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=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
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[[プラント]]国防委員長(後の最高評議会議長)[[パトリック・ザラ]]の息子で、[[ザフト]]の軍人。当時の最高評議会議長であるシーゲル・クラインの娘であるラクスは婚約者に当たる。
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[[プラント]]国防委員長(後の最高評議会議長)[[パトリック・ザラ]]の息子で、[[ザフト]]の軍人。当時の最高評議会議長である[[シーゲル・クライン]]の娘である[[ラクス・クライン]]は婚約者に当たる。
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[[地球連合軍]]が農業プラント・[[ユニウスセブン]]を核攻撃した「[[血のバレンタイン]]」で母親を亡くした為、ザフトに志願した。クルーゼ隊に所属し、[[へリオポリス]]でのガンダム強奪作戦に仲間たちと共に参加し、連合軍の開発した4機の[[GUNDAM|ガンダム]]を奪取した。本人は[[イージスガンダム]]に乗る。キラの友人で幼馴染であるが戦場で幾度も刃を交える事となる。キラと敵対する立場に苦悩していたが、カガリとの出会い等により後に戦争に疑問を持ち、父・パトリックと決別し、[[ジャスティスガンダム|ジャスティス]]に乗ってキラ達と一緒に戦争終結の為に戦う事を選んだ。SEED時代では搭乗機体を片っ端から[[自爆]]させた事でも有名だったりする。また、後継機を経る毎に機体が地味になっていくのも印象的である。
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かつては月のコロニーで留学し、親友となった[[キラ・ヤマト]]と楽しい日々を過ごしていたが、情勢が変わった事で父にプラントへと戻される事になる。その後、[[地球連合軍]]が農業プラント・[[ユニウスセブン]]を核攻撃した「[[血のバレンタイン]]」で、母親であるレノアを亡くした為、ザフトに志願入隊する事になった。
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兵士養成学校卒業後は、エリートの集まりとしても有名であるクルーゼ隊に所属し、[[へリオポリス]]でのガンダム強奪作戦に仲間たちと共に参加。連合軍の開発した4機の[[GUNDAM|ガンダム]]の一機である[[イージスガンダム]]を奪取したが、図らずもヘリオポリスの工業学校の学生となっていたキラと、再会してしまう事になる。
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以降は、友人達を守らなければならないキラの都合もあって、戦場で幾度も刃を交える事となる。キラと敵対する立場に苦悩していたが、紅海でのカガリとの出会い等により、次第に自分のやっている戦争に疑問を持ち始める事になる。そして、オーブに潜入した際に、キラと偶然にも遭遇してしまった事で、一層自分の行いに迷いを強める事になったが、互いの戦友を死なせてしまった結果、キラと壮絶な死闘を演じる事になり、最終的にはイージスでストライクに組み付いて自爆を行い、脱出する。しかし、結局その先にあったのは後悔だけであり、再会したカガリと互いの本音をぶつけ合った後、プラントへと帰還する事になる。
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プラントへの帰還後、ラクスが[[フリーダムガンダム]]の強奪の手引きを行ったという事実に衝撃を受ける。更に父・パトリックからは、[[ジャスティスガンダム]]に乗って、フリーダムだけでなく、それに関わった人間や組織の全てを完全に抹殺するという、戦略も何も無い、無差別殺戮に等しい命令を下される事になる。そして、劇場で再会したラクスからは、キラが生きていてフリーダムで地球へ戻った事を聞かされる事になり、もう一度会って話し合う事を諭されたアスランは、ジャスティスに搭乗して地球へと降下する。
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地球に降下してからは、マルキオ導師と接触した後、、地球連合軍と交戦状態にあるオーブへと向かうが、既に父の意思に賛同できなくなっていたアスランは、キラ達と一緒に戦争終結の為に戦う事を選ぶ。再び宇宙に上がってからは、一度はパトリックの元へ向かい、何とか話し合おうとするが、彼はナチュラルを滅ぼす事で戦争を終わらせるという狂気に取り付かれてしまっており、息子の自分にまで銃を向けた為、完全に決別する事となった。
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キラ達の元へと戻ってからは、三隻同盟の主力の一角として戦い続け、[[ジェネシス]]による地球の殲滅を防ぐべく、カガリと共に[[ヤキン・ドゥーエ]]へ突入するが、そこにあったのは、目的の為に味方をも犠牲にしようとした末に、ユウキと相打ちで命を落としたパトリックの姿だった。彼が最後までジェネシスによる地球の殲滅を行おうとしていた事に気付いたアスランは、内部でジャスティスを核爆発させる事で、ジェネシスを破壊しようとする。しかし、自身も共に死のうとしていたが、カガリによって「生きる事が戦い」であると叱咤され、彼女と共にジェネシスから脱出。停戦の申し出を聞いたアスランは泣きながらカガリと共に抱擁を交わし、トリィの後を追って、宇宙を漂流するキラを発見するのだった。
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SEED時代では搭乗機体を片っ端から[[自爆]]させた事でも有名だったりする。また、後継機を経る毎に機体が地味になっていくのも印象的である。
    
