント|トラウマ]]から、「他人に自分の事を見てもらいたい」という強烈な渇望を抱くようになり、[[EVA]]に乗って敵に勝つ事で自己の存在意義を築こうとしていた。 |
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− | [[第13使徒バルディエル]]、[[第14使徒ゼルエル]]に敗れ、[[碇シンジ]]([[EVA初号機|初号機]])がその両方を倒した事で、プライドが崩壊し、[[シンクロ率]]が低下してしまう(ただし、いずれもシンジではなく「初号機自体の成果である」と言うべきだが)。「もう後が無い」と脅迫観念に取り付かれる様になったアスカは、第15使徒アラエル(SRW未登場)に対してフォワードで出撃するが、アラエルの強力な精神攻撃を受けて操縦不能なまでの精神的ダメージを負わされた挙句、[[綾波レイ]]がロンギヌスの槍を使う形で撃墜するという形で始末をつけられたことで、追い打ちのようにプライドを著しく毀損される。[[第16使徒アルミサエル]]戦では先に出撃したレイのピンチを救う為、バックアップとして出撃したものの、前の戦いでのショックが抜け切れなかった為に、EVAを動かす事すら出来ずにすぐに戻された。 | + | [[第13使徒バルディエル]]、[[第14使徒ゼルエル]]に敗れ、[[碇シンジ]]([[EVA初号機|初号機]])がその両方を倒した事で、プライドが崩壊し、[[シンクロ率]]が低下してしまう(いずれもシンジではなく初号機自体の成果と言うべきだが)。「もう後が無い」と脅迫観念に取り付かれる様になったアスカは、第15使徒アラエル(SRW未登場)に対してフォワードで出撃するが、アラエルの強力な精神攻撃を受けて操縦不能なまでの精神的ダメージを負わされた挙句、[[綾波レイ]]がロンギヌスの槍を使う形で撃墜するという形で始末をつけられたことで、追い打ちのようにプライドを著しく毀損される。[[第16使徒アルミサエル]]戦では先に出撃したレイのピンチを救う為、バックアップとして出撃したものの、前の戦いでのショックが抜け切れなかった為に、EVAを動かす事すら出来ずにすぐに戻された。 |
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| 自分の存在意義を失い、更には[[加持リョウジ]]の死まで聞かされたアスカは、自我崩壊を起こして植物人間状態になってしまった。 | | 自分の存在意義を失い、更には[[加持リョウジ]]の死まで聞かされたアスカは、自我崩壊を起こして植物人間状態になってしまった。 |
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| :初登場作品。[[挑発]]持ちなためボスユニットを引きずり出す要員として重宝する。原作では天才扱いされているキャラクターだが、あくまで[[努力]]によるものとされているのか、単に『F』の時点では技能が作られていなかったのか、[[ユング・フロイト]]とは違って[[天才]]技能を持たない。 | | :初登場作品。[[挑発]]持ちなためボスユニットを引きずり出す要員として重宝する。原作では天才扱いされているキャラクターだが、あくまで[[努力]]によるものとされているのか、単に『F』の時点では技能が作られていなかったのか、[[ユング・フロイト]]とは違って[[天才]]技能を持たない。 |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦F完結編}} |
− | :機体側が悪い意味で『F』と殆ど変わらないため、[[必中]]・[[集中]]を持たない関係で次第に攻撃が当てづらくなる。命中・回避を補正してくれる[[シンクロ率]]の成長もシンジに敵わず、アタッカーとしてはどうやってもシンジ&初号機に劣る。一応10段階改造解禁後はそれなりに使えるようになる上、終盤では二回行動ができるようになるが、如何せんそれまでの育成が大変。主力として使っていくには愛が必要だろう。アスカには不本意だろうが無理に前線で戦わせるよりは、打ち漏らした雑魚を倒しつつ努力でレベルを上げ、たまに[[挑発]]で強敵をおびき出すといった運用が望ましいだろう。しかし、その運用方法すらも弐号機の移動力の低くさと、[[アンビリカルケーブル]]による移動制限によって行いにくいのが現実である。 | + | :機体側が悪い意味で『F』と殆ど変わらないため、[[必中]]・[[集中]]を持たない関係で次第に攻撃が当てづらくなる。命中・回避を補正してくれる[[シンクロ率]]の成長もシンジに敵わず、アタッカーとしてはどうやってもシンジ&初号機に劣る。一応10段階改造解禁後はそれなりに使えるようになる上、終盤では二回行動ができるようになるが、如何せんそれまでの育成が大変。主力として使っていくには愛が必要だろう。アスカは不本意だろうが無理に前線で戦わせるよりは、打ち漏らした雑魚を倒しつつ努力でレベルを上げ、たまに[[挑発]]で強敵をおびき出すといった運用が望ましいだろう。しかし、その運用方法すらも弐号機の移動力の低さと、[[アンビリカルケーブル]]による移動制限によって行いにくいのが現実である。 |
− | :ちなみに[[シンクロ率]]はシンジに抜かれるが、能力値自体は僅かではあるがEVAパイロットの中で最も高い。 | + | :ちなみに能力値自体はシンジより格闘値が3低いのみであり、それ以外の数値は全てアスカの方が同等か上回っている。[[切り払い]]Lvもシンジよりアスカの方が高く、シンジとアスカのパイロット的な差はあくまでシンクロ率によるものである。パイロットとしてはアスカの方が上、シンクロ率でシンジに差を付けられるという、意外にも原作通りの調整となっている。 |
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| === [[αシリーズ]] === | | === [[αシリーズ]] === |
| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α}} |
| :EVAパイロットの中で唯一音声の新規収録が行われた。本作から待望の「必中」を覚え、シンクロ率が個別成長しなくなったため使い勝手は大幅にアップ。ただし、ほかのEVAパイロット同様に二回行動可能レベルが異常に高く、ほぼ使用不可能になってしまった。終盤では[[EVA弐号機]]に強力な武器が追加されるためボス戦もこなせる。 | | :EVAパイロットの中で唯一音声の新規収録が行われた。本作から待望の「必中」を覚え、シンクロ率が個別成長しなくなったため使い勝手は大幅にアップ。ただし、ほかのEVAパイロット同様に二回行動可能レベルが異常に高く、ほぼ使用不可能になってしまった。終盤では[[EVA弐号機]]に強力な武器が追加されるためボス戦もこなせる。 |
− | :原作通りに強気で挑発的な発言が目立ち、他のキャラクターとの衝突も多い。だが、'''アスカフラグ'''とも呼ばれる条件を満たすとややおとなしくなる。劇場版同様に精神崩壊を起こして後に復活するが、その際の相手は[[ティターンズ]]。ここではアスカ一人で戦うが、例えアスカが育っていなくてもまずゲームオーバーになる事はないほど相手は弱く、一気に一軍になれるほどレベルが上がる。このマップでも1度倒した[[EVA量産機]]が復活しピンチに追い込まれるが、そこはスパロボ。原作の鬱展開を熱い展開に変えてくれた。余談だが、[[モビルスーツ]]形態の[[アッシマー]]が見れるのはこのマップだけ。 | + | :『F』よりは抑えられたが、原作通り強気で挑発的な発言が目立ち、他のキャラクターとの衝突も多い。しかし'''アスカフラグ'''とも呼ばれる条件を満たすとやや大人しくなる。劇場版同様に精神崩壊を起こして後に復活するが、その際の相手は[[ティターンズ]]。ここではアスカ一人で戦うが、この時の相手は改造段階がかなり抑えられているため、例えアスカが育っていなくてもまずゲームオーバーにはならず、一気に一軍になれるほどレベルが上がる。このマップでも1度倒した[[EVA量産機]]が復活しピンチに追い込まれるが、そこはスパロボ。原作の鬱展開を熱い展開に変えてくれた。 |
