44行目:
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;「この家の門をはいるまえにきいてもらいたい。おれは親友のおまえを不幸にしようとしている。できたらおまえをまきこみたくはなかった。しかしおれにはおまえしか信じられる人間がいない!おまえ以外の人間はすべて敵にみえる」<br />「父がのこしたものをみせられる人間は不動 明! きみだけなんだ! わかってくれるか!」
;「この家の門をはいるまえにきいてもらいたい。おれは親友のおまえを不幸にしようとしている。できたらおまえをまきこみたくはなかった。しかしおれにはおまえしか信じられる人間がいない!おまえ以外の人間はすべて敵にみえる」<br />「父がのこしたものをみせられる人間は不動 明! きみだけなんだ! わかってくれるか!」
:飛鳥邸に到着し、門に手を掛けながら…。
:飛鳥邸に到着し、門に手を掛けながら…。
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;明「了 ばか!いきどまりだぞー」<br />「しまったろうかを逆に走った」<br />明「えーっ」<br />「というのはうそだ」
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:[[テキスク]]に追われ、飛鳥邸内を逃げながら、デーモンの攻撃を防ぎかつ父の遺産を受け継ぐための地下室に向かう中で。行き止まりの壁が開くようになっていた。了の珍しい(というか作中唯一の)ボケのシーン。
;(明は本当にデビルマンになったのだろうか。人間の心を持った悪魔に。おれにはやつがデーモン以上に悪魔そのものに見える。悪魔の中の悪魔に!!)<br />(ひょっとするとおれは人類の味方を作ろうとして、最大の敵を作ってしまったのではないだろうか。)<br />(今はたしかにおれの言った通りデーモンと戦ってくれている。だが…明が…心まで本物のデーモンになるときが、早く来るのではないだろうか……そのとき、デビルマンが人類の敵として立ちふさがったとき、おれたち人間はデビルマンに勝つことができるのだろうか?)<br />(恐るべきデーモンの肉体とデーモンの超能力とそして人間の心ではなく、人間の知識を持った怪物、デビルマンに……)
;(明は本当にデビルマンになったのだろうか。人間の心を持った悪魔に。おれにはやつがデーモン以上に悪魔そのものに見える。悪魔の中の悪魔に!!)<br />(ひょっとするとおれは人類の味方を作ろうとして、最大の敵を作ってしまったのではないだろうか。)<br />(今はたしかにおれの言った通りデーモンと戦ってくれている。だが…明が…心まで本物のデーモンになるときが、早く来るのではないだろうか……そのとき、デビルマンが人類の敵として立ちふさがったとき、おれたち人間はデビルマンに勝つことができるのだろうか?)<br />(恐るべきデーモンの肉体とデーモンの超能力とそして人間の心ではなく、人間の知識を持った怪物、デビルマンに……)
:サバトにてデビルマンとなった明はデーモンたちを次々と屠っていく。一方的な殺戮を見た了は明の姿に恐怖を覚え、人間の敵になってしまう事を危惧する。そして物語終盤では了と同じ不安を抱いた人間が大勢出る事となる…。
:サバトにてデビルマンとなった明はデーモンたちを次々と屠っていく。一方的な殺戮を見た了は明の姿に恐怖を覚え、人間の敵になってしまう事を危惧する。そして物語終盤では了と同じ不安を抱いた人間が大勢出る事となる…。