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
 
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
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前作から2年後、[[オーブ連合首長国]]で[[アレックス・ディノ]]と名乗り、政界で悪戦苦闘するカガリを守るべく、彼女のボディーガードを勤めていた。
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そんな中、視察の為にプラントのアーモリーワンへ向かったカガリに同行する形で、自身も赴く事になるが、そこで最新鋭のMSシリーズである「セカンドステージ」が[[ファントムペイン]]によって強奪される事件や、[[サトー]]率いるザフトの脱走兵達によって[[ユニウスセブン]]の破片が地球に落とされた事件である[[ブレイク・ザ・ワールド]]に巻き込まれる事になる。また、その最中で[[プラント]]代表[[ギルバート・デュランダル]]からは素性を見抜かれてしまっている。
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一度、地上のオーブへ帰還した後、自らの意思で再びプラントへ赴き、デュランダルと対面。自らの父を信奉する者達がユニウスセブンを落とした事に慟哭したアスランは、その心の隙をデュランダルにつけ入れられてしまう事になる。デュランダルのもっともらしい正論やかつての戦友である[[イザーク・ジュール|イザーク]]、[[ディアッカ・エルスマン|ディアッカ]]の言葉を受けたアスランは、ザフトに復帰する決意をする。
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[[FAITH]]としての地位を与えられる形で[[セイバーガンダム]]を受領し、[[ミネルバ]]の作戦士官として迎えられるが、脱走同然の形で抜けた身で特務隊の地位を与えられて復帰したアスランの存在を歓迎しないクルーも少なからずいた様で、特に[[シン・アスカ]]からは事ある毎に反発されていく事になる。更にキラやカガリ達が第三勢力として戦闘に介入するようになり、彼等からラクスの命が狙われた真実も告げられるが、[[ハイネ・ヴェステンフルス]]の死を間接的に招いてしまった事から、キラ達の行動に納得の出来なかったアスランは、物別れで対立する事になってしまう。
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キラ達と別れた後、クレタ島沖の戦闘で再び戦闘に介入してきた事から、キラの[[フリーダムガンダム]]の前に立ちはだかるが、カガリのオーブを守りたい思いの為に戦う覚悟を固めていたキラに対し、アスランは迷いによって中途半端な覚悟になってしまっていた上に、自身の行動がカガリやオーブに責任を擦り付けて戦争を言い訳にしてオーブと戦っているという事実を突きつけられてしまった結果、乗機のセイバーを完全に破壊されてしまった。
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クレタ島沖での戦闘後、撃墜されてしまった上にセイバーを失ってしまったアスランは、次第に周囲に認められ増長していったシンから反発されるだけでなく、八つ当たりに近い形で馬鹿にされ続ける事になってしまったり、エンジェルダウン作戦の中止をタリアに要請しても冷たく突き放される事になる等、悩むあまり、周りの見えない行動が多くなってしまう。そしてエンジェルダウン作戦後には、シンの挑発を受けるあまり彼を殴打してしまい、ミネルバ内でも孤立を深め、悩むあまり自室に塞ぎ込む日々が続く事になった。
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そんな中、ジブラルタル基地でデュランダルと再会したアスランは、デュランダルの請求過ぎる行動に疑問を投げかけるも、結局は正論で言い返されてしまい、逆に不穏分子とみなされ追い込まれた形で脱走する事になってザフトを離反する。その際、追跡してきたシンの駆る[[デスティニーガンダム]]に撃墜され、オーブに戻っていた[[アークエンジェル]]に保護されるも、負傷から暫く戦線を離脱する。その後のザフトによるオーブ襲撃の際、キラと共に地球へ降りてきたラクスに諭され、新たな力である[[インフィニットジャスティスガンダム]]を駆り、再び戦場に舞い戻る。
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オーブ戦後、デュランダルや彼の言葉に動かされて戦い続けるシンを止める為に、アスランはオーブ軍所属として、アークエンジェルに乗艦し、宇宙へと上がる。しかし、コペルニクスにて[[ミーア・キャンベル|ミーア]]からの助けを求める手紙を受けたアスランは、キラやラクスと共にして居場所へ向かい、そこでデュランダルの部下であるサラに唆されたミーアを助け出そうとするも、彼女はサラの凶弾からラクスをかばって命を落とす事になり、無理にでも連れ出さなかった自身の甘さに後悔することになった。
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2年後、[[オーブ連合首長国]][[アレックス・ディノ]]と名乗り、カガリのボディーガードを勤めていたが、[[プラント]]代表[[ギルバート・デュランダル]]の説得により再びザフトに復帰。[[セイバーガンダム]]を与えられ、[[ミネルバ]]の作戦士官として迎えられるが、デュランダルに不信感を抱くキラやカガリ達と相対する羽目になり、ミネルバ内部ではオーブやキラを敵視するシンとも衝突。
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その後、デュランダルによって[[デスティニープラン]]の導入実行が宣言された際は、キラやラクスと共にそれに反対する陣営の一角として奮戦。戦場で再び遭遇した[[ルナマリア・ホーク|ルナマリア]][[インパルスガンダム]]やシンのデスティニーを退け、ミネルバのエンジンを破壊する形で沈黙させた後、[[ムウ・ラ・フラガ]][[アカツキ]]と共に[[レクイエム]]の砲身を破壊して、オーブへの攻撃を防いだ。
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やがて自身もデュランダルの行動に疑問を感じるようになり、逆にデュランダルに不穏分子とみなされ追い込まれた形で脱走する事になってザフトを離反する。その際追跡してきたシンに撃墜され、アークエンジェルに保護されるも負傷から暫く戦線を離脱する。そしてキラが運んできた[[インフィニットジャスティスガンダム]]を駆り、デュランダルに対抗するために再び戦場に舞い戻る。
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『選ばれた未来』等では、戦争終結直後にシンとルナマリアの二人を回収し。オーブの慰霊碑にて、シンをキラと対話させる事に貢献した。その後は、オーブ軍に所属し続けている模様。
    
『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]のオマージュもあり、初期は「アレックス・ディノ」と名乗っていたが、わずか数話でこの[[偽名]]は使わなくなる。
 
『[[機動戦士Ζガンダム]]』の[[クワトロ・バジーナ|クワトロ]]のオマージュもあり、初期は「アレックス・ディノ」と名乗っていたが、わずか数話でこの[[偽名]]は使わなくなる。
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