| :;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}} | | :;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}} |
− | ::[[プレイステーション|PS版]]からの能力は無し。弐号機に初号機との[[合体攻撃]]が追加されたためシンジと運用するのが望ましい。 | + | ::[[プレイステーション|PS版]]からの能力は無し。弐号機に初号機との[[合体攻撃]]が追加されたためシンジとの運用が望ましい。 |
| : | | : |
− | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}} | + | ;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} |
| :会話から、[[バルマー戦役]]のあとシンジと一緒に暮らしていた事が発覚。『α』の頃の二人を知っているメンバーには大いに驚かれていた。自信満々な態度は相変わらずだが、かつての他者を無闇に見下したり蔑んだ言動は成りを潜めている。 | | :会話から、[[バルマー戦役]]のあとシンジと一緒に暮らしていた事が発覚。『α』の頃の二人を知っているメンバーには大いに驚かれていた。自信満々な態度は相変わらずだが、かつての他者を無闇に見下したり蔑んだ言動は成りを潜めている。 |
| :[[碇シンジ|シンジ]]や[[葛城ミサト|ミサト]]と同様に『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のキャラと絡む場面が多く、[[キラ・ヤマト]]を「昔のシンジそっくり」と評したり、[[フレイ・アルスター]]の考えを見透かしたりしている。なお、バルマー戦役から2年の歳月が経過している設定だが、その間ずっと軟禁状態にあったせいか中学生のままである(シンジが「中学生」と名乗る場面がある)。 | | :[[碇シンジ|シンジ]]や[[葛城ミサト|ミサト]]と同様に『[[機動戦士ガンダムSEED]]』のキャラと絡む場面が多く、[[キラ・ヤマト]]を「昔のシンジそっくり」と評したり、[[フレイ・アルスター]]の考えを見透かしたりしている。なお、バルマー戦役から2年の歳月が経過している設定だが、その間ずっと軟禁状態にあったせいか中学生のままである(シンジが「中学生」と名乗る場面がある)。 |
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
− | [[格闘]]が高く、[[射撃]]も低くない、といった具合で格闘と射撃武器を持つEVAにふさわしいと言える能力。EVAパイロットの中では総合的な数値では最も優秀であることが多い。ただし、自機が[[A.T.フィールド]]持ちのせいか[[防御]]は低い。 | + | [[格闘 (能力)|格闘]]が高く、[[射撃 (能力)|射撃]]も低くない、といった具合で格闘と射撃武器を持つEVAにふさわしいと言える能力。EVAパイロットの中では総合的な数値では最も優秀であることが多い。ただし、自機が[[A.T.フィールド]]持ちのせいか[[防御]]は低い。 |
| | | |
| また、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[シンクロ率]]が[[綾波レイ]]よりは伸びるが、原作を意識してか[[碇シンジ]]との差は成長するにつれ広がるばかりであった。 | | また、『[[スーパーロボット大戦F|F]]』では[[シンクロ率]]が[[綾波レイ]]よりは伸びるが、原作を意識してか[[碇シンジ]]との差は成長するにつれ広がるばかりであった。 |
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| ;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) | | ;[[スーパーロボット大戦α|α]]([[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC]])、[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]]) |
| :'''[[努力]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]''' | | :'''[[努力]]、[[ひらめき]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[必中]]、[[魂]]''' |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]] |
| :'''[[努力]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[魂]]''' | | :'''[[努力]]、[[直感]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]、[[魂]]''' |
| | | |
| === [[特殊技能]] === | | === [[特殊技能]] === |
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]] |
| :'''[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[気力+ (命中)]]''' | | :'''[[カウンター]]L6、[[援護攻撃]]L2、[[気力+ (命中)]]''' |
| :[[カウンター]]を修得。いずれもアスカらしいものである。なお、努力を重ねた天才だからか、[[天才]]は習得しない。 | | :[[カウンター]]を修得。いずれもアスカらしいものである。なお、努力を重ねた天才だからか、[[天才]]は習得しない。 |
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| === [[小隊長能力]] === | | === [[小隊長能力]] === |
| ;反撃時の攻撃力+20% | | ;反撃時の攻撃力+20% |
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』で採用。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。 |
| :[[スーパーロボット大戦MX|MX]]で修得した[[リベンジ]]の代わりのような小隊長能力が設定されている。魂やシンクロ率補正も重複するため、育成と改造で合体攻撃のダメージがイデオンに匹敵するレベルになる。 | | :[[スーパーロボット大戦MX|MX]]で修得した[[リベンジ]]の代わりのような小隊長能力が設定されている。魂やシンクロ率補正も重複するため、育成と改造で合体攻撃のダメージがイデオンに匹敵するレベルになる。 |
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| :同級生の中で孤高の位置を保つアスカが心を許す、数少ない友人。崩壊の兆しを見せるアスカに優しい言葉を掛けるが、抱えている問題が問題なために、救いにはなれなかった。 | | :同級生の中で孤高の位置を保つアスカが心を許す、数少ない友人。崩壊の兆しを見せるアスカに優しい言葉を掛けるが、抱えている問題が問題なために、救いにはなれなかった。 |
| ;[[碇シンジ]] | | ;[[碇シンジ]] |
− | :同居人1。意外に間もない頃から彼に惹かれていたが、『職業上における[[ライバル]]』であった事から、その想いは愛憎入り乱れた複雑な感情になっていく。 | + | :同居人1。意外に間もない頃から彼に惹かれていたが、『職業上における[[ライバル]]』である事や複雑な生い立ち等から、その想いは愛憎入り乱れた歪とも複雑とも言える感情になっていく。 |
| :また、アスカの壮絶な想いと、シンジのアスカへの異性感情には温度差があった為に、余計ややこしい展開になり、『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]』における[[第2使徒リリス]]の精神世界での対話では、「修羅場」にまで発展し、胸の内に秘めていた独占欲を曝け出す結果になっている。[[人類補完計画]]の破綻後、共に帰還したシンジとの関係がどうなっていくのか、気になる所である。 | | :また、アスカの壮絶な想いと、シンジのアスカへの異性感情には温度差があった為に、余計ややこしい展開になり、『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]』における[[第2使徒リリス]]の精神世界での対話では、「修羅場」にまで発展し、胸の内に秘めていた独占欲を曝け出す結果になっている。[[人類補完計画]]の破綻後、共に帰還したシンジとの関係がどうなっていくのか、気になる所である。 |
− | :SRWでは異性として意識する所もときに見せる概ねツンデレ的態度。 | + | :アスカに限った話ではないが、SRWでは原作の複雑な心理描写はほぼ行われないため、「時折異性として意識する」というツンデレ的態度しか見せない。 |
| :貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]では『旧劇場版』とは少し違うシチュエーションで量産機に囲まれまさに絶体絶命の状況の中、アスカを助けに現れ『旧劇場版』のアスカのように量産機を叩きのめす。 | | :貞本義行氏の[[漫画|漫画版]]では『旧劇場版』とは少し違うシチュエーションで量産機に囲まれまさに絶体絶命の状況の中、アスカを助けに現れ『旧劇場版』のアスカのように量産機を叩きのめす。 |
| ;[[葛城ミサト]] | | ;[[葛城ミサト]] |
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| ;[[綾波レイ]] | | ;[[綾波レイ]] |
| :EVAシリーズ最初のパイロットとしてゲンドウの寵愛を受ける彼女に対して多大な反感を抱いており、毛嫌いしている。最初こそ比較的社交的かつ穏健な態度で歩み寄る姿勢を見せていたものの、その内情はやがて明確な敵意に変化していき、彼女に対する呼びかけ方にも表れていく。(「優等生」→「ファースト」→「人形」→「あの女」など) | | :EVAシリーズ最初のパイロットとしてゲンドウの寵愛を受ける彼女に対して多大な反感を抱いており、毛嫌いしている。最初こそ比較的社交的かつ穏健な態度で歩み寄る姿勢を見せていたものの、その内情はやがて明確な敵意に変化していき、彼女に対する呼びかけ方にも表れていく。(「優等生」→「ファースト」→「人形」→「あの女」など) |
− | :レイの寡黙で無表情な佇まいへの嫌悪感(人形を思わせる雰囲気が母親絡みのトラウマを想起させるため)も原因の一つであり、シンクロ率の低下について「EVAは心を持っているため、心を閉ざしている人には動かせない」というアドバイスを聞いた際に、彼女がゲンドウの言いなりで動く人形のような存在であることを確信し、激高と共に平手打ちを食らわせ、嫌悪の感情を激白すると共に「誰の言うことでも聞く人形」という侮蔑の言葉を吐き捨てて決別した。。 | + | :レイの寡黙で無表情な佇まいへの嫌悪感(人形を思わせる雰囲気が母親絡みのトラウマを想起させるため)も原因の一つであり、シンクロ率の低下について「EVAは心を持っているため、心を閉ざしている人には動かせない」というアドバイスを聞いた際に、彼女がゲンドウの言いなりで動く人形のような存在であることを確信し、激高と共に平手打ちを食らわせ、嫌悪の感情を激白すると共に「誰の言うことでも聞く人形」という侮蔑の言葉を吐き捨てて決別した。 |
| :さらにシンジとの関係を邪推し、シンジへの独占欲と嫉妬心から一方的に敵視するようになり、そして第15使徒アラエル戦では自分は何も出来ないまま助けられてしまった(成果をとられてしまった)事で、プライドを傷つけられ、精神に多大なダメージを負うことになってしまった。 | | :さらにシンジとの関係を邪推し、シンジへの独占欲と嫉妬心から一方的に敵視するようになり、そして第15使徒アラエル戦では自分は何も出来ないまま助けられてしまった(成果をとられてしまった)事で、プライドを傷つけられ、精神に多大なダメージを負うことになってしまった。 |
| ;[[碇ゲンドウ]] | | ;[[碇ゲンドウ]] |
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| ==== ガイナックス系 ==== | | ==== ガイナックス系 ==== |
| ;[[ユング・フロイト]] | | ;[[ユング・フロイト]] |
− | :自他ともに認める天才という自負を持つ者同士。『α』ではアドバイスをしてくれることも。ある意味、彼女は「精神が成熟しきったアスカ」とも言える存在である。ちなみにユングは、アスカの母親と[[声優ネタ|同じ声]]。 | + | :自他ともに認める天才という自負を持つ者同士。『α』ではアドバイスをしてくれることも。ある意味、彼女は「精神が成熟しきったアスカ」とも言える存在である。ちなみにアスカの母親と[[声優ネタ|同じ声]]。 |
| | | |
| ==== ダイナミック系 ==== | | ==== ダイナミック系 ==== |
| ;[[兜甲児]] | | ;[[兜甲児]] |
− | :ケンカ友達。『F』や:『α(DC)』に於いては良くケンカ騒ぎを起こしつつも、何だかんだで波長の合うコンビだが、一方『α(DC)』では[[シンクロ率]]低下の八つ当たりで、[[マジンガーZ]]を口汚く罵るというトラブルを生み、彼の怒気に気圧された。だが、この遣り取りが有ったからこそ[[EVA弐号機]]最大の危機に駆け付けた彼の言動がより熱さを増したとも言える。 | + | :ケンカ友達。『F』や『α(DC)』に於いては良くケンカ騒ぎを起こしつつも、何だかんだで波長の合うコンビだが、一方『α(DC)』では[[シンクロ率]]低下の八つ当たりで、[[マジンガーZ]]を口汚く罵るというトラブルを生み、彼の怒気に気圧された。だが、この遣り取りが有ったからこそ[[EVA弐号機]]最大の危機に駆け付けた彼の言動がより熱さを増したとも言える。 |
− | :この後の『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』や『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』などでも絡みが多い。 | + | :この後の『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』や『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』などでも絡みが多い。 |
| ;[[剣鉄也]]、[[流竜馬]] | | ;[[剣鉄也]]、[[流竜馬]] |
| :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[ギルギルガン]]への対処を巡って勃発した彼らの確執に呆れるも、戦闘を経ていつの間にか和解している様に唖然としていた。 | | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では[[ギルギルガン]]への対処を巡って勃発した彼らの確執に呆れるも、戦闘を経ていつの間にか和解している様に唖然としていた。 |
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| ;[[剛健一]] | | ;[[剛健一]] |
| :『α(DC)』では[[剛健太郎|父親]]を救出出来なかった悔しさと苛立ちを、八つ当たりの形で[[草間大作|大作]]にぶつけた彼の醜態に呆れる。 | | :『α(DC)』では[[剛健太郎|父親]]を救出出来なかった悔しさと苛立ちを、八つ当たりの形で[[草間大作|大作]]にぶつけた彼の醜態に呆れる。 |
| + | ;[[ユウキ・コスモ]] |
| + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では[[キッチ・キッチン|キッチン]]と会っている為出撃に遅れる彼を(本人の居ない場面で)「鳥の巣頭」呼ばわりして怒った。何気に同作で彼を「鳥の巣頭」呼ばわりしたのはアスカだけ。 |
| + | ;[[イムホフ・カーシャ]] |
| + | :『第3次α』にて彼女とは似た者同士故に初対面時にいきなり口論になる。 |
| ;[[紫東恵]] | | ;[[紫東恵]] |
| :『MX』における同年代の友人。彼女を「メグ」の愛称で呼ぶ。 | | :『MX』における同年代の友人。彼女を「メグ」の愛称で呼ぶ。 |
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| ==== ガンダムSEEDシリーズ ==== | | ==== ガンダムSEEDシリーズ ==== |
| ;[[キラ・ヤマト]] | | ;[[キラ・ヤマト]] |
− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では彼を「昔のシンジそっくり」と評する。 | + | :『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では彼を「昔のシンジそっくり」と評する。 |
| ;[[フレイ・アルスター]] | | ;[[フレイ・アルスター]] |
| :一部アスカとの共通点を持つ人物。『第3次α』では彼女の身勝手極まりない考えを見透かし、激しく非難する。 | | :一部アスカとの共通点を持つ人物。『第3次α』では彼女の身勝手極まりない考えを見透かし、激しく非難する。 |
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| ;[[エル・ビアンノ]] | | ;[[エル・ビアンノ]] |
| :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、同い年という事もありシンジとの仲を耳年増な彼女にからかわれる事に。 | | :『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、同い年という事もありシンジとの仲を耳年増な彼女にからかわれる事に。 |
| + | ;[[サイ・サイシー]] |
| + | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では、後述の暴言で[[ガンダムファイター]]を「イロモノ」扱いした事により、彼と口喧嘩に発展してしまう。 |
| ;[[東方不敗マスター・アジア]] | | ;[[東方不敗マスター・アジア]] |
| :『F』では、素手で[[機械獣]][[ガラダK7]]を倒したのを目撃し驚愕する([[DVE]])。 | | :『F』では、素手で[[機械獣]][[ガラダK7]]を倒したのを目撃し驚愕する([[DVE]])。 |
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| === リアル系 === | | === リアル系 === |
− | ;[[ユウキ・コスモ]]
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− | :『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では[[キッチ・キッチン|キッチン]]と会っている為出撃に遅れる彼を(本人の居ない場面で)「鳥の巣頭」呼ばわりして怒った。何気に同作で彼を「鳥の巣頭」呼ばわりしたのはアスカだけ。
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− | ;[[イムホフ・カーシャ]]
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− | :『第3次α』にて彼女とは似た者同士故に初対面時にいきなり口論になる。
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| ;[[ケーン・ワカバ]]、[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]] | | ;[[ケーン・ワカバ]]、[[タップ・オセアノ]]、[[ライト・ニューマン]] |
| :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では甲児が『[[UFOロボ グレンダイザー]]』設定で精神的な成長をしている為に、彼らDチームの3人が新しいケンカ相手となっている。 | | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]』では甲児が『[[UFOロボ グレンダイザー]]』設定で精神的な成長をしている為に、彼らDチームの3人が新しいケンカ相手となっている。 |
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| ;「これは決して崩れることのないジェリコの壁!」<br />「この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!」 | | ;「これは決して崩れることのないジェリコの壁!」<br />「この壁をちょっとでも越えたら死刑よ!」 |
| :第九話「瞬間、心、重ねて」より。[[第7使徒イスラフェル]]との決戦を翌日に控えたユニゾン特訓最終日、[[葛城ミサト|ミサト]]不在でマンションに二人きりとなった夜、アスカは自分の布団をリビングから移してフスマの向こう側から[[碇シンジ|シンジ]]に宣告する。 | | :第九話「瞬間、心、重ねて」より。[[第7使徒イスラフェル]]との決戦を翌日に控えたユニゾン特訓最終日、[[葛城ミサト|ミサト]]不在でマンションに二人きりとなった夜、アスカは自分の布団をリビングから移してフスマの向こう側から[[碇シンジ|シンジ]]に宣告する。 |
− | :なお、この「ジェリコの壁」とは洋画『或る夜の出来事』(1934・米)からの引用。元々は旧約聖書に出てくる城壁の事である。 | + | :なお、この「ジェリコの壁」とは[[映画|洋画]]『或る夜の出来事』(1934・米)からの引用。元々は旧約聖書に出てくる城壁の事である。 |
| :後に第弐拾弐話「せめて、人間らしく」のビデオフォーマット版では[[使徒]]の精神攻撃を受けるアスカの内面世界で、同シーンのフスマを閉めた後に一人うなだれるアスカの姿が追加されている。 | | :後に第弐拾弐話「せめて、人間らしく」のビデオフォーマット版では[[使徒]]の精神攻撃を受けるアスカの内面世界で、同シーンのフスマを閉めた後に一人うなだれるアスカの姿が追加されている。 |
| :表面上はシンジを遠ざけているが、根本では彼に助けや愛情を求めていたのである…。しかし、そのジェリコの壁とやらを言った本人が越えてシンジの隣に寝に来る始末。 | | :表面上はシンジを遠ざけているが、根本では彼に助けや愛情を求めていたのである…。しかし、そのジェリコの壁とやらを言った本人が越えてシンジの隣に寝に来る始末。 |
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| :マグマの奥底へ沈もうとする弐号機の中で死を覚悟しかけたアスカだが、耐熱仕様のD型装備非装着にもかかわらずシンジの初号機は灼熱の海へ飛び込み、救いの手を差し伸べてきた。彼の健気さに、アスカの口元は自然に笑みこぼれるのだった。 | | :マグマの奥底へ沈もうとする弐号機の中で死を覚悟しかけたアスカだが、耐熱仕様のD型装備非装着にもかかわらずシンジの初号機は灼熱の海へ飛び込み、救いの手を差し伸べてきた。彼の健気さに、アスカの口元は自然に笑みこぼれるのだった。 |
| ;「間の抜けた顔がムカつくのよ!」 | | ;「間の抜けた顔がムカつくのよ!」 |
− | :[[第14使徒ゼルエル]]の戦闘台詞。『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]』では、[[ラストボス|最終ボス]]の[[ケイサル・エフェス]]への戦闘台詞でもある。 | + | :[[第14使徒ゼルエル]]の戦闘台詞。『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』では、[[ラストボス|最終ボス]]の[[ケイサル・エフェス]]への戦闘台詞でもある。 |
| ;「なんであんたがそこにいるのよ! 何にもしない。私を助けてくれない。抱きしめてもくれないくせに!」 | | ;「なんであんたがそこにいるのよ! 何にもしない。私を助けてくれない。抱きしめてもくれないくせに!」 |
− | :第15使徒アラエル(SRW未登場)の精神攻撃中、心中のシンジへの台詞。回想シーン交えて、シンジへの不器用なアプローチや屈折した想いが明かされる台詞。 | + | :第15使徒アラエル(SRW未登場)の精神攻撃中、心中のシンジへの台詞。回想シーンを交えて、シンジへの不器用なアプローチや屈折した想いが明かされる台詞。 |
| ;「汚された…私の心が…[[加持リョウジ|加持さん]]、汚されちゃったよぉ…」 | | ;「汚された…私の心が…[[加持リョウジ|加持さん]]、汚されちゃったよぉ…」 |
| :使徒の精神攻撃によってアスカは精神崩壊寸前まで追い込まれてしまった。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』での同様のイベントでは変化する場合がある(詳細は後述)。 | | :使徒の精神攻撃によってアスカは精神崩壊寸前まで追い込まれてしまった。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』での同様のイベントでは変化する場合がある(詳細は後述)。 |
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| ;「あんたが全部私のものにならないなら、私何もいらない」 | | ;「あんたが全部私のものにならないなら、私何もいらない」 |
| :『旧劇場版』の精神世界でシンジに対する台詞。彼への独占的な想いを集約した台詞であるが、シンジ側の感情は非常に曖昧であり、逃げ場にされた事実はアスカを傷つけて…。 | | :『旧劇場版』の精神世界でシンジに対する台詞。彼への独占的な想いを集約した台詞であるが、シンジ側の感情は非常に曖昧であり、逃げ場にされた事実はアスカを傷つけて…。 |
| + | ;(楽になりたいんでしょ。安らぎを得たいんでしょ) |
| + | ;(私と一つになりたいんでしょ。身体を一つに重ねたいんでしょ) |
| ;「…でも。あなたとだけは、ゼッタイに死んでもイヤ…」 | | ;「…でも。あなたとだけは、ゼッタイに死んでもイヤ…」 |
− | :[[人類補完計画]]によって、人々の身体と意識が依代となったシンジと一つになろうとする中、アスカだけはシンジと一つになる事を拒絶した。 | + | :[[人類補完計画]]によって、人々の身体と意識が依代となったシンジと一つになろうとする中、アスカだけはシンジと一つになる事を徹底的に拒絶した。 |
− | :一見、「シンジへの嫌悪による拒絶」に見えるが、これは「独占したい存在であるシンジが『他人』では無くなってしまう事への拒絶」ともとれる。アスカのこの言葉に反応するかの様に、シンジは最終的に補完を否定する道を選んだ。 | + | :一見、「シンジへの嫌悪による拒絶」に見えるが、これは「独占したい存在であるシンジが『他人』では無くなってしまう事への拒絶」である。彼女の望みはシンジの独占であり、みんなで一つになるくらいならいっそ、と完全な拒絶を選択した。 |
| ;「気持ち悪い…」 | | ;「気持ち悪い…」 |
− | :『旧劇場版』のラスト。この台詞と共に、旧エヴァの物語は完結を迎える…。シンジの望んだ世界を端的に現した言葉でもあり、また補完計画の精神世界で自身が心の奥底で抱いていたシンジへの独占欲をシンジ本人に知られてしまった事への反発ともいえる。 | + | :『旧劇場版』のラスト。この台詞と共に、旧エヴァの物語は完結を迎える。 |
− | :普通に考えれば、ネガティブな意味と取れる台詞だが、どう判断するかはその人次第である。 | + | :他人の存在する世界に戻ってきたシンジだったが、そう願ったのは結局のところ、自分が自分でいるために他人が必要だからであった。しかも滅んだかのような世界で隣にいたのは、自分を徹底的に拒絶したアスカであり、アスカのその拒絶の裏に愛情があることにシンジは気付いていない。他人を恐れ、捨てられる(拒絶される)ことを恐れるシンジはアスカを殺そうとするも、アスカを殺すと完全に一人になってしまうが故に手に力が入らない。そんなシンジを憐れんだアスカはシンジの頬を撫で、シンジもその意味を察して泣き崩れる。 |
− | :余談だが、この台詞は元々の台本では'''「あんたなんかに殺されるのはまっぴらよ」'''という台詞であった。 | + | :アスカはシンジの心を痛烈に欲していたが、アスカの好きなシンジはあくまで「自分を好きでいてくれているシンジ」であり、「自分を助けてくれる・支えてくれるなら誰でもいいと見境なく願うシンジ」ではない。そんなシンジに言い放った台詞が「気持ち悪い」であった<ref>「あんたが全部私のものにならないなら、私何もいらない」「あんた誰でもいいんでしょ」等、これを示唆するシーン・台詞は補完中にも幾度も描写されている。</ref>。 |
| | | |
| == 迷台詞 == | | == 迷台詞 == |
| ;「使徒を肉眼で確認。これで急がなきゃいけないのがわかったでしょ?」 | | ;「使徒を肉眼で確認。これで急がなきゃいけないのがわかったでしょ?」 |
| :TV版第拾壱「静止した闇の中で」より。[[第3新東京市]]全体が停電に陥った最中に使徒が現れ、[[ネルフ]]本部へ急ぐシンジ達。一行のリーダーを買って出るアスカだったが、ぶち開けた扉の先であろうことか[[第9使徒マトリエル]]とご対面し、慌てて扉を閉める。そんな様子を冷ややかに見つめるシンジと[[綾波レイ|レイ]]に対して。 | | :TV版第拾壱「静止した闇の中で」より。[[第3新東京市]]全体が停電に陥った最中に使徒が現れ、[[ネルフ]]本部へ急ぐシンジ達。一行のリーダーを買って出るアスカだったが、ぶち開けた扉の先であろうことか[[第9使徒マトリエル]]とご対面し、慌てて扉を閉める。そんな様子を冷ややかに見つめるシンジと[[綾波レイ|レイ]]に対して。 |
| + | ;「いまどきの子どもがステーキで喜ぶと思ってんのかしら。これだからセカンドインパクト世代って、貧乏くさいのよね」 |
| + | :TV版第拾弐話「奇跡の価値は」より。今回の使徒殲滅作戦の成功率が文字通り奇跡レベルに低いものでありながら誰一人辞退しない事に、ミサトは詫びと共に、作戦が終わったらステーキをおごると宣言。その場では(明らかにわざとらしい態度だったが)喜んでみせたシンジとアスカだったが、ミサトが立ち去るとシンジはポツリと、「ご馳走といえばステーキで決まりか…」とつぶやき、アスカも珍しくシンジに同意して上記の台詞となる。 |
| + | :実際のところ、現実世界の2020年現在においても、同じ肉料理だけでも様々な選択肢があるとはいえ、ステーキは子供にとっても未だに贅沢なご馳走である事に変わりは無いのだが、他の選択肢を与えずステーキと言い切ってしまったのが不満だったのだろうか。 |
| + | :命がけの任務の代償にしては…という意味だと考えられなくもないが、それだとそもそも命に見合う価値のある報酬などないのだからステーキどころの不満ではないだろう。 |
| + | :もっとも作戦成功後は、ミサトの(給料前だけどね…)という嘆きをよそに、「ミサトの財布の中身なんて分かってる」というアスカの希望で、放送当時(1995年)でも既に過去の遺物的存在だった屋台のラーメン屋で打ち上げとなるのだった。 |
| ;「ぬぁによこれぇー!? パンティー丸見えじゃない!」<br />「おまけに、胸のぽっちりまで形くっきり、色もはっきり透けて見えてるじゃなーい!」 | | ;「ぬぁによこれぇー!? パンティー丸見えじゃない!」<br />「おまけに、胸のぽっちりまで形くっきり、色もはっきり透けて見えてるじゃなーい!」 |
| :『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]』第一作目と同時期に発売されたCD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』に収録された[[ドラマCD|サウンドドラマ]]「終局の続き(仮題)」において。 | | :『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]』第一作目と同時期に発売されたCD『NEON GENESIS EVANGELION ADDITION』に収録された[[ドラマCD|サウンドドラマ]]「終局の続き(仮題)」において。 |
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| :当時はただのネタで済んでいたが、[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|新劇場版『破』]]における[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]はほぼ上記の特徴をもつスーツを着ることになる…。 | | :当時はただのネタで済んでいたが、[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破|新劇場版『破』]]における[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]はほぼ上記の特徴をもつスーツを着ることになる…。 |
| :余談ではあるが、この台詞は'''『旧劇場版』での病室での一幕でおきたアスカの姿'''とほぼ当てはまってたりする。 | | :余談ではあるが、この台詞は'''『旧劇場版』での病室での一幕でおきたアスカの姿'''とほぼ当てはまってたりする。 |
− | ;「いまどきの子どもがステーキで喜ぶと思ってんのかしら。これだからセカンドインパクト世代って、貧乏くさいのよね。」
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− | :TV版第拾弐話 「奇跡の価値は」より。今回の使徒殲滅作戦の成功率が文字通り奇跡レベルに低いものでありながら誰一人辞退しない事に、ミサトは詫びと共に、作戦が終わったらステーキをおごると宣言。その場では(明らかにわざとらしい態度だったが)喜んでみせたシンジとアスカだったが、ミサトが立ち去るとシンジはポツリと、「ご馳走といえばステーキで決まりか...」とつぶやき、アスカも珍しくシンジに同意して上記の台詞となる。
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− | :実際のところ、現実世界の2020年現在においても、同じ肉料理だけでも様々な選択肢があるとはいえ、ステーキは子供にとっても未だに贅沢なご馳走である事に変わりは無いのだが、他の選択肢を与えずステーキと言い切ってしまったのが不満だったのだろうか。
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− | :命がけの任務の代償にしては...という意味だと考えられなくもないが、それだとそもそも命に見合う価値のある報酬などないのだからステーキどころの不満ではないだろう。
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− | :もっとも作戦成功後は、ミサトの(給料前だけどね...)という嘆きをよそに、「ミサトの財布の中身なんて分かってる。」というアスカの希望で、放送当時(1995年)でも既に過去の遺物的存在だった屋台のラーメン屋で打ち上げとなるのだった。
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| ;「[[大阪]]と一緒にせんといて」 | | ;「[[大阪]]と一緒にせんといて」 |
| :同じく「終局の続き(仮題)」から。一見すると[[大阪]]出身の[[鈴原トウジ|トウジ]]に対して反論するアスカの返しにも見えるが、言葉遣いから実は兵庫県出身の宮村優子氏の楽屋ネタ。 | | :同じく「終局の続き(仮題)」から。一見すると[[大阪]]出身の[[鈴原トウジ|トウジ]]に対して反論するアスカの返しにも見えるが、言葉遣いから実は兵庫県出身の宮村優子氏の楽屋ネタ。 |
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| ;「な、何よ…ちょっとからかっただけなのに…真剣に怒って…バッカじゃないの!?」 | | ;「な、何よ…ちょっとからかっただけなのに…真剣に怒って…バッカじゃないの!?」 |
| :ゴラオン隊ルート第51話「あしゅら男爵、散る」にて後述の「迷台詞」で[[マジンガーZ]]を口汚く罵った後、甲児からの静かな怒気に気圧されつつも懸命に発した弁解。甲児に取ってマジンガーZを罵られる事は、それを託した祖父・[[兜十蔵]]博士をも愚弄される事に等しい行為である事を流石にアスカも思い知ったようだが、上手く言葉が紡げず結局は何時もの憎まれ口を叩いて、その場から逃げ去ってしまう。 | | :ゴラオン隊ルート第51話「あしゅら男爵、散る」にて後述の「迷台詞」で[[マジンガーZ]]を口汚く罵った後、甲児からの静かな怒気に気圧されつつも懸命に発した弁解。甲児に取ってマジンガーZを罵られる事は、それを託した祖父・[[兜十蔵]]博士をも愚弄される事に等しい行為である事を流石にアスカも思い知ったようだが、上手く言葉が紡げず結局は何時もの憎まれ口を叩いて、その場から逃げ去ってしまう。 |
| + | ;「うるさいわね、わかったわよ! その代わり、基地から離れた所にいる機械獣はきっちり片づけてよ!」 |
| + | :ゴラオン隊ルート第51話「あしゅら男爵、散る」にてアスカフラグが成立した状態で出撃した場合限定の台詞。出撃前のいざこざやシンクロ率低下がありながらも甲児や竜馬の言葉を受け入れ、ゴラオンと共に極東支部基地の防衛に専念する姿が見られる。 |
| + | :ここに至るまでは『EVA2体のタイミングを完全に合わせ、同時に[[第7使徒イスラフェル]]を倒す』『EVA3体のA.T.フィールドで[[マスドライバー]]の攻撃を受け止める』とEVAを重視したルート選択が必要になる。そして、ここで出撃しておくと… |
| + | ;「この私を誰だと思ってんのよ。それに、あんたなんかに貸しを作ったままなのはまっぴらゴメンだわ!」 |
| + | :ゴラオン隊ルート第52話「魔神皇帝」にて前話でアスカが出撃した限定の台詞。味方増援時にアスカが強制出撃となり、このシーンを見ることができる。シンクロ率が戦闘可能なレベルまで上がるのは流石といったところか。 |
| ;「シ、シンジ…あたしの心が…あたしの心が汚されちゃった…どうしよう…」 | | ;「シ、シンジ…あたしの心が…あたしの心が汚されちゃった…どうしよう…」 |
| :第59話[[エンジェル・ハイロゥ]]ルート「せめて、人間らしく」において[[ユーゼス・ゴッツォ]]による精神攻撃時にシンジが初号機凍結を無視して自らの意思で出撃した際の台詞。 | | :第59話[[エンジェル・ハイロゥ]]ルート「せめて、人間らしく」において[[ユーゼス・ゴッツォ]]による精神攻撃時にシンジが初号機凍結を無視して自らの意思で出撃した際の台詞。 |
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| ;「…助けに来てくれて、ありがと」 | | ;「…助けに来てくれて、ありがと」 |
| :第64話「Air」クリア後のデモで串刺しになる前に助けに来てくれたシンジへのツンデレ的なお礼。それに対して「アスカがそんな事を言うなんて」とシンジが軽く笑うと「礼ぐらいは言えるわよ!」といつもの調子で怒るアスカであった。 | | :第64話「Air」クリア後のデモで串刺しになる前に助けに来てくれたシンジへのツンデレ的なお礼。それに対して「アスカがそんな事を言うなんて」とシンジが軽く笑うと「礼ぐらいは言えるわよ!」といつもの調子で怒るアスカであった。 |
| + | ;「あんたなんかには絶対に礼なんて言わないからね!!」<br />「…それとこれとは問題が別よ!」 |
| + | :同じく第64話「Air」クリア後のデモで追加のアスカフラグが成立していた場合限定の台詞。こちらは甲児に対しての追加台詞となっている。別作品の版権キャラ同士でここまでツンデレ的な対応が成立するのも珍しい。 |
| + | :ただしエンジェル・ハイロゥルート第59話「せめて、人間らしく」にてアスカが精神波に侵食される中でシンジの出撃を遅らせる形になるため、シンジフラグ全成立を捨てることになる。エヴァファン向けの周回要素に当たるだろうか。 |
| ;「…そんなのわかってるわよ」<br />「私が言いたいのは戦いを人に押しつけて隠れるような連中に守る価値があるのかってことよ」 | | ;「…そんなのわかってるわよ」<br />「私が言いたいのは戦いを人に押しつけて隠れるような連中に守る価値があるのかってことよ」 |
| :『α』の終盤で自分達が地球側から厄介者扱いされている状況に対して、不満を口にしていたところを[[流竜馬|竜馬]]に「人から礼を言われるために戦っているわけじゃない」と諭された際に彼女が返した反論。直後に[[神隼人|隼人]]から「なら戦いが終わった後に[[ネオ・ジオン]]にでも入るか?」と窘められ、反論に詰まったアスカは目の前の戦いを優先する他無かった。 | | :『α』の終盤で自分達が地球側から厄介者扱いされている状況に対して、不満を口にしていたところを[[流竜馬|竜馬]]に「人から礼を言われるために戦っているわけじゃない」と諭された際に彼女が返した反論。直後に[[神隼人|隼人]]から「なら戦いが終わった後に[[ネオ・ジオン]]にでも入るか?」と窘められ、反論に詰まったアスカは目の前の戦いを優先する他無かった。 |
| | | |
− | '''[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]''' | + | '''[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]''' |
| ;「はい、そこ! 泥船って言わない!」<br />「あんたのツッコミなんかお見通しよ」 | | ;「はい、そこ! 泥船って言わない!」<br />「あんたのツッコミなんかお見通しよ」 |
| :第13話「もう一度、自らの足で」より。[[葵豹馬|豹馬]]のボケを速攻で潰した瞬間。 | | :第13話「もう一度、自らの足で」より。[[葵豹馬|豹馬]]のボケを速攻で潰した瞬間。 |
| ;「何にもしてない女に文句を言われる筋合いなんてないわよ!」<br />「あんた、守ってもらうだけで済むと思ってんじゃないでしょうね!?」 | | ;「何にもしてない女に文句を言われる筋合いなんてないわよ!」<br />「あんた、守ってもらうだけで済むと思ってんじゃないでしょうね!?」 |
| :第20話地球降下ルート「強襲、砂漠の虎」より。[[フレイ・アルスター|フレイ]]の身勝手極まりない態度に激怒し、彼女に対してぶつけた非難の言葉。 | | :第20話地球降下ルート「強襲、砂漠の虎」より。[[フレイ・アルスター|フレイ]]の身勝手極まりない態度に激怒し、彼女に対してぶつけた非難の言葉。 |
− | :散々被害者面して身勝手な事を喚き、思い上がった態度をとる彼女の態度に激しい嫌悪を見せる。立場こそ違えど、彼女の態度にまだ未熟だった頃の自分の姿が重なって見えたからこそ、尚更嫌悪感を隠しきれなかったのかもしれない(上述の発言の直前、フレイの態度に腹を立てたアスカに対して[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が「…他人のこと言えなかったりして」と発言している)。 | + | :散々被害者面して身勝手な事を喚き、思い上がった態度をとる彼女の態度に激しい嫌悪を見せる。 |
| + | :立場こそ違えど、彼女の態度にまだ未熟だった頃の自分の姿が重なって見えたからこそ、尚更嫌悪感を隠しきれなかったのかもしれない(上述の発言の直前、フレイの態度に腹を立てたアスカに対して[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]が「…他人のこと言えなかったりして」と発言している)。 |
| ;「ふ~ん…敵の弾は避けられても、女の子のビンタは避けられないんだ?」 | | ;「ふ~ん…敵の弾は避けられても、女の子のビンタは避けられないんだ?」 |
− | :同じく第20話で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]にビンタされた[[キラ・ヤマト|キラ]]に対して。 | + | :同じく第20話で[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]にビンタされた[[キラ・ヤマト|キラ]]に対する皮肉。 |
| + | :それを聞いたキラは逃げるように去り、シンジはそんなキラを心配している。 |
| ;「…あんた、強いのね。見直したわ」 | | ;「…あんた、強いのね。見直したわ」 |
| :第33話アラスカ行きルート「暁への脱出」の[[オーブ]]戦直後、[[アスラン・ザラ|アスラン]]が仲間に加わった際に、彼が[[トール・ケーニヒ|恋人]]の仇でありながらも悲しみを押し殺し、涙ながらに怨恨を捨て、彼を仲間として受け入れようとする[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に対して。 | | :第33話アラスカ行きルート「暁への脱出」の[[オーブ]]戦直後、[[アスラン・ザラ|アスラン]]が仲間に加わった際に、彼が[[トール・ケーニヒ|恋人]]の仇でありながらも悲しみを押し殺し、涙ながらに怨恨を捨て、彼を仲間として受け入れようとする[[ミリアリア・ハウ|ミリアリア]]に対して。 |
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| :第45話宇宙ルート「忍び寄る終焉」より。隙を突いて[[EVA初号機|初号機]]に襲い掛かる[[第16使徒アルミサエル|アルミサエル]]から、[[A.T.フィールド]]を発動させてシンジを守った際の台詞。アスカの言う通り、[[バルマー戦役]]は二人の成長を心身ともに大きく促した。 | | :第45話宇宙ルート「忍び寄る終焉」より。隙を突いて[[EVA初号機|初号機]]に襲い掛かる[[第16使徒アルミサエル|アルミサエル]]から、[[A.T.フィールド]]を発動させてシンジを守った際の台詞。アスカの言う通り、[[バルマー戦役]]は二人の成長を心身ともに大きく促した。 |
| ;「あたし達だってわからないわよ。どうせ、助けてもらうためのハッタリでしょうけどね」 | | ;「あたし達だってわからないわよ。どうせ、助けてもらうためのハッタリでしょうけどね」 |
− | :第48話バロータ・ボアザンルート「銀河に死す」より。シンジから、[[ザフト]]の捕虜になっていたフレイが[[ナタル・バジルール|ナタル]]に保護された事とその時に彼女が「戦争を終わらせる鍵を持っている」と喋っていた事を聞かされた時の反応。言葉の節々にフレイへの嫌悪感も滲み出ている。この時点では「戦争を終わらせる鍵」の意味を知らなかったにせよ、本作におけるフレイは多くの他作品の面々から冷遇されていることが窺える。 | + | :第48話バロータ・ボアザンルート「銀河に死す」より。 |
| + | :シンジから、[[ザフト]]の捕虜になっていたフレイが[[ナタル・バジルール|ナタル]]に保護された事とその時に彼女が「戦争を終わらせる鍵を持っている」と喋っていた事を聞かされた時の反応。 |
| + | :言葉の節々にフレイへの嫌悪感も滲み出ている。 |
| + | :この時点では「戦争を終わらせる鍵」の意味を知らなかったにせよ、本作におけるフレイは多くの他作品の面々から冷遇されていることが窺える。 |
| ;「ファーストが笑うなんてね…フフ…」 | | ;「ファーストが笑うなんてね…フフ…」 |
| :第49話「銀河に響く歌声」での[[ゲペルニッチ]]との最終決戦に於ける[[戦闘前会話]]。[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]『TRY AGAIN』に笑みを洩らすレイにつられて発し、3人がお互いの表情を見て穏やかに笑いあうという、原作では有り得なかったシチュエーションが展開する。 | | :第49話「銀河に響く歌声」での[[ゲペルニッチ]]との最終決戦に於ける[[戦闘前会話]]。[[熱気バサラ|バサラ]]の[[歌]]『TRY AGAIN』に笑みを洩らすレイにつられて発し、3人がお互いの表情を見て穏やかに笑いあうという、原作では有り得なかったシチュエーションが展開する。 |
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| :第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」での対[[EVA量産機]]戦で戦意を喪失したシンジを押しのけ、傷ついた身体に鞭打って[[EVA初号機|初号機]]へ搭乗しようとした際に叫ぶ存在意義。アスカのプライドとミサトの言葉に触発され、シンジは戦場へと戻るが…。 | | :第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」での対[[EVA量産機]]戦で戦意を喪失したシンジを押しのけ、傷ついた身体に鞭打って[[EVA初号機|初号機]]へ搭乗しようとした際に叫ぶ存在意義。アスカのプライドとミサトの言葉に触発され、シンジは戦場へと戻るが…。 |
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− | === 単発作品 === | + | === 単独作品 === |
| ;「あ、一つ言っとくけど…私がお風呂に入ってる時、のぞいたら…」<br />「鼻血、4メートルぐらい吹き上がるわよ」 | | ;「あ、一つ言っとくけど…私がお風呂に入ってる時、のぞいたら…」<br />「鼻血、4メートルぐらい吹き上がるわよ」 |
| :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])』第10~12話「操られた魔神」より、部隊内で『覗き魔』のレッテルを貼られた[[ケーン・ワカバ|ケーン]]への牽制。 | | :『[[スーパーロボット大戦MX|MX]]([[スーパーロボット大戦MX PORTABLE|PORTABLE]])』第10~12話「操られた魔神」より、部隊内で『覗き魔』のレッテルを貼られた[[ケーン・ワカバ|ケーン]]への牽制。 |
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| :第19話「ネルフ襲撃」のシナリオエンドデモにて、[[兜甲児|甲児]]がシンジに戦う理由を問われた際に「カッコイイからだ」と答えたが、それを馬鹿にした台詞。 | | :第19話「ネルフ襲撃」のシナリオエンドデモにて、[[兜甲児|甲児]]がシンジに戦う理由を問われた際に「カッコイイからだ」と答えたが、それを馬鹿にした台詞。 |
| :当然その発言に怒った甲児と大喧嘩に発展し出し、それに見かねたシンジと竜馬、そしてアムロに止められるハメに。 | | :当然その発言に怒った甲児と大喧嘩に発展し出し、それに見かねたシンジと竜馬、そしてアムロに止められるハメに。 |
− | ;「なによあれ? いくらなんでも非常識よっ!」 | + | ;「な、何よあれっ!? いくらなんでも非常識よっ!!」 |
| :第26話「その名は東方不敗」または「流派東方不敗!マスター=アジア登場!」にて。[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が素手で[[機械獣]]を倒したのを見て。何故か[[DVE]]である。 | | :第26話「その名は東方不敗」または「流派東方不敗!マスター=アジア登場!」にて。[[東方不敗マスター・アジア|東方不敗]]が素手で[[機械獣]]を倒したのを見て。何故か[[DVE]]である。 |
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| == 搭乗機体 == | | == 搭乗機体 == |
| ;[[EVA弐号機]] | | ;[[EVA弐号機]] |
− | :赤いカラーリングがされたアスカの専用機…なのだが、[[渚カヲル|他のキャラクター]]によって操縦された事も有る。 | + | :赤いカラーのアスカ専用機。[[渚カヲル]]によって操縦された事もある。 |
| :;[[EVA弐号機II式]] | | :;[[EVA弐号機II式]] |
| ::『[[エヴァンゲリオン ANIMA]]』での乗機。 | | ::『[[エヴァンゲリオン ANIMA]]』での乗機。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *庵野秀明監督は惣流・アスカ・ラングレーのキャラクターについて'''「『[[ふしぎの海のナディア]]』の[[ヒロイン]]である[[ナディア・ラ・アルウォール|ナディア]]を髪の毛と肌の色を変えただけ」'''と評している。
| |
− | *アスカを演じた声優の宮村優子氏には、「劇中でアスカが[[ドイツ語]]を話すシーンを演じるべく、外国語教室に通ってドイツ語を勉強した」という逸話が有る。
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| *第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、アスカの回想で登場した猿のぬいぐるみは、宮村氏本人がデザインしたものである。 | | *第弐拾弐話「せめて、人間らしく」で、アスカの回想で登場した猿のぬいぐるみは、宮村氏本人がデザインしたものである。 |
| *貞本義行氏の漫画版においては、加持への感情が描かれる一方、シンジへの感情は曖昧に描かれる形となっている。 | | *貞本義行氏の漫画版においては、加持への感情が描かれる一方、シンジへの感情は曖昧に描かれる形となっている。 |
| **補完の際も、加持の幻影を受け入れる形でLCLと化す。また、原作とは逆に、廃人となった自分を見舞うシンジを見たレイから嫉妬を受ける立場となった。 | | **補完の際も、加持の幻影を受け入れる形でLCLと化す。また、原作とは逆に、廃人となった自分を見舞うシンジを見たレイから嫉妬を受ける立場となった。 |
− | **世界復元後は、全ての記憶をリセットされた状態でシンジと再会する。 | + | **世界復元後は、初対面の関係となってシンジと再会する(ただし、明確にアスカなのかどうかは名乗るシーンがないため不明) |
| + | *媒体によって髪の色が異なり、TV・旧劇場版やそれを底本としたゲーム等の派生作品では茶髪であるが、貞本漫画版では金髪になっている。 |
| + | *TV版(で世界が滅ばなかった世界線)から3年が経過したパラレル続編である『[[エヴァンゲリオン ANIMA]]』ではあのミサトをも上回る[[乳揺れ|巨乳]](同作のミサトが断言している)になっており、結果的に時系列的にはその10年以上後と思われる『シン・エヴァンゲリオン劇場版(SRW未登場)』終盤では『ANIMA』を上回るほど豊満な姿を見せている。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |
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| === その他 === | | === その他 === |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| {{DEFAULTSORT:そうりゆう あすか らんくれえ}} | | {{DEFAULTSORT:そうりゆう あすか らんくれえ}} |
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| [[Category:新世紀エヴァンゲリオン]] | | [[Category:新世紀エヴァンゲリオン]] |